2015年04月

2015年04月30日

フェイタル・アトラクション日記 反対のものは引かれ合う・・・編

20150419お付き合いを始めたばかりのカップルは、相手の自分に無い部分を魅力的と感じるもの…もし内気な彼女だとしたら、社交的で自信に満ちた彼は頼もしく、彼に誘われこれまで経験出来なかった事を思いっきり楽しむ、なんてよくある話よね。

しかし問題はここから・・・最初は刺激的で楽しくても、やはり自分の性格や好みなどから苦痛に変わる場合もあるわ。もっと家で静かな時間を過ごしたいと思っても肝心の彼がまだ外出を望むようなら、ちょっとした歪みが出来てしまうわよね。

社交的な彼に惚れ込んだはずなのに、その魅力的な部分が嫌悪に変わってしまう・・・こうした現象を「フェイタル・アトラクション(死に至る愛着)」と呼ぶんですって!

人間は人の肯定的な面に引かれ、否定的な面を不快に思うわ。つまり人のある特質を好きになればなるほど、その特質の否定的な面に反発するようになるということなの。

「フェイタル・アトラクション」にはいくつかのカテゴリーがあるそうよ…最初は面白くてもばからしく思えてくるという「面白い人は真面目になれない」、強いけれど支配的に思えてくる「決断力のある人は人を操っているように見える」、思いつきで行動する為最初は楽しいけれど、予想不可と思われる「衝動的な人は変わり者」の3種類。

しかもこれらの現象が表面化してくるのは、早くて半年から1年だというから・・・恐ろしい。自分にも経験がある事なので耳が痛いけれど、一体どうしたら良いのかしら?専門家はまずパートナーに全てを望まず、ポジティブな面にはネガティブな面がある事を理解する必要があると言っているわ。

更に自分自身にも欠点があると踏まえた上で、お互いが何を望んでいるかをきちんと話し合うことが一番だそう。冒頭のカップルを例に挙げるならば、定期的に家でゆっくりする時間をつくりつつ、社交的な場に参加する際には疲労困憊しないような規模のものを、など互いの相違に対応することで良い関係を保つことが出来るわね。2人の間にはそういった確認作業とサポートが必要であり、お互いに満足していれば別々の時間を過ごしていても感謝が生まれてくるわ。

可愛さ余って憎さ・・・という訳では無いけれど、やはり他人同士が一緒に生きていくのは大変。だからこそお互いの良い部分がいつまでも輝いていられるよう切磋琢磨しなくては、ね。

因みに、「フェイタル・アトラクション」の代表格はやっぱりジョーカーかしら…面白いし決断力はあり過ぎるし極めて衝動的だし…フフ。

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2015年04月29日

短命日記 音楽と共に生き・・・編

20150418ミュージシャンは短命、というエピソードは多々あれど、実際のところどんな原因で亡くなるケースが多いのかしら?

最近シドニー大学の教授がジャンル別でミュージシャンの死因について論文を発表したのだけど、これが非常に興味深い…13000人というミュージシャンを対象に調査したところ、「事故」が原因で亡くなる率が高かったジャンルは、メタルとパンク、そしてロックだそう。

確かにイメージ的にも喧嘩っ早い感じがするわよね。続いて「自殺」で亡くなる率が高かったのはこれまたメタルとパンク。どちらも哲学的であるのと一本気な感覚が影響しているのかしら…逆に少ないのがR&Bとゴスペル・・・やはり神の御前では自殺はタブーですものね。

意外にも「心不全」で亡くなるのはブルース、カントリー、R&Bが多く、少ないのがRAPにHIP-HOPなの。しかし驚くべき事に、どのジャンルも死因の6%にしか満たない「他殺」で最も高かったのがRAPとHIP-HOPという結果が・・・!この2つのジャンルは、死因の割合が50%という断とつの高さを記録しており、犯罪やギャングカルチャーという背景が影響しているのがよくわかる。

この数値は軍人よりも職業的危険性が高いことを示しているということだけど、この2つのジャンルのアーティスト達の訃報は今や当たり前の様にも思えてならないというのも恐ろしい…ラッパー、ギャング、成功、金、死・・・アメリカンドリームを叶えた代償というにはあまりにも切ない結末よね。

どちらも歴史的にはまだ若いジャンルであるし、他ジャンルと比較するのは如何なものか、という声も挙がっているそうだけど、作品を生み出すストレスは間違いなく命を縮めているという事は間違いないし、音楽は文字通り楽しんで創る、というのはあくまで大義名分でしかないと思えてならないわ。

これからのミュージシャンは、執念深く表現し続ける為にもまずは食事と睡眠、からかしら…zzz…

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2015年04月25日

セッション日記1 闘心からの感性編

20150417公開を待ち望む映画は多々あれど今週から日本公開「セッション(原題Whiplash)」は1秒でも早く見たかった作品よ…サンダンス国際映画祭で絶賛されその後米アカデミー賞を含め名だたる映画祭でノミネート及び受賞で凄い映画が話題をさらってる・・・という情報だけが先行。

監督・脚本はデミアン・チャゼル…予告編でスキンヘッドのJ・K・シモンズが鬼の様な形相で若いドラマーを指導する様子が狂気的で一体どんなストーリーなのだろうと気になって仕方が無かったわ。

