2015年10月

2015年10月30日

映像美日記 ファッション編

20151014映像系の近年動向で見逃せないのが実はファッション業界…機材の進化もあって高品質で実験的な作品がどんどん制作されてるのよ。

以前はよく映画館の本編前CMでシャネルとかジバンシィが優美な作品を提供していたけど、一般的にあまり見る機会の少ない映像ね。

最近は「ファッションTV」のような専門チャンネルも開局…そこでは各ブランド毎にかなり細分化されたプロモーション的映像が終始放映されてるわ。

そんなトレンドを察してか映画専門「STARチャンネル」が長尺のブランドプロモ映像を特集中…オンエアでもYoutubuでも視聴可能よ。

ピックアップされてるブランドはシャネル、ジャガー、クロエ、ジャガールクルト、オメガ、パテック・フィリップ、ピアジェ、ティファニーにヴェルサーチ等…勿論出演者は美男美女のモデルを中心なんだけど「ソー」ロキ役トム「007」ダニエルとかも主演してるのよ。

今回のスタチャンセレクトではピアジェの「POSSESSION」が好きね…商品(リング)の特徴と観覧車の軌道がイメージがとても素敵。

以前その映像美からCM制作から映画監督になったデヴィッド・フィンチャー監督制作Calvin KleinのCMを紹介しましたが本当に美しいに映像でした。

ターセム・シン監督も美的表現がずば抜けていますが、このファッション系PVは物語よりも映像的な美的インパクトに集中してるのでフィルムからデジタル処理時代に見事にマッチングした構成と編集でかなり挑戦的…因みにこのスタチャンでオンエアーされてる作品はまだ地味な方・・・。

興味のある方は是非「ファッションTV」をご覧になって。今の国内CM映像に欠けてる独創性や美的表現、照明や最新のデジタル処理等、独自の進化を感じ取れるでしょう。

【STARCMセレクション】
http://www.star-ch.jp/cm/
【fashiontv】
http://fashiontv.co.jp
【PIAGET Possession】
 

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV 

2015年10月28日

腐女子日記 匂い立つ文化へ・・・編

20151013今ではもう当たり前のように使われるようになった『腐女子』・・・しかしながら、この意味を問われるとはっきり答えられない人の方がまだまだ多いわね。

そもそも腐女子というのはボーイズラブ、やおい、など男性同士の愛を好む女性のことを指すもので漫画やアニメ、ゲームなどの二次元キャラクターをはじめ実在する三次元のアイドルやタレント、俳優などがその対象になるの…勿論自分が創り出したオリジナルキャラクターも含まれるわ。

自分の好きなキャラクターや人物が”カップリング”と呼ばれる恋人同士になり、そこから様々なオリジナルストーリーが生まれるというのも興味深い。海外では『スラッシュ』と呼ばれ、ネットなどで作品を発表する人も多いの。自分自身、中学生くらいの頃から周囲に腐女子の先輩達がいたので、逆に親しみやすい言葉でもあるわね。

『オタク』という言葉が市民権を得てからというもの、ありとあらゆるオタク用語が多用されるようになったわ。でも、昔から特定の仲間うちで隠語として使ってきた人達にとってあまり面白くない現象かもしれない。

これはあまり一般的では無いけれど、数年前から年を重ねた腐女子は『貴腐人』もしくは『既腐人』と呼ばれ、漫画「エースをねらえ」に登場するお蝶夫人をもじった『汚蝶腐人』などと呼ばれるらしいわ。貴腐ワインのような芳香というより発酵が進みすぎた・・・という印象は否めないけれど・・・。更に故フレディ・マーキュリーに習い、淑女を表す『腐レディー』等々、年季の入った腐女子に対する尊称もあるらしいの。しかしながらこのセンス・・・ただただ感心してしまうわよね。

これらの尊称は腐女子たちが生みだしたものだけど『腐る』という言葉を使う事自体自嘲気味であることは間違いない…そもそも彼女達は自分の感性や嗜好にプライドを持ちながら、口では自虐的なMの部分を楽しんでいる天の邪鬼さんなのかも。

海外では腐女子を英訳するのにかなりお困りの様子・・・日本独自のニュアンスもあるから訳すのは本当に難しいと思うわ。でも独自の道を突き進む彼女達の情熱とバイタリティーには頭が下がる思いよ。

PODCAST「ピポ子のPIPOPIPO TV」第二話に『オタ子』という腐女子が登場するのだけど、偏執的でありながらもその可愛らしさにはノックアウトされてしまう筈…腐女子とはどんな人物像なのか、お知りになりたい方は是非チェックしてみて!因みに自分は貴腐人ですわ・・・ほほほ!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) サブカルチャー 

