銀座

2015年11月09日

反主流の美学日記 カウンターカルチャーとはかくありき編

20151105行きつけの銀座の画廊と東急文化村が同時開催という展覧会「反主流の美学」展が開催されたのは今からもう5年以上も前になるかしら

1960年~70年代という混沌とした時代に暗躍した数々のアーティスト達…面子の豪華さもさることながら、その作品の濃度は果てしなく濃い!!

こじんまりとした空間に息苦しさをかんじるほど主張し合っていた…まず目を引かれたのは太田蛍一氏の「猫」…黒い皮の手袋を身につけた婦人がお乳を与えるというシチュエーションも非現実的だけど、そのお乳を飲んでいるのは紛れもなく猫2匹・・・。

婦人の両乳房は猫のひっかき傷でいっぱいであるにも関わらず、彼女の表情は喜びに溢れているのよ…背後のカーテンと窓、ソファのデザインは非常にモダンで色遣いもほぼモノトーンのせいか不気味さたっぷり。

最も衝撃的だったのは、昭和少女文化を築いたイラストレーター、内藤ルネ氏の作品ね!!…内藤氏の作品で真っ先に目に浮かぶのは、大きな瞳の可憐な少女、愛くるしいパンダちゃんのイラストだけど、今回展示されていたのは初代BL雑誌「薔薇族」の表紙・・・やや角刈りの精悍な顔つきのポロシャツの男性が描かれていたわ。

その下には、これまた短髪七三分けで黄色のベストを身につけた青年が、憂いを秘めた目でこちらを見据えるという「心が砕けてしまいそう」という作品が・・・!!タイトルの斬新さも手伝い見ているこちらの心は完璧に砕かれたわよ。

巨匠は男女問わず人物を魅力的に描く天才であると確信したわ。そして丸尾末広氏の生原稿の美しさ・・・今回、寺山修司の作品をテーマに描かれたものもあり、いつもながら画面いっぱいに漂う妖艶さは垂涎ものね…画廊内では渋沢達彦氏や中井英夫氏の希少な幻想文学コレクション等が販売されていたりとツボをしっかり抑えたラインナップに大満足。

改めてこの時代に生まれたアートの持つエネルギーの凄まじさを実感できたわ…何でもそうだけれど反骨精神がもたらす変化は非常に大きいものよね…それだけ若者達が主張し行動するという”生きた”時代であったからこそこういったムーブメントが起きたし、それは今なお新鮮さを失うことはない。

はてさて、今の若者達は反骨どころか流されてばかりいる気がするし、”カウンターカルチャー”もただカウンターでお茶を飲む位の意味合いしかなくなってしまうかも・・・うーむ。

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2015年10月24日

吉田光彦日記 おやつ片手に紙芝居!!編

20151011行きつけの銀座のギャラリーで「紙芝居」が開催されると聞いて行ったのは今から8年ほど前のことかしら。

挿絵画家である吉田光彦氏の書き下ろしということで期待したけれど、そのライブパフォーマンスを含め大変素晴らしかったのを覚えている…吉田氏は元々新聞や雑誌の挿絵を手掛けており、寺山修司の舞台ポスターなど多岐に渡り活躍しているわ。

画風は非常にレトロ・・・というと少々陳腐な表現になるけれど、日本ならではのノスタルジックさ、そしてエロティックさを兼ね備えているの…殆ど水彩の作品でありながら重なる滲みが全く無くて職人技とも言うべき正確さで色づけされていたわ。陰影の部分を見ても本当は水彩だけでは無くリキテックスなど混ぜているのではないか・・・と思えどもやはり水彩なのが凄い。

お待ちかねの紙芝居の題材は「髑髏鬼」…源頼光が悪さをする酒呑童子を、安倍晴明操る髑髏鬼を使って退治するというストーリーよ。ボール紙1枚1枚に丁寧に描かれた絵はとにかく美しく、物語を途中から見ても理解出来るようにわかりやすく構成されていたわ。これほどの画力があればどんな題材でもこなせてしまうな・・・と感心する中、拍子木を使いストーリーの緩急を演出するパフォーマンスにもうっとりよ。

