ケイティ・ペリー

2017年01月25日

反トランプ日記2 公共広告編

20170108先日のトランプ大統領就任式の翌日の世界規模の女性によるデモ行進が凄い事になってましたね。

一部ではトランプも大統領になれば変わるのではの一部の期待もありましたが、その侮蔑的な話法は結局変わりませんでした。

自分に攻撃するの者には容赦なく噛みつき、傷付け、コケにする…100歩譲って選挙では許されるかもしれませんが大統領の肩書きがついた今は別です。それを察してデモは勢いづき前代未聞の展開になっています。

その数日前に、歌姫のケイティ・ペリーがプロデュースした公共広告をリリースしました…それはトランプの公約にあるムスリム登録制度…これがいかに非人道的な行為かを思い起こされるお話の映像です。

この登録制度は戦時中に米国内在住の日本人が敵国の人間というだけで強制収容された歴史と同じではないか?をテーマに89歳の日系アメリカ人であるハル・クロミヤがストーリーテリング。

「私たちは農家を営むアメリカ人でした。しかし強制収容所では憲法が保証する私たちの権利は取り上げられました。全ての始まりは恐れと流言でした。そしてそれが日系アメリカ人への敵性市民登録につながり、次にタグとなり、そしてすぐに強制収容所になりました・・・」

作品の結末はご覧になって頂ければ驚きますので是非。

歴史を繰り返さない、させない…そんな思いが伝わってきます。丁度このブログを書いてる時にあのローマ法王でさえ「国境に壁や鉄条網を張り巡らせて外国人を締め出すという考え方はヒトラーのような「救世主」を生み出しかねない」と警告を出しました。

この軽薄な大統領、アメリカ国民のみならず平和を愛する全ての人が警戒しないといけませんね。


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0)

2013年01月26日

ケイティ・ペリー 日記2 パート・オブ・ミー…エンタメに全てを捧げた歌姫編

201301262010年のアルバム「Teenage Dream」が大ヒット後の2012年に公開された、ケイティ・ペリーのドキュメント映画「パート・オブ・ミー」…日本では公開期間が非常に短かったのと宣伝が不十分だった為に情報が行き渡らず、残念に思った人は多いはず。

この映画が公開になると聞いた時はとにかく楽しみで、鏡の向こうのスター、ケイティと鏡の手前でスターに憧れる少女ケイティが描かれたポスターを見た時、彼女がどんな人生を送ってきたのか、どんな風にものづくりに取り組んでいるのか、彼女の背後で戦略を立てているチームは一体どんな人達なのか・・・などが垣間見れるドキュメンタリーだと思っていたわ。

でもそれだけではなかった・・・!敬虔なクリスチャンの家庭に育ったケイティは、テレビを見ることも許されず、音楽もゴスペルだけという厳しい環境で育ったの。ある日友人の家でアラニス・モリセットを聞き、自由に感情を表現するという事に衝撃を受けた彼女は一気に開眼…という興味深いエピソードから、金字塔を打ち立てたアルバム「ティーンエイジ・ドリーム」を引っ提げて行われたツアー「カリフォルニア・ドリームツアー」の表裏を余すところなく見せてくれたわ。

1年半にも及ぶ長い長いツアーで、彼女は己を削りパフォーマンスを続けていたの。自分は成功するのだという信念、ファンを笑顔にしたいという思い、ただその一念でステージに立つケィティ。十分な準備をしていても徐々に体は悲鳴を上げ、去年2月に離婚した夫ラッセルとの溝が深まっていく。

冒頭で彼女はライブ前にメンバーと円陣を組んで気合いを入れるシーンがあるのだけど、ラッセルにぞっこんのケイティは共に円陣に入るよう彼を呼ぶの。でも夫は「何で俺が・・・」と言いながら渋々参加…このシーンが非常に気になっていたのだけど、その予感は的中。

ケイティは映画の終盤で彼との別れに苦しむ辛い結果となってしまった。そして注目すべきは、周囲のスタッフと彼女の強い絆、そして家族との絆ね。自分自身、バンドメンバーやスタッフは家族であるべきと思いそう接してきたけど、でもその点はやはり彼女と同じ。

ものを作るという事は共に自分を削りながら創り上げていくのだから、恋人以上家族以上の存在・・・だからケイティがラッセルとの別れで苦しんでいると、仕事なんだからやれ、ではなく、彼女と一緒に苦しみ一番良い方法を見出そうとする。