2015年10月26日

リスペクト日記 ギレルモ・デル・トロ編

20151012映画の印象的なポスターを度々ピックアップしてますが、今回は大好きなギレルモ・デル・トロ監督をリスペクトした作家のポスターを見つけたのでご紹介。

作者名はちょっと忘れてしまったのですが、見ての通り過去のデル・トロ作品の特徴的な部分をピックアップした見事な仕上がり。

新作「クリムゾン・ピーク」も好評ですが、話題作になったあの続編「パシフィック・リム2」の制作延期等の報道もあってちょっとやきもきな感もあります。

ともあれ、このポスターとてもギレルモ・デル・トロLOVEな感じが溢れ出ていて大好き。

特に幹樹の割れ目に鎮座する彼とその創造物がどんどん成長していき、まだまだ大きくなるからと言わんばかりの躍動感の表現は素晴らしいじゃありませんか。

衝撃的だった2006年作品「パンズ・ラビリンス」頃からクッキリとデル・トロ色が確立され今に至ってますが、今後も少しダイエットして頂いて健康維持も同時進行しながらダークなファンタジーな世界観を見せて頂きたいです。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV 

2015年10月24日

吉田光彦日記 おやつ片手に紙芝居!!編

20151011行きつけの銀座のギャラリーで「紙芝居」が開催されると聞いて行ったのは今から8年ほど前のことかしら。

挿絵画家である吉田光彦氏の書き下ろしということで期待したけれど、そのライブパフォーマンスを含め大変素晴らしかったのを覚えている…吉田氏は元々新聞や雑誌の挿絵を手掛けており、寺山修司の舞台ポスターなど多岐に渡り活躍しているわ。

画風は非常にレトロ・・・というと少々陳腐な表現になるけれど、日本ならではのノスタルジックさ、そしてエロティックさを兼ね備えているの…殆ど水彩の作品でありながら重なる滲みが全く無くて職人技とも言うべき正確さで色づけされていたわ。陰影の部分を見ても本当は水彩だけでは無くリキテックスなど混ぜているのではないか・・・と思えどもやはり水彩なのが凄い。

お待ちかねの紙芝居の題材は「髑髏鬼」…源頼光が悪さをする酒呑童子を、安倍晴明操る髑髏鬼を使って退治するというストーリーよ。ボール紙1枚1枚に丁寧に描かれた絵はとにかく美しく、物語を途中から見ても理解出来るようにわかりやすく構成されていたわ。これほどの画力があればどんな題材でもこなせてしまうな・・・と感心する中、拍子木を使いストーリーの緩急を演出するパフォーマンスにもうっとりよ。

幼少期、実際に紙芝居を見る機会がなかった自分にとっては至極新鮮であり、これほどまでに視覚、聴覚共に夢中にさせるコンテンツが昔の日本に存在していたなんて、なんとも誇らしい気分になったわ。しかもギャラリーの粋な計らいで、おせんにキャラメルを楽しみながら鑑賞という当時の習わしを踏襲し最高に良い雰囲気!!…昔の子供達はこうしてお菓子片手に紙芝居を楽しんだのね。娯楽が少ない時代だからこそ、こうしてアイディアに富んだ素晴らしいイベントを楽しんでいたのでしょうね・・・羨ましい。

ギャラリーに集まった人達は拍手喝采!!・・・実に楽しい夜になったわ。公演後吉田氏と少しお話をしたのだけど、今でも最後の印象的なひと言を思い出す…「今でこそ僕はイラストレーターと呼ばれるのかもしれないけど、敢えて言うなら・・・挿絵作家だね」これだと思うことを突き進んできた人の言葉はずっしりと心に響くものね。

技術は身についていくものだけど、それを継続させるのは自分の情熱であり自信しかない・・・御年60歳の人生の師に諭され今一度、この言葉の重みを噛み締めるのでありました。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) アート 

2015年10月22日

サザエさん日記 貫徹!!アナログ道!!編

20151010日本を代表するアニメといえばやっぱり「サザエさん」ね!!

幼少時代、既にお茶の間の定番番組だったけどそれは今でも変わらない…放送が開始されてからもう45年になるというから本当に素晴らしい事よね。制作会社であるエイケンは時代がデジタルに移行してもアナログな方法で制作を行うという姿勢を貫いているの。

セル画を1枚1枚トレースし彩色し撮影という非常に時間のかかる手作業を現在も行っているというのは容易な事ではないわ!!…撮影を担当されている方も入社してすぐ「サザエさん」を担当されており30数年サザエ一家を撮り続けてるという大ベテラン。

最近ではハイビジョンになりセルの間に入り込んだ埃が鮮明に映ってしまうので何度も撮り直す事があるとか・・・ううむ、今の時代ワンクリックで修正出来てしまうのに・・・などと思ってしまう。

1本制作するのに約3週間という驚異的な製作時間を要するというのも頷けるわ…現場で使用されてるPCは年代物macだし、まるで時間が止まっているような社内。でもこういう雰囲気だからこそあの暖かさが作品に出るのかもしれないわね。

夕方4時25分から放送されている「親子クラブ」もここから産声を上げ、初放送から14年というロングランにビックリ!!…そして忘れてはいけない名作「カムイ外伝」もここから巣立ったわ。ひとつの作品にじっくり取組んでいくという実直さは見習うべきね。

