2016年08月

2016年08月29日

グランド・ブダペスト・ホテル日記 シニカル・コミカル・フィジカル編

201608142014年「グランド・ブダペスト・ホテル」・・・数々の映画賞でのノミネート&受賞…あの「ザ・ロイヤル・テネンバウムズ」を生み出したウェス・アンダーソン監督が手掛けた作品となれば一筋縄ではいかないと思ったけれど期待通りの素晴らしさだったわ。

一度ラストまで見終えてから再度見直すと細かいこだわりや繋がりをあちらこちらで確認出来るという面白さ…こういった映画は、映画館で楽しむより家で何度もじっくり探索する方が何十倍も楽しめるかも。

ストーリーの素晴らしさもさることながらキャスティングの見事さ、構成、そして映画でありながら終始SD仕様のスクエアな画面に仕掛け本のようなカラクリ的映像表現がアンダーソン・シニカル・ワールドを確立していているわ…癖のあるキャラクター達が織りなす人間模様、小気味よいテンポ、どれもが心地良く、脇腹を突いてくるようなコミカルさがそこここに存在するのが良い。

物語はヨーロッパ大陸に存在するという仮想のズブロフカ共和国が舞台…そこでかつて高級ホテルとしてその名を知らしめた「グランド・ブダペスト・ホテル」に有名な作家が静養に訪れるところから物語がスタート…作家はそこでホテルのオーナーで移民から大富豪となったムスタファと出会い、彼から自身の昔話を聞くことになるの。

若いムスタファはホテルの名コンシェルジュであるグスタヴの下でベルボーイとして働いていたけれど、彼の上得意であり恋人であったマダムが亡くなったことで大事件に巻き込まれてしまう…マダムは指折りの大富豪でグスタヴに名画「少年と林檎」や財産を残し、それに反対するマダムの息子達に命を狙われてしまうのよ。

ムスタファは持ち前の賢さでグスタヴのピンチを救い、やがて彼の財産を引き継ぐことに・・・しかし大団円を迎えたと思いきやファシスト達の占領など戦争の背景も重なりムスタファは孤独な余生を送ることになってしまう。

過去のエピソードはジェットコースターの様な早い展開が続くものの、同じ状況のシーンがリピートされることで現状や心情の変化が理解出来る効果がもたらされたり、コミカルとシリアスのバランスが絶妙な配分になっているわ…面白い事に殺害シーンが残酷でありながらそれがコミカルな効果を生んでいたりする。演じ手も紙芝居の如く淡々と語っていてもその演技力があればこそ、の表現力で観客を取り込んでしまうのよ…逆にシリアスな演技をするよりも技量を求められるのではないかしら。

20160815どのキャラクターも個性がしっかりと演じ分けられていて実に甲乙付けがたい…個人的には作家が老ムスタファがホテル内の浴場で初めて言葉を交わすシーンで突如太った客が行き届かない従業員のサービスに悲鳴をあげるシーンが差し込まれたり、食事のシーンで別の従業員がナプキンを平気でスープ皿に入れてしまっても気にしなかったりといったコミカルな演出にはやられてしまった。

しかし、これらの粋なコミカルさは同時にホテルの低迷ぶりを表現しているのだということに気付くと少し物悲しさを感じるわ…それは老いて孤独なムスタファの心情になぞらえているのかもしれない。

常に思う事だけど素晴らしいコメディ作品はキャラクターの背景を深く掘り下げて描かれているからこそコミカルな部分がグンと生きてくるのよね。この映画の素晴らしさもそういった部分がきちんと描けているからこそ笑いの部分が粋なのだわ。

更に感動したのは冒頭で小説オタクの少女が作家の銅像に向かう途中ベンチに座る3人の男が黒づくめ、グスタヴの愛したマダムの娘がこれまた黒づくめの3人娘だったりと劇中のどこかで神経衰弱のように関連性を持つ事柄が見つかることよ。

ある意味観客の方が試されているのか、と思ってしまうくらいに感覚を研ぎ澄まされるわ…シニカルであり、コミカルで有り、フィジカルでもあるこの映画…さぁ、あなたはどの感性のアンテナから受信するかしら??

