ジャック・ブラック

2015年05月13日

愛しのローズマリー日記 心眼編

20150511「あぁ・・・私ってこんなに太ってるし可愛くないし・・・」…そんな風に自分の容姿にコンプレックスを持つ人は沢山いるわよね。ルックスがいいからお仕事がもらえた、お金持ちと結婚出来たなんて言うお話は日常茶飯事だし、美人なら特典は数限りなくあるもの。

どうせ私は・・・といじけた気持ちになった時、ジャック・ブラック主演2001年作品「愛しのローズマリー」を見ると多少は和らぐかも!?

ジャック・ブラック演じるおデブな青年ハルは、外見だけで女性を判断するたわけ者…ある時有名なセラピストから「人間の内面がそのままビジュアルとして見える」なる催眠術にかけられるの。やがて彼は超細身で美人のローズマリー(グウィネス・パルトロー)と出会い、一目惚れするけど、彼女は自分の容姿を気にして恋に臆病になっていたわ。なぜならハルには超細身美人に見えるローズマリーは、実際136キロの肥満女性だったからなのよ!

ストーリーやテーマは勿論だけど、映像的にハルの視点と現実世界がうまく交差してそのギャップが面白いわ…外見が美しくても内面がギスギスしていれば老婆のように見えるし、外見がイマイチでも内面が美しければモデル級の美人に見える・・・結局現実世界では外見が重視される事が多いけど、果たして皆が皆外見にこだわって幸せを掴めるかというとそうではないわよね。

人間同士の"心"が通じ合えば年齢も性別も関係ないし、人それぞれの個性や生き方が魅力であり最大のセールスポイントだったりするもの…「愛しのローズマリー」を見ていると女性として共感出来る部分が多く、見終わった後に前向きな気持ちになれるわ…でも、ファンタジーか、あ、それを言ったら身も蓋もない・・・。

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2015年02月24日

アカデミー賞2015日記 バードマンとセッションするのがセオリー編

20150220日本時間で本日午前中にに発表された米アカデミー賞…既に結果をご存じの方も多いハズ。結果を振り返ってみると毎年の事なのですが順当な受賞に見えるから不思議です…先ずは主要部門

【作品】「バードマン」…白人が好きそうな「アメリカン・スナイパー」や妙にテンションが無くて感動する「6才のボク」をおさえての「バードマン」…受賞の背景にはヒーローと言う流行を逆説的な視点で現代にフィットさせたのが要因かもしれません。

【監督】「バードマン」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ…個人的には「フォックスキャッチャー」かなと予想したのですが残念。

【主演男優】「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメイン…これは作品的にも早くから一押しだったので素直に嬉しいですね。

【主演女優】「アリスのままで」ジュリアン・ムーア…これも個人的にはリース・ウィザースプーンを応援していたので残念…風格負けか(笑)

【助演男優】「セッション」JKシモンズ…もうこれは予告編を見ただけでもその威圧感で決定でしょ…日本公開が待たれます。

【助演女優】「6才のボク」パトリシア・アークェット…これは作品との相性でマッチングの勝利。

【脚本】「バードマン」…この展開は過去にも同じような作品があったので新鮮味は感じなかったので「6才のボク」かなと予想しましたがハズレ。

【脚色】「イミテーション・ゲーム」…普通に納得

その他、編集で「セッション」が受賞したのは素晴らしいですね。美術・衣装・作曲の「ブダペスト・ホテル」も納得です。主題歌の「Selma」も心に響きます。ただ、唯一納得がいかないのが長編アニメの「ベイマックス」…元々ノミネートすらされなかった「The LEGO MOVIE」が誰もが認める今年のNo.1…であれば「ヒックとドラゴン2」しかない…が自他共の予想がディズニーに・・・流石にこれは同社の政治的な営業の動きを感じてしまうのでした。

地味ながら「博士と彼女のセオリー」や「セッション」がどこまで食い込めるかが見所だったのですが大健闘な結果ではないでしょうか。そんなアカデミーも終わって、夏にかけてはアカデミーとは無縁!?のマーベル実写系その他話題作が出番待ち…今年も楽しみな映画業界です!!それではアカデミー2015の見事なニールとアナ・ケンドリックのオープニング「Moving Picture」を見ながらワインでも…フフ。

ちなみに、このオープニングでジャックブラックが乱入しますが、何を言ってるかといいますと…『全ては金さ!!中国にこび売って作る映画はヒーローばっかり!!続編・リメイクにありがちな脚本・・・先週なんかSMだぜ、で、アホどもがスマホで映画さ・・』とかなりなブラックで会場大受けなんですね。是非ご堪能を!!、この時取り出したスマホは実はサムスン製なんですが、広告効果はあったとは思えませんね(小声で)


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2014年12月13日

テネイシャスD日記 痛快!おデブ道編

20141213音楽系映画は色々あれど、特にジャックブッラク主演の作品は好きなのよ!!…彼が主演の思いっきりロックな味付けの2006年作品「テネイシャスD」!!