幼少期、実際に紙芝居を見る機会がなかった自分にとっては至極新鮮であり、これほどまでに視覚、聴覚共に夢中にさせるコンテンツが昔の日本に存在していたなんて、なんとも誇らしい気分になったわ。しかもギャラリーの粋な計らいで、おせんにキャラメルを楽しみながら鑑賞という当時の習わしを踏襲し最高に良い雰囲気!!…昔の子供達はこうしてお菓子片手に紙芝居を楽しんだのね。娯楽が少ない時代だからこそ、こうしてアイディアに富んだ素晴らしいイベントを楽しんでいたのでしょうね・・・羨ましい。

ギャラリーに集まった人達は拍手喝采!!・・・実に楽しい夜になったわ。公演後吉田氏と少しお話をしたのだけど、今でも最後の印象的なひと言を思い出す…「今でこそ僕はイラストレーターと呼ばれるのかもしれないけど、敢えて言うなら・・・挿絵作家だね」これだと思うことを突き進んできた人の言葉はずっしりと心に響くものね。

技術は身についていくものだけど、それを継続させるのは自分の情熱であり自信しかない・・・御年60歳の人生の師に諭され今一度、この言葉の重みを噛み締めるのでありました。

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2015年03月09日

お稲荷様日記 銀座街角の守り神編

20150308それはいつのことだったろうか・・・歩き慣れた銀座7丁目にある道の奥に祀られたお稲荷様の存在に気付いたのは。

華やかな銀座の大通りが夜化粧を施してから数時間、辺りにはひとりふたりと酔い客が増え始め、ロングドレスの女性達が裾を気にしながら挨拶合戦を繰り返す。

料理屋の店仕舞い、ネズミたちのディナータイム・・・やや熱を帯びた空気がクールダウンされ誰もが家路に思いを馳せるその頃、その場所は異様なほどの存在感を示すのよ。

老舗の小料理屋とビルで挟まれた狭い路地に突如黒と朱で彩られた壁が現れ、その奥にはライトアップされた狛犬ならぬ2体のお狐様がじっとこちらを見てらっしゃる。近づけば、まるでそこだけが分断されたかのように空気が変わっていくのがわかるわ。

賽銭箱に密着しないと参拝が不可能なほど道幅は狭いけれど、磨りガラスの向こうのご本尊と対話をしているような親しみを感じることが出来るの。古よりお狐様はその土地に禍をもたらすものを鎮める為に祀られているそうで、地元の人々の信仰が厚く最も身近な神様として愛されているわ。

こちらのお稲荷様もいつも綺麗に包まれた油揚げやお菓子が供えてあり、祠や通路は清潔でゴミひとつ落ちていることがないの。エリア的に商売繁盛を祈願する人も多いだろうけれど、町内の方によればお狐様に願い事をするのはタブーだそう。お願いをするのは良しとしてもその御礼をしないと罰が当たるからだとか・・・。

これまでの永い永い間、そしてこれからもこの地域を守って頂くのだから当然と言えば当然かもしれないわね。お稲荷様の存在を知ったのは、恐らく9年ほど前・・・あれは確か会社を立ち上げたばかりの頃で、様々な事に悩んでいた時期だったの。ある日ふと視線を上げた先に突如この聖域が現れ、まるで導かれたようだった。

それ以来、仕事帰りにはお狐様に様々な思いを受け止めて頂くようになり、ここは自分にとって唯一の癒やしの場所となったの。こんな現代的な街の路地に一歩足を踏み入れただけで、こんなにもノスタルジックで神秘的な場所があるなんて・・・もしかしたらここから別の世界に通じているのかも。

年を重ねる毎に、それはあながち間違いでは無いかももしれないという”確信”に変わりつつあるわ。皆さんも機会があれば、是非その目で「豐岩稲荷神社」を確かめてみてくださいね…お供えの油揚を忘れずに。

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2014年03月20日

モンシェール日記 至福のふわふわ編

20140318スライスするとマーブル柄のチョコ・・口に入れるとふわふわ。そんなパンをお土産に頂いたことがあるのだけど、それが「モンシェール・ミホ」のデニッシュ・パンだったのだと最近知ったわ。



おいしかったな・・などと思い出していたら、よく通る銀座博品館劇場の前でも購入可能と聞き、早速買いに行ったの!あったあった…博品館のおもちゃ販売ロッカーの前に小さな販売用スペースが…そこにはモンシェールの赤い紙袋が一列に並んでいて、お兄さんが次から次へと訪れる人に紙袋を渡していたのよ。



