Rihanna

2016年11月11日

スタートレック日記20 BEYOND編

20161107監督交代やチェコフ役のアントン・イェルチンの急逝など、ファンとして動揺する出来事も多かったスタートレック映画「BEYOND」

アクション系監督がメガホンを取るということで静観はしていたもののトレーラーを見る限りアクションありきの演出が多く不安だったのよね。

本編はこれまでのスタートレック作品をオマージュしている点は多々あれど、1,2作目のような真意を理解した上でのオマージュではないのでストーリー性は薄まってしまった。

脚本は自身もトレッキーでもあるスコッティ役のサイモン・ペッグが手掛けた事で少しは救い・・・と思いきや、これまでのTVシリーズや映画で登場したエピソード等が満載でファン視点の内容となってしまった感は否めず…逆にスタトレを知らない人の方が楽しめる作品のかもしれないわ。

物語はカーク艦長率いるエンタープライズ号が未知の星に不時着した宇宙船を救出するというミッションを受け出発…しかしそこで待ち受けていたのは無数の飛行物体と凶悪なエイリアン”クラール”・・・船は破壊されクルーは敵の手中に。敵地でバラバラになったカークやスポックはそれぞれクルーを救出しようと行動を起こし、そこで”ジェイラ”という女性異星人に出会う…やがてジェイラと手を組んだカークはクラールの恐ろしい目的を知り、それを阻止しようと戦いに打って出たわ。

脚本として矛盾する点は多く、何故あれだけの強力な破壊力を持つ飛行武器を持ちながらクラールはそれをあちらこちらで使わなかったのか、クラールのルックスは凶悪なエイリアン・・・元々は地球人なのにどうやってあの形状に変化したのか、しかもどうやって再び地球人の姿に戻れたのか、100年以上命を繋ぐために人間のパワーを養分にするのはいいとして、その技術はどこから得たのか?…ラジオを通じて出力した高周波の音楽が最新鋭の武器を攪乱させることが可能なのか・・・等々思い出しても沢山の疑問が残るのよね。

今回クラールを演じるのは「マイティー・ソー」でもお馴染みのイドリス・エルバ・・・メイクをしていると彼だとわからないけれど、最後に顔を見せることにしたのは彼だと気付かせたいからなのか、更に監督は車を使ったアクションでブレイクしているし車とラジオとロックという組合せがそのまま宇宙に置き換えられたのか・・・などと思えてならないのよね。

前回きちんとカークとスポックの関係性や生き方について深く掘り下げられていたのに、今回は登場人物それぞれ均等に登場し(中国資本という点でやはりスールーの見どころも増えている)4DXや3Dを意識した演出ばかりが目立つ”アトラクション型ムービー”としか言えないわ。

個人的に大好きなドクター・マッコイの見どころが増えたのは嬉しいけれど、斜めに見れば腐女子が喜びそうな演出も多い気がするのよね。

でも一番の見どころ、いや聴き所は主題歌であるRihannaの「Sledgehammer」・・・特に冒頭の歌い出しからAメロに差し掛かる彼女独特の湿度の高い繊細な歌い回しは、作品の世界観を見事に表現していて素晴らしい!映像と彼女の声のマッチングは完璧でトレッキーにとっては親のような優しさで見守るしかない「BEYOND」の中で一番の収穫と言えるわね。

次回作は期待したいところだけれど、まずは新TVシリーズの方が気になって仕方がないわ…まずは色々な意味で「BEYOND」して頂きたく・・・長寿と繁栄を!!

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2015年01月13日

Rihanna日記2 雨に備えて・・アンブレラ編

20150110Rihanna…今ではすっかり超メジャーの仲間入りをしたR&Bシンガーよね。デビューから色々アルバムがリリースされてるけど今でもこの2007年「good girl gone bad」がBEST1ね。

特に代表曲になった「アンブレラ」…この曲を初めて聴いた時、サンプリングされたサビの「アンブレラ・・エラ・・エラ・・エ・・・エ・・」という部分が耳から離れず、未だに彼女の映像を見ると『エラ・・エラ・・』と口ずさむ自分に気付くの。

最早これは洗脳の域に近い!これだけ印象が強く残るのだから、楽曲としては大成功じゃないかしらね。彼女の歌声は本当に良い意味でどろっとしていてクドい。曲の所々に現れる、鼻から声をくぐらせる独特のこぶしは、キーボードのピッチベンドを滑らかに動かしたよう・・!

