Kemper日記 革命と驚きのアンプ編フォレスト・ガンプ日記 人生曲線の描き方編

2014年05月16日

チャンス日記 自然体は魂のベクトル編

20140518明け方、1979年の名作映画「Being There(邦題:チャンス)」をじっくり見たわ…作品を見終わった後に何とも言えない爽快感に包まれ熟睡・・。

しかしこの時代の質感は良い!…画面から70年代の匂いがぷんぷんしてくるわ。タイトルの「なすがままに・・」という通り、主人公の中年の庭師チャンスはいつも自然体で生きてるの。庭いじりとテレビが大好きで、とにかく無垢な心の持ち主!数十年屋敷の外へ一歩も出た事が無い彼だけど、屋敷の主人が亡くなり管財人に屋敷を出るように通告されてしまうの。

町をさまようチャンス…見るもの聞くものが新鮮ではしゃいでいた彼は1台の高級車にぶつかり、その車中にいた貴婦人に手当ての為家に呼ばれるのだけど、なんと彼女は経済界の大物の妻だったのよ。チャンスは高齢で余命いくばくもない夫人の夫に気に入られ、大統領とも話をする事に・・。

読み書きも言葉を話すのもままならないチャンスだけど、彼の庭の手入れの哲学を耳にした周囲の人々は勝手にその話を高尚な例え話ととり、大統領か彼の言葉を演説で引用してからたちまち人気者に。やがてチャンスは全米中に名が知られるようになり、大統領の葬送の際、有力な新大統領候補である事が明らかに・・。

彼はなすがままの自然体であり欲も持たない…自分の無垢な心が周囲の人達を幸せに変えた事にすら気付いていない…ストーリーはそんな感じだけどチャンスを演じているピーター・セラーズの演技はたまらないわ。後に彼と結ばれる貴婦人役のシャーリー・マクレーンも絶品よ。

音楽もこのストーリーならクラシカルになりそうだけど、ブラックで超クール!…特にお屋敷を追い出されてから流浪するシーンで流れるデオダートの「ツァラトゥストラはかく語りき」とのアンサンブルが最高。チャンスの子供のような純真な心が、歪められていびつになってしまった人々の心を柔らかくしていく様は、見ている自分のトゲトゲとした部分まで消えていく気がするわ。

ラストで彼が弱った木に触れる為に湖に入るシーンは、この作品のテーマを見事に表しているの。生きていくためには様々な感情を抱え込まなくてはいけないし、時には策略も必要。でも最も大事なのは自然体でいる事なんだわ・・難しい事だけどね。

pipopipotv at 00:00│Comments(2) 映画&TV 

この記事へのコメント

1. Posted by ピンクパンサー   2014年05月18日 03:29
最近発売された30周年版には別エンディングが入ってるらしいです!見てみたい!
2. Posted by ピポ子   2014年05月18日 20:50
ピンクパンサーさん
コメント有難うございます。
おおお!それは気になりますね!チェックしてみます。

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