銀座の出店にはどうやら1種類らしくチョコではなくプレーン味のみ…1点勝負というスタイルが潔いわ。2斤で900円なんだけど、その重量感には驚きよ!!ずっしり重いパン…それだけでも職人のこだわりが感じられるわ。銀座なので界隈のクラブのお姉様方への差し入れや、お店で出すパンとしても大人気で、あっという間に売り切れてしまうそう。訪れたのは19時くらいだったけど、既に紙袋は数えるのみだったわ・・危なかった。



早速お家に帰って軽くトーストしてみたら、中のふわふわ感が倍増…バターの風味が増してきて甘い香りが全開!とにかく柔らかくて程よく甘くておいしいの…パン本来の優しさがカットした断面から伝わってくる感じね。翌日は時間が経っていたものの、そのまま食べてもまだ柔らかかったわ…シチューやサラダのお供、おやつとしても見事な存在感!



製造工程は厳選したバターや生クリーム等をハンドメイドで54層にも折りたたみ編み上げてるだけあって、その丁寧さが味にも伝わって来るのね…モンシェール・ミホの工場は東陽町にあるのだけど24時間営業というからビックリ。種類はプレーン以外にもチョコ、ゴーダチーズ、セサミがあるんだとか。どうやら予約制らしいのだけど、是非ゲットしたいわ。



不思議なもので、パンって人の心をほっとさせるのよね。あの柔らかさを噛みしめると心地よい浮遊感の様なものを感じる。女性がパンを好む理由って、きっとこのふわふわ具合が優雅な気分にさせてくれるからなのかもね…ご飯派?パン派?と聞かれると悩むけど、このルックスだとついついパン・・と言ってしまいそう。



銀ブラの際は、博品館前を覗いてみてね!街角で幸せ気分をお持ち帰り出来ますよ…フフ。

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2014年02月18日

なまはげ日記 悪い子はここにいる!編

20140215雪景色になった東京…雪道を描き分け銀座にある「なまはげ」に…秋田の郷土料理ときりたんぽ鍋で有名なお店なのだけど、こちらの名物は店名通り「なまはげ」よ!

秋田の古民家を移築したという店内は、昔修学旅行で訪れた秋田の雰囲気そのもの…6時に到着した時にはお客さんは数組だったのに、7時の"なまはげライブ"が近づくにつれほぼ満席になっていたわ。

これは噂通りかもと期待に胸膨らませ、秋田の地ビール「なまはげホック」とフローズン生でほろ酔い気分よ。まずは秋田名物の前菜の伊達巻き、鴨肉をペロリ。やはり北国だけあって甘めの味付けだけどお酒によく合うわ。

その後は新鮮な鮪や鯛のお造りが続き、いよいよ日本酒が欲しくなってきたわ。続いての煮物は蕪と人参と太めのゴボウに花形人参…どことなくダイナミックだけど可愛らしさ満載ね。

そして、名物ハタハタの丸焼きが登場よ!頭からバリバリと頂いたけど、香ばしさと独特の磯風味が口の中をサッパリとさせるのが不思議。お口直しの付け合わせの甘酢蓮根も美味よ。その後は、白子の茶碗蒸し!これがとにかく美味で口の中であっという間に溶けちゃったわ。

お次はこれはベスト1と言える…ふぐの唐揚げ!これまでふぐ専門店で頂いたどのからあげよりも群を抜いて美味しいの。ふぐの旨みが凝縮され、甘みさえ感じるほどよ。このお料理を頂くだけでも訪れる価値があるわね。

そしてお待ちかね、きりたんぽ鍋!数十年振りにきりたんぽを頂いたけれど、こんな美味しかったかなというのが感想ね。お野菜たっぷりで、お出汁の絶妙な甘みとコクは日本人なら誰もが好むはず。このお出汁でお雑炊を頂いたけれど、何杯でも食べてしまいそうな勢いよ。

どのお料理もこれでもか、というほど美味しくてぷっくりお腹をさすっていると、店内の照明が点滅し、あき竹城の様な口調のアナウンスが流れてから、なまはげが登場!赤い面と青い面の2人のなまはげは包丁を持って、各テーブルをひとつずつ廻っていくの。

しかもなまはげ達は、お客さん毎に声をかけていくというエンターテインメントぶりよ。隣の席にいた幼い子供達は初なまはげに怯え、お母さんの胸にしがみついて泣き出す始末。久しぶりに子供らしい子供の表情を見られて微笑ましかったわ。

勿論私のテーブルにも青いなまはげがやって来たけれど、酔って大喜び気味の自分に対して非常に紳士的な声かけをしてくれたの。これぞまさにライブ!美味しいお料理は勿論だけど、伝統的な日本文化をこういったエンターテインメントな演出として見せるというのは実に素晴らしい!!