声優陣も大分世代交代はあるけれど、サザエ役の加藤みどりさんを始め何人かは放送開始当時からのメンバーで、お互いに"もう1つの家族"と呼び合えるほどの結束だそうよ。1つの役を一生を通して演じられるというのも素晴らしい事だけど、地道にコツコツと積み上げていく事の大切さを痛感。

『こんな時代だからこそ「サザエさん」の家族の暖かさが必要ではないだろうか』という波平役の故永井一郎さんのコメントには大きく頷かされたわ。エイケンさん、とりあえず100周年スペシャルまで頑張ってください!!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 映画&TV 

2015年10月20日

Betty Davis日記 ダイナマイト・ファンカデリック・レディ!!編

20151009「Betty Davis」…彼女の声と”出会ってしまった”のは今から十数年前にもなるだろうか…当時知り合いだったドラマーが自分のライブを見てくれた数日後、自身のレコードコレクションから1枚のLPをプレゼントしてくれたのがキッカケだったわ。

「あなたのライブを見て、このアーティストが重なった」といって手渡されたのがBetty Davisベスト盤だったのよ。

この頃自分のバンドはある雑誌社の記者が”ヘヴィ・ファンク”と銘打ち、本人達はさほど自覚は無けれどヘヴィな楽曲のスタイルにファンク的なアプローチのボーカルを融合させることでひとつの方向性を示していたの。

その矢先にこのアルバムを頂いたことで、やはり自分の根底にファンクがあるのだと再認識したわ。美しいアフロの女性が男性達に抱えられ笑顔のジャケット・・・まずその70年代ギラギラ・ファッションのビジュアルに惹きつけられ、針を落とした瞬間、人生の中で3本の指に入るほどの衝撃的な声が・・・!!

文字にするなら「ッグゥアッガアックゥ」みたいな発声と表現すべきだろうか。とにもかくにも黒くて野太く、耳から全神経を冒す超粘着ダイナマイト・ボイス。セクシー且つ唯一無二の格好良さ。これまで自分のボーカルは例える人がいないと言われてきたけれど、Bettyを彷彿とさせると指摘されたのは何とも光栄な事だわ。

BettyDavisに関する資料は少なく、Miles Davisの奥方で元モデル…Jimi HendrixとMiles Davisを引き合わせたのも彼女で、その後Jimiとの浮気騒動も有名な話なんだとか。Bettyの才能は留まるところを知らず、ご主人との共演は勿論、Graham Central StationのLarry Grahamをはじめ、Sly & the Family Stone、Tower of Power等々蒼々たるメンバーが集結し数少ない伝説的アルバムをリリースしたのよ。

今でこそようやく彼女のアルバムを手にする事が可能になったけれど、ベスト盤を頂いてから探しても他の音源を手に入れるのは困難で、ようやく知り合いのレコード店でLPを2枚入手出来たあの喜び・・・今では懐かしい思い出だわ。

音に関して語ることは殆ど無し…ほぼセッション状態とも言える自由な格好良さは、聴いて頂く方が早いとしか言い様が無いわね。その存在感、その重厚感…ボーカルたるもの常にこうありたいもの。Bettyが発するボーカルは例え下世話な歌詞であったとしても『玉座に御座します』という絶対的な孤高の域よ。

どんな一流のミュージシャンが共演してもファンカデリック・クイーンを祀る家臣にしか過ぎない…一度聴いたら圧聴…聴き続けると毒となり暫くするとまた欲しくなるBetty・・・未体験のあなたは損してるわよ!!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 音楽 

2015年10月17日

ゴッドファーザー日記4 ついに上陸!!シネマコンサート編

20151008

以前からピックアップしている海外シネマコンサート…いつになったら日本で開催されるのかと首を長くして待っていたところ10月に国際フォーラムで行われると聞いて即チケット購入よ!!

日本初コンサートは「The Godfather Live2015」…そうあの名作「ゴッドファーザー」だなんて嬉しい限りだわ…さほど大きな宣伝はされていなかったにも関わらずチケット販売は好調。

1階の前から6列目という指揮者がよく見える席を取ることが出来て期待は膨らむばかりよ…当日はホールAのステージにスクリーンが鎮座し、東京フィルハーモニー交響楽団が60人編成で登場…指揮者は昨年イギリスのロイヤル・アルバート・ホールでも指揮を務めたジャスティン・フリーアが担当しクラシックコンサートらしい雰囲気で幕が上がったわ。

さてさて、ここで最も興味があることは、どうやって映像と生演奏を数秒違わずにシンクロさせるのかということね。指揮者はどうやってそのタイミングを奏者に伝えるのか・・・とじっと手元を見ていたら、演奏する1小節前からモニターには大きな円が点滅しテンポを計っていたの。

