2012年03月31日

ヒューゴ日記 本当の主役は・・・編

20120329アカデミー賞その他でで数々の賞を総ナメした「ヒューゴ」…当然と言えば当然の見事な作品だったわ。

1930年代のパリ。火事で父を失ってしまった少年ヒューゴは叔父に引き取られ、飲んだくれの彼の代わりに駅の時計台に隠れ住み、時計のねじを巻くという仕事をしていたの。

ヒューゴは父が遺した壊れた機械人形を唯一の家族とし、暇を見つけては修理を続けていたわ。やがて心臓部に当たる鍵を持つ少女イザベルと出会い、遂に人形は息を吹き返したの。人形に隠された秘密のメッセージを探ろうと2人は様々な事を調べ進めていくうち、イザベルの養父ジョルジュに行き着くことに。そこで彼の封印していた過去が蘇る・・・というお話なの。

主役はヒューゴだけど、真の主役はジョルジュよ。ネタバレしてしまうから詳しい事はお話出来ないけど、普段から深読みをしてしまう方は"素直"に楽しむことをお薦めするわ。

"アバター"以来無理矢理3D、なんていう作品が増えたけど、今作は3Dが必要な部分にだけさりげなく使われているのも良い。それよりも、主役のヒューゴとイザベルの子役の2人の演技力は圧巻!劇中、人形修理に行き詰まるヒューゴ、初めて映画を見た時のイザベル・・・挙げたらキリがないけど本当にこの2人はこの世界に存在するのでは、と錯覚する程の見事さよ。

残念ながら、日本の子役劇団の通り一遍の指導では、こんな役者は生まれないでしょうね。映像も、この時代特有であるポストカードの様に"褪せていながらどこかモダン"という色合いが見事再現されてるわ。とにかく引き込まれるような美しさなのよ。

日本ではこの作品が「ガフールの伝説」同様子供向けとして宣伝されているようだけど、それは全くの誤解!ものをつくる人間が味わう成功と挫折、そして希望を未来へ繋いでいく様は、身につまされるようよ。だから大人向けね。

時計台から見えるパリの街はエッフェル塔を中心に派生している・・・それは人形のゼンマイ仕掛けを対比させていると同時に、人の繋がり、更には日常生活の繰り返しを表現していている気がするわ。人はそれぞれ役目を持って生まれてきたのだから、例えそれがどんなに困難であったとしても全うすべき。そんなメッセージが心の奥深くに突き刺さってくる作品よ。

普段の生活に流されているな、と感じたら是非劇場へおいでませ!

pipopipotv at 00:01│Comments(2) 映画&TV 

この記事へのコメント

1. Posted by rainmans DS & iPad   2012年03月31日 09:40
5 こんにちは。
最近は...
旧作を3D化して再上映。
増えてきましたね〜
ちょっと観たい気もしますが....
シーン的に違和感が有るんですよ!
やっぱり使い方が難しい感じですね〜
2. Posted by ピポ子   2012年04月01日 00:08
5 こんばんは!

> 最近は...
> 旧作を3D化して再上映。
> 増えてきましたね〜
> ちょっと観たい気もしますが..

増えました!たまに頭痛がする時がありますが・・・
..
> シーン的に違和感が有るんですよ!
> やっぱり使い方が難しい感じですね〜

そこなんですよね。
必要な表現なのか否か・・・
よみうりランドのアトラクションになっちゃいますものね。

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