リドリー・スコット

2016年12月29日

オデッセイ日記 孤独とユーモアと編

201612162016年ゴールデングローブ賞をはじめ数々の賞に輝いた映画「オデッセイ」…個人的にはリドリー・スコット監督と主演の実力派怪優、マット・デイモンのコラボ、そして大好きな天才コメディエンヌのクリステン・ウィグなどドシリアスな名演に注目して鑑賞したのだけど、やはり期待を裏切らない素晴らしさだったわ。

物語は火星での探査任務中に大砂嵐に襲われた宇宙飛行士達がミッションを中断し火星から待避…運悪くマット演じるマークが折れたアンテナにぶつかってしまい、彼が死亡したと判断したクルー達は泣く泣く出発。しかし彼は奇跡的に生きていたのよ…つまりオリジナルタイトル「The Martian」 はそのまま火星人…こちらの方が素晴らしいですけどね。

一人火星に取り残されたマークは残された僅かな物資を使って生き延びようとあの手この手を尽くすの…元々植物学者だった彼はその知識を活かしジャガイモの栽培に成功…何とか次の探査機が訪れる4年後まで生きようと努力はするけれど火星の厳しい環境がアクシデントをもたらしてしまう。

諦めていた頃、遂にNASAと通信可能に!!しかしマークを救出するためには様々な問題が・・・NASAやクルー達の知恵と情熱は彼を救えるのかというストーリーで物語的には非常にシンプル…しかし未知の環境、悪条件という最悪なカードしか残されていない状況で人間は何を思いどう行動するのかという点が興味深く描かれているのよね。

マークを通して人間の生きようとするパワーとは美しく、力強いものだと改めて思い知らされたわ。でも物資的な恐怖もさることながら、ここで最も恐るべきもの、最大の敵はやはり”孤独”・・・彼は記録のための録画で、いつ会えるかわからないクルーに向かって語りかけていたのだけれど、これは食料を確保するのと同様に重要な業務だったのではないかしら。

更に彼に元々ユーモアのセンスがあったのも大きなポイントね。自分自身経験があるのだけれど、かなり滅入った精神状態で孤独な状況の際、独り言で面白くなくても冗談を言ってみるの…するとその冗談に自分の精神が同調していき気分が明るくなっていくのよ。本来なら泣きたい気分になるだろうし多少は人間らしく荒れた瞬間も見せてくれたけれど、そこはさすが宇宙飛行士・・・というかマークが本来持ちあわせている前向きさとユーモアが彼自身を救ったと言えるのではないかしら。

殆ど中盤までマットの一人舞台が続くのだけれど、とにかくお見事!!個人的に心にグッときた名シーンはマークが賭けに近い救出作戦を実行すると決め火星を出発した時NASAの司令塔から「パイロット」と呼ばれて返事をするときの表情!!!…もしかしてこれから先の無茶な作戦で死ぬかも知れない、でも火星を旅立つという喜び、仲間への感謝・・・様々な思いを抱いてその呼びかけに答えながら男泣きするマット・デイモンは神懸かっていたわ…このシーンだけでも映画を見て良かった!!と思えたわよ。

そして個人的ヒロイン、クリステン演じるNASA広報統括責任者のアニーも要所要所で良い味が出ていたわ…更にスレンダーになったボディにポーカーフェイスは知的さを強調していて役柄にピッタリ…NASAとしての立場を頑なに守りつつも密かにマークを案じる”抑えた”演技が光っているので要注目よ。

リドリー監督と言えば「エイリアン」などで主人公が傷を自分で治療するというシーンを思い浮かべるけれど、今回もマークは破片を取り除き皮膚を縫い合わせるというシーンがあり、このリアルな描写が”傷付いても生き抜くんだ”という人間の強さを代弁しているのだなと納得。

更に故ボウイの「スターマン」が効果的に用いられたり70年代ディスコミュージック好きの船長が残した”イカしてない”音楽データがマークを癒やしていたりと、音楽の立ち位置がバックグラウンドだけでなく意味を持つものとして用いられているのも興味深いわ。しかもラストで「I Will Survive」とは・・・くぅ、です。