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2016年08月26日

ゴーストバスターズ日記2 コメディエンヌ達がもの申す!!編

20160812名作リブート版…どうしてもオリジナルと比較されてしまうもの。更に男性主役の作品を女性が演じるとなるとバッシングを受けてしまうのは世の常。

しかしそんな風当たりの強さも人気のバロメーターという事で絶賛公開中の2016年版「ゴーストバスターズ」。

最初にピックアップした際もポール・フェイグ監督&キャスティングだけでまず見たい!!と思っていたのよね。

なにせアメリカを代表するコメディエンヌ、クリステン・ウィグにメリッサ・マッカーシーの「ブライズメイズ」チーム、クリステン同様「サタデーナイトライブ」のケイト・マッキノンが「ゴーストバスターズ」のメンバーを演じるなんて最強よ。

物語はほぼオリジナルを踏襲しており今回はクリステン演じる素粒子物理学博士エリンが、以前共に心霊現象を研究していたメリッサ演じるアビーと再会し幽霊の調査を手伝った事をきっかけに共に失職…それならば自分達の知識と技術力を駆使して幽霊を捕らえようと会社を興すことに。

ケイト演じる原子力エンジニアのジリアン、地下鉄職員でNYの街の歴史に詳しいパティ、そして筋肉美とルックスだけが取り柄の電話番ケヴィンが加わり「ゴーストバスターズ」は幽霊退治を請け負う会社としてスタート…やがて街中のあちこちに幽霊が出没するようになり、それはある大きな事件を引き起こすことに・・・というものよ。

オリジナル版で出演していたシガニー・ウィーバーを始め、ビル・マーレイやダン・エイクロイドなどのカメオ出演も見物だけれど、やはり見どころはエリンとアビーの自然過ぎる演技と過激な言動ね。

一番気に入っているのはエリンが時代遅れのリボン付きブラウスをジリアンに指摘された際の応酬や無能ながら男前のケヴィンに一目惚れしゴクッと喉を鳴らしたり、彼が口を付けたコップをわざわざ理由をつけながらそっと飲み干したりするシーン…これらちょっとした場面での演出が抜群にセンスが良く、強いてはキャラクターを深く掘り下げることに繋がっているのはさすがよ…“ただ面白い”のではなく例え卑猥な言葉を発しても非情に知的であるというのは見事だわ。

少し残念なのは字幕版でこういった小気味よいユーモアが拾え切れていないかな?と思った事ね…彼女達独特のテンポの良い言いまわしや皮肉などを100%表現するのは熟練者であっても難しいかも・・・。

それにしてもケヴィンは物語のエッセンスとして非常に美味しい…「ソー」で雄々しいヒーローを演じたクリス・ヘムズワースに筋肉おバカのケヴィンを演じさせるなんて、これまたうまいキャスティングではないかしら…周囲のレベルが高いせいか個人的には彼のコミカルさにピンと来なかったけれど、ソーの筋肉質な美しい肉体を自虐的に扱うという点だけで大成功ね。

劇中エリン達は世間や男性達や権力者達から様々な妨害や中傷を受けるのだけれど、これはまさに彼女達が公開前に現実世界で受けたものと同じ…それでもガールズ・パワーで立ち向かうという気迫は本編も現実も全く一緒だったわ。

中傷や批判も幽霊同様実体の無いもの・・・しかしそれらを見事に封じた彼女達のバスターズぶりを心から讃えたい…エンディングで次回作の振りがあったので期待したいけれど、クリステンとメリッサのコメディエンヌ・コンビは破竹の勢いだし、そのうちどちらがオリジナルかわからなくなってくるかもしれないわね…先ずはまだまだ世にはびこる女性蔑視と批判を退治しなくちゃ!!!

そうそう、あの名フレーズ楽曲もアレンジ色々で楽しませてくれますよ〜。
20160813


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2016年08月24日

非情日記 いい人やめればお金持ち!?編

20160811人間は誰しも「いい人」と思われたいもの…かく言う自分も人の為に、と行動したことが功を成す場合もあるけれど、損することの方が多いかも。

しかし「いい人」というのは果たしてどこにベクトルが向いているのかしら??…最終的に自分に返ってくるものだから、慎重に考えて行動しないといけないわよね。

先日、この『「いい人」をやめて「自分本位」になれば貧困から脱出出来る』という面白い記事を見つけたのだけど、これが非常に納得出来たわ。お金持ちは冷酷だなんてよく言われるけれど実はそれにも理由があったのよ。

