フィリップ・トレイシー

2016年10月18日

MISA HARADA日記2 直感を信じて、進め。編

20161009帽子コレクションを始めるキッカケとなったブランド「MISA HARADA LONDON」の帽子デザイナー原田美砂さん。

MISAさんの作品については何度かピックアップさせて頂いているけれど、彼女が英国を代表する帽子デザイナーの地位を確立するまでの経緯は誰もが知りたいことなのではないかしら?

そんなパワフル且つ人間らしい一面を垣間見る事の出来る自伝的エッセイ…「直感を信じて、進め。」を改めて読み直してみたわ。

丁度この本が発売される前、ご本人にお会いする機会を得たのだけれど本当に華奢で素敵な方だなという印象が残っているの…でも作品のオリジナリティは言うまでもなく、その男気溢れる潔さやフェミニンさには今も惚れ込んでいるわ。

10代で「海外で一旗揚げてやる!!」とロンドンに…そこから「帽子デザイナーとして成功する!!」という目標を達成するまでの努力や行動力、そして信念は並外れたパワーに裏打ちされているのよ。

読み進めていくうち女神の前髪を掴む人は目標へのベクトルが揺るぎないのだなと痛感…階級制度が色濃く自己主張がスタンダードという保守的なイギリスで外国人である彼女が、フィリップ・トレイシーなど数々のアーティストを送り出した名門ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ権利を取得し、更にデザイナーとして仕事をしていく事がどれほど大変だったか想像もつかない。

虐めに対してもユーモアで返し自分の考えをきちんと相手に伝えるという”郷に入れば・・・”をきちんと実践…全ては自分の毎日のお洒落にプラスαになる良質な帽子を提案する為の「自分のブランド」…そして「帽子文化を絶対廃れさせない」という信念。

人生面白いもので何かに突き進んでいる時は敵も現れるが強力な指導者も登場するもの・・・家族などのプライベートな問題もタイミング悪く起きてしまいがち…それらを乗り越えることで精神力も鍛えられていくのよね。

パワーを持つ人の周りには同じ周波数の人が集まるし己の道を切り開いていけばチャンスを得る事が出来る…本編で彼女自身「ものを作る人は孤独であり二兎を追うことは出来ないと痛感した時期があった…」と語っているのだけれど、まさにその通りだと思う…でも信念を貫き走り続けて行くことは本当に素晴らしい事だわ。


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2014年01月28日

帽子日記4 ゴッドファーザーに捧ぐ編

20140121帽子コレクションはじわじわ増殖中…ピックアップ後に反響が高かったので新たな作品を紹介させて頂くわね。

今回も前回に引き続き、ロンドンの帽子デザイナー「フィリップ・トレイシー」の作品よ!!

どちらかというと今までは女性的なラインを求めていたのだけど、最近は打って変わって辛めが好み

映画「ゴッド・ファーザー」を見てから"ボルサリーノ"の中折れ帽がどうしても欲しくて、行きつけの帽子専門店で色々探したの。

いくつか見せてもらったけどボルサリーノは男性的すぎてちょっと似合わない…そこで店長が勧めてくれたのが、またもやフィリップの中折れ帽だったのよ!

ボルサリーノのクラシカルで男性的な要素がありながら、クラウン(頭が入る部分)が三角形になっていてやや女性的。被ってみるとシンプルながら実に粋な雰囲気になったわ。

無地のコートに合わせるとかなりマニッシュになるし、敢えて甘めのスカートに合わせてもグッと引き締まるという逸品よ。お値段はボルサリーノと張る辛めの金額だけど、この作品ひとつで気分はイタリアの伊達男といったところかしら。

このところちょっとしたお出かけでも帽子を身につけるようになったのは、気分を変えたいという思いと、淑女として振る舞いたいという心の現れのような気がするわ。

さ、伊達PIPOKOは今日も近所のラーメン屋に出没・・か!?

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2014年01月24日

帽子日記3 花咲く英国魂フィリップ・トレイシー編

20140118このブログで日本人帽子デザイナー"MISA HARADA"の紹介をさせて頂いたけど、彼女と同様、ロンドンの名門ロイヤル・カレッジ・オブ・アート出身の先輩である「フィリップ・トレイシー」の作品も一筋縄ではないわ!


フィリップはカレッジ卒業後、その才能を見い出されシャネルの帽子デザインに抜擢されたの。

その年のイギリスファッション協会の"アクセサリー・デザイナー・オブ・ザ・イヤー"を受賞した後、自身のレーベルを立ち上げ、アレキサンダー・マックイーン、ジバンシーなど多くのブランドとコラボしているわ。


その独創的なスタイルは、エレガントでありながらくすぐるような遊び心満載。


ずっと欲しかったこの『レッド・ハット』は、日本入荷はこのひとつだけ!素材の色合いの美しさ、細やかなアシンメトリー…着用時に最も花開く、計算されつくされたデザインは最早芸術の域よ。細部に渡って丁寧に作られているから、手にした時に作り手の息吹を感じるよう。


装飾の飾りも同色の赤で統一することで、嫌味のない上品さが出ているのよね。クラウンハットの部分に微妙な高さが付いているからで、丸顔でもそんなに気にならないというマジック付き…うーん、エクセレント!

MISAは日本的な華やかさがあるけど、フィリップは英国的な伝統とアバンギャルドさが共存していて甲乙付けがたい。恐るべし、英国帽子界!

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