ローズ・バーン

2017年04月01日

SPY日記2 史上最強の女、再び!!編

20170401メリッサ・マッカーシー・・・最終兵器の代名詞であり常に期待を裏切らないわ。

「ゴースト・バスターズ」「デンジャラス・バディ」そして大好きな「ブライズ・メイズ」を手掛けたポール・フェイグ監督の2015年作品「SPY」…メリッサと監督の強靱なタッグは今回も破壊力絶大よ!!

予告編で期待大だったのに愚かにも日本未公開ではあるけれど吹替版はかなり良い感じで大満足…キャスティングも毎回天晴れでCIAイケメン・エージェント、ブラッドリーにジュード・ロウ、同じく単細胞の筋肉系エージェント、リックにジェイソン・ステイサム、気の強い美人敵ボス、レイナに「ブライズ・メイズ」で好演のローズ・バーン、裏切り者の美人エージェント、カレンに「ゴッサム」でお馴染みのモリーナ・バッカリンと適材適所よ!!

でも最も気になったのはメリッサ演じる内勤分析官スーザンの親友ナンシー…メリッサが小柄でふっくらしているのに対しナンシーは背が高く顔が長いので、そのビジュアルのバランス感は絶妙よ。

物語はCIAの内勤分析官スーザンが核爆弾の隠し場所を知る男を追跡する憧れのエージェント、ファインをいつものようにサポート、でも真の黒幕であるレイナに見つかってしまいファインは殉職…スーザンは持ち前の勘の良さと分析力を活かしレイナがテロリストに核爆弾を売ろうとしている事を突き止め現場に出たいと志願…願い叶って凄腕エージェント、リックと共に現場に乗り込むも彼に罵倒され邪魔されるばかり。しかしスーザンは聡明な頭脳と行動力を駆使し、遂にレイナに近づくことが出来たけれど・・・という、これまた見事なアクション・コメディ。

本作もメリッサの魅力が余すところなく描かれ黒髪のボブにアイラインはなかなか似合っていたわ…でもやはり調査の為に変装した際のウィッグと猫シャツなどの”おばちゃんスタイル”が最高…どのパターンも彼女らしく着こなせているのが素晴らしいのよ!!

これまでの作品同様、美男や美人は酷い目に遭うか死ぬかで、地味で目立たない女性の一生懸命でパワフルな面が描かれていることに好感が持てるわ…どんな状況でも自分が最善だと思う方法を選び突き進む・・・スタイルが悪かろうが、年を取っていようが関係なく自分が女子であることを楽しむ、そんな姿勢が頼もしく可愛らしい。

黒幕レイナは冷酷でスレンダーで髪も決まっているけれどファッションがどこか外し気味だったり、素っ頓狂なメリッサを心のどこかで信頼していたりと”いつもの”憎まれ役ながら憎めないキャラ…メリッサとは異なるベクトルで自分を貫いていて、どことなく気が合うのもわかる気がするわ。

男性陣は全員良いところ無しで引っかき回すか味付け的な役であるのに対し女性陣は自由奔放にみえて強い…この構図が実に小気味良いバランスを作っているのよね。

相も変わらずメリッサ及び女性陣のトークはテンポ良く作品全体の核になっているわ…オープニングは「007」を意識した絵作りや楽曲で、これまたツボを突いていて大爆笑…個人的にはスーザンが危険を知らせるためにライブ会場のマイクを使うシーンでそのマイクに流行のピッチ補正ケロケロ・エフェクトがかかっていて使えなかったというオチも大ツボよ。

エンドロール後にこれまたどんでん返しがあるので是非じっくり見て頂きたい!!ガールズ・パワーというと軽く聞こえてしまうかも知れないけれど、この映画も生命力の強さを存分に堪能できるので、疲れている時にオススメです!!

次回はこれも日本未公開な「THE BOSS」をご紹介しましょう!!

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2016年02月27日

SPY日記1 世界をおデブに託す編

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ゴールデン・グローブ賞他、権威ある賞でノミネートされた作品「SPY」…主演はあのキレ味の良いデブキャラで世界を圧倒しているメリッサ・マッカーシー…監督は「ブライドメイズ」デンジャラス・バディ」のポール・フェイグ。

きっと日本でも公開され話題になるかなと思いきや、配給会社からは完全に無視されてる状況なのでその予告編をお届けよ。物語はメリッサ演じるCIA職員スーザン…職員と言っても現場のエージェントではなく、それを本部から補佐するアナリスト…ある事件をキッカケにそんなスーザンがあろう事か武器商人の世界に潜入するハメに…世界の危機が彼女に託されてしまったのです・・・。

共演はあのジュード・ロウに「ブライドメイズ」でも強烈な嫌味の女性を演じきったローズ・バーンと、たまらないキャスティング。

どうも日本の配給会社は女性主役の作品を見下す傾向が強く、同じく「ゴーストバスターズ」女性版に関しても国内企画現場ではやる気の無さがアリアリなんですよ…ここだけの話。因みにこの作品にもメリッサはバスターズのメンバーとして登場しますから楽しみ。

