和食

2013年09月03日

100ー001日記 お洒落にヘルシーに…編

20130902このところ串揚げに凝り始め、銀座「100-001(ヒャクゼロゼロイチ)」という変わった店名の串揚げ屋さんに行って来たわ。

店の正面に白いカバーの掛かったカウンター席があり、奥にテーブル席というちょっと内装も変わったところよ。客層は女性とカップルが殆どで、デートにも非常に適した雰囲気ね。

まずは梨の果実酒を注文して、前菜の時雨煮とジャガイモのすり流しを頂いたの。このひと手間にただならぬ予感…その予感は的中したわ。まず車海老とアスパラが登場し、その衣のサクサク感とあっさりぶりにビックリ。使用している油は"JUNKO OIL"というもので、バージンエクストラ大豆油ともいうべきヘルシーで希少なものなんだそうよ。

これなら何本でも・・・と思っていたら茶碗蒸しが。このタイミングで茶碗蒸しとは面白いと思って口にすると、これが実においしいの…今まで食した茶碗蒸しの中で1番よ!よくよく味わってみるとコンソメが使われており、かまぼこの代わりにモッツァレラチーズが入っていたりとかなりの洋風アレンジ。これはお替わりしたいくらいね。

続いて蓮根と牛ヒレの串とややパンチが効いてきた後に、水蛸のカルパッチョでクールダウン。お供に山梨の白ワインを注文すると、ちょっぴり頭痛の気配がしてきたのでお酒は中断したわ。その後もヤングコーンと鮎という素敵ラインナップが続き、平貝を海苔で包んだ磯辺揚げがお目見え。

どれもソースやお塩などの調味料は必要が無く、串だけで十分頂ける、さり気ない味わいなの。特に美味しかった串は、程よい塩気の小芋としっかりとした味付けの角煮ね。どちらもありそうでないシリーズだわ。他にもスパムとパン揚げなどユニークな串が勢揃いしていたけれど、これも次回のお楽しみに。

締めには茗荷の入ったおそばを頂いて、その出汁の旨さにまたびっくりよ。器もシンプルながらお洒落で、お料理のバイプレーヤーとして光っていたわ。そして最後に驚いたのはデザート!安納芋の串とバニラアイスが仲良く登場よ。デザート串というのは理解出来るけれど、安納芋の天然の甘さにバニラのサッパリとした甘さがミックスして感無量!揚げることで口の中に2つの質感が混じり合うのが凄いわ。

こちらのお店もリピート店になることは間違いなしだけど、次はどんな衝撃を与えてくれるのか楽しみ。店名の「100-001」というのは、100以上の無限のアイディアと基本の1が常に向き合っていると解釈すべきなのかしらね。さてさて、次回のデザートはわらび餅にしてみようかな・・・揚がってたりして。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)

2013年08月26日

味の曙日記 未体験フライ・ワールド編

20130818老舗の飲食店が立ち並ぶ人形町の一角に存在する串揚げ屋「味の曙」…その佇まいは決して現代的とは言えないけれど、お料理の斬新さや味わいは実に現代的!

以前有名店で働いていたという若い料理人と人なつっこい笑顔が素敵な店長のお二人が迎えて下さり、早速串のおまかせコースをお願いしたわ。旬の食材を一口大に揚げてもらいソースでサクッと頂く、食べ過ぎると胃もたれしそう、というのが従来の串揚げのイメージだけれど、「曙」の串揚げは食べても食べても脂っこさが残らず、食材の旨みだけが口の中に残るのよ。

コースが終わって更に追加を頼んでしまったけれど、胃もたれどころか爽快感が・・・。調味料にソース、辛子、塩が用意されていたけれど、殆ど使わなくても良いくらいなのよ。最初のお野菜の串揚げで、まず度肝を抜かれたわ!サクサクの蓮根は薄く挽肉が巻いてあり、蓮根本来の味わいがギュッと凝縮。