念願叶って遂に見る事が出来たのだけど、恥ずかしながらこの歳になるまで劇場で号泣したことの無い自分がエンドロールまで嗚咽をもらす状況に・・・。

そんなに感動したの!?・・・と聞かれたら恐らく自分もシモンズ氏の如く目を見開いて怒り出すに違いない。とにもかくにも今作は自分の思い、考え、生きてきた事全てが凝縮されており、他者と共有出来ない感覚を共有出来たという悦びや畏怖、様々な感情が自分の細胞を貫いていったわ。

見終わった後は、今の自分が果たして自分の思う様に生きているのだろうかという審判を受けたようで羞恥心が残る。

物語は全米一の音楽学校に通う19歳のジャズドラマー、ネイマンが、シモンズ演じる校内最高の指揮者フレッチャーに声をかけられ彼のスタジオバンドに入るの。バディ・リッチの様な素晴らしいドラマーになりたいと努力を続けてきたネイマンは、この最大のチャンスに有頂天に…しかし初めてのバンド練習で、フレッチャーの常軌を逸した指導に度肝を抜かれてしまう。

自分の音・自分のバンドに対して完璧さを求める彼はそれを阻害する要因をすべて排除し、怒声を浴びせ、ものを投げ、遂にネイマンもその洗礼を受けることに。理不尽な暴力を受けながらも何とかメインドラマーの地位を得たネイマン…重要なコンベンションの当日、彼は度重なるアクシデントにより遅刻してしまう。そして最悪なことに事故に遭い血まみれのままステージへ。

演奏は当然ながら散々たる状態、そしてこの騒動が原因でネイマンは退学を余儀なくされ、フレッチャーの運命も大きく変わることとなる。

そしてこの後、2人の第二幕の幕が切って落とされたわ…驚くべき結末を迎えるストーリーは神懸かっているとしか言いようがないし、何よりJ・K・シモンズの熱演は悪魔と契約したのか!?と思うほどの怪演よ。

ひとつの事と向き合い、一生続けていこうと思うだけでなく覚悟を決めた人でなければここまでの作品は作れないし、演者たちがそういったものづくりの魂の部分を理解出来ていなければ完成しなかった・・・感動を通り越して恐ろしいわ。

物語半ばでネイマンが家族に音楽で生きていくことを理解してもらえず孤立し、友も恋人も自分の生き様には不必要であると辛い決断をする部分があるのだけど、一言一句まで自分の姿そのものだったのが更に恐ろしかった。でも残念な事に自分にはネイマンの持つ芯の強さが足りない・・・その点も思い知らされ打ちのめされたわ。

そして印象的だったのは、フレッチャーがネイマンに向上していこうという者に対して言ってはいけないのは『Good Job』という言葉だというシーン…この点に於いても、自分が常日頃から言い続けていたことだったので真意がよく理解出来た。

しかしながらフレッチャーの己の音を極めたい、妥協しないという姿勢、ネイマンが最高のドラマーを目指そうという執念、共に目指すものは同じ。彼らは似たもの同士であり、傷つけ合うことで共有し合う唯一無二の同胞なのだということが物語を通して良く分かる。そういう意味合いでも「セッション」なのよ。

闘心は己を高める養分であり、この感情無くして人間は成長しない。今作を音楽映画だと思っている方が多いようだけれど、これは明らかにこれは”ダーク・ファンタジー”…音楽はあくまで背景であって、人間としていかに闘い生き抜くのかということを問われる作品であると認識すべきかも・・・。

1999年「アメリカン・ビュティー」同様「セッション」に出会い見る機会を得られたことに本当に感謝したい・・・ただその一言に尽きるわ。


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2015年04月24日

マイノリティー・リポート日記 誤差が導き出す真実編

201504162002年スピルバーグ作品「マイノリティー・リポート」…SFである事は間違いないけど、劇中で登場したアイテムがほぼ実現化しているというのは凄い!物語自体も良く出来てるけど、その点にも再確認よね。

物語は2054年のワシントンが舞台で"犯罪予防局"の第一線で働く男が主人公なの。ここは、3人の"プリコグ"と呼ばれる予知能力者の透視した犯罪場面を映像化して解明し、事件が起こる前に殺人を防ぐという最先端のシステムが装備されてるの。たちまち犯罪率は90%減少という成果を導き出したわ。

ある日いつものように仕事をしていた男は、自分の殺人予知現場のデータを見て愕然とし追う側から追われる側になってしまう!男はやがてこの完璧なシステムに僅かな誤差を見いだし、企てられた真実を見つけ出そうとするけど・・・という内容よ。

驚いたのは、今現在iPhone等を扱う際当たり前のように行なっていた"モーションコントロール"という動作が劇中で同じように行われてるわ!その他にも網膜認証、デジタル広告など、実際に目にしたり耳にしていた事が既に13年前のこの作品内で展開…何という発想力かしらね。

特に興味を引かれたのは、個人に対して"追ってくる"そして"話しかけてくる"ターゲット広告!!…網膜で個人データが読み込めてしまうから、カード会社の宣伝のポスターから美女が笑顔で現れ『旅行はいかが?』と声をかけてくるし、商店では『この間お買上のタンクトップいかがでした?』なんて声がしてきちゃうの。このシステムもそう遠くない将来現れるかもしれないわね。話しかけられた照れそう・・・ドキドキ。

