スーパーサイズ・ミー

2014年04月20日

スーパーサイズ・ミー日記 命をかけたドキュメンタリー編

201404182004年公開当時から見たいと思ってなかなか機会がなくやっと見たわよ…「スーパーサイズ・ミー」

公開後もファストフード界に波紋を投じ続けている北米映画作品で…肥満症に悩む若い女性が、"肥満の原因はハンバーガーである"と訴訟を起こしたニュースをきっかけに、モーガン・スパーロック監督自身がファストフードを1日3食を1ヶ月摂り続け、その結果人間の体にどんな影響を及ぼすのか検証したドキュメンタリーなの。

とにかくその発想力と根性には恐れ入った!のひと言ね…今でもファストフードと肥満という問題は切実であり、最悪命に関わるもの・・・だからこそ軽視出来ないわ。実験開始当時、監督は健康体でバランスの良いスタイルであり、内科医、胃腸科医、心臓専門医、栄養士の診断では「完璧」な状態だったの。糖尿の気もなく、血中塩分濃度、腎機能、肝機能も問題ないというパーフェクトぶりよ。

実験のルールは…30日間1日3食マクドナルド店に限定し全メニューを制覇、店内に存在するもののみオーダー、スーパーサイズを勧められたら断らず、残さず食するという過酷なもの…1日、2日はいいものの、3日目には胃腸の調子が悪くなり、栄養士からカロリーの摂取過多を注意されたわ。

5日目あたりから体重が5%増加し、9日目には気分が悪く、体は平気でも精神的に滅入ってくるという症状に陥ったの。12日目には体重が7.7キロ増加、コレステロールが大幅に上昇して肝臓に異常をきたし始めたわ。更に21日目には、頭痛、動悸が酷くて夜中目が覚めるという有様になり、診断。

医師は尿酸値の上昇、高尿酸血症、痛風、肝臓の機能低下、更に腎臓結石と、アルコール中毒患者と同様の症状が出ていることに衝撃を受け、ドクターストップを勧告したの。ハンバーガーとポテトとサイダーで体がここまで破壊されるとは…こうしたデータは医療界にも大きく貢献したと言えるわね。監督はラストまで倒れること無く実験を続ける事が出来たのだけれど、これはパートナーである野菜料理家の彼女の功績が大きいわ

これまで彼は彼女の野菜料理をずっと食べ続けていたから、こんな過酷な肉と油ワールドを生き残ることが出来たのよ!実験終了後は1年かけて元の状態に戻すことに成功したのだけど、たった1ヶ月の無茶を取り戻すのに1年・・・長くは感じるけれど、彼女の力があったからこそこれだけ早く戻せたのでしょうね。

しかしながら、恐るべきファストフード・・・吐き出させてしてしまうほど体に拒絶させながら更なる悪影響を与え、それ以降は食べずにはいられないという「中毒」をもたらしていたとは!たまに無性にファストフードを食べたいと思うのは、この「中毒性」がもたらしたものだと知り、恐ろしくなったわ。

本編では他にも学校給食や弁護士などにも、食生活が人間の体にどれほど影響を与えるか取材し検証しているの。食材界も談合の世界…それも垣間見る事が出来るたのは貴重だわ。スパーロック監督の信念と行動はアメリカに留まらず、世界中の子供達や悩めるおデブさん達に警鐘を鳴らし、人々の意識を変えたという功績でも讃えるべきだわ。しかしながら、パートナーの愛・・・それに勝る健康は無いかもね!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2)