人の人生とは常に孤独と負けカードがついて回るもの…どんな場所であれ、どんな状況であれ、納得いくまで自分自身が終わらせないこと…そして笑い飛ばす精神の強さを培うこと…どんなサバイバルであったとしても生き抜こうとする意志の強さが最後は己を救うということなのね…2016年を振り返るにふさわしい秀作です!! それでは皆さま良いお年を(^_^)

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2014年03月07日

グラディエーター日記 ローマに滴る男汁編

20140307リドリー・スコット監督月間な最近(笑)今日はアカデミーで作品賞を受賞した2000年「グラディエーター」…北米で今日から公開の「ライズ・オブ・エンパイア」等の流れにもつながる記念すべき作品だわ。

よく、プロデューサー仲間の囁きに『ローマものには手を出すな』という鉄則があるの…実際「スパルタカス」「ベン・ハー」以降、ローマ帝国をテーマにした作品はことごとく失敗しているのよ…何故かと言えば、美術に巨額な費用がかかるし、ストーリーが古びて派生が難しい。鎧と兜に勝るインパクトの強い俳優がいない等・・の理由があるわ。

それをドリームワークス社がCG補完によるコロシアムの再現、男汁タップリのクロウ、TVゲームのバトル系の好調さを背景にシンプルなストーリーで勝負に挑み、大成功となった訳なのよ。これがキッカケで『ローマものには手を出すな』という怨念が払拭され、「300」の成功で180度マーケティング定義までが変わってしまった感。

主演はラッセル・クロウ…物語は至ってストレート…時は西暦180年のローマ帝国。クロウ演じるローマ軍の将軍は次期皇帝として最有力だったけど、現皇帝の息子の企みにより妻子を処刑され、奴隷としてコロシアムで闘う剣闘士に落ちぶれてしまうの。そして、彼のプライドをかけたリベンジが始まったわ!

グラディエーター=剣闘士の基本的なストーリー・ラインは、既に1914年の「Cabiria」とイタリア作品で確立されているの。それは"強い者同士が闘い最後は正義が勝つ"という図式。そこにキリスト教が絡み、正義を問いかけ、ユーモアも忘れず、濃~いロマンスが基本スペックとして構成されれ、「グラディエーター」もしっかりとこれを踏襲しているわ。

男が伝統的な価値観に乗っ取って闘い最後には勝利を得る、というコンサバティブな内容は多少面白みに欠けるけど、「グラディエーター」はとても楽しめる作品と言えるわ。ローマ帝国系を2時間半でまとめる時に難しいのが登場人物の相関関係の複雑さ・・・これがテンポを崩し飽きさせてしまうケースが多かったのだけど、今回は主人公を絞込む事で関係が見えにくいローマ相関図式をオブラートしたのが良かった!

公開当時、予想以上に女性層にも人気だったのよ。これは米の場合だけど、夏本番前の女性を意識した作品が集中する時期にあえて『きっと女性はロマンスものに飽きている』との判断から汗臭い作品を投入した事が功を奏したわ。

ローマの街中の石畳…「グラディエーター」を見終え、ふと、あの石畳は幾人もの戦士達の血と汗で彫刻され、今もなおローマを支えているのだと思うと感慨深いものよ。

リドリー・スコット監督は、どんな時代を背景にしようとも必ず現代の課題とリンクしている描写が多いわね…今回もローマものながら何気に現代社会の構図とオーバーラップさせているのが彼らしいわ…21世紀のコロシアムは意外に身近に存在しているのかもしれない。

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2014年02月28日

G.I.ジェーン日記 脱!自己憐憫編

20140224リドリー・スコット監督作品で何本か見ていないものがあったので、その中の1997年公開「G.I.ジェーン」を鑑賞…記憶されている方も多いかもしれないわね。タイトルから察するに、ミニタリー・アクション作品かなという印象しか無かったのだけれど、"強い女を描かせたら最高!"のリドリー・スコット的実にお見事なお手前でした。

公開当時は主演のデミ・ムーア嬢の剃髪姿やストイックな肉体作りばかりが取りあげられていたようだけれど、これは紛れもなく女性が自由と権利を勝ち取る為の戦いを描いた重厚な作品ね…デミ嬢の体当たりな演技は、彼女の外見的な美しさだけで無く内面の力強い美しさを描ききっていたわよ。

