イタリアン

2017年02月04日

アンティカ・オステリア・デル・ポンテ日記 佇むアルフレッド編

20170202新年を越しお誕生会・・・という事で、丸の内ビル36階にある「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」のディナーへ。

お店の名は「橋のたもとに建つ古い旅館」という意味で、イタリアで2番目に三つ星を獲得…更に料理界のアカデミー賞と言われるファイブスターダイヤモンド賞を受賞という名店なの…環境、お料理、サービス・・・おもてなしも世界的に評価されているという事なのよ。

日本の店舗は最初で最後の支店と認定されているのでイタリアに訪れずともお料理を楽しめるのは嬉しいこと…丸ビル最上階という事で沢な眺望を活かしきった内装になっており、現地の貴族の館より取り揃えたというシック且つ重厚な調度品や家具も素敵でゆったりとディナーを楽しめたわ。

この日はパニエのついたシックなワンピースで伺ったのだけど、空間とマッチして我ながら良いセレクトだったと自負。お料理は華美さはなくと凝った作品が多く1つのお皿に一体何種類の素材が使われているのか?と思うほど贅沢なものばかりよ。

繊細な味わいのアミューズを頂いた後、イタリアのマンチーニ社のもちもち麺にウイキョウ、松の実、アンチョビを和え、鰯のコンフィとペコリーノチーズという豪華なキャスティング。これはお替わりを頂きたいくらいだったわ。

メインはこれまた大好物のアンコウがボルケッタで登場。最高級のお肉とお魚を同時に口に放り込めば、傍らにウズラ豆のクレーマ、これまた大好物のタルティーボをサワラクの胡椒が控えているの。

ひと皿ずつ味わいが奥深く、でも頂いた後は優しいゆったりとした感触が残るのが良い…しかしながら最も印象深いのはお料理と同じく、やはり”おもてなし”ね。ソムリエ兼副店である志村さんの接客の優美さには学ぶ事が多い。お食事を楽しむ為に不可欠な空間作り、接客・・・やはりアンティカは5つのダイヤモンドなのだと痛感したわ。

こちらのお店はミラノ本店の2万本のストックの中から約800種が直輸入されていてワインリストはかつて見たことがないほど分厚く重いの。これらを把握しチョイスするには並々ならぬ知識と経験が必要・・・恐るべし、アルフレッド・志村さん。

最後はメッセージ付きデザートとお茶でエンディング…シンプルだけど程よい甘さで締めくくられて満足よ。チョコレートで描かれた”PIPOKO”の文字が”PITOKO”になっていたのはご愛敬・・・一般的なネーミングではないからパティシエも悩んだことでしょう、ペロリ。

突出した個性というものは無くても、ほっとする温かみやゲストを迎える志の深さを存分に堪能出来たディナーだったわ。どちらかというと初デートよりもお互い時を重ねてから訪れる方がより楽しめる空気感・・・やはりアルフレッドの存在が大きいから!?かも。

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2015年04月01日

LA BUONA VITA日記 ラグジュアリー&カジュアル編

20150319

実力派シェフ石井資万氏が南新宿にオープンしたイタリアンレストラン「LA BUONA VITA(ラ ヴォナ ヴィータ)」…前から行ってみたいと思っていたお店のひとつだったので、早速予約したわ。

石井氏は銀座の「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」で料理長を務めるなど、名だたる有名店で腕を振るってきた猛者なの。お店を訪れた日も店内は満杯…女性客が非常に多いので期待は膨らんだわ。

店内は実にシンプルで、シェフの一挙一動を捉えることの出来るオープンキッチンが鎮座。まずはワインを注文して、お待ちかねのスペシャルディナーコースのスタートよ!まず、目にも鮮やかな美しい前菜の盛り合わせから。お皿の中でもここが一番の楽しみだったりするのよね。生ハムとモルタデラ、鴨のロースト、穴子のフリットにモッツァレラとトマトのサラダ、白ミル貝のマリネとどれも素材の旨みが引き出されたラインナップ。