そんな最新のツールとは対照的に、人々が身を寄せ合い生きている貧民窟や愛嬌のあるクモ型網膜探査機など、人間の体温を感じられる部分がコミカルに描かれていて、所々でスピルバーグ節を楽しんだわ。人間はこの世界に生を授かり、ありとあらゆる知恵を使って快適に生きようと努力する。

結局どんなに世の中が様変わりしても、変わらないもの・・・それは人間の"生きようとするエネルギー"なのかもしれないわね。

因みにこの作品…TVシリーズとして計画されてるらしいから、最新版では更なる現実感のある近未来を見せてくれそうで期待大ですね、そうそう同様な近未来と言えばテリー・ギリアム「ゼロの未来」も間もなく日本公開…こちらも注目ね…フフ。

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2015年04月23日

辻村寿三郎日記 魂への警告編

20150415辻村寿三郎・・・この方をどうお呼びしたらいいか…人形師・着物デザイナー・アートディレクター・・・いやいや、そんな肩書きが当てはまる人物ではない。

彼は「警告者」と呼ぶべきかも。それは全ての"表現をする者"達に対する、そして生きとし生ける者全てへの警告だと確信したわ。以前友人のひとみさんに誘われ、目黒雅叙園で開催されていた「辻井寿三郎展」で久々に彼の作品と対面。歴史ある雅叙園のロケーションが見事にシンクロして、予想以上の素晴らしさだった。

ただ、一回りした後には、魂が責められたように酷く疲れてしまった・・・これが警告を受けた証!寿三郎さんの作品をご覧になったことがある方はご存じだと思うけど、彼がひとつひとつ命を吹き込んだ人形達はどの子も密かに呼吸しているの。

その表情、仕草だけで、どんな個性を持っているか、どんな生き方をしているのかが一目瞭然。本気で挑まないと彼らから発するものを受けれない、つまりこちらのチャンネルをオープンにしておかないと真意を感じる事が出来ないのかも。

本展では平家物語に登場する人物がモデルになっており、歴史に忠実に再現されてはいるけど、寿三郎カラーと彼の解釈が程よくブレンドされて実に"モダン"なの!唇には金の紅、爪の赤さ・・・現代的でありながらこの非業の深さを表現出来るなんて神業としか言いようがないわ。

数ある名作の中で一番感銘を受けたのは、怨霊になった崇徳上皇と円位の対面する場面。目玉が落ちそうな変わり果てた上皇とその姿に涙する僧侶、円位・・・足下には黒い羽で覆われた河童のような形相の怨霊達が蠢き、その壮大さはまるでオペラの一場面のようだったわ。

悲しみの深さ、そして奈落の恐ろしさを越えた美しさにしばらくその場を離れられなかった。数ある作品の中で自分が最も心惹かれたのは「佛御前」!彼女は平清盛が愛した舞姫なのだけど、自ら清盛を捨てたという潔い女性よ。尼になり、自分の前に寵愛を受けて捨てられてしまった舞姫、王と余生を過ごすという慈愛に満ちた一面も持ちあわせている。常に自分の道を貫き、更に相手の心を思いやる心意気に感銘を受け、思わずポートレイトを購入してしまったわ。

女性たるもの、こんな風に生きていきたいわね!本展を開催するにあたり、寿三郎さんはこうおっしゃっていたの「この可哀相な人形達を見て、自分はまだまだ頑張れる、と元気を持って欲しい。だからこの人形達を作った」なるほど・・・明るいものを見て励まされることはあるかもしれないけど、これだけの業を背負った彼らと向き合えば自然と前向きになっていくもの。寿三郎さんの思いの深さに、ただただ頭が下がる思いだわ。

不思議なことにこの展覧会を見てから自分の今後の方向性が見えてきたの。その表現活動に余生を費やす決意を固め、佛御前の様に本当の意味で強い人間にならなくては・・・そして皆さんに警告しますよ!

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2015年04月22日

ライダース日記 キリリとキュート編

20150414皆さんはライダースはお持ちかしら?…ライダースと言うとどうしてもロックンローラーな、いかついイメージよね。黒い革に大きく開いた襟元、スタッズと何処をとっても硬派一直線!本当は王道のメンズが欲しいのだけど自分のサイズは無いし、ピッタリフィットするフェミニンなラインのものが好きだから結局レディースを選んでしまうのよね。

女性仕様はサイズが豊富だし、素材もデザインもかなりの個性派揃いだから。お気に入りは"MISS SIXTY"のシルバーのダウンライダージャケットと"WORLD WIDE LOVE"のピッグレザーのライダー。

前者は発色が良い上体にフィットして凄く暖かいし袖口がリブになっているので風が入り込む余地が無いのよ…デザイン性と実用性を兼ね備えた才色兼備な1枚だわ!

後者はメンズ・ライクだけど革が柔らかく肩のラインが丸いので、やんちゃながら一見ジャケット風。でも一番の魅力は裏地で、薄いピンクの生地にスキュートなスカルや雷が施してあるのよ。室内で脱ぎ着する時にこの裏地がチラリと見えたらかなりお洒落。外見は攻撃的、中身は可憐に・・・いやあ、レディースならではの工夫ね!

