クィーン・オブ・ベルサイユ日記 生きるが勝ち編顔の幅日記 比率が勝負の鍵!?編

2014年09月08日

ルーシー日記3 リュック・ベッソン復活編

20140915映画でとても大切な事は、先ず見たいなぁ~と思わせる事…その点、この「LUCY」の米でのパブリシティは良かったですね。特に予告編が素晴らしかったです。

米での興行成績は当初の倍の数字を出し予想外のスマッシュヒットと騒がれていましたが、こちらからすると予想外と表現する方が予想外で、出るべくして出た結果だと確信してます。国内でも先月末から公開中なのでTOHOシネマズ日本橋のTCXスクリーンで再確認してきましたよ。

なぜ「LUCY」の予告編が素晴らしかったかと言いますと、話としては奇想天外なんですが、表現をシンプルにまとめ、目覚めた女性がスーパーパワーで復讐劇か!?と思わせる内容になってますよね。それを演じるスカーレット・ヨハンソのやり過ぎない表情のカットが「LUCY」のヒットを既に決定づけていたのです。

実際のお話は、腹を切開され運び屋にされた主人公ルーシー(スカーレット・ヨハンソ)のブツが漏れて薬物の大量摂取で脳細胞が超覚醒して最終的には宇宙の真理をビッグバンまでさかのぼって完全理解してしまい、どうなってしまうのか・・な展開なんですが、久々リュック・ベッソン監督のジメジメしてないカラッとした演出が楽しめましたね。

リュック・ベッソンは90年代の「ニキータ」「レオン」「フィフスエレメント」が代表作とされ、2000年以降はプロデュース作品が多くなり、監督作品は今一パッとしていませんでしたが、この「LUCY」で復活した感。

彼は「レオン」に代表されるように女性の撮り方に特徴があって、その特徴が良く出たのが「LUCY」…バストアップのショットが多いので女優の力量が無いととてもつまらない画になってしまうのですが、ヨハンソをキャスティングした時点で成功を手にしたのも同然です。

ヨハンソは同時期にマーベルのブラック・ウィドウのキャラで世界的にブレイクしましたが役者としてのキャリアは長く好評価でした。ルックスは勿論なんですが、実は彼女の魅力は声質なんですね…ちょっとこもった独特な響が良いのです。それを証明するかのように「her:世界でひとつの彼女」ではAIの声(siri的な感じ)を演じて放送映画批評家協会賞の助演女優賞にノミネートされるなど、ちょっと他の女優とは違う武器を持っているのですね。そう言えば、あのトム・ウェイツのカバーアルバムをリリースしてるのでよね!ちょっとビックリ。

ネタばれになるので、お話の詳細には触れませんが、超覚醒した脳は感情から脱皮してどこに行くのか・・果たして神の領域に踏み込むのか・・それともMr.スポックが目指したコリナーの境地を一夜にして習得とか!?…そこのサブ的な展開として予告にあるようなアクションがアクセントで盛り込まれてるのですが、わかりやすいエンタメ感満載な作品である事は間違いありません。

アクションシーンの見所の一つにパリでのカーアクションがあるのですが、これはあの「TAXi」を彷彿させる小気味良さで「ルパン三世」の実写はこっちだろって感じてしまいますね。

大袈裟に表現すれば精神的にも弱かったルーシーが自分のお役目を発見する24時間の物語とも言えますが、これはやはりスカーレット・ヨハンソの存在、そして脚本に沿って彼女を演出しきったリュック・ベッソンの勝利ですね…あ、モーガン・フリーマンも脳細胞覚醒研究第一人者として重要な役所なんですが、それはいつものポジションで(笑

リュック・ベッソン的ファンタジアがお好きな方は迷うこと無く劇場へ、科学的根拠にツッコミを入れたい方も是非劇場へ、タイアップしてるサムスンが好きな人も是非劇場へ、裏社会で拳銃美が好きな方も是非劇場へ、そして、スカーレット・ヨハンソ好きなあなたは毎週劇場へと、色々な視点から楽しめる「LUCY」でした。

pipopipotv at 00:00│Comments(0) 映画&TV 

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