2015年02月

2015年02月28日

太陽と花園日記 大正暗黒童話編

20150301数年前訪れた新橋の古本市で、ふと導かれるように手に取った「童話・太陽と花園」。最初はその装丁の美しさに惹かれたのだけど、童話と言っても子供向きのデザインではないのでもしかしたら・・・という直感が働き、即購入。その勘は見事に当たったわ。

丁度この頃自分がリリースした楽曲「赤い実」も童話ベースの世界観で作り込んだら面白いものが出来たので、次は大人の為の童話を制作しようと考えていたのよ。童話は子供のための寓話と思われがちだけど、さにあらず・・・人間に対する警告と考えるべきかもしれない。どの作品も深く、重いテーマを持っているわ。

この本は、大正10年に秋田雨雀という人が書いた作品なんだけど、とにかく強烈!

大正時代にこんなに内容の濃い本が出版されていたとは・・・いや、この時代だからこその自由な表現と言うべきかしらね。内容も然る事ながら、まず本の装丁が見事なの。菊の花の間からお釈迦様のようなポーズで現れる子供が独特の罫線で彩られ、どことなく手作り感満載なのが良い。

表紙の色合いも原色は用いられず、微妙な赤茶色がメインでアクセントに金が使われていてすごく粋なの。昔はこんなにも個性的な本ばかりが店頭に並んでいたとしたら、お洒落で本当に楽しいと思うわ。今はフルカラーで色も綺麗に出せる技術はあるけれど、逆にここまでの個性を出すことが出来るだろうか・・・。この時代は本屋さんはエンターテインメントの宝庫だったのでしょうね。

そして、本文に入る前の書き出しにこうあったわ。「童話は大人に読ませるのではなく、『大人が大人自身の子供の性質』に読ませるものである。」・・・この一文で、何故大人である自分が童話に惹かれるのかという理由がわかったのよ!人間は年を経る毎に"子供の部分の容量"はどんどん減少していくもの。最も無垢で重要なその部分があればこそ大人として飛躍出来る・・・言わば真っ白な部分は、跳び箱のジャンプ台的な役割ではないかしらね。そう気付いて全身に衝撃が走ったわ。これだけ感性の鋭い人物が描くストーリーは、すべて”ド”がつくくらいシニカル。童話独特の限られた少ない文字数の中で、様々な暗黒世界が展開していったわ。

同タイトルの「太陽と花園」は、父から土地を受け継いだだけの無力な男が畑に何を植えていいか分からず人の意見ばかりを受け入れ、結局は何の成果も出せずに途方に暮れるという話なのだけど、最後にその一部始終を見ていた太陽が『人間というのはどうして自分自身の考えを尊ばないんだろうね』と言うのよ。どこかで聞いた話じゃない?そう、現代の日本でも全く同じ事が言えるわ。

やはり昔から日本人のこの"流され性質"は少しも変わっていないのかしら。そんな人達に対して雨雀氏は苛立ちと危機感を感じていたからこそ、こんな作品が生まれたのかもしれない。しかしながら、これほどシンプルな内容でさらっと皮肉っておきながら最後はひと突きに刺す、というやり口にはただただ天晴れ!だわ。今改めて童話を読んでみると、自分の立ち位置や気持ちが良く理解出来る気がする。果たしてその時に爽快感を覚えるのか、焦燥感を感じるのか、心のリトマス試験紙として試してみてはいかがかしら?

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ご本 

2015年02月27日

音楽が語る性格日記 メタル好きは繊細編

20150223初めて知り合うもの同士、趣味を聞くのは定番スタイル…そのあと決まって聞くのが好きな音楽のジャンルね。スコットランドの研究者チームが世界の3万6000人を対象に個人の性格と好みの音楽ジャンルをの関係を調べた所、興味深い結果が・・・!!

クラシックとヘビーメタルのファンは性格的にどちらも創造的で落ち着いているけどあまり外向的でなく繊細…それに加えて音楽を聴く動機が共に『劇的&舞台的』だからだそうよ!!…クラシックは高齢の人、ヘビーメタルは若い人が好む傾向が強いけどそんな共通項があったとは。

昔『ヘビメタ野郎』と呼ばれる少年少女達はまるで社会にとって危険分子の様に思われていたけど周りにいたヘビメタ好きは確かに凄く繊細で真面目だったわ…この調査からわかったことは幾つかあって、オペラやhip-hopが好きな人はどちらも自尊心が強く、前者は物静かで創造性に富み、後者は外向的で社交的なんですって。

その他にもロックを好む人は自尊心のそれほど強くなく、ブルース、ジャズ、クラッシック、ソウルが好きな人は自己評価が比較的高いんだそうよ。

更にカントリー&ウェスタンを好む人は勤勉で外向的、レゲエ好きは勤勉では無いが外交的で優しく自己評価が高いんだとか・・・あら、むっとしちゃいました?

