小説

2016年11月24日

小説日記 培われる共感力編

20161113個人的に本を読むのは大好き・・・時間さえあればどこででも読書をしていたいわ…本を読むのは気分転換になるし頭の中の整理にも役立つもの。

語彙が増える効果もあるけれどそれは一部に過ぎず、過去10年間に蓄積されたデータによれば、日々遭遇する人々に対し共感力を高めることが判明したそう…カナダの心理学者によればフィクション小説を読むと他人の気持ちに敏感になるのだとか。

それを証明すべく被験者の生涯の読書量を調べ著者名を知っているか否かを調べるテストを行ったところ、フィクションの読書量が多ければ多いほど人々の共感力が高いことがわかったわ…面白い事にこの効果はノンフィクションではまったく見受けられなかったそうよ。

更に別の研究者が252人の被験者を対象に、年齢、性別、知能指数、ストレスの高さ、性格などを考慮に入れ再度実験を行ったの。最後に「目から心を読み取るテスト」を行いフィクションに晒されている状態が実世界の人の感情や意図を理解する能力にどれほど影響するのかを調査。

するとフィクションの読書量の多い人は少ない人と比べ現実社会で幅広い人脈を持ち、娯楽面でも心のケアの面でも豊かな生活をしている傾向にあることがわかったわ。これで所謂”本の虫”は根暗な社会不適合者という偏見を持たれなくなるわね。

フィクションの中でもどんなジャンルが影響が強いのか調査したところ、SFやロマンスはさほど影響は無く文学的フィクションが最も影響が出ることがわかったの…文学的フィクションは僅かな手がかりから登場人物の心の動きを想像する必要があるので、共感力が高くなるということなのね。

逆にノンフィクションは共感力を高めず孤独や社会的孤立を促す傾向があるそう…でも、語り口が読者の心を動かすものであれば共感を促す可能性もあるのだとか。

最新の研究で障害のある幼児が父親に語るという心に響くストーリーを被験者に見せたところ、彼らの愛情や共感を促進するホルモン”オキシトシン”の量が増えたのよ。普通の親子が同じことを行う動画ではそんな現象が起きなかったんですって。

重要なのはストーリーが真実か否かという事では無く、如何に物語の世界に入り込み自分自身が体験出来るかという事なのね。自分自身フィクションの世界を創り上げ、その中に常に生きている・・・という状態なのでさほど気にしたことはないけれど、たくさんの友人に恵まれているし楽しい事を見つけるのは得意だわ。

幼い頃「本ばかり読んでないで外で遊びなさい」と怒られた事もあったけれど、これは大きな間違い…社会とコミュニケーションを持たせる常套手段だということを念頭に置いてくださいね、お母さん・・・今夜は我が家の秘蔵本「Respect Mya」でも読もうかしら。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)