R指定

2016年11月18日

ソーセージ・パーティ日記2 知的ありき過激編

20161110

今年最も見たかったR指定映画「ソーセージ・パーティ」・・・先日も熱くご紹介したけれど、やはりこれは語るより見るべし!!というべき強力な作品よ。

張り切って初日に出かけてみればほぼ満席状態にも関わらず上映館数は少ない上にパンフレットすら作られていないという日本サイドの期待度の低さにはガッカリ…入口で間に合わせ風味満載ではあるけれど、限定1111冊のジャポニカ学習帳を模した「ソーセージ手帳」を頂いて少しテンションが上がったわ。

主人公はソーセージ、ガールフレンドはホットドックを挟むバンズ・・・この設定だけでも吹き出しそうなのに、そのキャラクター&デザインは一度見たら忘れられなくなるほど”そのもの”でありながら超キュート…公開前はその過激な設定や表現がピックアップされがちだったけれど、キャスティングを含め映画や音楽をこよなく愛する制作陣の知的さがあちこちで際立っているわ。

物語はスーパーの外の世界で生きる事を夢見る食材たちが、彼らの”神”である人間に選ばれようと躍起になる日常からスタート…ソーセージのフランク、ガールフレンドのバンズ、ブレンダはひとつのホットドックになる事をずっと望んでいたけれど、遂に念願叶う日が訪れたの。しかしアクシデントによりフランクはソーセージ仲間と別れ店内に残る羽目になりブレンダも彼を追う。やがて2人は店内の様々な食品たちと出会い、店内に長く置かれた加工食品たちから店外に出た食物の末路の真実を知らされ驚愕…フランクは食材たちと力を合わせ、実は悪魔的存在だった人間と自分を逆恨みする凶悪なビデと戦う事に。

ストーリーは一見単純な様に思えても、そこに登場する食材たちが宗教や人種などをシニカルに表現しているのはさすが…もうひとつ単純といえばそれぞれの形状にも要注目。ソーセージにバンズにタコスにマスタード・・・どれもアウトラインしっかりでありながら、女性食材のメイク、靴、手や目の細やかな動きなどは実に繊細で名優揃いなの。

一番のお気に入りは実力派女優クリステン・ウィグ演じるバンズのブレンダだけど、注目株はサルマ・ハエック演じるレズビアンのタコス・テレサ!!…ブレンダが傷付いたときそっと彼女の尻を撫でたり、フランクと結ばれたブレンダを大きな瞳を輝かせて見つめた後・・・(自粛)だったりとなかなかの情熱家…タコスの裾から民族衣装のフリル袖やお洒落なストッキングを着用していたりしているのも可愛すぎるわ。

20161111女優陣とキャラクターたちはルックス的にも酷似しているので美人揃い、でもそこがまた笑えるツボだったりする。その他にもホーキンス博士を彷彿とさせる天才ガムが登場するのだけど、これまた彼の研究にちなんだ演出が良く考えられてる。

笑いの沸点はあのミート・ローフがミートローフとして登場したところね…しかも彼のアルバムジャケットそのままに登場・・・やはり制作サイドはよくわかっているなと改めて感心させられてしまった。

最後までわからなかったのは発酵食品の中にいた腹黒そうな白髪の可愛い坊や…トレイラーでフランクに「Have a Fun!」と口づけるシーンが印象的で、最後は発酵食品のおじさまたちに可愛がられ・・・(更に自粛)気になる。

見どころがあまりにもあり過ぎ、見る度に細やかな演出を発見出来るのでDVD購入は必須ね…食材たちが外界へ出たいが為の人間へのプレゼンテーション、神であると信じていた人間の正体を知った後の半端ない報復、自由を得てからの酒池肉林状態・・・どれもこれもが実に生々しく人間らしい生き様で素晴らしい!!

映画が始まってからすぐ劇場内は笑いに包まれ後半はほぼ大爆笑の連続…映画館でこんなに大笑いしたのは初めてじゃないかしら。しかし、「ソーセージ・パーティ」を見てから食材はもしかしたら意志を持っているのかもしれないと思えてきて、落としたクッキーが怯えていないか、おかずを残したら彼らに対し無情な行為なのか、など考えてしまったわ。

ここ数年でこれほどまでに衝撃的な作品は存在しなかったし全てにおいてクオリティが高い!!…歴史的な1作になることは間違いないわよ。自分にしては珍しくキャラクターのフィギュアを全部集めたいけれど、日本ではグッズが皆無なので海外サイトで探さなくては。さぁ、皆さんも臆すること無くパーティに参加してはいかが!?…Have a Fun!!、あ、子供は見ちゃダメよ!!

