ザ・ダークワールド
2014年02月08日
ザ・ダークワールド日記3 真の敵はいずれか・・・!?編

「ザ・ダークワールド」では、故郷アスガルドに戻ったソーが諸悪の根源である弟ロキを投獄したのち、王である父や仲間達と共に平和な世界を取り戻すべく日々戦いに明け暮れていたわ。
束の間の平和が訪れても、ソーの心は地球の恋人ジェーンへの思いが募るばかり。父王はそんな息子を見かねて、共に闘う女戦士シフとの結婚を促すけれど、ソーの心は地球に向かっていたわ。
【以下ネタばれアリ(*_*;;;;;)】
そんな時、かつてソーの祖父が闘い滅亡させたはずの「ダーク・エルフ」を率いるマレキスが復活。彼は邪悪なエネルギーを操り、己の種族を滅亡に追い込んだアスガルドに復讐せんとソー達に襲いかかってきたの。しかも皮肉なことにそのエネルギーを解放させてしまったのは、地球で重力異常の研究をしていた恋人ジェーン…彼女はそのエネルギーを自らの体に取り込んでしまい、依り代となってしまう。
再会を喜んだ恋人達は、愛を語り合う時間も無いままアスガルドへ移動。邪悪なエネルギーを巧みに操るマレキス達の攻撃によってアスガルドは壊滅寸前となってしまう。美しく優しい母フリッガも命を落としてしまったわ。
そこでソーが思い立ったのは、かつての敵である弟ロキと協力しアスガルドを守ること。唯一自分を愛してくれた母を殺され復讐心が芽生えたロキにとってもマレキスは敵であり、同じ目的を持った兄弟は一時休戦しタッグを組むことになったの。しかしロキ本来の目的は自らアスガルドの王になることであり、いつ又裏切るとも限らない…そんな緊迫した状態で戦闘開始よ!
ロキの巧みな変化作戦、ジェーンの科学的な頭脳戦、ソーの屈強な肉体戦、それらが見事に集結しマレキスを倒し邪悪のエネルギーも封印する事が出来たわ。しかし戦い終わって、彼らが本当に望むものはなんだったのか?それぞれ思いが交差し、思うまま歩みを進めて行く・・・といったストーリーで期待通りの逸作だったわ。
今回の敵であるマレキスのフェイスガードのデザインは、どこかウルトラマンを彷彿とさせるキュートさと宗教的な神聖さがミックスされていて興味深い。編み込んだ髪など細部にもこだわりが感じらてクールよ。
予告編では恋人ジェーンと女戦士シフがすれ違い目線を合わせるシーンがあり、もしかして女の戦いが描かれるの!?と期待させられたり、投獄されたロキがパーマのようなヘアスタイルで不敵に微笑むシーンがあったりして、何故パーマ?と疑問を持ったりと、本編を見てから予告編の掴みの秀逸さに改めて感心させられたわ。どちらも本編ではさほど重要なシーンでは無かったけれど、見る側の想像を膨らませるという点で既に大成功ね。
しかしながらロキの投獄中のパーマの様に乱れた髪は、自分に愛を注いでくれた母フリッガを失った悲しみをどこへもぶつけられず自暴自棄になった結果なのよ。彼女の死を臣下から聞いた直後、彼が自分のサイコキネシスで牢内の家具を破壊するシーンがあり、ここはセリフ無しでものの数十秒ほどの展開だけなのだけれど、ロキの悲しみの深さと心の奥底にしまい込んだ母への愛情を感じグッときたわね。
そして母フリッガがジェーンを守り敵と戦う姿が、とにかく美しく気高く女王そのもの!その後シーンでは、魂はこうして浄化されていくのかと真剣に考えさせられるほどの美しさだったわ。この2つのシーンは今回の見所と言っても過言では無いと思うわよ。
こういったストーリーだと、日本なら恋人との再会から一気に恋愛熱がヒートアップ展開となりそうだけど、そこはさすがマーベル作品!それぞれの心のありかを自然に、しかし奥行き深く描いているのよね。神様でも愛する人を失えば盲目になったり過ちを犯しそうになったりする・・・そんな心の描写にも脱帽。
幸せの形はそれぞれなれど、ソー、ロキ、ジェーン、彼らが幸せを求める姿は勇敢で小気味よく、思わずに自分の姿に重ねてしまったわ。ダーク・ワールドは私達の日常のそこここで、ぽっかりと口を開けている。だからこそ果敢に挑める自分でありたいわね。さて、次の主人公は「キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー」の登場…楽しみ!
2013年11月14日
ザ・ダークワールド日記5 見事な野外広告編