因みになまはげは出張可能で悪い子を叱ってくれるそうなので、言うことをきかないお子さんのいるお家にお勧めしたいわ。「わーるーい子はーいねーかー!」ドキドキ・・・。

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2013年12月19日

Ginsai日記 野菜食べな菜!編

20131214以前ランチで訪れた際、その美味しさに次回は必ずディナーを!と誓った野菜ダイニング「Ginsai」…アクセスも銀座から近く、店内はシンプル且つ落ち着いた雰囲気で、スタッフの対応も素晴らしい。

お店の特色は、全国の農家から直産で仕入れている新鮮な野菜なの。食事をする事で健康で美しくなろうという"美食同源"をコンセプトに、野菜達が手間暇かけられて美味しく美しくお皿に乗って登場するわ。

最近肌荒れで悩んでいたので、こちらのお料理は今一番食したいもの。丁度身内の記念日でもあったし、「Ginsai」も3周年記念ディナーが振る舞われるという事だったので早速行って来たわ!

まずはシャブリで乾杯、というところに前菜登場。まるまるとした京蕪は器になっていて、中はずわい蟹の茶碗蒸しという心憎い演出・・・更にイチジクとゴルゴンゾーラをクラッカーにのせ、柿のピューレをつけて頂いたわ。最後は秋ナスがコンソメのジュレに潜み、出汁とナスの絶妙なハーモニーに舌鼓よ。

お魚料理は、ダイナミックなスカンピーをローストしバルサミコ酢でさっぱりと。ウマヅラのフリットは、今までに頂いたことのないほどさっぱりとしていながら旨みくっきり、サーモンとインカの目覚めのミルフィーユはお替わり必須という強力なラインナップだったわ。

続いて、期待が膨らむ中お肉料理へ。大好物の牛フィレ肉とフォアグラの最強タッグを皮切りに、朴葉で包んだみやじ豚がお味噌でローストされ、紫黒米のリゾットにウズラのポワレという凝りに凝った作品群にぐうの音も出ないの。海原雄山なら、この美味しさをなんて表現するかしら・・・などと思っている間に、思いがけずお店から根菜のパスタのサービスが!これがまた先日訪れた「サバティーニ」とはまた別の魅力で、野菜本来の旨みをぎっしりと感じ、美味しいのなんのって・・・これまたお替わりしたかったわ。

ここでフランスの梅酒をソーダで割ったものを、チーズの盛り合わせと共にじっくり楽しんだわ。チーズ好きとしては少量ずつ色んな種類を楽しめるので非常に満足、そして満腹に。

最後は、白玉粉のガトーをクリームパティシエールを栗のリキュールソースでペロリよ。しかしながら見目麗しいだけでなく、これほどまでに創意工夫されたお皿を目の前にすると幸せな気分になるのよね。

有機野菜たちの堂々たる存在感というべきか、野菜本来の香りと甘みがどのお料理からも感じられ、食べ終わった後の臓器への負担は皆無で爽やかさだけが残ったわ。まさに"美食同源"の精神を貫いているという訳よ!

野菜を愛する料理人の思いが料理に現れ、それを伝えるスタッフの思いがホールに伝わる、これこそがレストランのあるべき姿だわ。ここで料理される食材達はきっと幸せなんだろうな・・・そんな風に野菜に思いを馳せる一夜でした。ブラボー!