そして赤いラインが出ると場面展開、黄色のラインが出ると演奏スタートという表示だということが理解出来たわ。しかしながら指揮者が導くとはいえ呼吸すらコントロールされているのかと思うほどの正確さ・・・当然のことではあるけれど、プロフェッショナルとはかくありきと改めて思い知らされたわよ。

映画は皆さんもご存じのシリーズpart1の上映で、マーロン・ブランド演じるドン・コルレオーネの娘の結婚式から始まり、抗争、裏切り、息子マイケルが次のドンを引き継ぐまでの人間ドラマだけど、想像していたよりも劇伴の部分は少なかった気がする…それはつまり、どれだけ音楽が効果的に用いられていたのか、どれだけ本編に集中させられていたかという証明なのよね。

後半ではあの有名なテーマ曲が様々なシーンでアレンジされ、物語の緩急を表現していたわ。映像にはセリフ、効果音、又劇中に効果として流れる音楽もある訳だけど、生演奏にも関わらずそのバランスは超完璧…映像から流れ出る音なのか生なのかさえ判断がし辛いシーンもあり、その一体感たるや鳥肌ものよ。普段PAを通してアウトプットという方式しか経験の無い自分にとって、この絶妙なバランスは神懸かりとしか言い様が無かったわ。

終了後は鳴り止まぬ拍手の中、指揮者がにっこりと微笑み退場・・・当然のことながら日本初のシネマコンサートは大成功。久々にこんな楽しいライブを堪能できて大満足よ!! ちょっと残念だったのが映像はリマスターなんだけどプロジェクターの性能が悪いのかリマスターの良さ(暗い部分の深み他)が出てなかった…次回はこの点を改善して頂きたいわ。

スタイリングはTシャツにパンツスタイルでのライブも良いけれど、ヘッドドレスにクラッチバックで行くライブもなかなか良いものよね。次なるコンサートには「バック・トゥー・ザ・フューチャー」が控えているけれど、個人的にはやはり「STAR TREK」を開催して欲しい!!その時は中央でスキャットさせてもらおうかしら・・・ふふふ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 音楽 

2015年10月15日

007日記3 シャーリーからポールまで音楽編

20151007映画007シリーズに於いて、もうひとつの主役はやはりテーマ曲。

最近作アデル「スカイフォール」は素晴らしいけれど、歴代の作品を彩るテーマ曲も歴史的名曲ばかり…その作品を集めた1989年発売の「THE BEST OF BOND」(写真は最近の50周年物)を改めて聴いてみたわ。

かの有名なMonty Norman Orchestraの「James Bond Theme」から始まり、実力派アーティスト達が描き出すボンド・ワールドに満腹状態よ…でもやはり不動の1曲はシャーリー・バッシーの「Goldfinger」かしら。

恐らく当時はオケに歌一発録りの時代、若きシャーリーの声量が並外れていた事とマイクの性能が起因してとてつもない迫力あるボーカルに仕上がっているのよね。近年、音楽祭でシャーリーがキーを下げて歌っていたけれど、その威厳に満ちた歌声は今なお健在で素晴らしかった。

彼女は「Moonraker」や「Diamonds Are Forever」でスロー且つダイナミックな楽曲を歌い上げ、007を代表するディーヴァと言えるわね…濃厚且つ攻撃的な声質の中に深い情愛を感じずにはいられない。

男性アーティストではまずトム・ジョーンズの「Thunderball」…とにかく声が若い!!のだけれど、やはりホーンセクションに埋もれることの無いパワフル・ボイスとレンジの広さは圧巻、いや圧聴ね。

そして初期のシリーズでオーケストレーションの見事さと渋いボーカルで唸らせられたのはマット・モンローの「From Russia With Love」よ…この低音の魅力には参ってしまうけれど、映画が映画らしくあった良き時代の香りが感じられ、展開もメロディーラインも王道ながら耳に残るわ。

そして近代ではポール・マッカートニーの「LIVE AND LET DIE」が印象深いわね…実はこの曲を初めて聴いたのは、GUN’Sバージョンだったのよ。この楽曲の肝はやはり展開の面白さ・・・!ポール・マッカートニーはさほど興味は無かったけれど、この1曲でメロディーメーカーとしての才能を改めて思い知らされたわ。

こうして様々な年代の作品を聴いていると、それぞれの良さが際立って面白い。

この後もアリシアやアデルなど素晴らしいアーティスト達が007を引き継いでいき、更に歴史が紡がれていくのね。ひとつ残念なのは、故エイミー・ワインハウスの楽曲が実現していたら・・・ということよ。きっと彼女なら渋くてクールなボンドさながらの世界観を創り上げたに違いないもの。

でもここからは、若き次世代のアーティストに頑張ってもらわなくては!そしてダニエル・クレイグのあとを引き継ぐのは・・・やはり・・・。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 音楽 