これまでのR&BやHip-hop女性アーティストにはない素晴らしいオリジナリティ奏法だと思うわ。この曲は「私の傘に入っていいのよ、一緒にいましょう」という歌詞から、女性が大きな愛で男性を包み込むという世界観かと思いきや、それだけではない気がするのよね。

冒頭Jay-ZがラップでRihannaに対し、「オレは雨に備えて金を貯めてる」とか、いつものようにモノ自慢をしているので『ああ、又ラッパー特有の自己顕示欲アピールタイムか・・』と思ったけど、citibankのシンボルにも見られる傘はあらゆる災難から守るという意味だったのね。

RihannaはJay-Zに見いだされ大成功を収めた訳だけど、今では彼女は彼のレーベルのドル箱アーティスト…2人の作品に対する自信の現れなのかもしれないわね。それに映像もなかなか痺れるのよ~!彼女が雨と戯れるシーンは絶品!ダンススタイルも小気味よくて本当に恰好良いの。

彼女はセクシーだと良く言われてるけど、色気というものは殆ど感じられないわ・・・どちらかといえば、昔オルゴールに入っていたくるくる回るバレリーナ人形の方が近いのよね。ルックスはかなりメイク映えするお顔立ちだし、プロポーションも人間臭さを感じない…まるで二次元の世界にしか存在しないような不思議感よ。

アルバム「good girl gone bad」は様々なタイプの楽曲が目白押しで飽きさせないし、ジャケットは彼女そのものを見事に表現していてかなりグット。バット・ガールに憧れるアナタ、先ずはRihannaの鬼太郎ヘアーから真似てみては?ゲゲ・・ゲゲ・・ヘア・・♪

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2012年03月24日

Rihanna日記1 音もルックスも良い女!編

20120201快進撃を続ける歌姫リハーナ。最新作「Talk That Talk」は更に洗練された仕上がりになっているわ。

音的にはエレガントだけど、彼女のボーカルはより濃厚で攻撃的!前々からリハーナの発する音は民族的だな、と思っていたのだけど今作ではそれが更に色濃く出ているの。

ヒットチャートではお馴染みの「We Found Love」「You Da Thang」などのダンス・チューンでも、どこか粘着質な彼女独特の歌い方はたまらない個性を打ち出しているわ。ちょっとした”間”でも舌をつけたままのようなべたっとした発声が聞き取れるのだけど、これがたまらなくセクシーで力強い。彼女ならではの歌唱法なのかも・・・。

数々のキャッチーな楽曲の中で、実験的で際立っていた「Cockiness」はリハーナの声の魅力を最大限に引き出していたわ。楽曲の背景が非常に民族的で、リズムパートは殆ど男性ボーカル、要所要所にちょっとしたシーケンスがあるだけ、というシンプルな編成だけど曲の構成が非常に凝った作品よ。

中盤にリハーナの粘着質な中低音がどっしりと構え、男性ボーカルのロングトーンが非常に格好良くて何度も聞いてしまうわ。リハーナの描き出す世界はどこか等身大で、恋したり悩んだりする女の子なんだけどちょっぴり生々しくて好感が持てるのよね。力強いボーカルからは彼女の生き様が感じられるし、アルバムを発表する毎に”良い女”になっている様な気がするわ。

今作のジャケットはタバコの煙を吐き出すリハーナのアップ、ブックレットは素敵なワンピースを気にせず路上でどんと座り込む彼女の姿・・・どちらも素敵なんだけど、決して作り込んでいない、自然な彼女の表情を捉えていて印象に残るの。これまでのアルバムのジャケットは徹底した”作り込んだ感”を感じるけど、今回の作品は作り込んでいながら自然に、という感じかしら。なんとなく色々な意味でリハーナ色を確立した1枚!と言って良いかもね。

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