ライダースはコーディネートしやすいし、暖かいから中は薄手のものを合わせられるのが利点。身に付けた瞬間、何だかきりっとした気分になって来るから不思議よ…もし自分がデザイナーならガッチリライダースと超フェミニンなドレスをセットアップで販売したいわ…テーマは『女性のON・OFF』と『大人ロック』・・・かな。

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2015年04月20日

東京湾日記1 自然は最強のアーティスト編

20150412

新居に引越して何とか日常のペースに戻そうと努力するも、中々戻れないのが現実…そんなバタバタした日々の中、ふと外の景色を見てびっくり。

丁度三日ほど前でしょうか…急な低気圧と寒気でブルブルだった日、夕方から晴れ間がちらほらしてきた頃、東京駅近辺から西は晴れ東は雷雨…その時の写真なんですね。東の雲は低くよどみ、西は夕暮れの光がベイサイドのビル群を照らすような総天然色な世界。

カメラはiPhoneなので今一な感じですが、それでもこの絵巻物的な色彩は生で見ると圧倒されました。刻々と色も変化し10分後ぐらいにはまるでCGのような質感(下写真)…うーむ、一眼レフで撮りたかったです。こんな総天然色な景色を毎日見る事で疲れも吹っ飛び、自然の力は凄いなぁ~と感じるのでした。

因みに写真に写ってる多数のクレーンは工事中の築地新市場なのですが、残念な事に「千客万来」と銘打った観光用の施設運営をスポンサードしていた大和ハウスが一部市場関係者と道路の使用を巡って亀裂が生じ、企画運営から降りてしまい、残りの一社も再検討中と発表され暗礁に乗り上がった状況になってしまいました。

いつからか日本は人を招く事が苦手な文化になってしまったようで、行政としてビジネスの両輪に育てる姿勢が無いのが残念ですね。映画のロケ地でも交通の邪魔になると全然許可が出ないのと似ています。

いずれにしても、五輪を控えてもっとポジティブな思考を期待したいと、自然のダイナミックな様を見て感じる今日この頃です(笑)。
20150413


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2015年04月18日

クール・ランニング日記 ジャマイカに栄光あれ!!編

201504112020東京オリンピック開催に向け徐々に期待感が高まっていく日本。家のベランダから毎日選手村着工の様子を見ていると、今年はどんなドラマが生まれるのかとワクワク。

そんな気分に後押しされ1988年傑作映画「クール・ランニング」をご紹介…この作品は、1988年にカナダで行われた冬季オリンピックの実話をベースに創られたものよ。常夏の国ジャマイカ生まれの選手達が初の冬季オリンピック出場、しかも冬の競技であるボブスレーに挑むという偉業を成し遂げた経緯を描いている。

雪を体感するどころか実際に見たこともない南国の青年達・・・そんな彼らがオリンピックに出場しメダルを取ろうとする。人間の精神力と努力、それは時に物凄いパワーを示すのだと思い知らされたわ。

物語はジャマイカで夏期オリンピック出場選手を選出する選考会で行われたのだけど、最有力候補のデリースは隣のレーンを走っていたジュニアの転倒に巻き込まれて失格してしまうの…オリンピックに出場することだけを目標に生きてきた彼は再選考を求めたけれど、その願いは聞き入れてもらえず。しかし壁に掛けられたボブスレーで金メダルを獲得した白人男性の写真からヒントを得て、ボブスレーで冬季オリンピックに出場しようという決意するの。

その後、デリースは現役から退いて荒れた生活をしていた白人男性を説得しコーチを依頼、チームメイトに自分を転倒させたジュニア、親友のお調子者サンカ、ジャマイカを出て成功を夢見るユルと共にオリンピック参加へ。遠征費用の捻出やソリの手配、他国の冷ややかな嫌がらせ、ジュニアの父の妨害・・・様々な困難に見舞われながらも彼らは常夏精神で団結し、自分達のボブスレーをやり切ることが出来たの。

エンタメ性を持たせるために所々フィクションの部分は多々あれども全編ジャマイカン・ビートやレゲエが用いられ、デリースをはじめとするジャマイカ・ボーイズ達がいかに自分達の国を愛し、夢を強く持ち続けたかという強い思いが表現されているのが良い。

一歩間違えばどこか臭うようなスポ根映画になりそうだけれど、重く暗くなりそうな問題が勃発しても持ち前の常夏意識で浄化させてしまう彼らのパワーは計り知れない。どんな時でも”爽快”であるという強み・・・これこそが奇跡を起こした最大の要因ではないかと思うの。

もしあなたが悩んでいたり、ちょっと心に翳りがあるならば是非今作をお薦めするわ。因みに「クール・ランニング」の意味は「旅に幸あれ」・・・人生の旅はまだまだ始まったばかりよ。そう思わない?

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2015年04月17日

エイジ・オブ・ウルトロン日記2 間もなく公開編

20150708日本ではもうすぐ5月のGWですが北米では5/1いよいよ「アベンジャーズ」続編となる「エイジ・オブ・ウルトロン」が公開です。

ヒーロー達のスクリーンショットや予告編も色々出回っていますが、その最終版的な予告編をご紹介しましょう。

最終版を見る限り、要所要所でブラック・ウィドウがバレーボールで言うところのセッター的な役割でヒーロー達をカバーしてる部分が多く、台詞にもあるようにボスはブラック・ウィドウ的な構成になっているのが面白いですね。

そして新ヒーローは見てのお楽しみ的な感じで十二分にワクワクさせてる内容と言えるでしょう。

そしてウルトロンの容貌がどことなく哲学的なのがいい感じです。個人的にはハルクとブラック・ウィドウの関係が気になるとこでもありますが・・・。(日本公開は7/4と遅すぎる公開にD-JPのやる気の無さを感じますね・・・)