まず「付き合う人をドライに選ぶ」・・・ネガティブ思考の人を切り、ポジティブな人との時間を優先させることで生産的、躍動的な思考回路で満たされるようになるの。そこで価値創造の質量が増え、収入が増える思考を維持できるわ。

続いては「合わない職場をすぐ辞める」・・・お世話になったし皆に悪い、という理由で転職を出来ずにいることってあるわよね。自分も若かりし頃経験があるのだけど、これは大損!その結果長い間好まない職場で働いてしまい、キャリアも収入もアップ出来ないままチャンスも無くしてしまう。よく仕事帰りに会社の愚痴を肴にお酒を呷る人がいるけれど、これは愚の骨頂よ。

次に「無駄にご馳走しない」・・・余裕があるなら別だけれど粋な空気の為にご馳走するのはどうかしら…「いい人」だと思われたい、という理由で続ければ体の良いゴッチー君で終わるだけ。少し非情を発動させて「じゃ一人3000円ね」と言えるか否かが貧困脱出の分かれ目ね。

更に「結婚披露宴を上手に断る」・・・毎度思う事だけど冠婚葬祭は収入の程度に関係なく高額の出費になってしまう。金額が少なければ相手に悪い、などと又もや「いい人」が立ちはだかってくるわ…でもここで予定があるからと笑顔で嘘をつけるかが重要よ。

自分の場合は本業の歌でお祝いという形をとらせてもらい有り難い事に逆に御礼を頂いてしまうこともしばしば・・・でも、お祝いなどでかかる数万円の出費は本当に大きいわよね…冠婚葬祭貧乏なんて実に悲しいわ。

最後は「自分が仕切る」・・・「いい人」は元締めや幹事を務める器出ないと思いがち。しかし自分本位になれれば、自分が権限を持ち元締めになることで利益を分配できるのよ。人の力を借りる事に罪悪感を持たなければ事は成就し、リーダーシップを執る側に立つようになる。これで更なる収入アップを手に入れることが出来るという訳よ。

個人的にはまだまだ日本人の美徳ともいうべき「いい人」精神がこびりついてしまっているので、ここぞという場面で007のジュディ・デンチのような非情さを発動できるようにしなくては…まずは自分が自分にとって「いい人」になることが一番ですものね!

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2016年08月22日

独り言日記 自己暗示という最高機能・・・編

20160810自分は独り言が多い…この上なく焦っているときは更に独り言が増えるのだけど、これは自分を軌道修正させる方法としては非常に効果的なのよね…言葉を発する事によって冷静に状況を把握し、そこからどう行動すべきかを認識出来るから・・・。

実はこのセルフトーク…心理学の世界では以前から思考や行動、更に気持ちを切り換えることに非常に効果的だということがわかっているそうよ。

近年行われたインターネットを駆使した大規模な研究でも独り言は感情のコントロールだけでなく、より良い結果を挙げる上でも有効な手段であると証明されたわ。

研究のきっかけとなったのはスポーツ心理学で、この分野の研究によれば、スポーツ選手は短時間の持久力テストやバレーボールのサーブなど一瞬の間に高度な技術を発揮する際、自分に声をかけることで粘り強さを発揮できていたことがわかったのよ。

又1年もの時間をかけて行われたオンラインゲームの実験では被験者を「セルフトーク」グループ、より速く反応する自分を想像する「イメージ」グループ、起きるかも知れない状況を考える「プランニング」グループの3つに分けて比較したところ、これまた面白い結果が出たの。

この実験ではプレッシャーがかかった時にどんなテクニックが感情のコントロールに役立つかに着目…単純に「一番になりたい」「できる限り頑張るぞ」など動機を高める言葉は非常に有効で「90点をとるぞ」といった具体的な目標を重視したセルフトークは効果が無かったそうよ…これは個人的にも思い当たる事があるわ。

仕事で数字などを具体的に認識する事も大事ではあるけれど、そこだけを追ってしまうと自縛してしまうのよね…どうしたいか、どうありたいかを踏まえつつ広くイメージした方がプレッシャーを遠ざけ楽しめるし自ずと結果もついてくるという訳よ。

独り言は人間だけに与えられた特典ではないかしら?…自分自身の中に潜む力を自分の言葉によって引き揚げる・・・なんという素晴らしい機能なんでしょう!!