【ps】
日本でも小規模上映ながら大ヒット中らしく、東京ではTOHOシネマズ六本木でも大きなスクリーンに移行して大人達を抱腹絶倒させてるとのこと…米ではSONY PのTOPが次回アカデミー賞ノミネートに向けて全力キャンペーン展開宣言…19億円の制作費で既に150億円に手が届きそうな気配…カテゴリーとしては長編アニメですが歌曲賞も狙うそうです…因みに「The Great Beyond」はディズニー作品で8つのオスカーゲットの作曲家アラン・メンケン…本気ですから…フフ。

【Sausage Party USA web】
http://www.sausagepartymovie.com/site/

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2016年09月20日

ソーセージ・パーティ日記1 R指定は本物だった編

20160909北米で8月に公開され初登場2位の興行収益を出したCGアニメ「ソーセージ・パーティ」

当時の1位はかの「スーサイド・スクワッド」だったから制作規模や宣伝量を考慮すると実質の1位と言っても過言ではない作品よ。

驚くのはそのキャラクターの映像表現…R指定だから何やら過激な表現だけかと思いきや、そのキャラ自身が危なすぎて危なすぎて驚き

だって、ソーセージはそのものズバリ男子のあそこだし、お相手のバンズはイヤ~んって感じなあそこだし・・・一体全体何が始まるのか予想できないこのCGアニメ。

お話はスーパーに置かれてる食材が擬人化されていて、人間様に買われるのは光栄な事(ソーセージはパンと一つになって夢心地)と思ってるのだけど、お家に行ったら一転そこはホラーな世界になっていくのよ。日常的な料理法が食材にとっては残虐極まりないスプラッタに・・・

どうやら食材達は何とか脱出して、スーパーの食材達に真実を伝え団結して闘いが始まるのよね…このお話をどうまとめるのかは本編を見てのお楽しみだけど、重要な見所いや聞き所があるわ…なんと、ちょっとエロいバンズの声をあててるのがなんと「ブライズメイズ」や「ゴーストバスターズ」で物理学博士エリンを演じていたクリステン・ウィグなの。

「ゴーストバスターズ」でも書いたけれど、クリステン・ウィグ独特の優しいお顔立ちでお下品なしゃべりは実はネイティブに大人気で、同作品ではその部分が忠実に翻訳されず普通の訳になってしまったのが残念だったのよね。今作ではビジュアルがアレだし声優としての出演なので完璧なマッチングで大受けだっただろうと予測できるわ。

今日の予告編はその中でもRED BAND版…後半には名作「プライベートライアン」の冒頭シーンが(汗;)…大人の世界ね。日本公開が危ぶまれたけれどSONY Pが『ご期待にこたえて配給いたします』とのことで11月4日から公開決定…勿論R+15指定の子供は見ちゃダメ・フォーマットで…大人が楽しむアニメとしては最高だわ!!…是非お隣の奥様も誘って皆さんで堪能いたしましょう…フフ。



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2016年06月10日

デッド・プール日記1 第4の壁と過去を打破した男編

20160606いよいよマーベルキャラの中でも異色の”デップー”がお目見え!!という事で話題の映画「デッド・プール」に見参。

アメコミ作品の中でも印象の薄い2011年公開「グリーン・ランタン」で主役を演じていたライアン・レイノルズがデップーを演じると聞いて、今度はどう挑むのか興味津々だったのよね。

公開後は評判も上々で過激なシーンも多いという事だったけれど、評判通りの爽快な面白さ、でも過激さは想像していたほどでは無くゆったりと鑑賞できたわ…ちなみにR指定作品としては歴代最高の記録を樹立よ。

コミックではお馴染みの彼・・・デップーが如何にしてデットプールに成ったのか、というのが本編のストーリー…元傭兵でありトラブル解決を生業とするお喋りのウェイドは、ある夜美人娼婦のヴァネッサと恋に落ちるの…2人は愛し合い結婚の約束をするのだけれど、なんとウェイドは末期ガンに。