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2015年04月15日

爪日記 短いあの子はパーフェクト?編

20150409子供の頃、親から「爪を噛むのはよくない」と注意されたことはあるかしら?確か昔の歌謡曲にもそんなタイトルの曲があったような・・・それほど、自分を含めて爪を噛む行為に及ぶ人は少なくなかったという事ね。

しかしこの爪を噛んだり、皮膚をひっかいたりする癖が大人になっても続いているとすれば話は別よ…これらの癖は神経過敏の兆候と言われてきたけれど、モントリオール大学の新たな研究で「完璧主義のサイン」であるということが判明したわ。

研究チームは48人の被験者のうち、爪を噛む、皮膚をひっかく等の”反復的行為”に悩む人を半数参加させたの。そして全員にストレス、リラックス、欲求不満、退屈の感覚を引き起こすセッションを行ったところ、反復的行為に悩む人達が実験中、反復的行為をしたいという強い衝動にかられるという結果が出たんですって。

被験者は退屈したり不満を感じている際に反復的行為を行いたくなるもので、神経質な習慣によるものではないという事がこの実験からわかったのよ。因みに完璧主義は欲求不満になりやすく、短気であり、ゴールに達しないと不満。そして退屈しやすいということも判明したわ。

反復的行為で悩む人は、まず欲求不満や退屈になる状況を減らすことが先決かも。しかしながらこの反復的行為・・・自分にピッタリ当てはまるのよね。完璧主義というとなんとなく嫌な感じだけど、条件がどれもぴったり当てはまるので認めざるを得ないわ。

最近剥がれてしまったジェルネイルを噛んで剥がしてしまったし、クローゼットのお洋服もきちんと畳んでいないと気が済まないし、猫砂のお掃除もこまめにしないと、それにそれに・・・というわけで、もし話し相手が爪を噛んでいたとしたら、別の事が気になって仕方ないのか、自分が退屈させてしまっていると考えるべきかもしれないわね。デートの時は特に気をつけて!

ところでウルバリンは爪のお手入れどうしてるのかしら??…噛んだら血だらけ…あ、直ぐ再生するのか(笑)

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2015年04月13日

エンパイアレコード日記 青春は愛すべき仲間と・・・編

20150408マイナーな作品ながらキラリと光った傑作が、若き日のリブ・タイラー出演の1995年映画「エンパイアレコード」…舞台が片田舎のレコード店というユニークな設定で、そこで働く店員達の人間模様を描いた作品。

雇われ店長と従業員達はとても良い関係で、何よりこのエンパイアレコードを愛している。でもオーナーの指示で店が大手チェーン店に売却される事になり全員がそれを阻止しようと一丸となるのよ。

売却の件を知るまで店員達はそれぞれの悩みに翻弄されていて、リブ演じる容姿端麗の女の子は、新曲のプロモーションで店にやってくる70年代元アイドルに自分の処女を捧げようと必死だし、そんな彼女に告白をしようとする画家志望の男の子は緊張しっぱなし、出勤するなりトイレで髪を丸坊主にする女の子はいるわ、店の売却を阻止しようと売上金を元手にカジノで増やそうとして失敗した男の子・・・と実に皆が皆己の思うまま一直線に突き進んでいる姿が良い感じ。

でもエンパイア・レコードの営業も実に個性的で、万引きを発見した時には実況中継を場内アナウンスで行ったり、店内中爆音で音楽をかけお客さんを踊らせたりするなど本当に楽しそうなの。雇われ店長は店の奥でストレス発散にドラムを叩くし、スキンヘッドガールは試聴機の個別ボックスで所得税の計算をするとかね。

全てが自由奔放に見えるけど、自分たちが楽しんで仕事をする事によってお客さんも楽しめる店作りになっているという事…日本だと自分の勤務先が買収されたら諦めて黙々と勤めるか辞めるかという選択肢になりそうだけど、全員の"自分たちで築いてきた職場を守る"という考え方には、プライドを持って仕事をしているという強い意志が感じられるわ。

仕事もプライベートもラッキーもアンラッキーも、すべて含めて楽しまないといけない!見終わった後はに何とも言えない清々しさが残ったの。今はデジタル全盛だけど、こんなアナログなレコード店が日本にあったら面白いだろうな・・・無理か。

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2015年04月11日

スクール・スタイル日記 アンガスの如く・・・編

20151407ようやく春めいてきたな、と思いきや夜はまだまだ肌寒いわね。こういう時期はコートを着るには暑いし、カーディガンだけでは心許ないもの・・・そこで活躍するのが、中間にあたるジャケットよ。

我がクローゼットの中には思いのほか様々なタイプのジャケットが眠っているのだけれど、中でもユニークなのは「ヒステリックグラマー」の『AC/DC』コラボ・ジャケット。

タイトなテーラードスタイルのウールのジャケットなんだけど、生地の厚みが今の気候に丁度良い。色味は朱に近い赤で、左胸にはのアンガス・ヤングのワッペン付き・・・しかも缶バッチが3つ付属しているという心憎い演出がたまらないわ!