独り言が多いと言えば「LEGO BATMAN」の彼…終始低音のこもった声で自分の動きを語ってるわね…やっぱり粘り強さの秘訣!?なのかしら…今後は更に独り言を増やし自己能力の向上に努めようと思うので、うるさいなんて言わないでね…ブツブツ・・・。

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2016年08月19日

Hidden Figures日記1 時代に埋もれてしまった天才女性編

20160809NASAのキャサリン・ジョンソンと言う名前を聞いても知ってる人は皆無でしょう…「ヴォイジャー」キャスリン・ジェインウェイ艦長なら良く知ってますが・・・(*_*;)

そんな誰も知らないNASAのスタッフの伝記が映画「Hidden Figures」となって予告編で話題に・・・キャサリン・ジョンソンは初の地球周回軌道飛行成功へ導いた計算式の天才黒人女性だったのです。

時代背景は1960年代…未だ黒人差別が色濃い時だっただけに、埋もれてしまっていた偉人伝復活と言った感じでしょうか。

「HELP」同様黒人=使用人的な時代にNASA(当時はNACA)にコンピューター要因として多くの黒人女性がスカウトされ彼女もその一員としてキャリアをスタートさせ一気に開花したそうです…因みに当時の彼女の肩書きはコンピューターだったとか。

主演の女性3人は「ベンジャミン・バトン」のタラジ・P・ヘンソンに「HELP」のオクタヴィア・スペンサー、歌手のジャネール・モネイ。

主人公のキャサリン・ジョンソンが注目を浴びるキッカケとなったのが2015年米大統領自由勲章(国家の最も高い民間名誉)を受賞後…誰も知らない彼女の功績が注目を集め映画化となりました。予告編でも黒人差別問題が何気なく描写されていてドラマとして気になる作品でもあります。

米での公開は来年1月予定ですが、これは是非日本でも配給して欲しいですね。そしてなんと!!NASA職員であの「ビックバン★セオリー」のシェルドンことジム・パーソンズも出演してるので楽しみです。



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2016年08月17日

フェアー日記 ワンだふるな振る舞いを・・・編

20160808我が家の猫姉妹は、常に自由気まま。ご飯の時間は平等に行き渡るよう細心の注意を払うが、彼女らは食べたければ他者のお皿からも食べるし、食べたくなければ知らん顔・・・逆に人間の方が気を遣うという有様よ。

しかし興味深い事に犬は人間との関係に於いてフェアーな扱いを求めているんですって!!…特に芸をする際にその傾向は強く、2匹の犬に同じ行動をさせ一方だけに褒美を与えると、もう一方は全く芸をしなくなってしまうの。

こういった公平の感覚は人間にしかない感情だと考えられてきたけれど、犬や狼、キヌザルなど多くの社会的動物にもあるという事がわかってきたそうよ。

生物学者によれば霊長類以外の種が不平等を嫌う傾向を示すのは、共同で行った努力や見返りに対するより洗練された感受性の前駆ではないかと考えられているの。

学生時代の先生の依怙贔屓、才能がなくてもルックスの良い子ばかりに振られていく仕事、己の努力が報われないのにこのまま頑張るべきかという絶望感・・・そんなどんよりとした感情が動物達にも存在するなんて、なんだかより親近感が湧いてくるわ。

これを検証するべくオーストリアの認知学者達はある実験を行ったの…人前に2匹の犬を並ばせ、どちらにも美味しそうなご馳走の入ったボウルを見せたの。その後2匹様々な状況下で「お手」をさせ30回中何回お手をしたかカウントしたのよ…ご馳走がいっぱいある状況では2匹とも毎回お手を…ご褒美を与えないときは2匹とも30回中20回しかお手をせず吠えたそう。

しかし1匹だけにご褒美を与えると、もらえなかった犬は12回しかお手をせず著しく動揺を示したんですって…何故自分だけ不公平に扱われるのか、その感情がお手の減少と動揺に結びついたという事はやはり人間と同じよね。

更に興味深い事に狼やコヨーテなどの社会的動物は群の中で自分がどれだけ仲間に協力したかを示すため、仲間の合図を読み取る能力を進化させているのだそうよ。これって会社の中で機転の利く要領の良い社員みたいじゃない?…出世も早いから、群の中でもトップを狙えるという訳ね。

