2014年09月26日

プリシラ日記 砂漠に咲く華たちの人生はショウの如く・・編

201409251994年ドラァグクイーン・ムービーの名作と称される「プリシラ」…最もドラァグクイーンが自然に描かれている一本で、実際のクイーンはきっとこんな人達なのだろうと想像が出来たわ。

物語はオーストラリアを舞台に性転換者のバーナデット、結婚経験のあるミッチ、若くてやんちゃなフェリシアの3人は、ミッチの元妻のいるリゾート地でショウを行なう為、シドニーから"プリシラ"号と名付けたバスに乗り長旅に出たの。道中先住民との出会いや車の故障を経験し、ひょんな事から修理屋のボブも同乗してようやく目的地へ。

そこで生まれて初めて会う自分の息子がいる事を知るミッチ…彼はドラァグクイーンである事を息子に隠そうし、バーナデットは恋を・・という展開。

主役の三人は現在は誰もが知ってるトップ男優よね…特にヒューゴ・ウィーヴィングとガイ・ピアースは当時は無名で以後の人気は皆さまご存じの通り。で、あらためて作品を見直すとテレンス・スタンプ演じる高齢の美魔女が新007のダニエル・クレイグそっくりなのがツボで、化粧をすればするほどダニエルに似てくるのが爆笑もの。

話は戻って、ショウのシーンではクイーン達は音楽を口パクで合わせ衣装やダンスや演出で盛り上げてたのよ…これまで見た作品では皆本人が歌っていたのだけど「プリシラ」では"見せる"事に徹底してたわ。確かに華やかな女性の姿なのに男声で歌われたら冷めちゃうわよね・・そう考えると今回の見せ方が一番自然かもしれない。

主役の女王3人の演技は素晴らしかったのは言うまでもないけど、特にテレンス・スタンプ演じるバーナデットには目を奪われたわ…"彼女"は年老いてるけど、クイーンとして誇りを持って生きているのよ。

砂漠で死にそうになっても口紅を直すし、差し入れられた薔薇の香りを楽しみ、髪も服もTPOに応じて美しく整えて・・真のレディなのよ!恋に落ちた時の表情は「参りました!」ミッチは父親として息子に接する事が子供への愛情と思い努力するのだけど、賢い息子は父の全てを受け入れているシーンは心が暖かくなったわ。

とにかく3人3様の個性やクイーンとしての考え方がはっきり表現されている事が、見る側にリアルな温度として伝わってきた要因なのかも。その結果この作品が"元祖"であるという事は間違いない!おでんのように色々な味を楽しめて、最後は心がホカホカしてくる・・元祖"おでんロードムービー"と名付けさせて頂こう!!

pipopipotv at 00:00│Comments(0) 映画&TV 

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