ヴァネッサを残して死にたくないと思ったウェイドは怪しげなエージェントの誘いを受け、彼女に内緒でガン治療と引き替えにミュータントの人体実験を受ける事にしたわ…しかし冷酷なミュータント医師、フランシスはウェイドのお喋りに嫌気が差し過酷な実験を続行・・・結果ウェイドは副作用で皮膚がボロボロになってしまったけれど、ガンは克服し不老不死の体を手に入れたわ。

その後ウェイドはもう二度と恋人に会えない程の醜い姿にされた恨みから実験場を破壊しフランシスに復讐を遂げるべく「デットプール」として生きることに。

一見ストーリーは非常に明解ながら重いけれど、ウェイドや彼を取り巻く友人たちも彼同様に軽快で自分勝手、しかしそれぞれのキャラがきっちりと立っているため非常に自然にテンポ良く進行しているのが素晴らしい。

冒頭で自嘲気味に『おバカ映画』と銘打っているのも本編を見終われば嫌味無く、逆に惹きつけられる。もしも駄作であったならこれは痛い文言だけれど、自信を持って愛情をもって作品を創ったという意思表示であるから逆に納得させられたわ。

更に現在と過去を織り交ぜたコミックらしい構成に加え、デップー自身が観客に解説するという第4の壁を破る演出が肝となっているので大変気持ちの良いスピード感を堪能できる…俳優陣もツボでヴァネッサを演じるのはTVシリーズ「ゴッサム」で知的なゴードンの恋人リーを演じる、麗しのモリーナ・バッカリン…彼女はどちらの作品でも弱気になった恋人に「戦いましょう!!」と同じセリフで励ましているのが印象的なのよね・・・強いですよ。

そしてデップーをミュータント組織にリクルートしたエージェントを演じたのは、今や伝説的カルト作品「ギャラクシー・クエスト」で宇宙人テッブを演じたジェド・リース…これもなかなか彼のキャラを活かしたドツボなキャスティングだわ…くすっと、そしてガハハと笑えるパートが何層にも重なる中、ふいに心にズンと重みを感じさせたり、そこから一気にお祭り騒ぎの様に浮上したりと、この絶妙な匙加減がお見事なのよね。

音楽の選曲もネタ的でありながら世界観にシンクロしているのが良い。個人的にはインド人の特性を面白可笑しく取り入れたり、デップーが手術前に「緑の衣装は着なくていいの」という過去作品への自嘲ネタ、ミュータントの少女、ネガソニックを”シネイド・オコナー”呼ばわりした部分は大爆笑だったわよ。

いずれにしてもこの映画を見ているといつもの事ながら、本当に映画好きな人が創ったのだなという愛情を要所要所に感じられる…アクションも見どころではあるけれど、そんな愛情をキャラ達のセリフから掬い上げるのも面白いものよ…マーベル作品お得意のエンディングもひと味違うので、是非劇場で確認してみてね。デップー曰く本編は『究極のラブ・ストーリー』であるとのことだけど・・・それも間違いないです!!

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2016年04月20日

BOSS日記1 R指定の女帝編

20160409北米興行収益で「バットマン V スーパーマン /ドーン・オブ・ジャスティス」を首位から引きずりおろしTOPに君臨する作品…それが「THE BOSS」

主演は大好きなメリッサ・マッカーシーで監督は旦那と言う完璧なファミリービジネス仕様が素敵よね。

物語はビジネス界で女帝と呼ばれたミシェル(メリッサ)がインサイダー取引でお縄に…半年の服役を経て女帝当時のアシスタントだったクレア(クリステン・ベル)宅に身を寄せるが彼女の娘がガールスカウトでちょっと学校に参観するとこから物語はR指定全開に。

ガールスカウトが売るブラウニーの収支報告が発表されるのだけど、それを聞いたミシェルの女帝魂に着火…一気にその才覚でガールスカウト集団を仕切って猛進…その過程がR指定全開で予告編を見る限り大笑いよ…ロッテントマトでの評価は18%と低調だけど、それが逆にコアなお客さんの高評価につながり興行収益も女帝モードでKOって感じかしら。

メリッサとクリステンは元々16年前からコメディ劇団を主宰していて息はピッタリ。そして旦那のベン・ファルコーンも監督で開花させるメリッサは素晴らしい才能ね…特に「ブライズメイズ」での存在感は凄かったけど日本では殆どピックアップされない女優なので、これを機に是非普通に紹介して欲しいわ。まあ、配給されるかも微妙だけど・・・。

