ベン・アフレック

2016年04月13日

LEGO Batman日記1 似すぎてそうろう編

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日本でも公開中の「バットマン V スーパーマン /ドーン・オブ・ジャスティス」…作品はともかくバットマン役のベン・アフレックの悲哀的なVIDEOまで作られてしまうほどに彼にとって今回の作品は良かったのか悪かったのか判断は難しいですが、それを更に再燃させてしまうのが只今制作中の「The LEGO Batman Movie」…その予告編が面白いのでピックアップよ。

ここでの見所はLEGOなのにアフレックにそっくりって事かしら…その意味するものは・・・あ、言えない・・・現在2本の予告編があがっていて2017年公開までに色々盛り上げてくれそうな気配です。

まだ「バットマン V スーパーマン /ドーン・オブ・ジャスティス」を見ていない方は、是非この予告編をご覧になってから劇場に(^_^)

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2016年04月08日

バットマン V スーパーマン日記2 大人の事情とコミック回帰編

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キャスティングの件で波乱が巻き起こりファンが固唾をのんでその公開を待ちわびた映画「バットマン V スーパーマン /ドーン・オブ・ジャスティス」・・・自分も固唾をのんだ1人であるけれど、ザック・スナイダー監督ならなんとか纏めてくれるのではという期待を抱いて劇場へ。

マーベル作品は見事な連携プレーでその世界観を創り上げることに成功したけれど、これまでのDC系のヒーローはコミックに忠実なだけで深みが全く無かった。しかし今回製作に参加しているノーラン監督の「バットマン」映画3部作では、普通の人間であるブルース・ウェインが如何にしてヒーローになり得たのかという背景に焦点を当て、同じくスナイダー監督の手掛けた「ウォッチメン」では超人達の苦悩を描ききることで物語の重厚さが増したわ。

更に同監督作品の「マン・オブ・スティール」は、地球を守らんが為に異星人と戦うスーパーマンと地球人との間に確執が生じるなど実にリアルな物語が展開しヒーローがヒーローでいることの厳しさや悲しさ、彼らの感情を深く掘り下げて理解することが出来るようになったのよね。

いよいよDCサイドは重厚路線か・・・という最中にこの2大スーパーヒーローが対決と相成ったわけだから、この映画は今後のDCの方向性に大きく影響してくる作品であることは間違いない…物語は「マン・オブ・スティール」の続きでスーパーマンとゾット将軍との激しい戦闘でNYが壊滅状態になるところから始まるの。

バットマンである大富豪ブルースは、この戦闘で自分の愛する会社や社員を失い多くの犠牲者を生みだした根源はスーパーマンであるとし彼を追う…一方スーパーマンはマッド・サイエンティストであり富豪のレックスの罠にはまりヒーローから人類の脅威となってしまう。そんな八方ふさがりのスーパーマンを支える恋人のロイス、母親のマーサもレックスの陰謀に巻き込まれ理不尽な戦いの幕が切って落とされたという展開よ。

当初危惧感を抱いていたベン・アフレックのバットマンはやはり・・・個人的にも納得はいかず。何せ三部作演者であるクリスチャン・ベールはバットマンとしてのストイックさや知的さ、悲哀、美しさといった部分をきちんと表現していたのだけれどアフレック・バージョンはどうしても着ぐるみ感満載で「レゴ・ムービー」に出てくるバットマンそのもの。

外見は差し引いてもスーパーマンと戦わんとするその信念や肝心な心の推移は感じ取れず、既にスーパーマンにボロ負けよ。しかも執事のアルフレッドは執事ではなく、ちょっとハンサムなメカニック担当の同僚といった風情で緊迫感ゼロなのよね…改めて映画3部作とTVシリーズ「ゴッサム」のアルフレッドの素晴らしさを思い知らされたわ。

大人の事情によるキャスティングでこれだけ影響が出るとなると・・・ファンとしては淋しい限り。しかし冒頭のシーンで両親を殺害されてしまったブルース少年がコウモリに包まれたり(多分冒頭はIMAXを意識した構図)、母親が殺害されるシーンなどは実にお見事!!…今回最大のみどころであるワンダー・ウーマンの登場シーンは音楽もガッチリシンクロしスナイダー節健在!!でほっとしたわ…彼女の雄叫びは出産の時の叫びを想定し発声したものらしいけれど、これがなかなか良いの…「サッカーパンチ」他、強い女を描かせたら、さすが!!のスナイダー監督だわ。

そう言えば音楽を担当してるハンス・ジマーが最近、ヒーロー系の音楽から引退する宣言をしてたけど是非続けて欲しいわね…映画音楽をメロデイ中心からリズム中心アレンジに変革した立役者ですものね。

劇中疑問に思うセリフや展開があったけれど、話の軸を打ち立て活かすべきは役者の力。しかし、メインのバットマンが不安要素である以上、スーパーマンとワンダーウーマンの功績は大きいと言えるかもしれない…エフェクトで声を変え、絶えず目を光らせるバットマンの姿を見ていると、今後またコミック回帰するのかという不安もありつつ、早く大人の事情が過ぎ去ることを祈らずにはいられないわ。この戦い、まずはワンダー・ウーマン一勝…「ワンダーウーマン」は2017年6月北米公開!!