人間も動物も生き残るためにはサバイバル・・・でも時には上司の顔色を窺ったりショックを受けたりするのか。そう考えると、こんな世知辛い世の中で共存共栄出来ているのも納得、かしら。

これからはお散歩中のワンちゃん達を見かけたら、どちらにも平等に構ってあげなくては。そうしないと今度は鬱のワンちゃんが増えてしまったりして・・・うーん。

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2016年08月15日

ぽっこりお腹日記 死へのカウントダウン編

20160807何だか最近お腹だけぽっこり・・・食べ過ぎだから、年のせいだからなんて思ってない?実はこの腹部の脂肪、死亡率を高めてしまうんですって!!…特に体重過多ではない人がお腹ぽっこりの場合は要注意だそうよ。

最新の研究によると内臓脂肪は心臓脈管系の病気を進行させ、肥満に比べ早く死亡する確率を50%も高めるというから驚きよ。

実はこの研究は14年に渡り、普通の人か体重過多か肥満、ウエストとヒップの比率が高いか否かで分類された2500人の被験者を元に行われたの…14年のうち殆どの人が亡くなったのだけれど、年齢や喫煙の有無、高血圧や糖尿病などは度外視してウエストとヒップの比率は普通でも胴体の脂肪が高い人が多いという事がわかったのよ。

更に調査すると「体重は普通だがお腹ぽっこり」のグループは他の部位の脂肪が多い人に比べ2倍も死亡リスクが高かったそう…因みに肥満の場合のリスクは1.4倍で、「お腹ぽっこり」の方が圧倒的という恐ろしい結果に。

何故お腹についた脂肪はこれほど危険なのかしら?

既に明らかになっているのは腹部の脂肪は他の脂肪と比べて新陳代謝が異なっており、構成する細胞はインスリン抵抗性を促進するホルモンを分泌している可能性があるんですって…これは糖尿病をもたらし炎症を引き起こす状態だというから危険極まりないわ。

更に仮説として腹部に多く脂肪を抱える人は運動をしない為筋肉量が少ない…筋肉は私達が摂取する脂肪を消費してくれるので、その味方が少ないとなれば・・・脂肪の無法地帯となる訳よね。

いずれにせよ、お腹ぽっこり状態は危険のバロメーターであることは明らかだわ…一見痩せて見えても内臓脂肪を蓄えていたら死へのカウントダウンが始まってしまう…まずは大食いは禁止、きちんと野菜を摂り有酸素運動を続けること、まずはここからかしら。お父さん達、お腹を叩いて「こまわり君~」なんてふざける前に家族のためにもまずお腹周りの脂肪をやっつけましょうね!!

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2016年08月12日

デル・トロ コレクション日記 こりゃ凄い編

20160806パンズ・ラビリンス」「ヘルボーイ」「パシフィック・リム」「クリムゾン・ピーク」など毎回独自のファンタジック感を見せつけてくれるギレルモ・デル・トロ監督。

そんなデル・トロのプライベートコレクションがLA住宅街の一画で開催されてるのよ…『At Home With Monsters/Inside His Films, Notebooks, and Collections』とのタイトルでそのままお家の中の怪物達・・・って感じ。

レポート写真を見ると素晴らしい展示物とその見せ方に脱帽…これだけおどろおどろしい物が目一杯なのにどれ一つとして怖さを感じないのがデル・トロコレクションの特徴かしら。

彼の作品関連は勿論、そこに至るまでの彼の思考歴がそのまま展示されてるのよね…中にはあのギーガー作品その他有名なコレクションも多数。

個人的に1番美しさを感じたのが大木に吊されてる女性画…とても悲しい光景なんだけどとても優美で、恐怖の先にあるファンタジックな世界を見事に表現してる。

その詳細なレポート写真は以下のブログをご覧になって下さいね…動画は「Andy Visits Guillermo Del Toro's Bleak House」で紹介されてるのですが、ここで見所が一つ…取材中にカメラクルーがどうやら展示物にぶつかって壊してしまったようで、その時のデル・トロの表情に注目ですよ…フフ。

開催は今年の11月27日までなのだけど、もしLAに行かれる方は是非立ち寄ってみてね。

【Like monsters? You'll love the Guillermo Del Toro exhibit at LA County Museum】 http://boingboing.net/2016/08/03/like-monsters-youll-love-th.html