予告編も2種類有り通常タイプと、お下品なフレーズ満載RED BAND仕様がありますが今日はノーマルで…彼女にたてつくとお尻の穴にチョコつっこまれちゃうぞ(*_*;)

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2014年10月04日

TED日記 息つかせぬ映画オマージュ編

20141004以前、大きなクマのぬいぐるみを持ち歩く子供をよく見かけたわ。その度に「あぁ、あの映画のクマだ」と思いつつも後回しにしてしまっていた2012年問題作R指定映画「TED」…うちにも何十年もお付き合いしているうさぎの「うさ子」がいるので、他人とは思えなかったのよね。

もしも感傷的な展開になってしまったら、ついうさ子と重ねてしまいそう・・・などという心配がちょっぴりあったけれど、思った以上に小気味よい展開だったので楽しめたわ。いじめられっ子のジョンはクリスマスに良心からテディ・ベアをプレゼントされ、"テッド"と名付けるの。彼は唯一無二の親友であるテッドとずっと友人でいられるように祈ったところ、なんとテッドに魂が宿ってしまう。

それから27年…彼らはずっと親友として暮らしたけれど、ジョンに彼女が出来たりマリファナを楽しむなど世間ずれしたテッドが問題を起こしたりして、遂に2人は別居することに。やがてテッドを狙うおかしな親子が現れ、事件が起きるというストーリーよ。見所はやはり一見可愛いテディ・ベアの悪態や中年男顔負けの発言や行動、そして監督の映画愛に満ちたオマージュのオンパレードね。

映画好きなら思わず笑ってしまうネタが、そこここに散りばめられているのが良いわ。何よりも大受けしたのは1980年カルト的SF映画「フラッシュ・ゴードン」のピックアップ!しかも主演のサム・ジョーンズが以前と変わらぬムキムキ・スタイルで登場したのも感動よ。その他にも80年代の「ブルーサンダー」や「フライング・ハイ」なども・・・息付く暇無し。

個人的に受けたのは、テッドの元ガール・フレンドにあのノラ・ジョーンズ(アヌーシュカ・シャンカールの姉)が登場し、テッドに「インド?」と聞かれていたり(ラビの娘だと暗喩しているのね)、ジョンの彼女を狙うお金持ちの上司、レックスの家にあの自転車選手のランス・アームストロングの手術した体の一部がブロンズでコーティングされているなど、マニアックな笑いのツボは絶えないわ。

更にテッドがカーチェイスするシーンでは、あの「STAR TREK」のカークが主役を演じた人気刑事ドラマ「T.J.Hooker」の名物シーンが再現されているのよ。残念ながら日本語吹替ではそのドラマが一般的でないと判断されたのか「ガチャピン」に変えられていて残念・・・。

他にもジョンが007シリーズの中でも評価がイマイチだった主題歌を歌っていけてないぶりを発揮したり、テッドの年月を経たボディの綿の消耗振りが見事だったりと見所満載すぎて、2回は見ないと見落としていそう。本筋もきちんと描かれているので、テッドががジョンを大事に思いながらも悪態をついていたり、最初は水面下でジョンを取り合っていた彼の彼女と、事件をきっかけに真の家族になっていく流れが実に自然で、フィクション作品とは思えない暖かさがあるわ。

テッドの一挙手一投足も細やかで、運転する時緊張のあまりハンドルを握り直したり、バイト先のレジで女の子にアピールする様子など実にお見事よ。もしもうちのうさ子が動き出して悪態をついても、迷わず手を取って抱きしめ神に感謝するだろうなあ・・・ジョンの気持ちが手に取るようにわかるからこそリアリティを感じるのかもね。

そして「TED2」がいよいよ制作中だけど今度はどんなネタを披露してくれるかしら?…因みに下の写真は「TED2」の撮影シーンなんだけど、あのフラッシュゴードンバイクよね!楽しみ!
20141005



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2014年06月28日

ライズ・オブ・エンパイア日記3 残虐な女王の為のパヴァーヌ編

20140628スパルタの男たちの壮絶な死闘を描き、ザック・スナイダー監督の名を一躍有名にした映画「300」…公開から7年の時を経て、ついに続編「300-RISE OF AN ENPIRE(帝国の進撃)」が日本公開となったわ!勿論R指定でね。

