アイアンマン
2014年02月26日
アンドレア日記 ロブスターだニャ編

そっと近づいて先ずは猫パンチで先制攻撃してから噛みついたら海老じゃなかったニャ…パンパン叩いてたらママがギャーって叫びながらやってきて怒られてしまったニャーよ。
どうやらこれはiPhone5s用のカバーで「アイアンマン」のパワースーツらしいのだが、ミーにはどう見てもロブスターにしか見えニャい。聞いたらダメージヴァージョンとかで限定品なのだとか・・それニャらば追加ダメージはミーが必殺の爪研ぎ傷だらけにしてあげるニャーよ!
かかってこい!アイアンマン!
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2013年08月30日
アイアンマン日記 そして伝説は始まった・・・!編

改めて見てみても、やはり3部作の中でも抜群の素晴らしさ…本作はアイアンマンが開発されるまでの過程、その背景にある主人公トニーの心の推移が事細かに描かれているから見事よ。物語は巨大軍事企業「スターク・インダストリーズ」の天才発明家であり社長であるトニー・スタークが、自ら開発したミサイル"ジェリコ"のプレゼンの為アフガニスタンへ。その帰り道、現地のゲリラに襲われトニーは銃弾に倒れてしまうの。
気が付けばゲリラの本拠地に閉じ込められ、同じく捕虜にされていたインセン博士が電磁石を使って自分の命を救ってくれたことを知ったわ。ゲリラは"ジェリコ"を作れば解放するという条件を出してきたけれど、明らかに完成後殺されるのは明白。トニーはインセン博士と共に、脱出の為に鋼鉄のアーマー"マーク1”を制作するの。自分の命綱の電磁石を、膨大なエネルギーを生む熱プラズマ反応炉「アークリアクター」に交換し、"マーク1"はそのエネルギーを利用して見事命を宿すことに成功したわ。
自らの命を犠牲にしてトニーを救ったインセン博士、ゲリラ本拠地にあったスターク社の武器の数々、死んでいった兵士達…自分は一体何を作ってきたのかと疑問を抱き無事脱出したトニー。アメリカに戻り、実用型パワードスーツ"マーク2"を完成させ、軍事企業としての会社の体制を改めようとするのだけれど、重役のオバディアがそれを阻止しようと動き出すの。ここで初めてトニーは真の敵と対峙することになる・・・というストーリーよ。
天才発明家、資産家、すべてを手に入れることの出来るトニーは明るくてユーモアたっぷり、自信過剰で自惚れ屋、でもその反面常に孤独を感じ、人間の温かさを持ちつつ求めている…なんだかトニーは演じ手であるロバート・ダウニー・Jrそのものの様な気さえするのよね。
この役はロバート以外演じられないし、彼なくしてアイアンマンは描けないわね。のちにパートナーとなる秘書のペッパーとの距離が縮まっていく描写がさらりと描かれているのも好感度アップよ。オープニングから捕虜にされるまでのテンポはとにかく絶妙で、アメコミ本来の軽さを出しつつ、見る側にきっちり伝える情報は伝えるという技にはとにかく脱帽ね。「アベンジャーズ」で大活躍のコールソン捜査官の出番の多いことに気づき、一大マーベル・プロジェクトの意気込みを強く感じたわ。
そして忘れてはいけないのがBGM!!AC/DCの「Back In Black」から一気にその世界へ引き込まれていくのだけど、そのリンクぶりは凄まじくなんとも言えない!Ozzyも効果的に使われていたりと、音楽のチョイスがとにかくお見事!どれも良く知られている曲であるにも関わらず、楽曲の良い部分とアイアンマンの見せたい部分を特上のお料理にして出してくれたわ・・・感動よ!3拍子も4拍子も揃った「アイアンマン」…見ればみるほど、その重みが増すばかりね!
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2013年05月05日
アイアンマン3日記3 ゴージャス過ぎるフィナーレ?編