物語はデミ嬢演じる海軍大尉のオニールが、上院議員デヘイブンの要請により特殊精鋭部隊"SEAL"の訓練生として送り込まれるの。この部隊は訓練は非常に厳しく脱落するものが殆ど。オニールは男性同様女性も同様に仕事をしたいと思い、厳しい地獄の訓練に臨んだわ。

実は、デヘイブンは自ら唱える男女差別雇用撤廃法案を成立させる為に、宣伝としてオニールを送り込んだだけ・・・しかしながらオニールは鬼教官の拷問のようなしごき、訓練生からの蔑視に耐え抜き、次々と訓練をこなしていくの。女性としての特別待遇を拒否し、最後は教官を叩きのめしたオニールは訓練生から遂に仲間と認められたわ。

しかし真の敵はデヘイブンと世間…彼女は同性愛疑惑のスキャンダルをでっちあげられ軍から離されるも、ここでも立派に戦い軍へ戻ることが出来たの。やがて訓練中、オニール達は陸軍の部隊の脱出を助ける実戦に出ることになり、そこで激しい銃撃戦に。鬼教官は負傷するけれど、抜群のチームワークで救出され作戦は成功へ。やがて訓練を終えたオニールは、負傷した鬼教官からSEALの隊員章バッチをとD.H.ローレンスの詩集と共に受け取ったわ。その詩集は訓練開始時に、鬼教官が訓練生に読み伝えたものよ。

『野性なるものが自ら憐れむのを私は見たことがない…小鳥は凍え死んで枝から落ちようとも自分を惨めだと決して思わない』

生と死しか存在しない戦場。この過酷な状況において自らを憐れむのは愚かであり、最期の瞬間まで誇り高く生き抜くべき、という解釈に至ったのだけれど、日常生活においても自分は何かを勝ち取る為に戦っているだろうかとふと思ってしまったわ。

最近ようやく男女平等の権利というものが認められつつあるけれど、会社においてもまだまだ浸透するには至ってはいない。しかし今作でオニールは男子と同様に仕事を得る為に過酷な訓練に耐え、デイブンの策略にも堂々と立ち向かい、"自分"という権利を見事に勝ち取っているの。当然の事ではあるけれど、きちんと結果を出して主張する・・・なかなか出来ない事よね。

見所も多々あれど、海軍の訓練シーンは非常にリアルに描かれていて色々な点で納得したわ。注目のオニールの剃髪シーンでは、彼女の並々ならぬ決意を表現している訳だけど、女性として大事である髪をまずはちょっと躊躇して刈り、中盤で半ば諦めの思い切り、後半はリラックスして楽しみながら刈り落とすという女性ならではの感情が変化していく様が非常に良く描かれて素晴らしい。

更に印象深いシーンでは、訓練で全身生傷だらけ、剃髪姿のオニールが仲間と祝杯をあげていた際、店のトイレで出会った女性が一言「そんな男とは別れた方が良いよ。」と声をかけるシーンね。訓練中は女性である事を忘れているオニールがオフの時だけはデニムのワンピースを身につけるという女らしい一面にほっとしたけれど、彼女がDVを受けたと勘違いした女性の言葉が微笑ましい。

こういった緊張感のある作品には、合間にほっこりさせるシーンが必要だけど、絶妙なタイミングで差し込むのはさすが!と言いたいわ。公開当時は評価はさほど高くなかったようだけれど、後に様々なところで影響を与え続けているのよ。

記憶に新しいところでは、ケイティ・ペリーのPVでオニールそっくりのケイティが訓練をするシーンなどもあるわね。"肉食女子"などと女性が強さが取り沙汰されている昨今、真の強さとは言動や行動だけではなく、己の内面から発するものだという事を忘れてはいけない・・・そう痛感させられた秀作でした!

さて、今度は「ブラックホーク・ダウン」を見ようかしら…フフ。

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2013年01月19日

プロメテウス日記2 SFかファンタジーか…編

20130120以前ご紹介した映画「プロメテウス」のBlu-rayが我が家に到着…ストーリーは考古学者エリザベスと恋人ホロウェイ、女性監督ヴィッカーズ、アンドロイドのデヴィッド総勢17名を乗せたプロメテウス号が人類創造の謎を解き明かすべく宇宙の果ての惑星に降り立つというもので、本作が「エイリアン」の前日譚として描かれているというのは、皆さんもうご存じよね。

【あ、まだ見てない人は以下はネタばれになりますから要注意ですよ!】

本編のラストはエリザベスの堅い決意と共に次作へ繋がる雰囲気で終幕だけど、部分的に少し引っかかる感じがあったのは否めなかったわ。そこでBlu-ray版に収められている別エンディングを見てみたのだけど、気になる部分は解消されたわよ。

注目すべきは、プロメテウス号の出資者であるウェイランド・コーポレーションの忠実なる僕、アンドロイドのデヴィットね。ウェイランド社は端からこのプロジェクトで成果を得る為なら、乗務員全員を犠牲にするつもりだったの。結果エリザベスを除く全員は死亡…彼女の立場からすればウェイランドは最早スポンサーではなく愛する恋人や大事な仲間を殺した憎い相手であり、加担したデヴィットも憎むべき存在よ。

ラスト近く、人類創造のキーマンとなる「エンジニア」に首と胴体を真っ二つにされたデヴィットがエリザベスに助けを求め、この星から脱出するために自分の技術が必要だと主張。彼女もそれに同意し2人の目的は合致したわ。

さてここからが本題…本編のラストでエリザベスがバラバラになったデヴィットの頭をバックに入れて移動するシーン、バックに頭部を入れるとき「ちょっと我慢してね。」と言って優しくバックを閉じるの。あら?自分の全てを奪った原因である憎い相手にそんなに寛容になれるのか・・・?それとも同志として認めたからなのか・・・?と疑問を持ったまま終了したのよ。

でも収められていた別エンディングでは、エリザベスは目的は合致し一緒に移動することに決めたものの、バラバラのデヴィットを探しに行ったシーンでは彼に荒々しい言葉を投げつけ、バックに頭部を入れるシーンではとにかく乱暴に扱うの。これこそ理に適ってるというか筋が通ってるわよね。何故リドリー・スコット監督はこの別解釈を本エンディングにしなかったのだろう…その答えは彼のコメンタリーの中にあったわ。

監督曰く「この作品はSFとして描かれているが、ラストでファンタジーにした」だそうよ!なるほど、ラストをファンタジーにするのであれば、エリザベスの対応も納得がいくわね。

しかしながらこう考えると、映画制作において異なったパターンを作るというのは当然のことだわ。紙の台本から役者が命を吹きこみ、絵コンテの絵が実際の映像となりその世界が確立されるに従い色々な可能性が広がるけど、整合性も考えてなくてはいけない。

201301211本の作品を作るというのは、何十、何百もの要素が組み込まれ必要なものだけ残されていくという事なのね…だから一見さらっとしていても重厚な作品が出来上がるのだわ。

そんな思いに耽っていたら、関係者から「エイリアンの卵」が送られてきたわよ!やった!旧作で登場したエイリアンの卵にエイリアンが絡みついているのがお見事。しかもエイリアンの歯や尻尾のディテールがギーガーのデザインを再現していて本当に素晴らしい。

そして、卵の上部がうっすら点灯するしくみになっていて不気味さ満載!早速家の一番目立つ棚の上に飾り、点灯式をしてみたわ。裏には引き出しが付いていて、ディスクが保管できるという心憎い演出も・・・。色合いといい、形状といい、言うこと無し。今後は家宝として、我が家でイベントがある毎に点灯することにしたわよ。関係者の皆さん、有難うございました。是非ご覧になりたい方は家にお寄り下さいませ~。そうだ、過去のエイリアンシリーズもピックアップしないといけないわね…フフ。

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2012年11月03日

新古典未来映画日記 デッカードはレプリカントだった!?編

20121107リドリー・スコットがつい最近とんでもない発言をしたのよ…それは「ブレードランナー」のデッカードはレプリカントだったと…これは大事件よね!…って事でSF映画金字塔「ブレードランナー最終版」

こんな作品が1982年に公開されていたなんて、恐ろしいったらありゃしない。しかし本作で描かれている近未来世界のビジュアルは、今迄見てきたアニメ作品や絵画、映画等で登場したものにそっくり!いかにこの作品のイメージが強烈に様々なクリエーターの脳に焼き付いてしまったかが良く分かるわね。

未来というには物凄く退廃的で、クリーンな物が一切無し、人間臭さが匂い立つような現実味がたまらないわ。ヴァンゲリスの紡ぎ出す音が更に物語を奥深いものにしていて鳥肌ものよ!物語は近未来の地球…宇宙開拓前線ではレプリカントと呼ばれる人造人間が奴隷として過酷な業務を行っていたの。

彼らは人間と替わらぬ風貌を持ち感情を持たなかったけど、やがて感情が芽生え人間に反旗を翻す者も現われたわ。反乱を起こすレプリカントを処刑する為、ブレードランナーという専任の捜査官が行動を開始したの。殺人を犯した最新型レプリカント男女6人を追うブレードランナーのデッカード。しかし彼はそのうちの1人、自分がレプリカントである事を知らなかった美しい女性レイチェルと恋に落ちてしまう。やがて激しい戦いの末、レプリカント達の真の目的を知ったデッカードは虚無感を抱き、レイチェルとの未来に賭ける・・のか?

というストーリーなんだけど、監督のリドリー・スコットは劇場版のラストの2人の逃避行シーンに納得が行かず、1992年の再編集された最終版ではラストが別の解釈が出来る終わり方になってるの。ピポ子もこちらの結末に一票!とにかくすべてが素晴らしすぎるけど、レプリカントのリーダーを演じたルトガー・ハウアーは美しさ、狂気、悲哀を見事に表現しているわ!獣のように叫び、自らの手に痛みを与えるシーンや窓からデッカートの姿を見つけてひょいと頭を引っ込めて屋内に戻るシーンは驚異としか言いようが無い。

レイチェルや他の女性レプリカントのヘアメイクやコスチュームも独特で、劇中でダリル・ハンナが人形をモチーフにしたと思われる伝説のエアスプレーのアイメイクは、今見ても斬新で美しいわ。期限がある事で輝く生命…存在することに執着を覚えた時から、子供のようにがむしゃらになる人間の浅ましさ、切なさ、そんなものがこの無機質な世界で堪能出来た気がする。あぁ、もう書き切れないくらい魅力的だぁ!

噂ではリドリーで続編の話が進んでるらしいけど、個人的にはこのままで続編は無しよ・・にして欲しいな…フフ。

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2012年10月28日

ネクスト・プロメテウス日記 真のリドリー・ワールドは!?・・・編

20121031リドリー・スコット監督というと、最近では映画「プロメテウス」よね。彼のこだわりの凄さは有名な話で、代表作のひとつでもある「ブレード・ランナー」でもディレクターズ・カットでのエンディングでファンを騒然とさせたのは伝説といっていいくらい。

今作でも同じようにまた別のエンディングがあるとの事・・・そう聞いたら気になって仕方が無いわ!

劇場版「プロメテウス」はブログで紹介させて頂いた通りの内容で、2089年の未来、最新の宇宙船プロメテウス号に乗り込んだ科学者チームが人類発祥の謎を追うというものだけど、一行は手がかりとなる古代遺跡を調査していくうちにとてつもない恐怖に襲われるというストーリー。

しかしここで登場した数々の謎は、来年1月9日に発売されるDVD&Blu-ray版で解き明かされるんだそうよ!しかも劇場版には入れなかった別のオープニング、更に別エンディングがあるというから触手が伸びるわね。11時間にも及ぶ豪華映像特典には未公開シーンとスタッフによる音声解説・・・というのは定番だけど、今回モバイルアプリケーションなる仕掛けもついてくるから感覚的にも楽しめそう。

でも何より気になるのは、やはりH.Rギーガーの描き出したエイリアン・ワールドがいかにして築かれていったかという事だわね。彼の世界観があってこその「エイリアン」であり「プロメテウス」と言っても過言ではないわ。生命の生々しさと醜悪なまでの狂気に満ちたフォルム・・・これぞまさに究極の美よ。

人類の発祥は本当にギーガーの描く世界そのものだったのかも、そう思わせるほどの説得力があるのよね。もし自分が監督だったらこの作品のエンディングをギーガー祭にする事は間違いないけど、リドリー監督の一番描きたかったエンディングはどうなのかしら?恐らくこうかな、という予想はあるからそこは敢えて裏切ってほしいものね。次回は是非私の案を映像化してもらおうっと。

【プロメテウスOfficial】
http://www.foxmovies.jp/prometheus/

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