フロントのボタンをすべて留めフレアスカートを合わせれば、やや尖ったスクールガールが出来上がるし、ハードなパンツスタイルで合わせてもポップな色味がアクセントになり、意外と何にでも合わせやすいというのが特徴なの。

とにかく、AC/DC好きには文句無しの貴重な1枚よ。アンガス・ヤングのスクールイメージという、アーティストの特色とブランドのコンセプトが見事マッチした作品になっているわ。

ヒスは以前もアンディ・ウォーホールをはじめとする様々なアーティストとコラボしており、その都度ポップでクールなラインを展開していたのよね。特にロック・テイストを活かす事が得意なブランドだし、こうしてどんどん大人が遊び心を持って着られる服を展開していって欲しいものよ。

このジャケットは、アンガスのキャラクターがあってこそ生まれた作品・・・いつまでも前のめりな反骨精神を制服に投影する格好良さを自分ももっていたいものだわ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) ファッション 

2015年04月10日

ディー・ライト日記 理屈無しのグッビート編

20150406自分の感性にグッサリ刺さってくる音楽って、何十年経っても色褪せない。まさにこの作品もそのひとつ…ディー・ライト「ワールド・クリーク」

今から20年以上前にリリースされたアルバムなのだけど、当時ハードロックとファンクに傾倒していた自分の耳は、あっという間に彼らの"音"に囚われてしまった。

彼らの記念すべきこのファースト・アルバムは、ハウスミュージックの金字塔と言われているけれど大納得よ。理屈為しにただ「格好良い!」としか言い様が無いのよね。1曲目の"ディーライトのテーマ"を聴いた時の衝撃は今も忘れられない・・・体が勝手に動き出す”誘導ビート”は今なお健在。

先日ご紹介した映画「デンジャラス・バディ」でも主人公2人が酒場で今作に収録されている彼らのヒット曲「グット・ビート」で踊っていたけれど90年代を代表する1曲と言っていいほどそのセンスの良さには圧倒されてしまう。個人的にも気分を上げたいときはこの曲を聴くようにしているの!

ディー・ライトはサウンドだけで無くビジュアル面でもグッと惹きつけてきたわ。特にボーカルのミス・レディ・キアーのキュートなルックスとスカーレット・ヨハンソンばりの低音にはメロメロね。ジャケットを見て頂いてもわかるとおり、筋金入りのポップでキュートなルックスは無敵レベル。この頃自分は丁度ロンドンを訪れる機会があり、で日本ではまだ入手困難だった、キアー嬢の身につけているプラットフォームシューズやカラフルなタイツやコートを買いあさったものよ…彼女はファッション・アイコンとしても重要な存在だったの。

彼らが来日した際、某音楽誌で「ミス・レディ・キアーが想像していたよりも歌唱力があった」という記事を目にしたことがあるのだけど、日本では評価が二極化していたわ…音とビジュアルだけに注目してしまえばダンス・ミュージックは軽んじられてしまうかもしれないけれど彼らのメッセージ色は強く、このあと続くアルバムではオゾン層や選挙などをピックアップした作品も発表されている。きちんとした世界観があればこそサウンドだけで流されない・・・真の格好良さというものはやはりぶれないものよ。

キアー嬢ご愛用の”プラットフォームシューズ”とは、つま先からヒールまでの底を分厚くした靴で、履くと身長が嵩増されるししごつくなる。だから上をかなりタイトにしないとバランスが取れないのよ…ディー・ライトもきっとキアー嬢とテイ・トウワ氏とディミトリー氏の絶妙なバランスがとれていたから素敵な作品が生まれたのかもしれないわね。

何事も奇抜さだけでは飽きられてしまう・・・その哲学がしっかりしてないとたちまちヒールで躓いてしまうから要注意ね!!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 音楽 

2015年04月08日

どろろ日記 48ヶ所の優越感編

20150405「どろろ」といえば、手塚治虫作品の中で最高傑作といえるわ…戦国時代を背景に描かれた妖怪もの、というと何だか軽々しく聞こえてしまうけれど、1960年代にこれほどまでに重く強いメッセージ性をもつ作品が生まれていたなんて身震いしてしまう。

連載当時あまりの内容の暗さに打ち切られるという状況に陥りながらも、最終的にアニメ化に至ったわ。しかしながら、あの可愛らしい手塚タッチのキャラクター達が己と対峙し戦い続ける様は今なお読み手の心を捉えて放さない。

8年ほど前に人気俳優を起用して映画化されたけれど、VFXばかりがピックアップされ作品の主題は薄められてしまうという残念な結果になってしまったのよね。

物語は、天下を執ろうとする実の父の企てにより体の48カ所を魔物に奪われた少年・百鬼丸が、魔物を倒し己の体を取り戻すというものよ。ひょんな事で盗賊の子供・どろろを救い共に旅をすることになるのだけれど、どろろ自身不遇な身の上であるにも関わらず前向きで、その強さが百鬼丸を救ったと言えるかも。しかもどろろは女の子・・・「リボンの騎士」の如き甘い展開があるかも、という期待を匂わせながらも本編のテーマをどっしりと貫く手塚マジックには脱帽よ。

最大のテーマは「差別」…本当に恐ろしいのは魔物ではない。不自由な体を好奇の目で見たり蔑む「人間」こそが最も恐ろしい存在だと言うことを手塚先生は強く訴えている。人は必ず他人と自分を比較し、優越感や劣等感を抱くものよね。世間体を重んじ、普通というレールから外れてはいないか、より高い場所に登れているか、そんな事ばかりを考えてしまう。