内容はロック好きな太っちょ少年JBが厳格な父に反発し、何故か部屋に貼って有ったロニー・ジェイムス・デュオのポスターに『ハリウッドに行け』という啓示を受け家出するの。

数年後彼は遂にハリウッドに到着し、海辺で超絶テクニックを持つ、これまた太っちょギタリストKGに出会うのよ。

彼の技術に一目惚れしたJBはKGとバンドを組み、賞金目的で地元のライブハウスのコンテストに出る事になったけど新曲が必要。何とかいい曲を作りたい…そう思い何の気なしに音楽雑誌を見ていると、歴代の大物ギタリストが皆同じ形のピックを持っている事に気付くのよ。そのピックを持てばきっと売れっ子になると信じた2人はピック探しの旅へ・・。

とにかく全編ジャック・ブラックのロックに対する愛情で溢れていて、音楽好きにはたまらない作品である事は確かね!父親役にはミートローフとポスターから出てくる当時66歳の故ロニー・ジェームス・デュオというキャスティングもたまらないわ~。

何よりも驚かされたのはJBの歌唱力!彼が公園のベンチで「自分はまるでベイビー」と嘆きをアカペラで歌う部分は本当に素晴らしかった!!とにかく発声がしっかりしているから何を歌っても揺るぎないのよ。

劇中の楽曲は2人で作っていて王道のハードロック的なものから笑える程ファンシーなもの迄、ストーリーに添って実に色合い豊か。実際彼らはバンドを組んでいるとはいえ、ここまで出来るなんてさすが!!!

ストーリー自体は単純でも、シーンの転機毎にタロットカードや名画に見立てた2人の映像が出てきたり、細かいギャグが随所にちりばめられたり色々と工夫されているので、頭を空っぽにして大笑い出来るわ…年末にオススメの1本ね!!

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2014年08月28日

トロピック・サンダー日記 やり切る楽しさ編

20140820

先週ピックアップした「チャーリー」で主演のロバート・ダウニー・Jr.が映画界に本格復帰の前哨戦とも言えるのが2008年異色のコメディ作品「トロピック・サンダー」よ

「アイアンマン」とは同年のリリースなんだけど、アカデミー賞他、各賞に助演男優賞としてノミネートされ実質的な前線復帰作と言ってもいいかも…だって彼の演じるのは黒人役なんですから!…作品的には、もう素晴らしいの一言…制作・原案・脚本、そして主演・監督も務めたのがお馴染ベン・スティラー。

物語は戦争映画の撮影現場でベン・スティラー演じる落ち目のアクションスターとジャック・ブラック演じる下ネタ系コメディアン、そしてロバート・ダウニー・Jr.演じるオスカー常連俳優の3人が背景の違いからもめ事に・・そこで怪しいこの作品の原作者が「役者をリアルな恐怖の中に放り込め!」と監督に耳打ち、そして実行されるのだが想定外の事態が起きてしまうの。

放り込まれたジャングルは麻薬製造地帯のとってもデンジャラスな場所。手の込んだ仕込みと勘違いする役者がリアルな戦闘に巻き込まれ、持ち前の俳優魂と個性でサバイバルしていくのだが・・と言うのがベーシックな流れよ。

何しろ、監督のスティラーの映画好きが組込まれたこの作品…「地獄の黙示録」「プライベートライアン」「レインマン」「エージェント」の視聴経験が必須ね。他にも「ランボー」や「戦場に架ける橋」その他もろろの名場面もリスペクトされて映画マニアにはたまらない作品に仕上がってる。

コメディだからと言って、アクションやセットが手抜きなんて全くなし…「ジュラシック・パーク」の撮影場所(ハワイ)に8週間も滞在しての長期ロケだし、最近のアクション映画と同等の火薬量を使用してるんですもの。その中で演じる3人+2人のボケぶりは羨ましいわ。

映画マニアは勿論楽しめるけど、もう一つ、米の映画制作の現場を知ってる人(究極!?)にとっては本当に大爆笑なのよ。一例解説すると、物語に登場する監督はイギリス人なんだけど、"紅茶野郎"とか罵られたりとか実際の現場でもアメリカ人ってイギリス系の監督を嫌いな人が多いわ。英語のしゃべり方がまどろっこしいとか、理屈っぽいとかでね。だから最近の映画の悪役はイギリス系になる事が多いのよ。

それと、映画制作におけるそれぞれの立ち位置、つまり誰がその場のボスかって事ね。映画のエグゼクティブプロデューサー役にあのトム・クルーズがカメオ出演するのだけど、その考え方がデフォルメしてはあるものの事実なのよ。本当の意味で最高に笑えるのがこの人物。

その他にも、黒人蔑視問題とかコメディながら巧みに脚色されてるし社会的な皮肉もたっぷり表現されていて素晴らしいの。サントラも良く出来てるし、またっくもって妥協がないコメディの大傑作と言っても過言ではないわ!!特にロバート・ダウニー・Jr.ファンは必ず見るべし!