その中でも素晴らしかったのがコレ!
野外交通広告の一環でしょうが、待合所にソーのハンマーが3Dのような立体感で突き刺さってるのよね。それも最初のガラスを突き破ってる発想が凄すぎるわ。
もしコレが日本ならガラスが割れてるように見えるから絶対にNGだし、公共機関に何かダメージを与えてるようなラッピングは問答無用でダメって言われるのよね。
数年前にも米でゾンビを運んでるリアルなトラックが街中を走ってて騒然とした事があったけど、これも日本だとコミカルにする事でしか難しいのよ…貞子3D広告みたいな感じ。
日本は、とにかくこれだけ街中に看板が溢れて広告による街の汚さでは世界のTOPを走ってるのに、このタイプの交通広告には非協力的なのよ。日本をロケ地ビジネスになんて言ってるけどPTA推奨的な作品以外はNGなのが現状。
逆に海外ではAKB的な手法はお縄になってしまうのですよ…やっぱ日本は浮いてますね…ヤレヤレ。
2013年11月11日
ザ・ダークワールド日記4 ロキvs子供 編

子供向け番組局のコメディセントラルのよる30秒CMなんですが、教室(娯楽室)の中でロキが子供達に「Who's Better Super Hero Thor or Loki?」(ソーとロキのどっちがスーパーヒーローかな??)と聞くと、間髪を入れずに「ソー!!!」と答える子供達!
「なんで?」とロキが聞くと「だって、ソーはハンマー持ってるし・・それで地面を叩くと・・」等々…そして話が終わらない少女をロキが「ハンマーなんかいらねーよ」と突き飛ばすという展開。
文書にするとロキが意地悪そうですが、それは逆にロキの子供っぽさが強調されてて30秒ながらとても感じの良い宣伝になってます。
シリーズではこの子犬的なロキがある女子系に大人気なんですが、潜在的な彼の人気を上手く使った宣伝ですよね。このセンスは日本の宣伝業界も見習った方が良いですよ…フフ。
2013年11月04日
ザ・ダークワールド日記3 頑張れヘイムダル編

そんななんでも見通す彼の目をかいくぐって侵入してきたダーク・エルフに1人挑みかかるヘイムダルの映像がアップされてるのよ!
若干ネタばれ的な部分もあるけど、ギリギリ大丈夫って感じかしら。
北米での事前予想ではかなりの数字を叩き出しそうな雰囲気だし早く見たいわ!日本公開は来年の2/1!
頑張れヘイムダル!
2013年10月23日
ザ・ダークワールド日記2 脇役が渋い編

毎回マーベル作品で感心するのが、脇役達のキャスティングの素晴らしさ。今回も前作で門番で強烈な印象を与えてくれたイドリス・エルバ演じる番人ヘイムダル…彼は最近では「パシフィック・リム」で イェーガーを統率する司令官を演じて人気は右肩上がり!
そのヘムダイルのポスターがかっこよすぎて吐きそうよ…あの派手なかぶり物をしても負けない存在感は凄いわね。どうやら続編では彼が大活躍の予感よね。
そして、もう1人は戦う女神シフを演じるジェイミー・アレクサンダー…スレンダーなボディに鎧をまとい戦う姿は萌えるわよ!
彼らのようなしっかりした脇役のキャスティングあってこそ、主役のソーやロキが活きるのよね…あ、前回出てきた日本人はダメダメでしたが・・。
そして、一部のマニアの間で熱狂的な人気のロキ・・今回はどうなる事でしょうね…また色々情報が入ったらお知らせするわよ!
日本公開は2014年2/1よ!
2013年04月25日
ザ・ダークワールド日記1 怪しい義兄弟編

ソーと言えば、主人公のソーと義弟のロキ…この二人の微妙な関係がある世界で話題らしいけど、続編ではこの義兄弟がまた仲良くなって共通の敵と戦うらしいわ。
予告を見る限りではナタリーポートマンが危機的状況になって、どうにも一人では歯が立たない悪の化身にロキを復帰させ一緒に助ける感じなんだけど、そこはロキ・・果たして素直に兄に従うのか今回の見所よね。
ある世界では「あのロキのびしょ濡れで震えてる子犬のような目つきがたまらない・・」と評判のようでこんどもウルウル感満載でご登場の気配。
公開は米で11月だけど、これもお楽しみの1本になりそうね…フフ。