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2013年09月03日

100ー001日記 お洒落にヘルシーに…編

20130902このところ串揚げに凝り始め、銀座「100-001(ヒャクゼロゼロイチ)」という変わった店名の串揚げ屋さんに行って来たわ。

店の正面に白いカバーの掛かったカウンター席があり、奥にテーブル席というちょっと内装も変わったところよ。客層は女性とカップルが殆どで、デートにも非常に適した雰囲気ね。

まずは梨の果実酒を注文して、前菜の時雨煮とジャガイモのすり流しを頂いたの。このひと手間にただならぬ予感…その予感は的中したわ。まず車海老とアスパラが登場し、その衣のサクサク感とあっさりぶりにビックリ。使用している油は"JUNKO OIL"というもので、バージンエクストラ大豆油ともいうべきヘルシーで希少なものなんだそうよ。

これなら何本でも・・・と思っていたら茶碗蒸しが。このタイミングで茶碗蒸しとは面白いと思って口にすると、これが実においしいの…今まで食した茶碗蒸しの中で1番よ!よくよく味わってみるとコンソメが使われており、かまぼこの代わりにモッツァレラチーズが入っていたりとかなりの洋風アレンジ。これはお替わりしたいくらいね。

続いて蓮根と牛ヒレの串とややパンチが効いてきた後に、水蛸のカルパッチョでクールダウン。お供に山梨の白ワインを注文すると、ちょっぴり頭痛の気配がしてきたのでお酒は中断したわ。その後もヤングコーンと鮎という素敵ラインナップが続き、平貝を海苔で包んだ磯辺揚げがお目見え。

どれもソースやお塩などの調味料は必要が無く、串だけで十分頂ける、さり気ない味わいなの。特に美味しかった串は、程よい塩気の小芋としっかりとした味付けの角煮ね。どちらもありそうでないシリーズだわ。他にもスパムとパン揚げなどユニークな串が勢揃いしていたけれど、これも次回のお楽しみに。

締めには茗荷の入ったおそばを頂いて、その出汁の旨さにまたびっくりよ。器もシンプルながらお洒落で、お料理のバイプレーヤーとして光っていたわ。そして最後に驚いたのはデザート!安納芋の串とバニラアイスが仲良く登場よ。デザート串というのは理解出来るけれど、安納芋の天然の甘さにバニラのサッパリとした甘さがミックスして感無量!揚げることで口の中に2つの質感が混じり合うのが凄いわ。

こちらのお店もリピート店になることは間違いなしだけど、次はどんな衝撃を与えてくれるのか楽しみ。店名の「100-001」というのは、100以上の無限のアイディアと基本の1が常に向き合っていると解釈すべきなのかしらね。さてさて、次回のデザートはわらび餅にしてみようかな・・・揚がってたりして。

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2013年04月20日

とりや幸日記 大人の焼き鳥編

20130418お酒の友といえばやっぱり"焼き鳥"よね。大口を開けて串にかぶりつく、というのもいいけれどたまにはお洒落な雰囲気の中で楽しんでみたいもの。

銀座にある「とりや幸」は、大人のデートで焼き鳥を楽しみたい人にお薦めよ!

黒で統一されたシックな店内に、iPadメニュー…ちょっと洗練された感じが良いわ。今回は比内地鶏コースを注文。まずはうずら入り大根おろしをつまんでから、ややレアのモモ肉のタタキをお塩で頂いたわ。素材が良いとお塩だけで十分!その後は上品な味付けのだし巻き卵を頂いたの。

丁度良い薄味で、もし家でこんな卵焼きが出てきたら離婚はないという風情よ。そしてお待ちかねの串焼き8種へ。もも、むね、ねぎま、手羽先はとにかく素材の良さと肉厚さが丁度良いわ。絶妙な量のワサビが乗ったササミ、黄味の甘さと肉の旨みが見事に融合したつくねは次回もお替わりしたいくらい。

そしてぎんなん、しいたけ野菜陣はこんなに美味しいの!?というくらいの濃厚さ。これを食べたらしいたけ嫌いはいなくなると思うわ。あとちょっと食べたいという気持ちはあったけれど、この飢えをセーブする事が更なる美味しさにつながるのよね。

そろそろお腹も丁度良くなってきたし、ラストは鴨と比内鶏の鶏そぼろご飯と鳥スープで締め。2種類の鳥を組みあわせたそぼろは贅沢の極みだわ。

ここでまた驚かされたのは、一緒に登場したお漬け物の美味しさ!これは買って帰りたい、と思う程の程よいコクと甘さだったわ。仕事帰りに、美味しいものをチョイスして軽く一杯・・・なんていう気分の時にはお薦めの1店よ。いや~量より質のオトナの皆さん、是非!


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2013年02月16日

イルサンジェー日記 110年経ってもいい女!編

20130216今年のバレンタイン、皆さんはどんなチョコレートと出会ったかしら?私はこのブログで以前ご紹介した「イルサンジェー」のショコラをようやく手にすることが出来たわ!