長芋はシンジョウを巻いて揚げてあるので長いもの粘りとシャキシャキ感がたまらない。続いて登場の大根は出汁で炊いて旨みを引き出しているのでそのままで十分なの。巨大なアスパラが薄衣の衣を纏って出てきたときは大興奮!揚げ具合も程よく、衣の量も実にお見事。腕の良いスタイリストさんにトータルコーディネートしてもらった野菜に続いて、鮎や海老、大好きな子持ち昆布が登場よ。

サクサク、ポリポリ、ジュッ・・・どれもこれも素材本来の旨みが先立っていて、久々に野菜や魚や肉の味を思い出した感じだわ。そしてこのお店でしかお目にかかれない半熟のうずらの卵が!口に入れた時衣のサクサクから始まったかと思いきや、うずらの黄味がドロリと溶け出し美味しいの一言でしか言い表せず。

店長曰くこの調理法は極秘で、著名な料理人が挑戦したにも関わらず失敗したそうよ。確かに高温の油を通せば卵は硬くなってしまうし・・・どんな技を使っているのか気になるところね。

途中箸休めに紅茶シフォンケーキの串も登場したり、「曙」の飽くなき挑戦にはただただ目を見張るばかり。どれもこれも類い希なる発想、技術、サービスがあればこそ成り立っているわ。通りを歩いていると見過ごしてしまいがちの小さなお店だけど、その未体験フライ・ワールドは銀河レベルといって良いかも。是非皆さんも体験してみてね。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)

2013年07月23日

俺の焼き鳥日記 原価ジャブジャブ編

20130717話題の「俺の・・・」シリーズに焼き鳥店が登場!という事で早速「俺の焼き鳥」に行って来たわよ。

オールスタンディングが主流のこのお店、事前予約すればテーブル席も用意してくれるの。予約時間の10分前にはお店の前に到着したけれど、既に長蛇の列…これはどの「俺」店舗にも見られる光景だわ。

時間になり店内に入ると、食事を楽しむ人達の活気でオーバーヒートよ。2階のテーブル席もあっという間に満席となったわ。こちらのお店の特徴は美味しいものを安く提供するため、2時間制にして回転率を上げているの。ゆっくりお酒を楽しみたい人には忙しいかもしれないけれど、お酒よりお料理を存分に楽しみたい自分にとっては美味しいものを安く、沢山頂けるので嬉しいわ!

時間短縮の為、先に注文するのはスペシャリテメニューから。この日楽しみにしていたオマール海老と和牛ロースは売り切れだったので、「伊勢エビの丸ごとソテー」を注文。お皿一杯にまるまる1匹の伊勢エビが・・・しかも生ウニのジュレを纏い登場よ!更にヤングコーン、ズッキーニなどの焼き野菜が付け合わせで彩りを添えていたわ・・・フレンチのお店なら7000円くらいはするかしら?これはもう、焼鳥屋じゃない。

続いて「お刺身3点盛り」では3点どころか11点ほどのラインナップよ。しゃこ、ほたて、あじ、トロ、サーモン、イカと、これでお腹がちょっぴり膨れてしまうほど。しかも価格が850円という驚異・・・!やはり焼鳥屋では無いわね。

そして王道の焼き鳥は1本当たりの単価が60円ほどという、ここはどこですか?状態。純けい、ねぎ間、ぼんじり、なんこつ・・・特にレバーは食べ応えがあってお腹は8割満タンに。お店のスタッフが焼き鳥を残してもらいたくないので、2本ずつ4種類ほどでは?と提案して下さったけれど、結局8種類ほどペロリ。ここでようやく焼鳥屋としての認識が出来たわ。

続いて「タコの柔らか煮」で箸休めしたあとは「イベリコ豚の塩麹焼き」。これまたお肉の味がしっかりしていて最近頂いたイベリコの中でもダントツ、しかもボリューミー…なのに1000円もしないなんて凄い。そろそろお腹がはち切れそうなので「鯛そうめん」で仕上げよ。2人前たっぷり、お出汁もさっぱりで、目を疑う290円という価格。ほかにもかぶと煮やフォアグラ丼、うにやいくらの巻き寿司など食べたいラインナップが目白押しなので、今日の所はこの辺で・・・社長の「原価ジャブジャブ」という標語通り、味も価格も申し分なし。

