ヘルボーイ

2013年07月09日

ヘルボーイ日記1 地獄小僧編

20130706「パンズ・ラビリンス」を生み出したギレルモ・デル・トロ監督…実はその2年前にダークヒーローものの「ヘルボーイ」を監督していて、ラビリンスの後に見たわよ…予想通りの素晴らしさ。

漫画を実写化すると、凄く満足するかがっかりするかの二極に分かれるけどこの作品は前者!相変わらず丁寧で小気味いい描写に感心させられっ放し。

物語は第二次大戦末期、ナチスの科学施設で世界を滅亡させる計画が密かに進められ、魔界に通じる穴から怪人ラスプーチンの手によって悪魔の子主人公ヘルボーイが産み落とされたの。でも幼い異形の赤ん坊は連合軍の教授が"ヘルボーイ"と命名し人間の子として大事に育てたの。それから60年、教授率いる超常現象調査局でヘルボーイは半魚人エイブと共に怪奇事件の解決に全力を尽していたけど・・というお話なのよ。

原作の絵が"タンク・ガール"ばりにさっぱりしている分、実写で見ると"恰好良い"奥行きが出るから不思議…相変わらず赤、青、金色の色合いが独特の濃度を持った"ギレルモ・カラー"の上に、幻想の世界の住人がしっかり画面に根づき納得させられてしまう…脱帽です!

でも、ヘルボーイを演じるロン・パールマンがどうしてもトム・ウェイツに見えてしまい、強面ヒーローというより強烈な程恰好良い殿方にしか見えないのよ。原作者は日本贔屓らしく、ボーイの髪型をちょんまげに結わせてるのだけど、皮のコートや銃と良く融合されて違和感が無いのよね。

それに悪魔の申し子でありながら、好きな女性に告白出来なかったり、父親がわりの教授に甘えたり、猫を沢山飼っていたりと人間味あふれる彼の姿には母性をくすぐられっ放しなの。異形だからと恐れられたり罵られたりするボーイやエイブ達を見ていると現代社会を重ね合わせて見てしまう部分もあるけど、他人にどう思われたとしても、自分らしく素直な心で生きていく事がどれほど強いかを再認識させられたわ。

そして「へルボーイ:ゴールデンアーミー」へ…フフ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)