多感覚知覚

2017年03月13日

高音日記 恋の甘さも耳次第・・・?編

20170304人間には様々な感覚があり全てが何かしら影響し合っているもの…面白い事に、人は高い音の音楽を聴くと食べ物を甘く感じ、低音では苦みを多く感じるのだそう。何故聴覚が味覚に影響を与えるのか・・・。

近年その「多感覚知覚」についての研究が進められているわ…この知覚は誰もが経験するもので決して特殊なものではないの…食べ物の味を判断するのは舌にある”味蕾”だけではなく食べ物を口に入れた際口から得た信号を脳がどう解釈するかで変わってくるんですって。

食べ物の色、歯ごたえや形、照明などあらゆるものから影響を受けるのよ…照明をコントロールして、何を注文するか、注文した食べ物をどう感じるかが変わってくるのだとすればビジネスに活かせるわね。

ある実験で濃いコーヒーを好む人は明るい照明下で、薄いコーヒーを好む人は薄暗い照明下で飲むとコーヒーの量が増えることがわかったの。更にこの関連から、高い音の音楽は甘みを引き出し、低い音の音楽は苦みを引き出すことが判明したわ。

専門家はこれを「ソニック・シーズニング(音による味付け)」と呼んでいるそう…最新の多感覚研究では、私達の目が開いていて耳から音が入ってくる時、脳は入って来る情報を全て同時に処理していると判明。

複数の感覚器が絶えず脳に信号を送り続けているけれどその中で重要な情報が選ばれるので、結果私達の見るものは耳に入る音に大きく影響されてしまうの…専門家の言葉を借りるなら「音色には味わいがあり、味わいには音色がある」・・・なるほど。

お食事をする時ムードは大事、といわれる所以はこういった生態学的裏付けがあったからなのね…まず主役のお料理を完璧にする為に音楽と照明はしっかりセッティングしなければ!!…そして、デートを成功させた後も多感覚をフル稼働よ…アヌーシュカ・シャンカールでもBGMに男性陣、頑張って!!

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2016年07月27日

甘み日記 音がもたらす味覚編

20160715悲しいときバラードを聴くと辛さが増す…大好きな人といるとどんな食べ物でも美味しく感じる等々…人間の感覚というものは実にデリケートで様々な影響を及ぼすわ。

薄暗いバーにいる女性はどことなくミステリアスで綺麗に見える・・・というのもその恩恵を享受していると言えるかしら。

これらに共通する「多感覚知覚」に関する最新の研究によると、高い音の音楽を聴くと食べ物を甘く感じ、低音の音楽では苦みを感じるということがわかったそうよ!これは自分にとって実に興味深い結果だわ。

オックスフォードの美食物理学の研究者は、ある感覚から得た情報が脳による他の感覚の解釈にどのような影響を与えるかを調査。そこでまず、味を判断するのは舌にある「味蕾」だけではなく、食べ物の色から歯ごたえ、形、そしてなんと室内の照明まであらゆるものに影響を受けることが判明したの。

この照明、実に重要な鍵を握っており、その明るさで何を注文するか、注文した食べ物の味をどう感じるかが劇的に変わるんですって。ある実験の一例として、濃いコーヒーを飲む人は明るい照明下でより多くのコーヒーを飲み、薄いコーヒーを飲む人は薄暗い照明下で飲むコーヒーの量が増えるそう。

そう言われてみると濃いコーヒーを好む自分は明るい照明の下でガブガブ・・・薄暗い照明の下では好んで飲まないかも。そして本題。この意外な関連性は音楽にも及び、高音の音楽は甘みを引き出し、低音は苦みを引き出す・・・これは「ソニック・シーズ二ング」と呼ばれる音による味付けという現象がもたらしているの…脳は各感覚から得た情報を単独で処理する仕組みにはなっておらず、あらゆる感覚同士が関連を持っているという事よ。

人間はよく出来たもので目が開いて耳から音が入って来ると脳は情報を同時に処理している…その為耳に入る音は大きな影響を受けるという訳なのよ。

研究者曰くこの発見を「音色には味わいが有り、味わいには音色が有る」と要約しているわ…音には味わいがある、という事が科学的にも証明されると少し情緒な無いな、と残念な気になってしまったりして・・・。ま、今夜は大好きなトム・ウェイツを聴きながら、強めのお酒を少し頂こうかしら。

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