2015年10月13日

三匹の侍日記2 剣豪無宿、健闘無臭な映画編

201510061960年代の人気TVドラマ「三匹の侍」・・・時代劇の概念を覆したその斬新さについては、以前ご紹介させて頂いたわ。

TV第1シリーズ放送終了後の1964年、五社英雄監督が初メガホンをとった映画があると知り鑑賞…物語は第1シリーズの第1話「剣豪無宿」がベースになっており、第2シリーズから加藤剛が演じていた三匹のリーダーの浪人”芝左近”に丹波哲郎、色男浪人”桔梗”に平幹二朗、大食らいコミカル浪人”桜”に長門勇という2人のキャスティングは変わらず。

芝はある村で、代官の圧政で苦しむ百姓が年貢の減免を交渉しようと代官の娘を監禁している場面に遭遇するの。最初は無関心を決め込む芝だったけれど百姓側に立つ事に…その頃代官に用心棒として雇われていた桔梗、桜もビジネスとして関わっていたものの、やがて事の真相を知り芝の侍としての心意気に惹かれ三匹の侍チームが結成したというストーリーよ。

面白いのは百姓達の言い分や行動が生きる為の正義なのではなく欲であるということ、ヒールである代官が元々は百姓の為を考えて行動していたということ等、このシリーズお得意の生々しい人間らしさが描かれているという点ね。

しかし今回少々鼻についたのは女性たちの描写かしら…真面目な芝に心惹かれた代官の娘、桔梗の色香に溺れる置屋の女将、間違いで桜に夫を殺された未亡人・・・この3人の女達はそれぞれのヒロインになるのだけど、彼女達の思いを遂げようとするシーンがいやにねちっこく描かれた割に最後があっけないというお粗末ぶりに拍子抜け。

特に置屋の女将が桔梗の髷を歪むほどに握る、春画の屏風からピロートークなどの演出が、後に映画「吉原炎上」などで見かける五社カラーに繋がっていると痛感したわ。良し悪しはともかく「三匹」でこの演出は果たして必要だったのか感は否めないのよね。

更に桜がやむを得なく殺してしまった男の女房を罪滅ぼしのつもりで優しく接し、女房が桜に惹かれていくというのは理解出来るけれど、真相を知った女房が桜を憎み苦しむかと思いきや、ラスト近くで桜に連れ添いたくて追い回すというのは理解に苦しむ。唯一コミカルに描きたかったのだろうけれど、どこかちぐはぐでお粗末なのよ。

結果、五社英雄は女性をどこか蔑視しているという印象が強く残ったわ…更に残念な事に丹波哲郎演じる芝の存在感も弱く、やはり「三匹」は長門勇演じる桜がいてこそ成り立っているのだと確信・・・彼なくしてはシリーズも続かなかったはずよ。

今ではもう痛快さだけを求める時代劇となってしまったけれど、この「三匹の侍」や「子連れ狼」のように日本の文化や時代背景、ハッピー・エンドではない人間らしい生き様こそが日常でなのだ、という当たり前の事をじっくり語る作品はもう無いかも・・・。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV 

2015年10月10日

オール・ユー・ニード・イズ・キル日記 プラダのエミリー、戦場へ編

201510052014年作品「オール・ユー・ニード・イズ・キル」・・・日本のライトノベルズ(桜坂洋)が原作…評判でさほど触手は動かなかったけれど「プラダを着た悪魔」で好演のエミリー・ブラントがヒロイン役ということで興味津々。

タイトルも転々として「エッジ・オブ・トゥモロー」~「リブ・ダイ・リピート」と…でも一番しっくりくるのは個人的に「エッジ・オブ・・・」かしら。

原作では中高生向けという事もあり主人公は少年少女だけど、映画では米国メディア担当の少佐と戦場で名を挙げる軍曹という設定になっているの…原作通りの設定だと日本にありがちな、少年が戦いの中で成長していく系の漫画的な展開になりかねないが、主役を現役軍人にする事で物語全体が落ち着いて進行出来ている気がする。更に主人公のウィリアム・ケイジ少佐にトム・クルーズ、そしてヒロイン、リタにエミリーという両雄が揃った事で軽くならずにすんだと言えるわね。

舞台は近未来…地球はギタイという侵略者に脅かされ、防衛軍は機動スーツで対戦するも戦況は芳しくなかったの。戦場に出るのが嫌だったケイジは将軍の不興を買い、実践経験の無いまま戦場へ出ることになり、そこでギタイの「アルファ」と共に戦死・・・それから彼は自分が死ぬ前日に戻るというループを繰り返すことになったわ。

死んでは学び、そこから又進んでは死を繰り返し、軍の中でも凄腕の女軍曹リタも同じ経験をしていた事を知ってギタイ滅亡の為に力を合わせて戦うというストーリー。

映像的には何度もループを繰り返すという部分が肝でケイジが人々の発する言葉に先回りしたり、へっぴり腰で機材の使い方もわからない状況からプロ級に扱えるようになる過程が面白い…そしてリタは「ヴェルダンの女神」という渾名で呼ばれるほどの戦士で、あの「プラダ・・・」の時からは想像がつかないほど筋肉質でストイックなボディになっているのも見所ね。

