2014年10月04日

TED日記 息つかせぬ映画オマージュ編

20141004以前、大きなクマのぬいぐるみを持ち歩く子供をよく見かけたわ。その度に「あぁ、あの映画のクマだ」と思いつつも後回しにしてしまっていた2012年問題作R指定映画「TED」…うちにも何十年もお付き合いしているうさぎの「うさ子」がいるので、他人とは思えなかったのよね。

もしも感傷的な展開になってしまったら、ついうさ子と重ねてしまいそう・・・などという心配がちょっぴりあったけれど、思った以上に小気味よい展開だったので楽しめたわ。いじめられっ子のジョンはクリスマスに良心からテディ・ベアをプレゼントされ、"テッド"と名付けるの。彼は唯一無二の親友であるテッドとずっと友人でいられるように祈ったところ、なんとテッドに魂が宿ってしまう。

それから27年…彼らはずっと親友として暮らしたけれど、ジョンに彼女が出来たりマリファナを楽しむなど世間ずれしたテッドが問題を起こしたりして、遂に2人は別居することに。やがてテッドを狙うおかしな親子が現れ、事件が起きるというストーリーよ。見所はやはり一見可愛いテディ・ベアの悪態や中年男顔負けの発言や行動、そして監督の映画愛に満ちたオマージュのオンパレードね。

映画好きなら思わず笑ってしまうネタが、そこここに散りばめられているのが良いわ。何よりも大受けしたのは1980年カルト的SF映画「フラッシュ・ゴードン」のピックアップ!しかも主演のサム・ジョーンズが以前と変わらぬムキムキ・スタイルで登場したのも感動よ。その他にも80年代の「ブルーサンダー」や「フライング・ハイ」なども・・・息付く暇無し。

個人的に受けたのは、テッドの元ガール・フレンドにあのノラ・ジョーンズ(アヌーシュカ・シャンカールの姉)が登場し、テッドに「インド?」と聞かれていたり(ラビの娘だと暗喩しているのね)、ジョンの彼女を狙うお金持ちの上司、レックスの家にあの自転車選手のランス・アームストロングの手術した体の一部がブロンズでコーティングされているなど、マニアックな笑いのツボは絶えないわ。

更にテッドがカーチェイスするシーンでは、あの「STAR TREK」のカークが主役を演じた人気刑事ドラマ「T.J.Hooker」の名物シーンが再現されているのよ。残念ながら日本語吹替ではそのドラマが一般的でないと判断されたのか「ガチャピン」に変えられていて残念・・・。

他にもジョンが007シリーズの中でも評価がイマイチだった主題歌を歌っていけてないぶりを発揮したり、テッドの年月を経たボディの綿の消耗振りが見事だったりと見所満載すぎて、2回は見ないと見落としていそう。本筋もきちんと描かれているので、テッドががジョンを大事に思いながらも悪態をついていたり、最初は水面下でジョンを取り合っていた彼の彼女と、事件をきっかけに真の家族になっていく流れが実に自然で、フィクション作品とは思えない暖かさがあるわ。

テッドの一挙手一投足も細やかで、運転する時緊張のあまりハンドルを握り直したり、バイト先のレジで女の子にアピールする様子など実にお見事よ。もしもうちのうさ子が動き出して悪態をついても、迷わず手を取って抱きしめ神に感謝するだろうなあ・・・ジョンの気持ちが手に取るようにわかるからこそリアリティを感じるのかもね。

そして「TED2」がいよいよ制作中だけど今度はどんなネタを披露してくれるかしら?…因みに下の写真は「TED2」の撮影シーンなんだけど、あのフラッシュゴードンバイクよね!楽しみ!
20141005



pipopipotv at 00:00│Comments(0) 映画&TV 

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