自分自身も知らず知らずのうちにそんな状況に陥ることもあるし、特に日本に於いてはその傾向は強い気がしてならないわ。最終的に百鬼丸は完全に体を取り戻すのだけれど、彼の真の戦いはここから・・・!これまでの苦難を糧にして生身で世の中と渡り合う事こそが最も酷なことなのかもしれない。

改めて原作を読み返してみて、なんとも重くモヤモヤした気持ちになるというのは、まだまだ優越感を捨て切れていないから・・・?さてさて、このリトマス試験作品、是非皆さんもチャレンジしてみて下さい。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(4) ご本 

2015年04月06日

スターロード日記 海と空の贅沢ランチ編

20150404

引っ越し疲れを癒やそうと散策を兼ね、ご近所のホテル「グランパシフィック LE DAIBA」へ…30階にあるダイニング・バー「スターロード」でランチビュッフェを頂くことにしたの。

案内されたのは、大きな窓から空と海が一望出来る特等席・・・夜は店名の通り、星空が堪能できるカップル席といったところかしら。まずはシャンパンを一杯頂いて、オープンキッチンの広がるランチブッフェへ出陣!まず驚かされたのは、旬の食材を存分に活かしたメニューね。

筍やホタルイカ、キャベツなどを様々にアレンジし、更に繊細なソースを纏わせ、前代未聞の作品に仕上がっているのが素晴らしい。メインのローストビーフやステーキ、更に煮込みもシンプルで美味・・・つい何皿も頂いてしまったけれど、再度お野菜に戻り、お替わりという状況に…サラダのソースに木イチゴが加えられていたり、一口パンのレーズンの大盤振る舞いぶりと、どんなシンプルなお料理にも手を抜かないという心意気にとにかく感動よ。

久々に何皿も往復するという快挙を遂げたけれど、中でも特に印象深かったのはクリームと野菜のスープね。これだけのお料理の中でスープ?と思われるかもしれないけれど、こちらのお店のスープは別格。これまた野菜の濃厚な甘さが何度喉を通過しても欲してしまう・・・麻薬レベルね。

最後は、デザートのアールグレイのクリームブリュレとアールグレイティーで仕上げ。しかし、ここでも感動・・・なんとこのアールグレイの香りは、私が昔イギリス迄行って買い求めたお茶と同じ香りだったの!ブッフェではあまりデザートを頂かない私だけど、今回はすべて食べてしまいたいほど「たまらない」レベルだったわ。

かなりの量を頂いてお腹は膨らめども、胃に影響が出ないのも驚異。食する側の立場を考えて練りに練られたメニューの数々に、ただただ脱帽よ。ランチブッフェといえば、近所では品川プリンスホテルが人気だったけれど、「スターロード」が堂々1位に躍り出たわよ。海と空に美味しいお料理・・・五感に満足が染み渡る、この贅沢ぶりに疲れもふっとんだわ。お台場に行く予定がある方は、是非お試し下さい!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ごはんですよ! 

2015年04月04日

北斗の拳日記2 救世主のラストにShock!!編

20150403「北斗の拳」…それは若かりし頃衝撃を受けた、硬派でバイオレンスな大作。当時、その恐ろしいほどの作画力と物語のスケールの大きさに圧倒されたわ。ただこれほど原作が出来上がっていると、アニメ化された時このクオリティが保てるのかと心配したのだけど、その不安は的中・・・結局TVシリーズは途中まで、映画は見ることもなく十数年過ぎてしまったの。

今の自分ならどう感じるだろうかと思い立ち、DVD化された1983年最初の劇場版「世紀末救世主伝説・北斗の拳」を見ることにしたわ!原作を再構築してある為ストーリー的には綺麗にまとまっているのだけど、主人公ケンシロウと強敵ラオウを引き分けにしてしまったラストはイマイチ!公開当時はケンシロウが破れるという見事なラストだったらしいのだけど、レンタル用DVDでは健康的なラストになってしまい愕然よ。

でも透過光を光らせながら立つキャラ、荒いタッチの斜線で描かれた背景・・・現代の様にコンピューター技術が発達していなかった時代、この世界観を表現する為に王道ではあるけど、ありとあらゆる手法が用いられていて苦労の跡が見える気がする。

物語は核戦争で荒廃した地球が舞台…北斗神拳の伝承者ケンシロウが、最愛の女性ユリアを南斗弧鷲拳のシンに奪われてしまい取り戻しに行くというものなんだけど、北斗神拳を伝承したくても出来なかった兄弟子のジャギ、ユリアの愛だけが欲しかったシン、北斗も南斗も関係なく天を手にしようとしたラオウ、妹を救うためだけに戦う兄レイの人間らしいドラマが良く描かれていたわ。

どうしても秘孔をついたケンシロウの「おまえはもう死んでいる」という名台詞や人体を破壊された悪党の「ひでぶ!」などの断末魔が取り上げられがちだけど、今作はその部分が誇張されていなくて良かった。ベテラン声優の神谷明や内海賢二、大塚周夫などの演技力はさすが!であるけど、やはり千葉繁の断末魔は絶品よ。

そして音楽の重要性について今一度考えてもらいたいなあ。作品を生かすも殺すも主題歌ひとつなんだから…結局、初代のクリスタルキングが描き出したあの音を超えられないんですもの・・・『Youはshock・・・』今聴いてもはまります。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(4) 映画&TV 