【Andy Visits Guillermo Del Toro's Bleak House - CONAN on TBS】

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2016年08月10日

埋葬日記 人とペットは共に眠れるのか!?編

20160805人間とペットは共に埋葬されるべきだろうか?個人的には「Yes」と答えたいわ…自分が死んだ後大事なパートナーである猫姉妹が無縁猫として葬られたら・・・そう考えたら、いても立ってもいられない。

海外では僅かながらペット用墓地に人も埋葬出来る州も存在するそうだけど、人間の墓地にペットも埋葬するという行為は未だ許可されていないの。

でも今ニューヨークで人とペットの共同埋葬を認める条例案が挙がっているそうで、もしこれが成立すれば他の州でも同様に成立すると言われているわ。

ただ幾つかの問題が・・・

まずペットは大型の動物や大蛇などではなく家で飼われていた動物というのが条件ね…もし大型の動物との埋葬を求めるなら火葬にする、更に人もペットも自然死でなくてはいけないというのも重要よ。

そしてちょっと厄介な倫理上の難問も有り得るわね…もし2人兄弟がいてどちらもペットと埋葬して欲しいという意志を示した場合、健康で存命の兄弟の方がペットとの絆が深かったとしても、先に死んだ兄弟の方がペットと埋葬される権利を得ることが出来るのかしら?

もし家族会議で決まらず裁判に持ち込まれたら・・・裁判官がペットの遺灰を平等に分割するという判決を言い渡すのしら??…逆にペットははっきりとした意志を周囲の人間に伝える事は難しい。

もし兄弟ではなくその子供と埋葬されることを望んでいたとしたら、意にそぐわぬ埋葬をされるということになってしまう…そんな事を考えているとやはりペットはペット墓地に埋葬されるのが良いという結論に至ってしまうわね。

うーん。うちは猫3姉妹なので、墓石にはピポ子、よくしゃべる大御所、腹乗っかりしのちゃん、暴れ狸アンドレアと似顔絵付きで刻んでもらうからスペースが無くなること確実…それよりまずきちんと埋葬の手続きをとってもらえるよう、信頼できる友人に依頼したり事前の準備が最も大事よね。

それまでに日本でも共同埋葬が認められると良いのだけど・・・。自分はともかく、まず猫達が安心して眠れる場所を確保しておかなくちゃ。

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2016年08月08日

ベジタリアン日記 年をとったら肉を食え!!編

20160804年々脂肪は体から離れにくくなってくるもの…気に入ったお洋服を着ようと鏡に映った己の姿に思わず愕然・・・そして決意表明「ダイエットしなくちゃ!!」自分の知り合いでダイエットをきっかけにベジタリアンに転向した年上の女性がいるのだけれど自己流でベジタリアンになるのは非常に危険な事なんですって!!

倫理的配慮から肉食をやめるという人も多いけれど、年をとってからベジタリアンになるというのはあまり良い選択肢とは言えないみたい…しかし幾つかのメリットがあるのも事実よ…肥満や心臓脈管系疾患のリスクが低くなり血圧も低下、糖尿病や何種かの癌のリスクも低くなるわ。

特に有効な料理は地中海式食生活で、もともと動物由来の食品の消費が少なく適切な栄養バランスを兼ね備え肥満や癌、糖尿病などに予防的な効果を保証しているの。

更にインド人の人口の約3割は何世紀も続くベジタリアンで肉の代替品に豆を使うなどその知識とレシピは計り知れず。この双方ならば歴史も長くベジタリアンとして確立出来そうだけど、始めるのであればじっくり勉強しないと危険ね。

独学でありがちなのが肉や魚をチーズに変えただけで満足し、結果カロリーや脂肪の摂取を増加させてしまうというパターン・・・これでは本末転倒よ。

リスクとしては、高齢になればなるほど筋肉量が減少する「サルコペニア」に対し適正量のタンパク質が摂れなくなるという事ね。最近の研究では高齢者の多くが僅かなタンパク質しか摂取しておらず、2~16%の人々が栄養失調と言われているの。

となると、ベジタリアンになることで更に十分な栄養を摂ることが出来なくなるわ…どうしてもなりたいというなら専門家のサポートが必要になってくるけれど、なかなかそこまでお金をかけるというのも難しい…やはり独学で取り組むというのは色々なリスクが伴うわね・・・知り合いにやめるよう言わなくては。