100万の兵を率いてギリシャ侵攻を目論む、自称"神の王"クセルクセスと、たった300人の精鋭と共に戦い、『テルモピュライの戦い』で命を散らしたスパルタのレオニダス王。

彼らの戦いは終わったかのように思えたけれど、レオニダスの遺志を継ぐべく、アテナイのテミストクレス将軍は一般市民からなるギリシャ連合軍を率いて、ペルシャ連合軍に立ち向かっていく。

前作同様にフランク・ミラーのグラフィックノベルが原作…「300」の続編ではなくて『テルモピュライの戦い』と同時期に起こった『 アルテミシオンの海戦』がテーマ…前作の映像が所々にインサートされてるのが面白いわ。

何と言っても物語の要は、クセルクセス王の右腕であり、残忍且つ美しきエヴァ・グリーン演じる海軍指揮官アルテミシアね…黒髪に黒いアイライン、クリンゴン戦士のような背中に突起のある軍服を身につけた彼女はクール・ビューティー、画面に登場する度に目で追ってしまう美しさよ。

何故アルテミシアが女だてらにペルシャ軍を率いて残虐の限りを尽くすのか・・・その理由は、彼女の悲しい過去に所以しているの。

予告編を見た際、今回はクセルクセス王の過去にスポットを当て、女兵士アルテミシアとの残虐コンビの内面的なものをじっくり描くのかと予想を立てていたのだけれど、意外や意外!ひと言で言うなら「女王アルテミシア」物語に仕上がっていたわ。

とにかく主役のギリシアの将軍テミストクレスの影が薄く、兵士達の士気を上げようと力強い言葉を発しても何も伝わってこないのよ…「300」はレオニダス王のスパルタ魂がしっかりと描かれ、民族や人間の絆の深さを感じ取れたのになぁ・・と不安に思っていたところ、レオニダス王の妻である王妃ゴルゴがその役割を担ってくれたので、全体的に締まって一件落着…もう一人の主役を挙げるとするならば、王妃ゴルゴかもしれないわ。

見所は戦闘シーンで、ザック・スナイダー独特のビジュアル・エフェクトが多用されるのだけど、冒頭から連続なので辟易感は否めない。監督はスナイダーでは無くノーム・ムーロ…前作のヒューマンドラマから一転、ゲーム的なビジュアル重視という感じが強いのがちょい残念…もう少しクセルクセスを掘り下げてくれていたらなぁ・・。

「300-RISE OF AN ENPIRE」は完全にエヴァ・グリーンが本当の主役で彼女を見せるためにその他のキャストは付録的な感じ…結末に関して中途半端感が残るけど、とにもかくにもアルテミシア演じるエヴァ・グリーン嬢の熱演には大満足かしら。見方を変えて「アルテミシア物語」とするならば納得がいくかも。

そして、スピンオフで「300外伝 クセルクセス黄金の王」なる作品を是非見てみたい!

PS…米本国ではフルサイズのIMAX仕様があるのだけど日本でもフルのIMAX導入して欲しいわぁ〜

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2014年04月06日

ナース3D日記 おっかなエロイ編

20140403ポスターから興味をそそられる映画って多いわよね。最近作で何コレ?と感じた映画がコレ「ナース3D」

この何ともエロくて刺激的で笑えて・・でも先端恐怖症には怖すぎるポスター…ホラー系だとは思うけど、どことなく社会的正義感まで伝わってくる絶妙なテーマ感…早速調べてみると、どうやらエロチックサイコキラーサスペンスのようなのね。

物語はNYが舞台ね…主役の看護婦アビーは完璧なボディで患者もドクターも鼻の下が伸び放題…でも、もう一つの顔は夜な夜なコスプレしてPartyで浮気な男を釣り上げては殺してしまうハードな必殺仕事人だったのです。

そんなある日、とても綺麗な新人ナースに一目惚れ…なにせ純真無垢な新人ナースを色々面倒見るのです。血まみれ患者に卒倒するも優しくなでなで…と、そんな彼女をpatyに誘い一緒にお泊まり…でもなんだかちょっと変かもと察して距離をおかれるのでした…でも新人ナースに気に入ってもらうために、邪魔者を殺してあげたりとか…でも彼女はふり向いてくれない…そして遂にナースアビーは彼女へ執着するストーカーへと変貌していくのです!