「イルサンジェー」はフランスの本店の他、海外では日本の銀座ブティックのみ。職人がひとつひとつ手で作りあげた作品は、シンプルで且つ美しいの。普段は直ぐ完売してしまう初代創作の『トゥシェフ』は、バレンタインに合わせて少し多めに空輸されたそうで、このショコラを目的にやって来た自分としては万々歳よ!

何せこの作品は110年もの間同じ製法で作られ続けているという逸品で、どうしても味わってみたかったの。シーリングワックスの様な上部のデザインがその歴史を物語っているよう。その他にも2代目創作の白くて可愛いルックスの『ガレ』、クルクルとしたデザインの『キャラメル・ムレ』、3代目創作の2本線が印象的な『キャラメル・ラクテ』の4つを入手したわ。

こんな小さなショコラをたった4つ・・・?と思ったあなた、甘い、甘いわ。この4つのお値段は、見た目ほど甘くは無いのよ…フフ。

銀座ブティックはバレンタインにも関わらず普段と同様落ち着いた雰囲気で、赤と黒のコンセプトカラーを身に纏った店長からイルサンジェーのカードと包みを渡された瞬間、仕事を忘れ急いで帰路に着いたわ。

ゆっくり美味しい珈琲を淹れたた後は、念願の試食会・・・まずは110年前のショコラ『トゥシェフ』から…現代のショコラは滑らかな舌触りと甘さが主流だけど、意外とざらざらとした食感の後に甘みがスーッとやって来たわ。

今でこそ甘いものは簡単に手に入るけど、戦争中など嗜好品が贅沢とされてきた時代にも必死で人々を幸せな気分にしたいと思う職人の心意気を感じさせる一品。その思いが、こうやって現代に受け継がれているというのが素晴らしい事よね。

『ガレ』はアーモンドプラリネとブラックチョコレートをミックスし、メレンゲでコーティングされているのだけど、口に含んだ瞬間にメレンゲが消え、後には爽やかな甘さが残ったの。そしてキャラメル好きのピポ子が最後に挑んだ『キャラメル・ムレ』と『キャラメル・ラクテ』…前者はミルクチョコレートの中にクリーミーなキャラメルを入れたガナッシュ、後者はカカオ成分40%のミルクチョコレートに軽やかなキャラメル風味のガナッシュなのだけど、これまた大人のキャラメル風味と言うべきか、最初はこってり最後はサッパリとした風味なのよ。

初代から3代目までの作品を味わったけれど、驚くべき事はどれも後味が爽快!自分がずっと食べてきたショコラは艶々していて食べ終わった後は暫く甘さが残るものばかりだったわ。仕事で疲れた時には良いかもと思うけど、甘さが名残惜しそうに残るとちょっと興ざめしてしまう…けばけばしい美人というべきか。

でも「イルサンジェー」はシンプルなルックスからは考えられない情熱を瞬時に感じさせ、すっと去って行く…まさに大人のいい女!って風情かしらね。ショコラひとつでここまで考えさせられてしまうというのはバレンタインの影響だけではないわ。ここにもものづくりに対する哲学を感じさせられたから・・・。

次回ブティックに訪れるとき、自分もこのショコラに向き合える様ないい女になっていたいものよね。

【イルサンジェーweb】
http://www.hirsinger.jp

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2013年02月05日

夜ばなし日記 海の幸はかく語りき・・・編

20130205普段よく歩いている銀座の通り沿いに、気になるお店が・・・。「夜ばなし」という何ともムードのある店名で、天然地魚のお料理を出してくれるの。

囲炉裏を囲んでゆっくりと食事を楽しむかと思いきや、店内はかなりモダンで、中央に巨大なオープンキッチンカウンターがどーんと鎮座していたわ。この巨大囲炉裏を見た瞬間、期待指数はかなりアップよ。

目の前の鮮やかな包丁捌きを楽しみつつ、まずは白ワインと蕪の酒盗かけからスタート。その後は色艶鮮やかな三崎鮪、天然勘八、天然真鯛のお造りをペロリよ。身がプリプリとしていて実に美味だったわ。ふと周囲を見るとあっという間に予約席が埋まっていて、あちらこちらで夜話がスタート…これはかなりの人気店とみたわよ。