それと2年前にピックアップした「エクス・マキナ」も同様に現在様々な映画賞でノミネート&受賞してるのに結局配給されませんでしたよね。よく洋画は右肩下がりと言ってる人多いですが、メリッサも含め新世代の役者や監督を紹介しないので自ら自分の首を絞めてる事にそろそろ気付いた方が良さそうです。海外の友人からも『日本って遅れてるんだね〜』と・・・。

それはさておき、この「SPY」…ポスターも007「スカイフォール」と数々のSPY映画がオマージュされていてそれだけでも早く見たいです。

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2014年02月23日

ブライズメイズ日記 史上最高のウェディングコメディ編

20140220ぽっちゃり実力派女優メリッサ・マッカーシー嬢が出演していることで気になっていた、2011年映画「ブライズメイズ」…これはとにかく見終わった後も箇所箇所をリピートして見てしまうほどの秀逸コメディよ!第84回アカデミー賞でメリッサ嬢が助演女優賞、脚本賞と2部門でノミネートの快挙というのも納得だわ。

脚本と主演を務めるクリステン・ウィグは「サタデー・ナイト・ライブ」で人気の女優というだけあって、そのコミカルなセンスと間の良さが際立っているの。物語はクリステン演じる妙齢の女性アニーが親友のリリアンのブライズメイドを引き受ける事によって数々のハプニングが勃発…そしてその事によって2人の友情に亀裂が生じてしまい最終的に結婚式はどうなるのか・・・?というものよ。

とにかくアニーは恋人に弄ばれるし、開業したケーキ屋は潰れ、母の紹介で行った宝石屋ではうまく仕事が出来ず解雇、アパートは金欠で追い出されるというどん底人生。親友リリアンの彼は意外にリッチで人脈も広く、他のブライズメイズは金髪美人で3人の息子を持つ従兄弟のリタ、新婚で少女のようなベッカ、メリッサ演じる花婿の妹のメーガン、そして超リッチな花婿の上司の妻ヘレンという強力ラインナップ。

特にヘレンは美人で完璧…ブライズメイドの経験もある為何もかもそつなく仕切るのよ。一方アニーは食事会を仕切れば、肉を食べなかったヘレンを除き全員食中毒になりドレス選びで嘔吐と下痢の嵐…ヘレン提案の独身最後のパーティを行う為ラスベガス行きの飛行機では、飛行機嫌いの恐怖心から酒を飲んで大暴れ・・・結果全員飛行機を降ろされてしまうの。

この飛行機内のやり取りが見事で、酒に酔ったアニーが皆にちょっかいを出す様がコントの様にテンポ良く構成されているの。これはやはり「サタデー・ナイト・ライブ」の経験が大きいのかしらね!

アニーがコミカルな酔い振りを披露している間、同じ時間軸でリタとベッカの実生活の傷の舐め合いがレズ的に展開していたり、完璧へレンが謙虚な姿勢を見せつつもその中でリッチさをアピールしていたり、メーガンが隣の席に座る男性の職業を航空警察と疑いあからさまなモーションをかけたりと、一見滅茶苦茶ながら各自の人物像が浮き彫りになっているだけでなく、それらを同時に絶妙なタイミングで織り交ぜているのが更なるおかしさに繋がっているわ。

しかもアニーが機内を混乱に陥れた後、航空警察と見込んだ隣の男性は本物だったというオチもついてきっちり纏められていたのも拍手!

笑いの部分はシリアスな部分の配分があってこそ更に引き立つ・・・というセオリー通り、ほっこりする部分がじんわり挿入されているのもまた拍手。

そして最も感心したのはアニーの下着!遊ばれていた彼の所でお泊まりするときは青いシンプルなブラに柄の合わないショーツ、後に彼となる警官とのお泊まりでは、同じ形で色違いのピンクのブラ…これはアニーのお金の無さと色気の無さをしっかり表現しているのよ。細かいところだけど重要な事よね!

そして、一番の親友であるはずの自分が失敗ばかりで完璧なヘレンに嫉妬すると同時に自己嫌悪に陥り、最後は爆発するアニーの心情は女性なら誰でも経験する事ではないかしら?

大好きな友達が他の友達と仲が良いと面白くないという女性ならではの子供じみた部分も非常に良く描かれていると思うわ。

ダメダメ・アニーが最終的に沢山のハッピーを手にしていくのは、わかっていても心地良いと感じてしまう…特に素晴らしいと思う点は個々の強烈なキャラクター全てを活かしきり、連続コントの様にテンポ良く、セッションの様に満ち引きが気持ちいい。しかしながらこの作品、コメディという枠を超えてしまっている気がするのは私だけではないはず・・・是非確認してみて!

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