トレーニング中、ケイジに呼ばれてすっと立ち上がるシーンは「おぉ!!」と叫びたくなるほど美しいわ。

ただギタイは蜘蛛のような軟体動物のような形状で、さほど気にはならない存在だったかも。これまで見たSF作品で、こういったクリーチャーは架空のものであってもちょっとした愛嬌というか存在感があるものだが、今回全く感じなかったのはきっと侵略者の背景がきちんと描かれていないからなのかもしれない。

やはりクリーチャーやパワードスーツ、戦場、美少女という日本独自のアイコンが並べ立てられているから、その背景まできっちりと描き込むには映画では設定をほぼ別物にするしか方法がなかったのではないかと推測。

ケイジが戦闘嫌いで戦場に出たくない、という理由が皮肉にも彼を戦場へ送り込むきっかけとなり、死が肉体を、リタへの愛情が内面を大きく成長させた要因という設定は納得がいくわ…最終的にエンディングはおさまる方向におさまったというのも嫌味が無くて良かった気がする。

とにもかくにもエミリーの勇姿は一見の価値有り!!と言えるわね。しかし、もし自分が失敗する日の前日をループしていたとしたら、とにかく成功させる為に努力し続けるだろうなあ・・・ゲームのようにリセット出来ない人生・・・確かにそれは酷だけどリセットし続ける方こそが苦しいのかもしれないわ。

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2015年10月08日

カーラの結婚宣言日記 純粋を保つ為の代償編

20151004今迄『純愛映画』というものにアンテナが向かなかったけど2000年作品映画「カーラの結婚宣言」は良かったわ…純愛がテーマとなると、どこかしらにムリクリ感を覚えるのだけどこの作品は別格。

結末は見えているものの迂闊にも"曇りのない美しい愛"に感動ね・・・それはきっと自分が年齢と共に重ね欠落してしまった部分を思い出したからなのかも。

物語の舞台はサンフランシスコ…裕福な家庭に育ち軽い知的障害を持つ末娘カーラが、自立を目指し職業訓練校に通う事になったの。そこで彼女は同じ障害を持ったダニーという青年と恋に落ちるのよ。だけどカーラの母は彼女が心配で心配で、何にでも干渉してしまう…娘を守りたい一心の母、自分の力で生きたい娘、そんな母娘の葛藤はあったもののカーラは優しい姉達や父や友人の力を借りてダニーと結婚宣言し幸せを掴もうとする。

2人の残酷過ぎるほどの無垢でまっさらな心の交流は子供の持つ純粋さのようでもあるけど、今生の人間の持ち合わせてるものでは無い気がしたわ…ハロウィンパーティの夜、学校の片隅で2人が初めてキスする場面は「こんなに美しいキスシーンがかつてあっただろうか」と心から思えるほど清らかで、じっくりと感動の波が押し寄せてきたわよ…自分が悪魔払いされてる悪魔のような気がしてきた・・・。

でも、カーラの家庭は裕福だから障害を持っていても守ってもらえる、だけどダニーは学校の援助も打ち切られてしまう貧しい家庭・・・この2家庭の対比が実に現実味があり、この作品が夢物語にならない為のしっかりとした背景になっている。

普通なら身分違いの恋は人間の欲や猜疑心などで壊れてしまいがちだけど、この2人にはそんな事は有り得ない…言葉は悪いけど天使の羽を片方歪められた事で彼らは無垢な魂を持ち続ける事が出来たのかもしれない…それは素晴らしい事であるけれど、現実世界で生きる為には残酷な事なのかもしれないわ・・・。

実はオリジナルタイトルは「The Other Sister」でカーラを軸にした3人姉妹のお話なの…原題の方がこのお話を十分に表現してる・・・。見終わった後は爽やかに自分の表情がキラキラとしてくるわよ!!吹き替えもまた素晴らしいので、機会が有ったら是非吹き替え版も試してみてね。

監督は既に御年80歳のゲーリー・マーシャルで一般的には「プリティ・ウーマン」で有名だけど、個人的にはTVシリーズの「おかしなカップル」が大好き…是非再放送して欲しいわ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 映画&TV 

2015年10月06日

シェア・スピリット日記 共有する魂編

20151003個人的に気になるブランドは多々あれど、以前夢中になって集めたのは「シェア・スピリット」かしら。

女性らしいラインが特徴のブランド"GRACE"を立上げたデザイナー片野光氏が旅を通じてインスパイアされたものを自身の感覚で表現したんですって。

そのブランド名の通り均等で苦楽を共に分け合う精神・・・それがコンセプトだそう。メディア露出を極力控え、取扱店舗を各都市に1店舗に限定するなど、作品力と行き届いた営業力が息の長さに繋がっているとも言えるかも。

2003年に発表された作品はガンジーやフリーダ・カーロから影響を受けたものが多く、シルクオパールの柔らかな肌触りの生地を使ったカットソーやスカート、インクジェットプリントのワンピースなど、そのこだわりは深いわ…裾や袖が切りっ放しのものが多いけど全て綿密な計算の元に成り立っているの。