「いやぁ〜怖いですね〜怖いですね~」(淀川長治風で)

北米では内容が内容なので限定公開だったようですが、見た人に聞いてみたらとても可愛く仕上がってるから不思議との事…確かに主人公のパス・デ・ラ・ウエルタは憎めない可愛さがあるし、彼女が殺すのは浮気者ばかりだし、どこか必殺仕置人的な雰囲気もあっていいらしのよね。

あらすじを全部聞いてしまったので、キラーナースお姉さんが最後どうなるかなんですが、ここまでにしておきましょうね…でも結構痛快な展開と言う事だけお伝えしておきますよ。日本公開に関しては情報はありませんが、きっとDVDスルーでしょう。コミカル・サイコ・キラーサスペンスの1本として歴史に刻まれるのは間違いないかもです(^^;)

【追記2014/11/14】
2015年2/28から「マッド・ナース」として国内公開が決定したようです。


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2014年03月05日

ライズ・オブ・エンパイア日記2 最終予告編編

20140306

無事にアカデミー賞発表も終わり、いよいよ、それらとは無縁の作品が公開される楽しみな時期とも言えます。

先ず、その先人をきって北米で3/7からリリースの「300:ライズ・オブ・エンパイア」…アカデミーとは対極的なR指定ですから色々なブツが飛び散る可能性大ですよね(笑)

あの、ザック・スナイダー監督の傑作「300」の続編にあたる「ライズ・オブ・エンパイア」では監督はノーム・ムーロ、制作総指揮がザック・スナイダーとなります。

物語は続編ではなく「300」での『テルモピュライの戦い』と同時期に起こった『 アルテミシオンの海戦』を描き、ペルシャの王クセルクセスを掘り下げているのも特徴的。

その公開直前の予告編を見て、スクリーンを鮮血に染め、お上品なアカデミー作品関連をぶっ飛ばしましょうか…フフ!


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2012年12月27日

300日記1 絵画的芸術映画編

20121219年末に映画でイライラ解消!!そんな時はこれよ…「300」

この一年で出会った嫌な奴やアホな出来事に地縛霊、それを衝撃的なザック・スナイダー監督の出世作「300」で地底の底に蹴り落とし、責め来る首をめった切りしてあげましょう!!

あ、まだ見てない方のためにご紹介…紀元前480年、スパルタ王レオニダスの元にペルシアの使者が訪れ服従を要求するの。誇り高き戦士の国スパルタはこれを拒否し、わずか300名の軍勢で100万のペルシア軍を迎え撃つというという壮大なストーリーなのだけど、とにかく実写とCGの境がわからない~。

画像のコントラストがはっきりしている為独特の質感があり、場面場面が1枚の絵として完成しているのよ。セリフを発しているから明らかに実写なのに、もしや絵なんじゃないかと錯覚する事がしばしば…こんな事は初めてだわ。

見どころは戦闘シーン!150/秒コマのカメラを3台同時に回し映像のスピードを瞬時に変えて編集する事によって、見事に緊張感のある場面が完成してるわ。更に驚いたのは生贄にされた女性が目覚めるシーンかしら。水中で撮影された映像を加工したらしいのだけど、ゆらゆらと踊るように目覚める美女はとても神秘的で、牲になる悲壮感が漂っていて良かった~。

そして何より忘れちゃいけないのは個性的なキャラクター!ペルシア王はエジプト人のような太いアイラインと山形眉毛で妖しい魅力を醸し出していてインパクトNO.1!彼のハーレムにはヤギの仮面を被った吟遊詩人がいたり、セクシーな踊り子さんがいっぱいなの。一瞬「サバト」を彷彿とさせるものがあるけど、とにかく見ていて飽きないわ。ペルシア兵も日本の戦国武将のようなコスチュームだったし、様々な国の文化が混ざりあい融合して独特の世界を完成させてるのよ!

生身の人間の撮影より、その後のコンピューターでの加工や編集に時間をかける事によって、ここまでの作品が出来るというのは物凄い事だわ。もうこうなったら、作り手側の世界観と想像力が勝負になってくるというわけね!…皆さんもスパルタの精神で戦い抜いていかないと・・やられるわよ…いや、やられる前にヤッテヤレ!!

あ、これを書いてたら来年公開のザック・スナイダー最新作「Man of Steel」の予告編が届いたのでまだの方はご覧あれ…あの「Superman」なんだけど、世界は神のような力を持つ超人が存在することを許すのかがテーマとなってるのよ…今から楽しみね!

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