レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン日記 反骨精神に裏付けられたパワー・インテリジェンス編花火2015日記1 隅田川編

2015年07月24日

シックス・センス日記 天才的子役・天才的結末編

20150715天才子役として名を馳せたハーレイ・ジョエル・オスメントの代表作と言えば、やはり1999年「シックス・センス」ね。

公開されてかなりの年月が経ってから見る事が出来たけれど、オスメント少年(今は凄くふくよかになってしまいましたが・・・)をはじめ俳優陣の実力、脚本、演出、どれをとっても度肝を抜かれてしまった!!…ストーリーも実に秀逸で、小児精神科医の男性マルコムが、10年前に治療した少年に完治していなかったとなじられ発砲されてしまう。その事件後彼はより一層仕事に没頭するようになり、結果夫婦仲も冷えきってしまったわ。

マルコムは新たな患者である少年コールと出会い、なかなか心を開かない彼を救おうと努力を重ねた結果ようやく信頼を得る事が出来たの。実はコールは自身の能力で死者が見えてしまい怯え悩んでいたのだけど、学校では異端児扱い、母親に真実を告げられないまま孤立していたのよ。彼はマルコムに話すことでようやく死者と向き合う事が出来るようになり、物事も好転していったのだけど・・・。

ストーリーの結末は、まさに映画史に残る大どんでん返しでしたよね!!…カテゴリーはホラーとされているけれど、これは見事なヒューマン・ドラマ…自分自身脚本を書く機会はあるけれど、これほど衝撃的且つ心に訴えるものが生み出せるだろうか、と考えると敗北を通り越して爽快感さえ感じてしまったわ。しかしながら更にそのストーリーを生きものにする役者陣の神懸かった演技にも要注目よ。

特にコールが母親に自分の能力を打ち明けるシーンは、最大の見所。最初は息子の能力を病気と考え猜疑心を持っていた母親が、少年が知るはずもない亡くなった祖母のメッセージを聞きその能力を認めると同時に、自分自身がどれほど母に愛されていたのかを知るの。

息子から自分の母親の思いを伝えられ、驚きと共に母へのわだかまりが解けていく・・・そんな彼女の心の推移とシンクロするように涙が流れて行く様は、見ている側に人間らしい温かさを思い起こさせてくれたわ。そして、ポツリポツリといたわるように小声でメッセージを伝える息子・・・このトーンで話すという事がどれほど今まで真実を隠していた事が苦痛だったのか、どれほど母親を愛しているのかという事が伝わって来る。これも映画史に残る名シーンとしか言い様が無いわ。

ホラーには欠かせない『何かある、何かある』と思わせる演出もすべて人間の愛情の深さに繋がっている。冒頭の「映画を見てない人には話さないで下さい」という前置きは実に見事!怖さを含んだものかと思いきや良い意味で裏切られることになり、ホラーというカテゴリーを見事逆手にとったと言えるわね。この作品の制作に関わったすべての人達が第六感までフル稼働させた結果ではないか・・・そう思わずにはいられない。

結局監督のM・ナイト・シャマランは以後パッとしませんが1作品でも人の記憶に残せたのはお見事でした…カコケイ(*_*;)

pipopipotv at 00:00│Comments(0) 映画&TV 

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