中でもトマトの冷製スープが非常に濃厚で印象的だったわ。次はこのお店の名物でもある、ウニとずわい蟹、いくらをのせたイカスミを練りこんだタルオリー二の登場よ。贅沢な北海道のバフンウニ、特いくら、ずわい蟹をふんだんに使い、イタリアのイカスミを織り込んだ手打ちパスタ…個性の強いラインナップでありながら、サッパリとしてのどごしが良くあっという間に完食したわ。

続いてこれまた、あっという間に完食のリゾット。ポルチーニ茸の香りと食感に酔わされてしまったわ。どちらももう少し量があれば・・・と思ったのも束の間、次のお肉料理を堪能する為の絶妙な匙加減だということに気付かされてしまった。

大好物の牛サーロインはジューシーで、良い感じにお腹に溜まっていったわ。そして最後のお楽しみのドルチェはゴルゴンゾーラのタルト。とにもかくにも、最近頂いたドルチェの中でも5本の指に入る美味しさよ!ゴルゴンゾーラの独特な香りと程よい甘みが口の中で融合し、コースの締めくくりとしては言うこと無しね。出来ればこれもホールで頂きたいくらいよ。

いつも思う事だけれど美味しいものは際限なく頂いてしまいたくなるもの…しかし「もう少し欲しい」と思えるくらいが適量であり、そのお料理の魅力を最大限に引き出しているのよね。

そういう意味でも「LA BUONA VITA」は完璧だわ。一見カジュアルに見えるお店ではあるけれど、やはり味わいはラグジュアリー・・・料理とはかくあるべきよね。あぁ、個人的には人間としてもそうありたいものだわ…ゲップ。

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2014年03月08日

ロッシ日記 前代未聞の前菜編

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数々あるイタリアンレストランの中で、伝説的ともいうべき名店「ロッシ」…オーナーシェフである岡谷文雄氏の評判の高さは耳にしていたものの、これまで未体験だったの

お料理のコンセプトは「単純な組合せで美味しいシンプルなお料理」…これを聞いたら行かない訳にはいけない!という事でなんとか予約が取れたので麹町まで行って来たわ

丁度記念日という事もありテーブル席をお願いしようと思ったけれど、岡谷シェフの技が目の前で楽しめる名物のカウンター席に。無口で黙々と料理を創り上げていくシェフ、細やかな気配りをしつつ、絶妙なワインセレクトをしてくれるソムリエ、とチーム一丸となっておもてなし。

まず驚かされたのは名物の前菜…その種類の豊富さと美しさ!大きい角皿に宝石と見まごうばかりの輝く野菜たちが艶やかな姿で登場したの。全18種類というスケールの大きさ…果たして前菜と呼んで良いのだろうか!?シャンパンからイタリア・カーザウォレスの赤にパートナーを変更し、いざ頂きます。

真鯛のカルパッチョとナスのマリネ、アボガドのマリネでさっぱりと、大好物のホタルイカで春の息吹を感じ、イワシとドライトマトのタタキにお米のサラダなど実にユニークな野菜と魚介類の共演が続いたわ。

お肉類は短角牛のもも肉のタルタルトリュフ風味、トスカーナ豚の頭肉のにこごりハム、肩ロースのコッコ、青森産鴨肉の自家製ハムなどイタリアと日本のお肉食べ比べよ。どれも素材の良さが引き立つ絶妙なラインナップで、ソースや調理法は細部にまでこだわりが見られるわ。配置も素晴らしく、その彩りは1枚の絵画のよう。

前菜をゆっくりと楽しんだ後はぷっくりとした牡蠣を菜の花のクリーミィなソースで頂いたの。ここでソムリエが牡蠣に合う白ワインをチョイス…牡蠣の甘みが引き立ったわ

続いては肝好きの私が感動に打ち震えてしまった、軽く揚げた白子にトリュフ??ソース…外はちょっぴりカリッ、中はトロッ…この絶妙加減はどういうこと?と感動しているうちにタレッジョチーズの風味とポルチーニ茸の香りが見事に融合したトルッテリーニが登場。

この香ばしさと風味は今も思い出すほど・・・。お魚料理は甘鯛とノドクロのポワレ、ミニキャベツや菜の花などの野菜が甘みを演出して名脇役になっていたわ。お肉料理は鴨や蝦夷鹿の盛り合わせ、それぞれのお肉の良さを引き立たせる調理が施されていて感動。

デザートがこれまたラストにふさわしいヨーグルトソースにショコラ、イチゴの酸味が全てを締める役割となり完璧だわ。満腹感はあれど食べ終えた後も臓器に重さを感じさせない爽快感…これぞ岡谷マジックね!あくまで素材が主役でその素材を活かしきる為に様々な技を駆使しているけれど、表面には見えず口に入れた瞬間にわかるというもの…憎いね、この!

店内は常連さんで賑わっていたけれど、ファンが多いのも頷けるわ。ちょっと小さめのお店だけど、岡谷シェフがとことん料理を突き詰めて提供するにはこの規模が一番なのかもと思ったわ。次回は何を頂けるのかしら・・・楽しみ!

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2013年12月10日

サバティーニ日記 年を重ねて腹一杯・・・編

20131205そろそろめでたい!とは言えなくなってきたけれど、誕生日はいつも特別な日・・・今年は、以前から行きたかった六本木の「サバティーニ」へ…六本木でライブをやる時は必ずと通っていた老舗のホテル・アイビスの13階にあるので、なんとも懐かしく感慨深いものがあったわ。

店内はどこか懐かしさが溢れる落ち着いた空間で、調度品の数々にも温かみが感じられたの。低音が魅力のダンディなスタッフはただならぬ存在感で、雰囲気は更に落ち着いた良い感じに。窓から見える東京タワーが綺麗で、その美しさを再認識したわ。

この日は丸みを帯びた可愛らしいフォルムの白ワイン「ガヴィ・ディ・ガヴィ」を注文して早速乾杯よ。やや辛口で、林檎や花の様な香りが爽やかで飲みやすい。あまりアルコール分解酵素を持ちあわせてない自分でも、お料理との相性が良くて十分に楽しめたわよ。

さて、お料理の方は一見クラシカルながら、その深い味わいはさすがサバティー二!前菜の水牛のモッツァレラチーズとフルーツトマトはチーズのコクとトマトの甘さが絶妙で、更に大好物のフォアゲラのソテーがワインが進む一方。その後は、ずわい蟹とサーモン入りクリームソースのフィットチーネが登場よ。平打ちの麺に濃厚なクリームソースが絡み合い、旨みという旨みが凝縮されていてお替わりしたいくらいだったの。

そして、魚介のソテーをサフランソースでさっぱりと頂いた後はお肉料理。最近は色々気にして脂身は避けていたけれど、今日は特別・・・和牛のロース肉を黒トリュフのソースでドカッと頂いちゃったわ。レアのお肉は甘みを含んだソースでにあっという間に溶け出し、ものの数分で任務完了よ。

どのお料理も程よい量だなと思いきや、この時既にお腹は膨らんできていたの。しかし、最大のフィナーレはデザートよね。しかも運ばれてきたお皿に「Happy Birthday PIPOKO」の文字が!そして音も無く現れたスタッフ全員が現れ拍手をしてくれたのよ。

こういうイベントってどこか恥ずかしい気がするけれど、そこは老舗の洗練されたスタッフ・・・周囲の雰囲気を読みつつ、主役を加減良く盛り立るバランスが素晴らしい。

残念ながら、一番騒がしかったのは他ならぬ私自身だったかも・・・本当に嬉しかったわ!でも一番嬉しかったのは、最後に頂いたカプチーノにうさぎの柄が描かれていた事ね。

社名の所以でもある、大好きなうさ子がカップの中に現れた時は感無量よ。老舗イタリアンでこれまでの長い道のりを振り返りながらお腹いっぱいになった夜でありました。さ、また1年頑張ろう!・・・げふ。

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2013年03月13日

レスタジ日記 特別な日に・・・編

20130310お天気の良い日はテラスでシャンパン、なんていうロケーションにはうってつけのイタリアン・レストラン「レスタジ」

ここは六本木ヒルズの敷地内、けやき坂ゲートタワーの中にあるので、隠れ家的な落ち着いたレストランなの。打ち合わせ帰りにディナーをと思い予約を入れたのだけど、ここはデートや記念日に訪れるべきところよ。

書斎をイメージしたウェイティングは落ち着いた雰囲気で何時間でもいたくなるし、回廊の先にあるワインセラーは圧巻。100坪もある外のテラスには白いテーブルクロスのかかったテーブルが点在し、非日常の空間を演出していたわ。

魅力的な要素は多々あれど、最大の目的は、大好きな牛フィレ肉とフォアグラのロッシーニ風のディナー・コース!まずはウニ、イベリコの生ハム、パプリカのアミューズからスタートよ。とにかくお皿全体に花が咲いたような美しさ…コースはやはり華々しく始まるのが嬉しいわ。

その後は珍しくスカンピが入荷しているというので注文し、その可愛らしい身体を一気に食したわ。そして鰤のカルパッチョを白ワインと共にペロリ。そして「バッカラ・マンテカート」と呼ばれる干し鱈のペーストに温野菜、それをポレンタと呼ばれるスクランブルエッグのようなものと一緒に頂いたわ。

このお皿は全てがイタリアの伝統的なものばかりでとても優しい味わい。続いてモチモチの生パスタにシンプルな魚介類と楽しみ、遂にメインの牛フィレとフォアグラが登場よ!贅沢にも黒トリュフを加え香りも楽しんだわ。

ロッシーニは大好物なのだけど、こんなに美味しいのは久しぶり…もう少し食べたい、という適度な匙加減がお行儀良い。デザートはフルーツとキャラメルのアイスクリーム…これまたフルーツの甘みを活かしたキャラメルの絶妙な甘さで「やられた!」という感じよ。

どのお皿も文句無しに二重丸!ゆっくりと贅沢にディナーを楽しむなら、間違いなくこのお店をお薦めするわ。もう少し暖かくなったらテラス席でランチを楽しむのも良いかも・・・その前に、お仕事頑張らなくては!

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2012年11月13日

カンティーニ日記 体に優しいデート編

20121110神田にあるレストラン「トラッティア・カンティーニ」…こちらのお店はイタリアン、フレンチを融合させたカジュアル・ダイニングなんだけど、使われている食材が有機野菜、五穀米、全粒粉、天然酵母など体に優しいものばかりよ。

店内もこじんまりとしていて作りすぎない可愛らしさがあり、ディナータイムはちょっとしたデートに最適ね。

この日は初めてだったのでコースにしたのだけど、なかなか食べ応えがあったわ!前菜は日本で初めて生ハムを作ったという尾島さんの生ハム、大好物のレバーパテ、トマトとモッツァレラチーズなど大好物のオンパレード。

とにかく野菜本来の味がしっかりしているので、調味料は殆ど不要といっていいほどかも。あっと言う間に平らげると次はこれまた大好物のキッシュ。しかもボルチー二茸がひょっこり顔を覗かせているじゃないの!口に含んだ瞬間にボルチー二茸の香りが口中に広がる広がる…!付け合わせのお野菜に乗っているスペルト小麦がサクサク感を演出していたわ。途中自家製パンが登場したけれど、これが天然酵母と海洋深層水で焼き上げてあり、とても優しく癖のない味で何度もお替わりしちゃったわ。

その後は有頭エビと小柱のパスタをペロリ。頭からエビの味噌をジュルジュルパリパリ頂いたわよ。魚介の出汁が旨みを引き出してくれていて、これまた過剰な調味料は不要といった具合ね。その後はカジキマグロの網焼きをクロオリーブのソースを纏って登場よ!

ふわふわの食感を楽しんだ後は、メインの群馬県産もち豚のタリアータを黒オリーブとバジルのソースで噛みしめたわ。とにかくお肉がジューシーで柔らかく、噛めば噛むほど甘みを感じるという素晴らしさ。デザートはティラミスのミルクレープとカボチャプリン…これまた甘すぎず後味もさっぱり。最後はクマちゃんが描かれたラテを楽しみ完了。

こちらのお店は珍しく白のサングリアもあり、こちらも後に残らない優しい味わいでお薦めよ。しかし体に優しい食材というのは翌日に残らないし、沢山食べても胃がスッキリしているものなのね。野菜がもつ本来の旨みや甘みというものを改めて実感したわ。これならばちょっと食べ過ぎても…うーむ。Xmasの限定メニューも気になることだし、次回はお洒落して行かなくちゃ。

【カンティーニweb】
http://kantini2008.net/

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