そしてDCのアベンジャーズ版とも言える「ジャスティス・リーグ/Part-1」は2017年11月に、後編「Part-2」は2019年6月に公開予定よ。

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2015年09月29日

ドグマ日記 塗り変えられた聖書!?編

20150915ありとあらゆる意味で問題作といえる1999年映画「ドグマ」

天使(ベン・アフレック/マット・デイモン)は殺戮を繰り返し、神は女性、使徒の1人は黒人だったが為に聖書に記載されなかった・・・等とかなりの過激ぶり。公開当時は上映禁止運動が起こるほどの批判を受けたというのも頷ける。

神に背き地上に落とされた天使2人が、ようやく天国に帰る方法を知るの・・・それは門をくぐる事により罪が許されるという教会の聖堂に入る事…でももし彼らが実行すれば、神が定めた教義に矛盾が生じ人類が滅亡してしまうの…天使らを阻止しようと選ばれたのは、キリストの末裔の女性堕胎医!!何とも皮肉よね。

そして欲の塊の人間の預言者、ストリッパーの女神、黒人の使徒とバラエティーに富んだ神の申し子チームは、果たして堕天使達を阻止できるのか・・・?という恐ろしい物語。

キリスト教の教義を覆す設定の数々にはらはらさせられっぱなしだけど、全編コミカルに描かれているから楽しく見ていられたわ。でもこの内容ではコミカルに描く以外方法が無いか・・・。ただ、冷静沈着な堕天使の1人が「自分達は神に尽す為だけに命を与えられたが、人間は自由でいる事が許されている。これほど神に愛されているのに、何故人間すべてが神を敬わないのか」と怒りを露にした場面でハッとしたわ。

人間は生きている事を当たり前に考え、自分が『生かされている』という事に感謝する気持ちを忘れてしまっているね。日々の慌ただしさに流され生きている事の喜びを見失ってはいないか?そう問われてるようだったわ。

別の意味でハッとしたのは歌手アラニス・モリセットが神様として登場するシーン…キリストが女性というだけでも『オーマイゴッド!!』なのに、このキャスティングはこれが本当の『オーマイゴッド!!』よ…神を演じる彼女の不思議な魅力を良しとするべきか否か判断に困っちゃう。

ベン・アフレックとマット・デイモンと言えば1998年の傑作「グッド・ウィル・ハンティング」だけどこの二人は最強コンビ。とにかくあらゆる部分で宗教的概念に波紋を投げ掛けた意欲作…今日もおいしい夜食に感謝をしつつ意欲作を生み出さなくては・・・。

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2014年09月03日

グッド・ウィル・ハンティング日記 経験から生まれるもの編

20140902先月のお盆中に突然の訃報…それは名優ロビン・ウィリアムスの死去…それも自殺。なんて悲しい事でありましょうか…アルコール依存症他、様々克服しながら役者としての素晴らしさを見せてくれた彼だけに、この死は辛すぎます。

追悼の意味も込めて今月は彼の代表的な作品から何本かをピックアップ。

やはりこの作品がベストですね…1998年「グッド・ウィル・ハンティング」…主演を務める若きマッド・デイモンとベン・アフレックが脚本を担当し数々の賞を受賞した事でも有名ですが、内容的にも"人間として思い当たる部分"が良く描かれていてハッとさせられる作品でした。

物語はマサチューセッツ工科大学の数学教授ランボーが生徒達に数学の難問を出題した所、その難問をすぐに解いてしまったのはなんと清掃のアルバイトをしていた青年ウィル(マッド・デイモン)!しかし彼はその才能を生かす事なく仲間とつるんでケンカばかり。彼の才能に惚れ込みその行動の裏には何か原因があると考えた教授は、彼を一流のカウンセラーに委ねるもことごとく粉砕されてしまい、最後の手段として、ロビン・ウィリアムス演じる学生時代の友人で心理学者のショーンに彼をゆだねる事に。

高額な授業料を納め当り前のように学べる環境にある学生達、一方孤児で貧しい環境に身を置き、その非凡な才能を生かし切れないウィル…彼は仲間とつるむ楽しさを味わいながら、何かしらのもどかしさを常に抱えている。そして数学教授ランボーは輝かしい功績や地位を持ちながらもどこかで自分が持ち得ない才能に嫉妬し、ショーンは愛する妻を失い心に扉を閉ざしていたもののウィルと向き合う事で、未来に歩みを進めようとする…それぞれの立場や環境、心の中とのコントラストが見事に表現されていてるのよ

人間誰しも人に嫉妬したり、優越感に浸ったり、恵まれた環境にいるのに気付かなかったりするわよね。でも人と向かい合い、愛したり悩んだり楽しんだりといった経験をする事で初めて"生きる"という事に真剣に取り組んでいけるのかもしれない。

マイナス同士がぶつかり合ってプラスになり、プラスはプラス同士魅かれあい増幅して行く…人間ってなんだか良いかも。折角生まれたのなら何かを残したいなぁ、と自然に思えてくる嫌味の無い素晴らしい作品!

ロビン・ウィリアムスと言えば、コメディ的表現で人を笑いに包んでくれる作品が多いけど、これは彼のしっとりとした落ち着きのある俳優としての奥深さを感じさせてくれたのでした。本当に残念な彼の死でありますが、謹んでご冥福を。

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