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2014年08月21日

ジャック・ブラック日記 ふとっちょの凄いヤツ!編

20140822ジャック・ブラックは大好きな俳優の一人よ。デブなのに軽い身のこなしと軽妙な台詞使い多様な表現力は他に類を見ないわね。そんな彼の代表作は何と言っても2003年「スクール・オブ・ロック」でしょ!…つい最近、米のTVシリーズとしてリメイク(彼が出演するかは未定)されることにもなったわ。

ストーリーは、超エリート小学校の教師になりすました負け犬ロックミュージシャン(デューイ)が、堅苦しい秩序に固められた子供たちにロック魂の何たるかを伝えバンドを結成するの。

クラシックしか知らない彼等にロック史や(黒板の図解が良く出来ていて笑える!)ステージ上のパフォーマンスをたたき込み最後はバンドバトルに出場することになるのだけど、音楽好きにはたまらないツボが幾つも登場するわ。

しかしデューイ自身自分には作詞作曲能力が無いと発言したり、夢を諦めた友人のバンドマンを諭したり、一生懸命子供達に音楽を指導する場面はさすが!のひと言。実にハートフルで物語の核を突いているの。JBの音楽の造詣の深さとボーカリストとしての実力を発揮した1作でもあるわね。

続いては2006年公開「ナチョ・リブレ」…こちらも爽快でテンポの良い作品で、ストーリーも簡潔。何をやってもダメな修道士が、修道院にいる孤児たちにおいしいものを食べさせたいが為に覆面レスラーとなり、ファイトマネーを稼ぎ出すというものよ。

修道士たるもの暴力は禁止されてるし、新しくやって来た美しいシスターに"暴力は罪"ときっぱり言われてしまっては内緒で戦うしかない・・・結局はバレてしまうけど、シスターを始め孤児たちが試合の応援に来てくれて彼は見事優勝を勝ち取るの。

内容的には"タイガーマスク"を彷彿とさせるものがあるけど、舞台がメキシコなので空や地面、家の中の道具・・・すべてが原色で明るくてポップ。見ているだけで元気になれるようなビタミンカラーだらけなのも良いわ。

登場人物も曲者ぞろいで、"キャプテン翼"の花輪兄弟の如く素早い動きを見せる双子レスラー、孤児のおデブちゃん、修道士の相棒のやせっぽっち君、そのやせ君に恋するプロレス会長のふくよか娘など、よくもまあこんな人達を集めたものだと感心・・・このキャスティングが嫌味無く、更なるビタミンになっているの。

レスリング衣装からお腹の肉がはみ出るコミカルな容姿、己の正義を貫き太陽のように明るく力強く生きる姿・・・まさにこの作品はジャック・ブラックの為に作られたと言っていいかもしれないわね。今作ではJB自身の作曲歌唱と、前作同様音楽の才能を披露しているのもお見事よ。

どちらの作品も、見終わった後には嫌な事が全て浄化されてしまうという特典付き。コメディというジャンルで一括りにしてしまうのは惜しいわ。差し詰め「ビタミン・コメディ」とでも言っておこうかしらね。

日本にもコメディ作品はあれど、役者の演じきる力不足や製作側の笑わせよう感が見えて薄っぺらいものになってコントになってしまってるのよね。本当に人を笑顔にするにはまず自分が楽しむ事から、そして根底にあるテーマをぶれさせない事が笑いの部分を活かすのだとこの2作から学んだわ。

しかしながらこの太っちょさん、多才な上に可愛らしすぎ!お腹を抱えて笑いたい夜には是非オススメよ!

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2013年06月27日

僕らのミライへ逆回転日記 初心忘れるべからず編

20130620大好きなジャック・ブラックが出演している2008年映画「僕らのミライへ逆回転」は、パンチはないけど実にハートフルな作品よ! 

自分自身とリンクする部分が多くて、見ているうちに懐かしいようなジーンとくるような思いがしてきたわ。



物語は老朽化したレンタルビデオ店が舞台よ。そこに勤める真面目な店員のマイクは、ジャックブラック演じる悪友ジェリーに手を焼いてばかり。ジェリーはある日発電所に侵入して体が帯電してしまい、その磁気で店内のビデオテープの映像を全て消去させてしまうの!



慌てたマイクは何とかしようと奔走するも良い手が見つからない。どうせレンタルに来る客はオリジナル作品を見ていないから・・と、ジェリーを誘って自分たちで作品をリメイクしてレンタルしたところ大評判になり、やがてレンタル店には長蛇の列が・・というお話よ。



相も変わらず顔中の筋肉を巧みに使って演じるジャックは、素晴らしい存在感!そして「ゴーストバスターズ」「2001年宇宙の旅」「ロボコップ」などを段 ボールで細工したり、映像をポジネガ反転させたり、ファンを回して昔の映画のような質感に仕上げたりと、その創意工夫ぶりには脱帽よ。



今は機材も進化して様々な事が簡単に表現出来るけど、アイディアを出し合い手間暇かけて挑戦しようという情熱は大事なのよね・・。オリジナルを超えた自分 たちの作品を作り上げ、小さな田舎町でも「何かを成し遂げてやろう」という意気込みを持つ主人公達の姿に、初心を思い出し何だか胸が熱くなったわ。暑さで いまいちやる気の出ないあなた、この作品で奮起してみてはいかが?

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