2015年04月03日

恐怖の志望日記 付き合ったら・・・死亡!?編

20150402かつて「3K」などという言葉が流行したけれど、絶対付き合ってはいけない男性の3大職業というのがあるんですって!その職業というのは、なんと・・・バンドマン、役者、芸術家だそうよ。

日本に於いてこういったエンターテインメントのお仕事というのは、生活していくには難しいというのが一般論よね。かつてのバンドブームでは沢山のバンドがライブハウスを賑わせ、彼らを応援するファンの女性達たちが会場を彩ったものだけれど、昨今ではそんな勢いはおろか野心的なバンドマンもなかなか見かけないわ。

バイトもせずデビューを目指し曲作りに励む彼の為に、せっせと差入れをしたり面倒を見る女性たち・・・でも彼女達の方が現実を直視している場合が殆どよ。最終的に夢見る男性を捨てるか、夢を捨てさせて結婚するかというパターンね。そして、舞台のチケットを捌くという試練を背負わなくてはいけない役者もご同様。公演が決まれば数日は拘束されてしまう為、レギュラーワークは難しく金銭的にも厳しい一方よ。

昔ある劇団の役者さんが「ミュージシャンの方が役者よりリッチだ!!」と言っていたのだけど、その通りだと思うわ。ましてや自分が主宰ならば様々な経費が必要になるし、そんな人の彼女になれば無休で無給のお手伝いさんになるべく、相当の覚悟を決めなくてはいけないわね。

そして一番厄介なのは芸術家かしら…個性をアピールするが故に奇抜なファッションや髪型、物言いを好んだりして扱いづらいかも。確固たる哲学があるのなら納得するけれど、社会に向き合わないことが美学と考えられると手が付けられないわ。最初はそんな異端児ぶりが魅力的にうつるかもしれないけれど、まずは生活・・・結局彼女が負担するという結果になるわね。

そんな彼らを魅力的と思い支援したいと思うのは素晴らしい事だし、その為に自分が仕事を頑張ろうとするのも素敵な事よ。ただ彼らが本当にそれを一生貫いてやっていうこうという覚悟があるなら、こんなダメダメ3大職業なんて言われる事は無いはず・・・結局世の中に存在する殆どの人が、バンドマン志望、役者志望、芸術家志望でしかないというのが理由ね…これはアーティスト本人の責任でしかないわ。

社会や組織に不平不満を言う前に、まずは自分がどうしたいのか決めることが最も重要であり、その目的に突き進むための覚悟を持たなければ、3Kよろしくこんな風に言われ続けてしまう・・・腹立たしい事よ。日本のエンターテインメントが確立しない大きな理由の1つであると、危惧感を抱いてばかりいられない!世の乙女達よ、真の男を見つけ支えて下され!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 自分探し 

2015年04月01日

LA BUONA VITA日記 ラグジュアリー&カジュアル編

20150319

実力派シェフ石井資万氏が南新宿にオープンしたイタリアンレストラン「LA BUONA VITA(ラ ヴォナ ヴィータ)」…前から行ってみたいと思っていたお店のひとつだったので、早速予約したわ。

石井氏は銀座の「ラ・ベットラ・ダ・オチアイ」で料理長を務めるなど、名だたる有名店で腕を振るってきた猛者なの。お店を訪れた日も店内は満杯…女性客が非常に多いので期待は膨らんだわ。

店内は実にシンプルで、シェフの一挙一動を捉えることの出来るオープンキッチンが鎮座。まずはワインを注文して、お待ちかねのスペシャルディナーコースのスタートよ!まず、目にも鮮やかな美しい前菜の盛り合わせから。お皿の中でもここが一番の楽しみだったりするのよね。生ハムとモルタデラ、鴨のロースト、穴子のフリットにモッツァレラとトマトのサラダ、白ミル貝のマリネとどれも素材の旨みが引き出されたラインナップ。

中でもトマトの冷製スープが非常に濃厚で印象的だったわ。次はこのお店の名物でもある、ウニとずわい蟹、いくらをのせたイカスミを練りこんだタルオリー二の登場よ。贅沢な北海道のバフンウニ、特いくら、ずわい蟹をふんだんに使い、イタリアのイカスミを織り込んだ手打ちパスタ…個性の強いラインナップでありながら、サッパリとしてのどごしが良くあっという間に完食したわ。

続いてこれまた、あっという間に完食のリゾット。ポルチーニ茸の香りと食感に酔わされてしまったわ。どちらももう少し量があれば・・・と思ったのも束の間、次のお肉料理を堪能する為の絶妙な匙加減だということに気付かされてしまった。

大好物の牛サーロインはジューシーで、良い感じにお腹に溜まっていったわ。そして最後のお楽しみのドルチェはゴルゴンゾーラのタルト。とにもかくにも、最近頂いたドルチェの中でも5本の指に入る美味しさよ!ゴルゴンゾーラの独特な香りと程よい甘みが口の中で融合し、コースの締めくくりとしては言うこと無しね。出来ればこれもホールで頂きたいくらいよ。

いつも思う事だけれど美味しいものは際限なく頂いてしまいたくなるもの…しかし「もう少し欲しい」と思えるくらいが適量であり、そのお料理の魅力を最大限に引き出しているのよね。

そういう意味でも「LA BUONA VITA」は完璧だわ。一見カジュアルに見えるお店ではあるけれど、やはり味わいはラグジュアリー・・・料理とはかくあるべきよね。あぁ、個人的には人間としてもそうありたいものだわ…ゲップ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ごはんですよ!