最もグッときたのは、ケイティが舞台のせり上がりで待機している時の様子を捉えているシーンね。同じアングルで3回、最初はツアーが始まったばかりの時、次はツアー半ばで疲労困憊の時、最後はラッセルとの別離で悲しみに耐えている時・・・同じ男性スタッフが彼女を送り出しているの。

彼女がステージに出る直前、前を見てパッとスマイルを作ると、スタッフも一緒に口角を上げてスマイルを作っているのよ。彼女が泣きそうになっている時は彼も泣きそう、でも笑顔を作ると同じタイミングで笑顔になるの。ケイティは前を見てるから彼が見えている訳ではないのに、共に戦っているという事よね…なんという深い絆なんだろう!

ケイティがトップに上りつめた理由の一つがわかった気がするわ。

本編を見ていると、彼女は人の才能を見極める才能もあるということに気付かされるわ。メイク、衣装、才能があれば無名であろうが関係なく仲間にする、その点においても本当にアーティストとしての触覚を常日頃から働かせている人なんだということを痛感。

ちょっと嫌な話だけど、もしラッセルとの別離がなければ、この映画は普通のLIVE映像として終わったかもしれない。でも最愛の人との辛い別れがあったからこそこの作品は成立したのではないか・・・などと思ってしまった。これは偶然の産物か戦略か、なんて考えるのはナンセンスかもしれないけど、歌姫ケイティのど根性と外見だけでなく内面の可愛らしさにノックアウトされてしまうのは必至ね!ものづくりをする全ての人達必見よ!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(4)

2012年04月14日

ケイティ・ペリー日記1 計算された感性編

20120412ケイティ・ペリーといえば、今やリハーナと同様チャートを賑わすアマゾネス!ベティ・ペイジを彷彿とさせるヘアスタイルに、くりくりとした大きな瞳が印象的な彼女・・・一度見たら忘れられないキュートさよ。

2008年、女性同士の恋愛をテーマにした衝撃的な作品「I Kissed A Girl」からその地位は不動のものとなったけど、それ以降は飛ぶ鳥を撃ち落とす勢いで様々な色合いの作品を発表し続けているわ。

楽曲のセンス、歌唱力もさることながら、映像表現も他に類をみない素晴らしさ!早速メガヒットとなった「Teenage Dream」と同タイトルのアルバムを入手したの。アルバム収録曲は殆どがチャート上位に位置する作品ばかりだけど、どの楽曲の物語も全く異なるものばかりでリスナーを飽きさせない魅力的なものばかりよ。

お薦めは『E.T.』…この作品は、愛する男性を異星人に見立てるという斬新な解釈で描かれてるわ。PVではケイティが天女のような衣を纏い、民族的とも未来的ともいえるメイクを施して愛する男性の元に舞い降りるのだけど、彼女の演技力にはただ脱帽。人ではないものを演じるというのは、一歩間違えば安っぽくみえてしまうけど、ケイティは愛を知った地球外生命体を見事に演じきっていたわ。

そうかと思えばSnoop Doggをフューチャーしたポップ・チューン『California Girls』ではカリフォルニアの陽気な明るさを体現した、お菓子の国のプリンセスを演じ、『Last Friday Night』ではパーティに誘ってももらえない冴えない女の子が羽目を外してパーティを楽しむ、という北島マヤもびっくりの百の仮面を見せてくれたわ。

音的な作り方も実に手が込んでいて、どの楽曲も彼女の伸びやかなボーカルが"欲しい位置に必ずある"のよ。高音が特徴的なケイティだけど聴き手に負担は全く無く、ややエモーショナルになる部分はそのままに、独特な"間"も活かされていて"ツボにくる"感じね。

日本だと、なんとか音をきれいにまとめようという動きがあるけど、ケイティやリハーナのようなビッグネームのアーティストであればあるほど個々の個性を出していこうという思惑が見えるし、それが作品として良い方向に反映されて心地良いのよね。

ケイティは制作においても野心的で、チームで市場戦略をしっかり計りつつ作品を送り出しているのよ。アーティストはただ作品を作るのでは無く、表現方法、プロモーション、戦略全てにおいて把握していないと息長く続けていけないのだと思い知らされたわ。いやぁ、次の展開として"女優ケイティ"を見てみたいと思うのはピポ子だけでは無いはず・・・きっと近い将来映画や舞台で彼女を見る日も近いかも。

pipopipotv at 00:01|PermalinkComments(0)