2015年01月29日

あしたのジョー日記 人生のバイブル、あしたはどっちだ!?編

20150123自分が今迄影響を受けた本は多々あれど、"人生のバイブル"ともいうべき作品といえば「あしたのジョー」ね。日本人なら知らない人はいないと言っていい程有名な作品だわ。

残念ながらテレビ放映時は生まれておらず、一度も視聴せず終了。初めて目にしたのは、社会に出てから復刻版の本を読んだ時よ。もしも子供の頃にこの漫画を読んでいたら、作品の根底に有る部分を理解出来ず只の"スポ根漫画"だと思ったかもしれない。山谷のドヤ街、少年鑑別所・・・気の向くまま何の目的も持たず生きてきたジョーは、拳闘に出会い戦う事で己の存在理由を見いだすのだけど、その執念は本当に凄まじい。ここまでひとつの事に人生を懸けられるというのは、彼は本当に「生きて」いたのね。

寝ても覚めてもライバル"力石"に勝とうとする姿は、究極の愛情というべきかもしれないわ。これほどまでに人と人とが深く関わり合えるというのは、人間関係が希薄になっている現代では考えられない。憧憬、敵対、向上心、執念、理解・・・彼らの間には様々な感情が生まれたけれど、上辺だけ付合い損得で動く人が多い中、ジョーや力石の様にお互いを認め合い”魂を通じて"付き合える人がいるだろうか・・・と考えてしまう。

自分自身道に迷うと1巻から順に読んで行くのだけど、読み終えた時必ず「生きるという事は常に真剣勝負であり、その中で物事の本質というものが見えてくる」という事を教えられるの。

この作品が今でもずっと読み伝えられている理由のひとつは、根性を以て人生に挑んでいこう!という安っぽい標語のようなテーマなのではなく、読者自身が自分をジョーになぞらえて、消えいりそうな情熱の種を再び燃え立たせる事が出来るからなのかもしれない。今作についてはまだまだ書きたい事があるので、改めてご紹介するわね。

しかしながら、この時代の作品は本当に人々が活き活きと生きている。笑い、泣き、怒り、表現を露わにしているのよね。それだけでも救われる気がするのは、今が味気ないからなのか・・・さて、「あしたのために」を1巻から読み直そう。

pipopipotv at 00:00│Comments(4) ご本 

この記事へのコメント

1. Posted by ソウルマン   2015年01月29日 11:19
ただのスポ根漫画を通り越して日本の漫画の名作ですよね。
人は一人で生きているものではないというのをこの漫画で教えてもらったようなものです。
まさに、すべての人間が生きていく上でのバイフルと言えるでしょうね。

2. Posted by ピポ子   2015年01月29日 20:34
ソウルマン、こんばんは!
本当にその通りだと思います!
家は今引越の準備の真っ直中でして、以前頂いた「あしたのジョー」辞典と貯金箱が並んでおります。新居にも連れて行きますね(*^_^*)
3. Posted by ソウルマン   2015年01月30日 00:22
おお!あの辞典まだあったんですか?
それはすごい、小学校の時夢中になって読みましたよ。
確か、力石が亡くなるところまでだったかな。
何れにしても力石徹はあしたのジョーという漫画のなかでとてもキーポイントな存在でしたね。
いや、ファンによってはもう一人の主役って言う人もいるしね。
もう、あんな名作は出ないだろうな。
4. Posted by ピポ子   2015年01月30日 15:36
ふふふ・・・そうよ、ソウルマン。
大事に引っ越しの荷物の中に・・・。
力石は影響力のある歴史的キャラですものね。
今後も使わせて頂きます・・・。

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