「俺の・・・」快進撃はどこまで続くのか!次回は「俺のフレンチ」に挑戦しようっと。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2)

2013年07月11日

まんてん日記 日本よ、これがホルモンだ!編

20130707中目黒は美味しいお店が多い、というジンクスは健在ね。おいしいホルモンが食べたくて、炭火焼きホルモン「まんてん」というお店に行ったのだけれど、これまた満点のお店だったわ。

"肉の味"というのはこういうものなのだ、と直球で伝えてくれたと言えるわね。手始めに、心臓の「ハツユッケ」を生で頂いたの。軽くタレで味付けしてあるけれど歯ごたえがぷりっぷりで臭みも少なく、生が苦手な友人もぺろりと平らげてしまったわ。

次に大好きな煮込みが登場・・・不思議なことに、今まで食べた煮込みの中で一番サッパリとして後味が良いのよ。きっとホルモンが新鮮だから余分な脂が出てないのかも。続いて、七輪でホルモンの5種盛りを焼いてもらったわ。胸腺と直腸の弾力がずば抜けて美味よ。そして肉厚なハラミを塩味でペロリ。

とにかく驚かされたのは、こちらのお店のホルモンはどれも肉本来の味がしっかり主張していることね!他のホルモン屋はタレ味が前面に出てしまうのでやがて飽きてしまうけれど、こちらは部位の旨みをひとつひとつ尊重しているのがお見事よ。

予めお肉に味付けをして出してくれるのだけど、その絶妙な加減が完璧なの。これは最早ホルモン焼きの常識を覆したといって良いかも。今回特に気に入ったのは「レバテキ」!厚いレバに細かく刻んだ葱とゴマ油と塩で味付け・・・思い出しただけでも涎がジュルルよ。

レバ刺しが禁止になった今となっては、この「レバテキ」が王座に就くべきだと思うわ。名残惜しさとお腹の膨れ具合にそろそろ締めを、という事で名物の「アンチョビにぎり」と「冷麺」を頂いたの。どちらもお肉を頂いた後に丁度良いサッパリ感!お肉を注文せず単品で頼むにはパンチが無いかなと思うけれど、すべてはお肉あってのバイプレイヤーなのね。

トータルで計算され尽くした数々のお品・・・いやぁ、参りました。店内はこじんまりとしてシンプル、しかしお肉は新鮮で絶品、接客もなかなかのものだったわ。こちらもお気に入りの1店にカウントよ。さてさて、肉食女子を唸らせる店はまだどこかにあるのかしら?とにかくこちらのお店、「まんてん」です!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2)

2013年06月18日

鳥良商店日記 鳥三昧、腹一杯編

20130610久々の吉祥寺…という事で、焼き鳥を食べたくなり「鳥良商店本店」へ。

3年前に「鳥良商店」としてリニューアルしたそうで、創業当時そのままに歴史を感じさせる建物は、初めて訪れたのにどこか懐かしさを感じるわ。時間が遅かったので閉店時間が迫っているのでは、という心配は何のその、5時まで営業と知り腰を据えて鳥を堪能することに決定。

丁度テーブル席が空いたので座れたけれど、次から次へとお客さんが訪れ店内はあっという間の満席…その人気の高さが伺えたわ。

最初のつきだしはキャベツと蕪をニンニク味噌で。ちょっと甘めで美味しい味噌がクセになりそうよ。鳥もいいけれどまずはお野菜という選択肢に移り、アボガドとチーズの生春巻を注文。アボガドとチーズだけでもおいしいのに、肉厚サーモンも巻かれていて更にボリューム感アップ。タイ風の甘辛ソースも抜群で、これは家で作ろうと事を誓ったわ。