因みにうちの母は朝から肉を食し夜は野菜を多く食すという食生活で体だけは若者以上に元気よ…そう考えると野菜でダイエット云々というより肉を食べられなくなったら生命力が尽きてしまうという方が恐怖だわ!!さて、今日は肉厚ステーキにしよう・・・でも肉を食べ過ぎてミートローフみたいになってはダメダメ…フフ。

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2016年08月05日

ゴッサム日記2 シーズン2はヴィラン達の目覚め・・・編

20160803シーズン2で益々エキサイティングな展開のTVシリーズ「ゴッサム」…バットマンが誕生する前のゴッサム・シティで、この町を命をかけて守らんとする若き日のジム・ゴードン刑事を中心に様々な人間模様が描かれているわ。

シーズン1ではゴッサムを裏で仕切るマフィアとゴッサム市警の攻防戦が繰り返され、最終的にゴッサムの女王に君臨したフィッシュがその地位を狙うペンギンに突き落とされて水面に消えてしまう。

この悶々とした状況からゴッサムの腐敗は進み、警察内部も同様の状況になっていたわ。そこでゴードンと相棒ブロックは腐敗を一掃しようと立ち上がるの。その一方で同僚のニグマ、ゴードンの元恋人のバーバラは己の中に眠っていた本性に目覚め暴走、ゴッサム市長に名乗りを挙げた資産家ギャラバンは祖先の恨みを晴らそうと幼いブルースを狙ったりと様々なヴィラン達が目白押しに登場。

しかしブルースの真の敵はアーカム・アサイラムを仕切る父の古い友人、ストレンジ教授だったという結末に落ち着いたけれど黒幕はこれから登場しそうよ。

このシーズンではブルースの両親の死の真相が明らかになり、ゴードン達を取り巻く人々が時には敵、時には味方と状況によって変化するのが面白いの…己の目的のためのずる賢い駆け引きを重ねるペンギン、正義を貫くための冷血さを身につけたゴードン、苦しみの結果自己解放を得たニグマ、真実を知る度に傷付きながら成長していくブルース、それぞれが厳しい状況下で間違え絶望しながら自分の心と対峙していく姿は、非常に人間的で魅力的。

ヴィラン・オールスターズの中にMr.フリーズやブリジットなどお馴染みのキャラが登場するけれど、特に印象深いのはのちにジョーカーとなるのではないかと思われる少年ジェローム。たった2回ほどの登場でありながらジョーカー特有の不気味な笑みは怪演レベルね・・・ヒース版ジョーカーにも並ぶ壮絶さよ。

キャスティングの素晴らしさも回を増す毎に唸らされてしまう…怪演といえば忘れていけないのがニグマ・・・オタクな彼が自信溢れるヴィランに変化する過程は一見の価値有りね。一人芝居で善と悪を往き来する様は圧巻!!その映像表現も素晴らしく暗黒面にのまれていく危うさと狂気が見事に表現されているわ。

あまりにもレベルの高い俳優陣とストーリー展開に毎回全神経釘付けだけど個人的に印象に残ったのはブルースの両親殺害を請け負った殺し屋、マローンとブルースが対面したシーンよ…常に死と共に有りながら己の死を願っていた彼は、ブルースが復讐の為に自分を殺すことを期待…しかし彼が手を下さないと悟ると己の手で幕を閉じてしまう…そのやるせなさ、後味の悪さ・・・やっと訪れた解放は彼の望んだ形ではなかったけれど、この事件が後にブルースをバットマンに導くキッカケとなる重要なシーンなのよ。

人間は弱く、時に流されてしまう事も多い…忙しい日常の中ふとそれでいいのだろうかと自問自答した時、浮かんでくるのは己のどんな姿だろう…自分が在りたいと思う形で存在できているだろうか・・・「ゴッサム」を見ていると、そんな疑問が沸々と湧き上がってくるわ。

ヴィラン達もそんな疑問を抱きつつ最終的には自分に正直に生きる事を選べた、そう考えると何とも羨ましいような気がしてくるから不思議よ…彼らは善悪という認識を超えて生きたいように生きている、そう考えるとヒーロー達の正義という信念と同様、力強いパワーを感じずにはいられないわ。

常日頃から思う事だけど、人間は生まれながらにして”悪”ではないと思う…全員が同じラインの上に立たされているけれど、あるきっかけでそこから飛び出すか否かを選択するというだけに過ぎないのかも・・・。人生は短い。ヒーローになるもヴィランになるも全ては自分次第ね…ね、アルフレッド。

【ゴッサムAXNオフィシャル】
http://axn.co.jp/program/gotham/ 

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2016年08月03日

精神日記 本質か演じるか!?

20160702精神的な強さ・・・常日頃から考える事だけど自分は果たして強いのか、単に強いふりをして乗りきっているのか悩むところ。

社会に出れば様々な人と関わりを持ち色々な出来事に遭遇…そこで自分がどう考え行動するか冷静に判断を下せることこそ精神的に強い人だと思うのよね。

ある作家が本当に精神的に強い人とふりをしている人とでは決定的な差があると言うことで幾つかピックアップしているのだけど、これが実に興味深い。

まず「欠点」…ふりをしている人ほど自分不信を抱えており、己が一番という考えに囚われるけれど、強い人は己の欠点を認識し自分自身の向上のために時間やお金を投資する・・・人間は完璧でないから、まずは認める事から始めないといけないわね。

次に「失敗と表現」…これもふりの人は失敗を恐れ自分に備わったスキルだけで勝負し他人にどう見られているかを気にするけれど、強い人は自分の力を信じ失敗しても学ぼうという意欲が強く、他人に己の意見や信念を晒すことを気にしない・・・こうなると、正直に自分を表現する事こそが視野を広げ真の強さを備え持っていると言えるかも。

更に「感情」…ふりの人は喜びや悲しみを出さずに怒りのみだけはストレート…しかし強い人は自分の感情を認識した上で周囲に影響が出ることを考慮する事が出来る・・・感情は抑えこむよりも使い分けるという事が重要になってくるということね。

そして「成果と過程」…ふりの人ほど自分の能力を過大に目標に至るための努力を過小評価し、強い人は目標達成への準備と道程をきちんと見据え障害も対処していく・・・夏休みの宿題同様、もはや勝負ありという感じだわ。

最後は「支配と協調」…強がる人ほど他人に対して傍若無人な態度をとり人を支配下に置こうとするけれど、強い人は己の意志や感情に自然でいながら他人と協調し生産性を上げる工夫に労力を費やす・・・どの項目も、自分にも周囲の人にも思い当たる事がいっぱいよ…自分の内面は他人から見える外見に一致するわ。

まず自分の強さを身につけるためには多くのチャレンジと失敗を経験し、自然体で判断、行動出来るようになるしかない…何でもそうだけれど自然体でいるというのは年を重ねれば重ねるほど難しくなっていく気がするのよね…しかし自己防衛のための鎧は見た目ほど頑丈ではない事に気付かないと、あっという間にひと突きされて・・・!!くわばら、くわばら。あぁ~Mr.SPOCKのような冷静さが欲しい~。

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2016年08月01日

SING日記1 歌力場力編

201608018/11日本でも公開される話題のCG作品「ペット」…そのスタッフによる次作予告編が公開されたのだけど、これがまた面白いのよ。

都市に住む様々な動物達が擬人化され繰り広げられるエンタテインメント的大騒動…そのタイトルは「SING」

物語は経営難にあえぐ劇場オーナー(コアラ)が内気な男(羊)からの企画にのって劇場で大歌会を企画…その告知ビラを見た個性あふれる住人達が一気に盛り上がる「ピッチパーフェクト」的展開。

見所、いや聞き所はそれぞれのキャラに声をあててる俳優陣。実に完璧なのよ・・・ほぼ主役となる豚ママは鼻で演技する女優、リース・ウィザースプーン「Election」他近作では「キューティ・コップ」等コメディを中心にシリアスな作品まで幅広く演じる名女優。

彼女が演じる豚ママは子だくさんで家事に追われ自分の楽しみを犠牲にしながら子育てをし、実際のママ達をデフォルメして描写しているわ。

更にスカーレット・ヨハンソン演じる異端児なハリネズミもキャラそのまま、ロックなテイスト満載…元々彼女はトム・ウェイツの楽曲カバー等をアルバムリリースしているほどの歌好き。

他にもマシュー・マコノヒーやセス・マクファーレン等ツボをついたキャステイングが素晴らしい…先ずは予告編で各キャラの歌いっぷりを堪能して下さいな…北米の公開は今年のクリスマス…なんとか国内配給もきまってるらしく期待大よ。



pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV