メタリカ

2016年01月17日

メタルロゴ日記 その背景にある美景!!編

20160106「メタリカ」「ブラック・サバス」・・・そのネーミングは勿論だけど、攻撃的で挑戦的なバンドロゴは一度見たら忘れられないインパクトを持っているわ。まずバンドメンバーの顔よりロゴを思い出す場合が殆どかも。

昔クラスメイトが、休み時間メタリカのロゴを書けると自慢げ気にノートに書いてくれたことがあったのよね。その鋭利なラインを感心して見ながら「やっぱりメタルバンドはロゴと同様攻撃的なのだ」という印象を持った事を思い出すわ。

メタルバンドのロゴを何千も収集しているデザイナーによると、スラッシュメタルの美を象徴するデザインの代表格として80年代に登場した「スレイヤー」を挙げているの。

角張ったアウトラインに文字と剣が交差した星形五角形という見事なバランス。アリス・クーパーの初期のアルバムでも滴が滴るようなフォントが用いられていたりと、これらのデザインはどこか薄気味悪く残虐なイメージを与えるわね…まず聴き手が一目見てその世界観を直感出来るという事が最も重要なのだから、このデザインは他のジャンルと一線を画したと言えるかも。

メタル音楽やそこから派生する多くのジャンルは破壊、誇り、独立といった理想を常に受け入れ、それを外部に発している。ロゴは単にオーディエンスに見てもらうのではなくこういった精神を反映したものであり音楽の独自性を維持するという表れなのだと関係者は語っていたわ。

黒、死、蜘蛛の巣、血の滴りなどの不気味なアイコンはメタルバンドのアイデンティティとして表現されるけれど、その根源に当たるのはやはり「ブラック・サバス」だそう…彼らのアルバムに使用された泡のようなロゴは幻覚のような雰囲気でどこかサイケデリック・・・その流れは今なお受け継がれているわ。

スラッシュメタルバンドは彼らの音楽的性質を反映し直線的で角の鋭いロゴ、デスメタルバンドは凶暴性や宗教や死に焦点を当てる傾向があるので、血や体の器官、手足や頭蓋骨を合体、ブラックメタルは反キリスト教の考えやオカルトや異教徒がルーツなので、左右対称、渦巻きや円を用いた華麗なものが多い…どのロゴもしっかり主張しつつその芸術性の高さには本当に驚かされるわ。

デザイン的にもゴシックや古い英国のフォントのような鋭い文字、最初と最後は中間よりも大きくする方がバランスが良いそうよ…バンド名も然りだけど、やはりバンドのロゴやカラーというのは非常に大事なものだわ。メンバーと同等のイメージや哲学を背負っているのですもの。自分のバンド時代その部分がきちんと定められなかったことを悔いているのだけど、中央に自分の顔を・・・いや、やらなくて良かったかも…ふふふ。

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2014年04月16日

音楽実験日記 動物はヘビーメタルがお好き??編

20140414動物に音楽を聴かせるとどんな反応を示すか?



ある研究チームが、キヌザルの一種であるタマリンに対して実験を行ったの。全く音楽を聴いたことのないタマリン14匹にモーツァルトを聴かせると彼らは全く反応を示さず、鳴き声に近い音の高さやテンポで作った曲を聴かせると動揺し始めたそうよ。



その後チームは5分ずつ「Nine Inch Nails」や「Tool」といったロック系アーティストを流すとタマリン達は無反応。しかし奇妙な事に「メタリカ」の『Of Wolf and Man』を聴かせてみたら、行動が落ち着いたのよ!やはりあの重低音が、ジェームスの素晴らしいボーカルが心に響くのか・・という事ではなく、猿のコミュニケーションには、人間の音声パターンに見られる音楽的な特徴と似た要素があるからだそうよ。



鳴き声に近い曲に対しては行動が活発になり排尿などの神経質な行動を取ったのに対し「メタリカ」ではリラックスして社会性が増したという事は、彼らの曲は猿のコミュニケーションにも通用するという事なのかしら・・ううむ。



この結果を受けて、今まで飼育されている動物の為に音楽を聴かせていた人達は、動物自身が静寂を好むけれどその種に合わせた音楽を作れば効果があるのでは、と考え始めたの。ある研究者は飼育された野生動物の為に曲を作り始めているそうよ。これで少しでもリラックスしてくれれば良いわね。



既に猫専用の曲を販売する会社も設立されていて、猫のゴロゴロ音から作られた音楽などがあるらしいわ。そういえば、うちの猫達は大音量でプログレをプレイしていても全く動じないのよ…でも生声でボイトレを始めると一緒になって鳴き出すのよね・・。

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2013年09月26日

メタリカ日記2  怪物的剛音迫り来る怒り編

20130919以前彼らのドキュメント映画「メタリカの真実」を見た時、彼らが全神経をかけてレコーディングしていたアルバム「セイント・アンガー」…実はこのアルバムが一番好きなの。

お腹にズドンとくる音をお見舞いされた・・さすがと言うしか無い。映画の中で、ボーカルのジェイムスが精神的に追込まれながら己の内側に煮えたぎるものを吐き出していく様は、自分に重なる部分が多く見ているうちに辛くなってきたの。

1曲目の「フランティック」は自分の中にあるフランケンシュタイン的な部分を表現したとジェイムスは言っていたけど、迫り来る狂気が大きな音粒となって現れたわ。サビ後の"フランティッ、ティッ、ティッ、ティッ、ティッ、ティッ、タァ!"とリズムを刻む部分は久々の鳥肌もの。思いつきそうで思いつかないし、最後の"タァ!"はまさにジェイムス節。

彼は中音から低音にかけてが魅力的だけど、場面毎に様々な音を使い分け、リズムを歌で聴かせる事の出来る数少ないボーカリストだと思うわ。その他にも「サム・カインド・モンスター」、「シュート・ミー・アゲイン」等今回のテーマである"怒り"を様々な色合いで聴かせてくれた剛音軍団…たまりません。

しかしメタリカというバンドは改めて聴くと、ドラムとボーカルだけでも十分成り立っちゃうのね。中心部がこれだけしっかりしてるから最小限の音で聞き応え充分なのよ。

メロディーライン、リズム、哲学、姿勢、そして温度さえ伝わってくる音…どれをとっても真剣勝負!これじゃ、誰も敵うはずありません。長い間彼らが重厚で深い音を紡ぎ出せるのは、きっと心の奥底にある怒りを情熱の燃料にしているからなのかもね。

今は『あの映画は失策だったと・・』語るジェイムス。「メタリカの真実」…改めて語ろうかしら…フフ。

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2013年03月27日

メタリカ日記1 重厚鋼鉄王の華麗なる饗宴編

20130324オーケストラとロックバンドの共演というのはあまり珍しくはない事よね。幾つか聴いてきた中で思う事は、2つのパターンに分かれるという事かしら。大仰になりすぎて本来の味わいを失うパターンと世界観が更に深まるパターンね。

1999年に発表されたメタリカとサンフランシスコ交響楽団のライブアルバム「シンフォニー&メタリカ」は見事に後者のパターンだったわ!

もともとメタリカはボトムの部分が揺るぎない程安定しているから、何を被せようが足そうが問題ない。でも変にキーボードを軽々しく載せようものなら"彼らの 音"から排除されてしまう。その点オーケストラの重厚さはメタリカの芯の部分を更に濃厚にするだけでなく、天高くその世界観を広げていたわ。満を持して作 られたアルバムというべきか…これ程までにしっくり来るというのは凄いというより逆に恐ろしいわよ!

メタリカはドラムとボーカルだけでも充分に成り立っているバンドだから、絵で言うと墨で一筆書きして充分なのだけど、オーケストラはその上に朱をまぶし大胆でかつ繊細な色合いを出したとでも言うべきかしらね。

特に素晴らしかったのは名曲「Fuel」!!!…ジェイムスのたたみかける冒頭のボーカルが印象的だけど、援護射撃してくるこの音の厚みは一体何なんだ!?こう いうアレンジってどうやったら考えつくの!?演奏している人達ひとりひとりの表情が見えてくるような緊迫感と高揚感…あぁ、音ってやっぱり命があるん だと改めて思い知らされる瞬間が何度も訪れてきたわ。

しかしこれだけの音を従える事の出来る"歌王ジェイムス"の存在無くしてはこのアルバ ムの成功は無かったでしょうね。この曲を歌い終わった後のMCで彼が満足気に発する言葉は、大国を敵から守り抜いた偉大なる王の安堵のように聞こえるわ。 2枚組のライブ盤というこのボリューム…いやぁ~満腹満腹です!

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2012年09月27日

耳鳴り日記 パワー・プレイの代償編

img1978d980zikdzj長い間大音量の中で仕事をしていると、耳に違和感を持つようになるわ。知り合いのPAさんやミュージシャンも悩んでいる人は少なくない。



「メタリカ」の大黒柱であるドラマーのラーズ・ウルリッヒ氏も、長年耳鳴りに悩まされているそうよ。

彼は耳を保護しない状態で、35年間大音量の演奏を続けてきたのが原因なんですって。あの音量であれだけの本数のライブをこなすとなると、耳にかかる負担は想像を超えるわね。

 ウルリッヒ氏は、ステージを降りてからも耳の中から音が消えないという症状が続いているわ。最初はそれほど感じなかったものの1988年のツアーから悪化して、眠っているときも耳鳴りは起こっていたと言うから、軽くノイローゼになりそうよ。

聴覚専門の医師によると、耳の内耳にある渦巻き管(蝸牛)にある繊維状の細胞が大音量によりダメージを受けるのが原因なんだとか。医師はこの繊維状の細胞を芝に例え、『芝の上を歩けば芝は最初倒れても立ち上がるが、歩き続ければ倒れたままである。』と、耳鳴りを打ち消す事が出来ないと指摘しているわ。耳栓を嫌がるドラマーの気持ちは良く分かるけど、こんな厳しい代償を払うことになるのであれば耳栓は必須かもしれないわね。

電車の中、大音量で音楽を楽しむ青年に出会うと、心の中でつぶやく・・若者よ、一度失った聴力は二度と戻ってこないのよ、と。思いっきり音楽を楽しむためにも、耳を守ることを今一度真剣に考えないとね!職業病っていうのも辛いもの。


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