物語は「アベンジャーズ」の戦いから1年後のこと。様々な危機が訪れる中、合衆国政府はヒーローという個人の力に頼ることに危惧感を抱き始めていたわ。一方天才発明家であり億万長者のトニーは、不眠症に悩まされ心身共に消耗しながらも憑かれたように新型アイアンマンスーツを開発していたの。
そんな時突如"マンダリン"という敵からの襲撃を受け、彼は今までに無いダメージを受けることに。しかしトニーは最愛の恋人ペッパーをはじめ、自分の愛する者達のために戦いに挑むのよ。
日本のロボットアニメでも後半の山場でオリジナルデザイン以外にも多種多様なマシンがお目見えして、ど派手な戦闘を始めるのが見所だけど、今作ではスマート且つ見応えがある映像で楽しませてくれたわ。特にトニーが新作アイアンマンを開発するシーンはリアリティがあって、数十年後には本当にこんなスーツが開発されているかもと思える程よ。
これだけの作品を3部作で纏めるというのも大変な事だとは思うけれど、ヒーローであるトニーの生身の部分がしっかりと描かれていたのが良かったわ。才能がありお金があっても、人間は様々なプレッシャーを受けるし、弱い部分だって沢山ある…劇中彼が発言した「依存症」にはトニー演じるロバート・ダウニーJr.自身に重なる部分もあり、そんな部分もジョークにしてしまう力強さに好感が持てたわ。
今回の敵"マンダリン"を演じたのは、「ヒューゴ」でもお馴染みのベン・キングスレーなのだけど、彼がまた素晴らしい存在感で、締めるところは締めて緩めるところは緩めるという名演技よ。しかし真の敵は他に・・・。全編通して小気味よいジョークが飛び交い観客席からも笑いが絶えない今作、実にテンポ良く纏めるところは纏めて千秋楽を迎えたという印象ね。
しかしながら、トニーが戦う相手は常に彼自身の中にあるのかも…思わず彼を応援したい気持ちになってしまったわよ。ラストで、トニーの身体に埋め込まれているアークリアクターを取り除いたシーンを見て一瞬驚いたけれど、彼がこれまでのアイアンマンを卒業し、新たな挑戦をするという意志の表現なのか・・・と理解することに。
今回のエンディングは70年代のアメリカのTVドラマのような構成で、サウンドも画面にがっちりはまった作りになっていたのが素晴らしい!毎回マーベル作品にはラストにひと工夫というのが常となっているけど、今回もエンドロールの最後まで見ないと理解出来ないようになっていたわ。
さてさて今後は「THOR/The Drak World」「キャプテン・アメリカ/Winter Solder」に続いて「アベンジャーズ2」も続々到着するし、パズルの破片を繋ぎ合わせるように今作もどう影響してくるか考えるとワクワクしちゃう!さ、皆さんもParty!!!ですわよ!
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2012年12月28日
宣伝日記 現実感とともに編

既に「アイアンマン3」の予告編がリリースされてるけど、本国ではその重々しさにトニースタークに何が起こったのかと話題になってるわ…そして問題のワンカットから孤独に雪景色から空を眺めるスタークのハッピーホリデーカード。ここのシニカルなジョークは事前の宣伝としては完璧ね。
映画は物語の断片だけど、リアルタイムにお話が継続してるって言う感覚をファンの皆さまにちゃんと届けてる。主人公のキャラクター(トニースターク)なら絶対にこうするよな!と納得するカードだわ。
普通、宣伝は物を売るためのテクニカルな手法をだけど、これは逆ね…最初に発想があって、これ宣伝に使えるじゃないって事よね。だからとても自然・・でもここまでキャラを演じきったロバート・ダウニー・Jrの力量も素晴らしいわね。
もう一枚のポスターは「アヴェンジャーズ」なんだけど、ここにはスーパーヒーローは誰もいなくて、なんとクラーク・グレッグがコールソンが主役になってる…彼はヒーロー達のミッションを監督してるエージェントの役所だけど、数種類のポスターの中でこれが一番好き!彼の存在が物語をきっちりと集約させて欠かせないキャストになってる。
流れから自然に出てくる宣伝は嫌味がなくていいわよね…マーベルにしろDCにしろ、この世界観を丁寧に構築したからこそ溢れ出てくる宣伝…全てのクオリティが高次元…いい仕事してまっせ!
pipopipotv at 09:00|Permalink│Comments(2)