ソーセージ・パーティ

2016年11月18日

ソーセージ・パーティ日記2 知的ありき過激編

20161110

今年最も見たかったR指定映画「ソーセージ・パーティ」・・・先日も熱くご紹介したけれど、やはりこれは語るより見るべし!!というべき強力な作品よ。

張り切って初日に出かけてみればほぼ満席状態にも関わらず上映館数は少ない上にパンフレットすら作られていないという日本サイドの期待度の低さにはガッカリ…入口で間に合わせ風味満載ではあるけれど、限定1111冊のジャポニカ学習帳を模した「ソーセージ手帳」を頂いて少しテンションが上がったわ。

主人公はソーセージ、ガールフレンドはホットドックを挟むバンズ・・・この設定だけでも吹き出しそうなのに、そのキャラクター&デザインは一度見たら忘れられなくなるほど”そのもの”でありながら超キュート…公開前はその過激な設定や表現がピックアップされがちだったけれど、キャスティングを含め映画や音楽をこよなく愛する制作陣の知的さがあちこちで際立っているわ。

物語はスーパーの外の世界で生きる事を夢見る食材たちが、彼らの”神”である人間に選ばれようと躍起になる日常からスタート…ソーセージのフランク、ガールフレンドのバンズ、ブレンダはひとつのホットドックになる事をずっと望んでいたけれど、遂に念願叶う日が訪れたの。しかしアクシデントによりフランクはソーセージ仲間と別れ店内に残る羽目になりブレンダも彼を追う。やがて2人は店内の様々な食品たちと出会い、店内に長く置かれた加工食品たちから店外に出た食物の末路の真実を知らされ驚愕…フランクは食材たちと力を合わせ、実は悪魔的存在だった人間と自分を逆恨みする凶悪なビデと戦う事に。

ストーリーは一見単純な様に思えても、そこに登場する食材たちが宗教や人種などをシニカルに表現しているのはさすが…もうひとつ単純といえばそれぞれの形状にも要注目。ソーセージにバンズにタコスにマスタード・・・どれもアウトラインしっかりでありながら、女性食材のメイク、靴、手や目の細やかな動きなどは実に繊細で名優揃いなの。

一番のお気に入りは実力派女優クリステン・ウィグ演じるバンズのブレンダだけど、注目株はサルマ・ハエック演じるレズビアンのタコス・テレサ!!…ブレンダが傷付いたときそっと彼女の尻を撫でたり、フランクと結ばれたブレンダを大きな瞳を輝かせて見つめた後・・・(自粛)だったりとなかなかの情熱家…タコスの裾から民族衣装のフリル袖やお洒落なストッキングを着用していたりしているのも可愛すぎるわ。

20161111女優陣とキャラクターたちはルックス的にも酷似しているので美人揃い、でもそこがまた笑えるツボだったりする。その他にもホーキンス博士を彷彿とさせる天才ガムが登場するのだけど、これまた彼の研究にちなんだ演出が良く考えられてる。

笑いの沸点はあのミート・ローフがミートローフとして登場したところね…しかも彼のアルバムジャケットそのままに登場・・・やはり制作サイドはよくわかっているなと改めて感心させられてしまった。

最後までわからなかったのは発酵食品の中にいた腹黒そうな白髪の可愛い坊や…トレイラーでフランクに「Have a Fun!」と口づけるシーンが印象的で、最後は発酵食品のおじさまたちに可愛がられ・・・(更に自粛)気になる。

見どころがあまりにもあり過ぎ、見る度に細やかな演出を発見出来るのでDVD購入は必須ね…食材たちが外界へ出たいが為の人間へのプレゼンテーション、神であると信じていた人間の正体を知った後の半端ない報復、自由を得てからの酒池肉林状態・・・どれもこれもが実に生々しく人間らしい生き様で素晴らしい!!

映画が始まってからすぐ劇場内は笑いに包まれ後半はほぼ大爆笑の連続…映画館でこんなに大笑いしたのは初めてじゃないかしら。しかし、「ソーセージ・パーティ」を見てから食材はもしかしたら意志を持っているのかもしれないと思えてきて、落としたクッキーが怯えていないか、おかずを残したら彼らに対し無情な行為なのか、など考えてしまったわ。

ここ数年でこれほどまでに衝撃的な作品は存在しなかったし全てにおいてクオリティが高い!!…歴史的な1作になることは間違いないわよ。自分にしては珍しくキャラクターのフィギュアを全部集めたいけれど、日本ではグッズが皆無なので海外サイトで探さなくては。さぁ、皆さんも臆すること無くパーティに参加してはいかが!?…Have a Fun!!、あ、子供は見ちゃダメよ!!

【ps】
日本でも小規模上映ながら大ヒット中らしく、東京ではTOHOシネマズ六本木でも大きなスクリーンに移行して大人達を抱腹絶倒させてるとのこと…米ではSONY PのTOPが次回アカデミー賞ノミネートに向けて全力キャンペーン展開宣言…19億円の制作費で既に150億円に手が届きそうな気配…カテゴリーとしては長編アニメですが歌曲賞も狙うそうです…因みに「The Great Beyond」はディズニー作品で8つのオスカーゲットの作曲家アラン・メンケン…本気ですから…フフ。

【Sausage Party USA web】
http://www.sausagepartymovie.com/site/

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2016年09月20日

ソーセージ・パーティ日記1 R指定は本物だった編

20160909北米で8月に公開され初登場2位の興行収益を出したCGアニメ「ソーセージ・パーティ」

当時の1位はかの「スーサイド・スクワッド」だったから制作規模や宣伝量を考慮すると実質の1位と言っても過言ではない作品よ。

驚くのはそのキャラクターの映像表現…R指定だから何やら過激な表現だけかと思いきや、そのキャラ自身が危なすぎて危なすぎて驚き

だって、ソーセージはそのものズバリ男子のあそこだし、お相手のバンズはイヤ~んって感じなあそこだし・・・一体全体何が始まるのか予想できないこのCGアニメ。

お話はスーパーに置かれてる食材が擬人化されていて、人間様に買われるのは光栄な事(ソーセージはパンと一つになって夢心地)と思ってるのだけど、お家に行ったら一転そこはホラーな世界になっていくのよ。日常的な料理法が食材にとっては残虐極まりないスプラッタに・・・

どうやら食材達は何とか脱出して、スーパーの食材達に真実を伝え団結して闘いが始まるのよね…このお話をどうまとめるのかは本編を見てのお楽しみだけど、重要な見所いや聞き所があるわ…なんと、ちょっとエロいバンズの声をあててるのがなんと「ブライズメイズ」や「ゴーストバスターズ」で物理学博士エリンを演じていたクリステン・ウィグなの。

「ゴーストバスターズ」でも書いたけれど、クリステン・ウィグ独特の優しいお顔立ちでお下品なしゃべりは実はネイティブに大人気で、同作品ではその部分が忠実に翻訳されず普通の訳になってしまったのが残念だったのよね。今作ではビジュアルがアレだし声優としての出演なので完璧なマッチングで大受けだっただろうと予測できるわ。

今日の予告編はその中でもRED BAND版…後半には名作「プライベートライアン」の冒頭シーンが(汗;)…大人の世界ね。日本公開が危ぶまれたけれどSONY Pが『ご期待にこたえて配給いたします』とのことで11月4日から公開決定…勿論R+15指定の子供は見ちゃダメ・フォーマットで…大人が楽しむアニメとしては最高だわ!!…是非お隣の奥様も誘って皆さんで堪能いたしましょう…フフ。



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