その後はお待ちかねのレバカツを注文したのだけれど、この薄めの衣に絶妙な揚げ具合は・・・と、考えている間に完食よ。この衣の薄さが肉の旨みを引き出し、他のお料理を試すスペースを与えているのだなと感心する間に、ささみの梅肉和えと黒ごま山椒棒々鶏登場。深夜なので胃に優しいものをという理由からこのセレクトにしたけど、大正解!梅肉はフランス料理のオードブルっぽい佇まいに程よい甘さと酸味、棒々鶏は黒ごまを使っているので後味が良いの。

そして、いよいよメインのうま手羽とやげん軟骨をお迎えしたわ。この手羽、お替わりしようと思えば何本でもいける勢いの旨さよ。表面はカリッと中はジューシーで、食した本数をわからなくさせるという威力付き。軟骨も歯ごたえが完璧で、焼き加減も絶妙としか言い様が無い。

仕上げに鳥モツ丼を注文しようとしたけれど、意外にもお腹が膨れあがり終幕としたわ。メニューもどこかレトロで、お料理を選ぶのも楽しくなるから良い感じ。どのお料理も文句無しの五重丸で、なんとか用事を作って又吉祥寺に来なくてはという使命感にかられたわよ!

不思議なことに店に入ったとき頭痛が酷くお酒は止めようと思ったのに、紹興酒とお料理を楽しんでいるうち頭痛が無くなってしまったの・・・これも鳥良ミラクルなのか!?あまりの美味しさに頭痛も何処かへ行ってしまうほど、なのかしらね。味、ボリューム、お値段、どこをとっても納得の大納得。是非家の近くに支店を出してもらえないかしら・・・。


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)

2013年04月20日

とりや幸日記 大人の焼き鳥編

20130418お酒の友といえばやっぱり"焼き鳥"よね。大口を開けて串にかぶりつく、というのもいいけれどたまにはお洒落な雰囲気の中で楽しんでみたいもの。

銀座にある「とりや幸」は、大人のデートで焼き鳥を楽しみたい人にお薦めよ!

黒で統一されたシックな店内に、iPadメニュー…ちょっと洗練された感じが良いわ。今回は比内地鶏コースを注文。まずはうずら入り大根おろしをつまんでから、ややレアのモモ肉のタタキをお塩で頂いたわ。素材が良いとお塩だけで十分!その後は上品な味付けのだし巻き卵を頂いたの。

丁度良い薄味で、もし家でこんな卵焼きが出てきたら離婚はないという風情よ。そしてお待ちかねの串焼き8種へ。もも、むね、ねぎま、手羽先はとにかく素材の良さと肉厚さが丁度良いわ。絶妙な量のワサビが乗ったササミ、黄味の甘さと肉の旨みが見事に融合したつくねは次回もお替わりしたいくらい。

そしてぎんなん、しいたけ野菜陣はこんなに美味しいの!?というくらいの濃厚さ。これを食べたらしいたけ嫌いはいなくなると思うわ。あとちょっと食べたいという気持ちはあったけれど、この飢えをセーブする事が更なる美味しさにつながるのよね。

そろそろお腹も丁度良くなってきたし、ラストは鴨と比内鶏の鶏そぼろご飯と鳥スープで締め。2種類の鳥を組みあわせたそぼろは贅沢の極みだわ。

ここでまた驚かされたのは、一緒に登場したお漬け物の美味しさ!これは買って帰りたい、と思う程の程よいコクと甘さだったわ。仕事帰りに、美味しいものをチョイスして軽く一杯・・・なんていう気分の時にはお薦めの1店よ。いや~量より質のオトナの皆さん、是非!


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)

2013年03月23日

秀天苑日記 美しき肉たち編

20130323肉好きを唸らせるお店があると聞き、コレは行かないわけには行かない!ということで新橋にある「秀天苑」へ。平日早めの時間に予約したにも関わらず、テーブルはほぼ満席・・・期待は膨らんでいったわ。

日本に来て2年になるというスタッフ、タンさんの丁寧な説明と接客に感心したけれど、肝心のお料理は更にその感心を上回るものばかり・・・!キムチやカクテキは焼き肉店の顔のひとつだけど、こちらの味付けは辛すぎず、お肉の味を消し去らない箸休め的役割を立派に果たしている上品なお味よ。

前菜代わりにつまみつつ、軽めの生グレープフルーツサワーで頂いたわ。驚くべき事に、このサワーは今まで飲んだ中で一番といっていいほどの美味しさ・・・サワーはどこも成分は大差ない筈だけど一体?と考えていたら、主役のお肉登場よ!とにかく見目麗しくキラキラと輝いているの。

大口を開けてお肉をパクパク頂くのも良いけれど、今日はまずはお肉と対話をしてからお上品に少しずつ頂きまーす!上カルビ、上ロース、上ハラミ、レバー、そしてネギがたっぷり乗った千寿葱タン、ホルモン・・・興奮してきたわ。秀天苑ではA4から7以上の牛を一頭買いで仕入れているので、どの部位もその質の良さは一目瞭然。折角なのでレアで頂いたわ。

主役は宮崎のブランド和牛「安楽牛」で、見た目のサシの細やかさや輝きも素晴らしいけど、そのさっぱりとした味わいに驚愕よ。思わずお替わりしてしまったのは、日南地鶏。柔らかさの中にも歯ごたえがあり、鳥本来の旨みを堪能したわ。柑橘類を配合したタレを始め3種類ぐらいのつけだれを用意して頂いたけど、一番美味しかったのはお塩!素材そのものが美味しいから、お塩だけで十分なのよ。

量を沢山頂く訳ではないから満腹になるかしら・・・と食いしん坊中枢がやや不安を感じ始めたものの、本当に美味しいものって少しずつ頂くのが最高の贅沢なのよね…お食事が終わる頃には丁度良い満腹感に包まれたわ。そのあとは文句無しに旨みぎっしりのスープで締めよ。

こんなに美味しい焼き肉は久々・・・よくよく話を聞くと、「秀天苑」はお肉という商品よりも和牛というひとつの生命に対し重きを置く考え方の焼き肉店なんだそう。確かにその哲学が店内やスタッフの対応からひしひしと伝わって来たわ。命を頂くというのは確かに感謝すべき事だけど、日常に流されているうちそのことを忘れがちになってしまうものよね。

こうして美味しいものを頂いて襟を正し、命と向き合う・・・何だか感慨深いお食事だったわ。次回は千寿葱タンとレバーをお替わりしようと心に誓うのでありました。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)

2013年02月05日

夜ばなし日記 海の幸はかく語りき・・・編

20130205普段よく歩いている銀座の通り沿いに、気になるお店が・・・。「夜ばなし」という何ともムードのある店名で、天然地魚のお料理を出してくれるの。

囲炉裏を囲んでゆっくりと食事を楽しむかと思いきや、店内はかなりモダンで、中央に巨大なオープンキッチンカウンターがどーんと鎮座していたわ。この巨大囲炉裏を見た瞬間、期待指数はかなりアップよ。

目の前の鮮やかな包丁捌きを楽しみつつ、まずは白ワインと蕪の酒盗かけからスタート。その後は色艶鮮やかな三崎鮪、天然勘八、天然真鯛のお造りをペロリよ。身がプリプリとしていて実に美味だったわ。ふと周囲を見るとあっという間に予約席が埋まっていて、あちらこちらで夜話がスタート…これはかなりの人気店とみたわよ。

続くは天然鰤の照り焼き!どうしてこんな色合いになるのかと思うほどの美しさにビックリ。味付けは品が良く、側面の皮のパリパリ具合は絶妙…こんな照り焼きを作れたら、即嫁採用だわね。その後は鱈の唐揚げの登場。一見こってりかと思いきや味付けはさっぱりとしていて、素揚げした春菊がアクセントになっていたわ。

箸休めに大根菜がご飯と共に蒸された飯蒸しを頂き、メインの金目鯛の姿煮がお目見えよ!金目鯛は色々頂いたけど、シンプルな煮付けというのはやはり王道よね。とにかく第一印象は美しい!コラーゲンたっぷりの目玉エリアから厚い身をゆっくりと堪能していくと、これまた鯛の旨みを活かす程よい味付けに納得。付け合わせのゴボウもお替わりしたいくらいだったわ。

