ショートムービー日記1 金の生殖編猫のダルシーの物語日記 愛は哀に勝るもの編

2014年07月05日

007日記1 スカイフォール編

20140704「007」シリーズ…これまで老舗娯楽映画の代名詞というイメージが強かったわ。テーマ曲、派手なアクション、美貌のボンド・ガール…様々なフォーマットが定着し他作品にも影響を与えて続けているこのシリーズ。

おおよそストーリーの想像はつくので敢えて見ようとは思わなかったけれど、2012年「スカイフォール」はあのサム・メンデスが手掛けているという事もあり、じっくり鑑賞。

ロンドン五輪開会式でエリザベス女王と共に登場し名実共にボンドとなったダニエル・クレイグ第3作目であり、007シリーズ誕生50周年記念作品…これはただ事ではない!と期待大…その期待を上回る、これぞまさに「アメリカン・ビューティ」ならぬ「イングリッシュ・ビューティ」な秀作よ!

これだけ歴史のある大作になると、ジェームス・ボンドのイメージが定着しているから、新たなボンドを打ち出すため相当のクラッシュ&ビルトが必要だわ。しかし、ダニエル演じるボンドはより人間らしく、仕事に対するクールさやちょっとしたウィットさも絶妙で、「ボンドは実在する」と確信させられたわよ。

当時42歳という若さでありながら、男の悲哀と苦悩をがっちり演じきる渋面にノックアウト…久しぶりに"良い男"というものを魅せて頂いたと言えるわね。

ストーリーはMI6のエージェント、ジェームス・ボンドが、NATOの諜報部員の情報が記録されたハードドライブを取り返すべく組織を追い詰めるの。上司Mは同僚の保護より敵の追跡を最優先にと指示を出し、その結果ボンドはアシスタントのイヴのミスで撃たれてしまう。暫しの間、死人として休日を楽しむボンドだったけれど、MI6の本部が何者かに爆破され、Mが標的になっている事を知り帰還するの。

敵を追い上海で謎の美女セヴリンと接触し、ようやく黒幕が登場。何とその正体は元MI6のエージェント、シルヴァだった!シルヴァはMに忠誠を誓いながらも、任務で拷問を受けた際自決を図るも死ねずに顔が崩壊した事で彼女を憎み、執着していたの。最終決戦はボンドの生家「スカイフォール」が舞台となったわ。

ボンドはボンド家の管理人であるキンケイドと共に知恵を使い、シルヴァの強靱な武器に対抗し死闘を繰り返したわ。しかし最終的にMは「自分はひとつだけ正しかった」とボンドを復帰させた事に満足し、息を引き取ったの。

「スカイフォール」はイヴやセヴリンのボンド・ガールは単なるフォーマットであって、真の主役はMね!そしてMを中心に、ボンドとシルヴァの3人の関係が色濃く描かれている。

ジュディ・デンチ演じるMはさすがの風格だけど、ハピエル・パルデム演じるシルヴァは狂気に満ちた偏執ぶりは圧巻!左の鎖骨を失った為入れ歯を装着しているのだけれど、その為に鼻の穴の大きさが左右違っているという演出も見事よ。

個人的に好きなのは初めてボンドと対面した際、シルヴァがボンドの両足をスッと撫でるシーンね。欲しい物は手に入れる、そんな彼の考えの片鱗を垣間見れたし、ボンドガールとのやり取りよりセクシーだったわ。

更にMを追い詰めた際に彼女を「ママ」と呼び、銃撃戦で受けた彼女の傷を心配し、お互いのこめかみに銃を付け共に死のうと訴える姿には、男女や親子などの意識を超えた愛情を感じ切なさえ感じたの。悪役はやはり悲愴感があって初めて演じられるもの・・・素晴らしい!

本編だけでなくアデルが歌う「スカイフォール」もクールだったわ…丁度Mのクレジットの部分で十字架が重なる様になっているのよ。彼女が最期を迎えたのもスカイフォールの敷地内にある礼拝堂…この時点で彼女のラストを匂わす演出が施されていたとは憎すぎるわ。

他に武器担当のQがオタクな青年だったり、古きを温めて新しきを斬り込んでいくという方式には関心させられる。自分にとってこの007が最初なので、これから遡って見ていこうと目論見中なの。しかしながら、ダニエル・ボンドが今後半永久的に定着することを願わずにはいられないわ。日本男子諸君、スーツを格好良く着こなすにはまず体力作りから!ですな。

そして、今からボンドと言えばショーン・コネリーの007番外編「Nerver Say Never Again」を見るのです…フフ。

pipopipotv at 00:00│Comments(0) 映画&TV 

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
ショートムービー日記1 金の生殖編猫のダルシーの物語日記 愛は哀に勝るもの編