色合いは全体的にオリエンタル!!…特にこの年のラインはカーキやオレンジ、グレーなどが多くブッダや浮世絵などもモチーフになっていて日本人がデザインしたというのが納得出来るような、でも色や素材の使い方を見ると日本人の感性ではないような、不思議な作品群なのよ…片野氏が旅先で体感したものをコレクションに反映させたそうで、どちらかと言うと外国から見た日本とでも言うべきかしら。

中でも自分のお気に入りはグレーのコットンブルゾン!!…シンプルながら首回りのデザインとボタンの大きさが個性的で存在感大。何にでも合わせやすいし生地がとにかくしっかりしてるので永く使えて実用的よ。

日本のみならず海外のミュージシャンやスタイリストさん達に支持されているのも頷けるわ…ミリタリーやスチームパンクの様なテイストかと思いきや、アンティークやヴィンテージな色合いで見事な片野カラーに仕上げられているのはお見事ね。流されること無く何年もこのテイストを維持し続けているというのがブランドを確立出来ている所以であることは間違いない。

それにやはり作り手のコンセプトと個性が色濃く作品に反映されてるというのは当たり前だけど重要な事よね…それに長く着てもらおうという姿勢が素材の選別から見て取れるし、各アイテムを通じて片野氏の精神論が伝わってくるようだわ。

最近は特にどこかの成功例に習い、百貨店では同じようなものを並べ立てるという傾向が強いけれど、やはりそれでは生き残れるはずはない。ドカンと売上を伸ばす事だけを考えるのでは無く「シェア・スピリット」のように作品が物を言い根強いファンを獲得して行く方がどれほど息が長く大切なことなのか気付いて欲しいものよね。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ファッション 

2015年10月04日

プラダを着た悪魔日記 お約束の展開なれど・・・編

20151002丁度BSで放映中だったので見てしまった2006年「プラダを着た悪魔」…うむ、日本人がとても好きそうな映画ね。当初は女性の華やかな生き方と目映い衣装を身につけた女優陣の美しさに注目してしまうけれど、年を追う毎に見て思うのは、やはり女性が仕事を成し遂げようと思えば思うほどプライベートは壊滅状態になりそれは当然のことであると納得させられるわね。

ストーリーは頭脳明晰だけど凡庸なアンドレアは誰もが憧れるファッション雑誌の編集部に配属され、NY中で知らないものは誰もいないやり手女編集長、ミランダの下で働く事になるの。同僚も皆美しくセンス抜群で、一人浮き立つ彼女は彼らに非難され、編集長もアンドレアに無理難題の用事を言いつけてくる始末。

努力と気合いだけでは戦えず意気消沈するも、遂に彼女は戦う事を決意し美しいレディに変身するのよ。仕事も完璧にこなし編集長の信頼を得て重要なポストに就く事になったけど、最後アンドレアは自分の信念を貫き新たなステップを踏む・・・皆さんご存じの展開。

様々なアイテムを着こなすアンドレアことアン・ハサウェイの”動くファッション誌”ぶりは女性心をくすぐるけれど、ミランダが毎朝机の上に乱暴に置くアウターとバックの組合せは更に洗練されていて素敵よ。そしてアンドレアの同僚である強気な女性エミリーのヴィヴィアンのアイテムとメタリック・メイクも溜息ものだわ。

何より女性が仕事で成り上がるという"わらしべ長者”状態がとても小気味良くて、日頃のストレスが軽減されそう。そして恋話。美しくなると知り合う男性もランクアップするという方程式により、昔の彼はちょっと置いておく・・・とまあ「女性の理想」がてんこ盛りと言えるわね。

全体的にはハッピーすぎる内容ではあるけれどアンドレアが浮上する過程に於いて沈下するエミリー、ミランダが自分の地位を守る為裏切った同志のナイジェル、様々な思惑と人間関係が錯綜しているのが面白いわ。とにかく俳優陣の超絶演技にはあっという間に引き込まれ、この作品から更にステップアップしていく文字通り”わらしべ”状況になっていった若い俳優も多いのは頷ける。

ベテラン陣も圧巻で、「キャプテン・アメリカ」「ラブリー・ボーン」でもその怪優ぶりを見せつけたスタンリー・トゥッチの存在感は大きい。彼が今回演じたのはミランダの片腕であり彼女に裏切られた彼女の片腕ナイジェル。大きなリングをはめ、常に美に対し鋭敏である彼は厳しくもアンドレアの服を選び、彼女の支えになるというハートフルな人物よ。

ミランダを心から尊敬し仕事ぶりを認める彼は、裏切られても彼女を罵ること無くミランダが次のチャンスをもたらすだろうと思うほど信頼しているの…これって仕事をする上で非常に非情ながら大事な事かも。特に印象に残ったのは、”千の仮面を持つ”メリル・ストリープ演じるミランダがマスコミの前に出る直前に笑顔を作って車を降りるシーンかしら…どんなにプライベートがぼろぼろでも誰もが憧れて止まない地位を自分は築いているのだという自負、その自信に真のプロフェッショナルを見たわ。