そして次のメインは「夜ばなし名物 土鍋炊き鯛めし」!!大分漁港から直送された鯛を土鍋で炊いたご飯と一緒に蒸すという逸品なの。鯛のほぐし身とご飯に抽出された鯛の旨みエキスがよだれものよ。一緒に出された香の物も美味しくて、あっという間に完食。鯛茶漬けは何度か頂いたけど、鯛めしというのは初体験…ありそうでなかったけど、シンプルなだけに素材の良さが際立ってくるものね。

最後は自家製の豆乳プリンで締め。これまたシンプルながら丁度良い甘さで、お替わり希望よ。さてさて、今夜のお話はかなりレベルが高くてあっという間に終わってしまったけど、次回は一品ずつじっくりとお話したいものだわ。ひそひそ・・・じゅるっ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)

2013年01月21日

安佳里串揚げ日記 センスもピカッと光る店・・・!編

20130118串揚げって聞くと、真っ先に思い浮かぶのは「ストップをかけないとわんこそば状態」かしら。でも折角美味しいものを頂くのだから、ゆっくり楽しみたい、というのが心情ね。

そんな中、神田においしい串揚げのお店があると聞き早速行って来たわ!「安佳里(あかり)」という店名の通り、とても暖かくて雰囲気が良いお店よ。店主のビール好きが嵩じてビールにあう串揚げを…というのがコンセプトだそうなのだけど、なるほど見たこともない世界のビールが所狭しとお出迎え。

大変珍しいので珈琲風味とチョコレート風味のビールを注文すると、確かに泡からほんのり甘いフレーバーが・・・。グイグイとお酒がすすむ中、いよいよ独創的な串揚げがスタートよ。定番のエビは頭の味噌がたっぷり、珍しい地ハマグリは身がぷりぷりして歯ごたえも楽しんだわ。

青海苔で包まれた牡蠣はこれまた新鮮、見目にも麗しい秋鮭といくらの親子共演、大好物のフォアグラはジェノベーゼ風に包まれてさっぱりと、更に大好物の白子はトマトソースとの相性バッチリで、ガーリックチップを身に纏って登場よ。

小皿に盛られたお塩やタレの種類も豊富で、今まで見たことのないものばかり。どの串揚げも材料の新鮮さもさることながら、とにかくそのアイディアと美しさにただただ驚かされたわ。串揚げというジャンルを超えたオリジナリティ…!店主の並々ならぬビールと料理への愛情の深さを感じさせられたわよ。

特に気に入ったのは創作一品料理の中で際立っていた、イチジクを生ハムを巻いたお料理!イチジクの甘みと生ハムの塩気が見事に融合し、お酒がすすむすすむ・・・。

こじんまりとした店内では十分な接客が出来るようにスタッフが配置され、どこもかしこも隙のない完璧なセッティングだったのも素晴らしいわ。この分だと際限なく注文してしまいそうなので、ちょっと足りないくらいのところで終了。

量を頂くと言うよりは、その作品ひとつひとつを愛でるのが一番の楽しみ方ね。帰り道どことなくほかほかした気分になったのは、おいしい串揚げのお陰か…お店のスタッフのお陰か…その両方かも!とにかくまたリピートしたいお店が増えちゃったわ…フフ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2)

2012年12月18日

お誕生日日記 看板の無い料理店編

20121229先日お誕生日の食事会を兼ね、赤坂にある隠れ家のお店に行って来たわ。このお店は看板が出ていないので辿り着くまで宝探し状態。探すのは楽しかったけど、生憎この日は豪雨だったので到着した時はほっと一息よ。

海の幸がメインのお店なので、コースは全てお魚三昧。せっかくなので珍しい金目鯛のしゃぶしゃぶコースを注文してみたわ!

先付けと白ワインを楽しんでいると、大きな盛込船の器に立派な金目鯛が一尾まるまる登場。そのまま頂いても美味しそうだけど、しゃぶしゃぶして出汁に漬ければ幾らでも頂けちゃうくらい美味しいの。その後は地鶏のお鍋、大きなサザエの壺焼き、伊勢エビの鬼瓦焼きと続き、〆はお雑炊よ。

途中店長がサプライズで珍しいスパークリングの赤ワインを振る舞って下さり、これが美味しくて1本持って帰りたいくらいだったわ。ほろ酔い気分もピークに差し掛かり、いよいよ〆のお雑炊へ。出し汁は最初の金目鯛で更に旨みが増したので、ちょっとのぽん酢とお塩で味を調えるだけで十分。

そろそろお腹も膨れて帰ろうとしたところ、オーナーから手作りのココアパンのプレゼントが!スタッフの方は皆暖かくて、隠れ家というよりに帰ってきたという雰囲気なの。

こちらのお店は伊豆でホテルを経営していて、お店に並ぶ海の幸は伊豆から直送なんですって。年に何回かお店から伊豆のホテルまで行き、海の幸を堪能するツアーも企画されているのだとか…なんだか楽しそうよね。

お値段はちょっと張るけれど、場所柄遅くまで営業しているのでちょっとしたお食事会にはいいかも。次回行くときは又道に迷いそうだけど、また宝探し気分を味わうのも楽しいわ。赤坂の隠れ家…目印は赤い和傘!

pipopipotv at 12:00|PermalinkComments(0)

2012年11月07日

鳥奈緒日記 頑固店主の味!編

20121109上野にひっそりと佇む炭火焼き鳥の店「鳥奈緒」…店内に足を踏み入れると、店主のピンと張り詰めた気合いが伝わって来てただならぬ雰囲気を感じたわ。

早い時間に予約を入れたにも関わらず、店内はあっという間に常連さん達でいっぱいに。日本酒の種類も豊富なので、思い切って珍しい地酒を注文してみたの。

スッキリとした味わいは鳥料理と相性抜群よ。先ずはトマトとささみのわさび和えからスタート。とにかく鶏の旨みとワサビの美味しさにびっくり。今まで色々なワサビを食してきたけど、こんな美味しいのは初めて!残さずなめ回したい衝動にかられたわ。

定番のもつ煮込みも爽やかで言うことなし、野菜の美味しさが引き立っているのはお見事よ。お酒がすすむ中、お薦めの美桜鶏のタタキが登場。肉厚な鶏肉に、これは本当に鶏肉なのか?と問いかけたい位の新食感なの…付け合わせの玉葱も甘くてまたもやお替わりしたいほどなの。

そしてメインの焼き鳥がお目見えよ!ハラミ、ヒザ軟骨、ぼんじりに砂肝、せせりと名物のウズラの玉子…どれもこれも今まで食したことのないほどその「部位の味」がしっかり表現されていて驚愕としか言いようがないわ。

最後の最後にお替わりをしてしまったのはささみ3種、梅しそ、サビ、ネギ味噌なり。レアに焼かれたささみの上に少なすぎず多すぎずの「良い加減」のお化粧が更に素晴らしいのよ。これまでお気に入りで行っていた焼鳥屋さんは、ダイナミックだったり、それぞれの串の個性が大胆に表現されているパターンが多かったけれど、これほど品良く丁寧に、しかも鶏肉に対して愛情を持って調理しているのが伝わってきたのは初めて。

最後は鶏雑炊で締めたけど、これまたサッパリと品の良い味わいで大満足よ。

店主は無口ながらかなりの手練れ者…これは凄いお店を見つけてしまったわ!あとで調べてみると、彼の焼き鳥哲学に「焼き鳥とは鶏の命を調理させて頂いてる料理である。その命の価値を理解するからこそ捌き、カット、串打ち、そして炭との調和に職人としての全てをかける」というくだりを発見。これはまさに命をかけたセッションなのね!とにかく頭が下がる思いではあるけど、美味しく命を頂いて感謝!そんなお食事会だったわ!かく焼き鳥は語る・・・。

【とりなおweb】
http://torinao.jimdo.com

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2)