続くは天然鰤の照り焼き!どうしてこんな色合いになるのかと思うほどの美しさにビックリ。味付けは品が良く、側面の皮のパリパリ具合は絶妙…こんな照り焼きを作れたら、即嫁採用だわね。その後は鱈の唐揚げの登場。一見こってりかと思いきや味付けはさっぱりとしていて、素揚げした春菊がアクセントになっていたわ。

箸休めに大根菜がご飯と共に蒸された飯蒸しを頂き、メインの金目鯛の姿煮がお目見えよ!金目鯛は色々頂いたけど、シンプルな煮付けというのはやはり王道よね。とにかく第一印象は美しい!コラーゲンたっぷりの目玉エリアから厚い身をゆっくりと堪能していくと、これまた鯛の旨みを活かす程よい味付けに納得。付け合わせのゴボウもお替わりしたいくらいだったわ。

そして次のメインは「夜ばなし名物 土鍋炊き鯛めし」!!大分漁港から直送された鯛を土鍋で炊いたご飯と一緒に蒸すという逸品なの。鯛のほぐし身とご飯に抽出された鯛の旨みエキスがよだれものよ。一緒に出された香の物も美味しくて、あっという間に完食。鯛茶漬けは何度か頂いたけど、鯛めしというのは初体験…ありそうでなかったけど、シンプルなだけに素材の良さが際立ってくるものね。

最後は自家製の豆乳プリンで締め。これまたシンプルながら丁度良い甘さで、お替わり希望よ。さてさて、今夜のお話はかなりレベルが高くてあっという間に終わってしまったけど、次回は一品ずつじっくりとお話したいものだわ。ひそひそ・・・じゅるっ。

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2012年11月28日

アンドレア日記 パワーランチ編

20121124一日三食…どこに比重を置くのかっていつもママが迷ってるようだニャ。そこでミーがアドバイスをしてあげたニャーよ!

やっぱ昼飯だろって

朝は糖分多めで頭をスッキリさせて、昼はバランスの良い色彩豊かなご飯でゆっくりと、で、夕飯はそこそこにが良いのじゃにゃいかニャーとすすめたら、急にポジティブになって「そうだパワーランチだ!」って…。

でも確かパワーランチって、商談をまとめるためのご飯タイムを意味するのじゃないのかニャーと思ったのだけど、ママは単純にパワーをつけるからパワーランチと受け止めたようだニャ。

早速、銀座に出かけては色々なランチをしてるようなのだが、確かに一人パワーランチって感じで元気になってきたのは良いのだけど、そのまま夜も食ってるからパワー付けすぎて服のサイズが合わなくなってきたニャーよ。

だから、夜はそこそこにって言ってるのに毎日食い過ぎ…よく、猫は飼い主に似るって言うけどミーは絶対に太らないからニャ!


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2012年02月27日

世界に二店舗日記 一個¥1.000編

20120226チョコ好きにとってはバレンタインデーは実はちょっと鬱陶しかったりもするのよね。狩りのようにチョコが買いあさられ後には何も残ってないって感じで・・。で、嵐の通過を待ってお目当てのお店に行って見たの・・それは日本初出店で世界に二店舗しかない「イルサンジェー 銀座ブティック」

何と110年以上も直系で受け継がれてるショコラで今は四代目のエドワード・イルサンジェーが当主なのよ。

もちろん作品はすべて職人さんたちの手作りで完成までに五日以上かかるのですって。だから一日に生産できるのは300個が限界だそうよ。とまぁ~予備知識もバッチリでお店に行ってみたらお目当ての初代から変わらないレシピで作られてる一個¥1.000のカフェバールが売り切れてたのよね。ケースには他の種類も殆どなくて開店休業状態ってとこかしら。

ですので、お客さんもいなかったから店主とゆっくりお話をさせていただいて、インテリアを堪能いたしましたのよ。デザインは赤と黒が基調で印象敵だったのが、チョコの型を額にあしらった鏡・・なんと美しいこと!聞いたら世界大戦の時でドイツの占領下になった時でさえ、そこを動かず店を続けたそうよ!何かその意気込みが伝わってくる内装だったわ!

今回は残念ながら一個も食べることができなかったけど、後日あらためて行くわね!そうそう、このイルサンジェーのお隣はあのマルコリーニなんだけど、この通りはショコラ通りと名前を改名するといいかもね・・フフ。

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