そして忘れてはいけない、アンドレアの同僚エミリー…若きエミリー・ブラントが演じているのだけど、こちらもなかなかの好演よ。最初はおイモだと馬鹿にしていた同僚に自分の地位を奪われるのではと不安になったり、細いドレスを見るために断食したりと、コロコロと変わる表情が実にチャーミングで憎めないのが良い。この後映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」などで見事な筋肉を披露するアクション女優になろうとは・・・この作品で交通事故に遭ったシーンがきっかけ!?うーむ。

この話はもともと『Vogue』の編集長をモデルに書かれた作品なのだけど、女性がここまで地位と権力を手にするには相当の努力と犠牲が必要だったろうから、これほどまでに軽快に描くのは逆に難しかったのかもしれない。

劇中でミランダがアンドレアに、仕事を選んだのも、同僚を蹴落とす結果になったのもすべて「決めたのはあなたよ」と言い放つシーンにはズッシリきたわよ…確かに人間はどんな状態であれ自分で「決めている」のは間違いないもの。どんなに愚痴を言おうが、人のせいにしようがそれはすべて自分のチョイス・・・その重みを改めて思い知らされたわ。そしてもうひとつ・・・「女たるもの外に出る時は、メイクと服には気をつけなくちゃいかん!!」

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2015年10月01日

エージェント・オブ・シールド日記1 生きていたコールソン編

20151001マーベル作品に必ず登場する「S.H.I.E.L.D」

眼帯の長官ニック・フューリーを長として、アイアンマンをはじめとするヒーロー達と共に平和の為に日々戦い続け、映画「キャプテン・アメリカ」に登場する初代エージェント、ペギー・カーターが設立した国際平和維持組織よ。

そのフューリー長官の片腕的存在、フィル・コールソン捜査官を主役にしたテレビドラマ「エージェント・オブ・シールド」がスタートして1年・・・期待していた通り素晴らしい作品だったわ!!引き続きシーズン2も楽しみよ。

このTVシリーズは映画「アベンジャーズ」のスピンオフ作品として制作されたもの。

コールソン捜査官はマーベル作品にはほぼ登場しており、最初の「アベンジャーズ」でロキに殺害されてしまったのだけど実は生きていた・・・という形で繋がっているのよ。

しかし実際コールソンは命を落としており、どうやって一命を取り留めたのかという事がシーズン1最大の謎でもあるわ。

一見どこにでもいるような凡庸な面立ち、特に戦闘能力が高いわけでも無く、キャプテン・アメリカのレアなカードを収集する趣味があったりと他のキャラクターと比較すれば目立った感は全く無いけれど、奥に秘めたる正義感や暖かい人間性が人を惹きつけて止まない。

そんな彼がフューリーの意向で特命チームを作り、地球上で起こる事件の調査解決に挑んでいく…チームのメンバーは実にユニークで、コールソンと旧知の仲であり戦闘操縦のプロである寡黙な美女、メイ他、天才ハッカーのスカイ、兄妹のような技術と医学のスペシャリスト、フィッツとシモンズ、諜報格闘のプロで二枚目的存在ウォードという面々。

スカイは活動の傍ら、自分の出生の秘密を知りたいと調査をしていくのだけど、実はその事実が「S.H.I.E.L.D」の核の部分に触れることになりそうな可能性が見えてきたわ。

ストーリー展開も実に見事でメンバー間の恋愛や裏切り、個々が背負う過去や現在がしっかりと描かれ、更に「S.H.I.E.L.D」という組織がどう構成され、どんな風に活動されているのかが理解出来て面白い。毎回見終わる度にうまく組まれた”ふり”の部分を見逃すことが多く、大どんでん返しに心臓を鷲づかみにされてしまう…これこそストーリー展開の妙と言えるわね。

ゲストやヒール的キャラクターの面々もなかなかの存在感があれど、やはりレギュラー陣の中で最も気になるのはメイよ…過去たったひとりで敵地に乗り込み戦った事から”騎兵隊”と称され、操縦や武術に長けたエージェントなの。東洋人独特の神秘的な雰囲気、戦闘服から伸びたすらりとした手足と、そのルックスは非常に魅力的よ…クールでありつつも時たま見せる女性らしさがたまりません。しかも「STAR TREK:VOYAGER」でセブンを演じる沢海陽子嬢が声を当てているのがファンとしてははまりすぎて垂涎もの!!

コールソンに村治学氏というのもはまっているし他のキャストも完璧なシンクロ率だけど、唯一フューリーに竹中直人氏という点だけ解せないわ。声は良いけれど、フューリーの持つ重みが今ひとつ表現出来ていないから。

とにもかくにも要注目の作品であることは間違いないしシーズン2でのゲストにはまさか・・・のキャラクターも登場するようだし目が離せないわ!!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV