2015年03月06日

X-MEN日記1 ミュータント編

20150305米の古典カリスマ・コミックと言えば1963年創刊の「X-MEN」…既にシリーズで映画化され現在もスピンオフも含め鋭意制作中。

舞台は近未来、登場するのは突然変異し高度に進化した人間のミュータント…彼らは覇権を企む者たちと今を守ろうとする者たちの思想の全く異なる二つのグループに分かれるのよ。

約50年前のコミックが根強く支持されるには理由があるわね…それはミュータントが象徴するのはマイノリティーで、思春期の子供達だと言う事。映画の中でも正義側と悪側にグループ化しているけど、二つの共通点は共に社会から孤立している事かしら。これは先のマイノリティーと思春期の子供達にも共通している事よね…優しさが行き過ぎると逆にキレちゃったりとか・・・。

特に思春期に誰もが味わう『自分は世間から孤立しているんじゃないか』っていう感覚で自分の居場所を探し求める者達への偏見へのメッセージが作品に込められているわ…それがコミック・映画ともに共感されてる部分…それとコミックにはシェイクスピアの善と悪の世界を巧みに織込んでいるのもファン層が広い要因ね。基本的にはアクション・アドベンチャー作品だけど、背景の奥深さを感じ取る事が出来るわ。オープニングの10分でその哲学がつかめるし・・・。

映画化シリーズも力が入ってきて予算もあってか更にその表現力は素晴らしく物語を見事に補完しているわ。因みに、日本のコミックは実写化するとどうしても原作のイメージから逸脱したりチープに仕上がってしまうのが常…一方米はここまで重厚に忠実に映像化出来るというのは凄い。

アメコミは元々がリアルに描かれてはいるけど、独特なルックスやコスチュームが実際の映像の中で浮かずに馴染むというのは細部に渡り作り込んでいるという証拠ね。

海外でどんどん実写化されている日本の原作・・・中には違った解釈で描かれてしまってるものもあるから違和感を感じるものが多いのが難点…まずは「これだ!!」と言えるくらい自国の世界観を打出した作品を作らないと、ミュータントの仲間入りは出来ないかも・・・フフ。

pipopipotv at 00:00│Comments(0) 映画&TV 

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