あくまでこれはデータですからね…気にしない気にしない・・・フフ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(5) 音楽 

2015年02月26日

フォークメタル日記 森の向こうで・・・編

20150222音楽を国策としてバックアップしてるフィンランド…特にロック系に力が入ってるようでそのクオリティの高さには驚かされる…引越の準備をしていたら面白いちょい前のCDが出てきたのでピックアップ。

1枚目がコルピクラーニと言うアーティスト名の2008年作品で「森界の王」…それがまぁ~何と表現するべきか・・・、新たなカテゴリーとして”森メタル”とか”フォークメタル”とか…何それと興味津々で聴いて見ると、なるほど”森”なんだと納得よ。

一瞬、ゴシックメタル風のヴォーカルかと思ったのだけど、それは大きな間違い!アルバムを半分ほど試聴すると妙に喉が渇いていたの・・・そう!その欲求はビヤホールそのものなのよ。それも年季のはいった丸太小屋で、銀食器のビアカップに溢れんばかりに注がれたイメージ。それを早く飲め飲めと急かされてるようだわ。

音色はメタルと言ってもギターが歪んでるだけで、その他のパートはうるさい生楽器なの。勿論、ソロは電気ギターではなくてアコーディオン。どうやらこのアコーディオンがメインらしい・・面白いのがこのアコーディオンのダブリング。ナチュラルな根音の和音(変な表現??)が素朴感を醸し出してるわ。

タイトルも独特で、『流狼の丸太乗り』『我が祖先』『狼のヨイク』等々、最後の20分の楽曲はついにフォークメタルの組曲かと思いきや15分間ただドン・ドンと大太鼓を叩いてるだけ・・・恐ろしい!!何も展開がない!!でもこれが彼らの味なのかしらね・・・。

そして、2枚目はターヤ・チルドレンとでも言うべきソプラノ・メタルヴォイス。アンベリアン・ドーンと言うアーティストのデヴューアルバムで「リヴァー・オヴ・トゥオニ」…ターヤの成功を受けて色々な人達が出てきたわ。彼女の魅力はメゾ・ソプラノに独特の骨格的響きと情感のこもった優しさ溢れる艶が特徴だけど、ドーンは純粋にソプラノのようね。

特にこれといった特色もなくてメタル系のリフに綺麗にかぶさる感じで、心にまでは響かないのが残念…オケも声と分離していて一生懸命やってみたけど魂まで込められなかった・・って印象よ。でもターヤに触発されてるのは本当に良く分かるわ。でも次作からは別の方向性を見いだしてドーンサウンドを聴かせて欲しいなぁ。

どちらのアルバムも特にオススメと言う訳ではないけど、純粋に楽しいのよね。特に森メタルはストレートで本当に獣臭い森の香りがしてくるし。それぞれがオリジンを表現しているのが凄いわね…森の向こうはなにやら楽しそう(*_*;)

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 音楽 

2015年02月25日

魔性日記 あなたのそばにもいるいる・・・!!編

20150221あなたの周りにいない?気付けば世紀の大盗賊の如く、鮮やかな手さばきで欲しい物だけ奪っていく人。

別の言い方で言うと「要領が良い人」の事を指すのかも。男性であれば、皮肉を込めて仕事が出来るという意味合いが強いけれど、女性の場合は違うわ・・・いわゆる「魔性の女」ってやつね。

タイプとしては、いつも聖母の様な微笑みを絶やさず従順に見えるけど、芯が強く本音をおくびにも出さないの。じわじわと周囲を操作し、最後においしいお菓子 を独り占めしちゃう策士よ。同性には嫌われるけど、男性はこの手の女性に弱い・・・だって女性に頼られて嫌がる男性は少ないでしょ?そこを逆手にとるという究極の技を持ちあわせているわ。

しかしながら、魔性ボーダーラインは"考えて"行動しているか"自然に"出来てしまっているか。ズバリ!本物は後者の方よ。

じわじわと薬のように効いてきて気付いた時にはもう手遅れ・・・。でも「偽りの信頼感」というお土産を置いていくから被害者にダメージはないの。まさにマジック。

女性が一人で生きていく場合はこの技が必要だけど個人的にこの手の御仁には近づきたくないわ。隙を与えて相手が踏み込むのをそっと待つ、まるで蜘蛛のような戦法・・・武士としては卑怯者、と罵ってやりたいけれど、天性の気質にはどうあっても敵わないわ。

不器用と言われても、自分のスタイルは変えられないもの…例え損をしたとしても、そう言い切れる自分でいられる方が数段も誇らしい気がする。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2015年02月24日

アカデミー賞2015日記 バードマンとセッションするのがセオリー編

20150220日本時間で本日午前中にに発表された米アカデミー賞…既に結果をご存じの方も多いハズ。結果を振り返ってみると毎年の事なのですが順当な受賞に見えるから不思議です…先ずは主要部門

【作品】「バードマン」…白人が好きそうな「アメリカン・スナイパー」や妙にテンションが無くて感動する「6才のボク」をおさえての「バードマン」…受賞の背景にはヒーローと言う流行を逆説的な視点で現代にフィットさせたのが要因かもしれません。

【監督】「バードマン」のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ…個人的には「フォックスキャッチャー」かなと予想したのですが残念。

【主演男優】「博士と彼女のセオリー」のエディ・レッドメイン…これは作品的にも早くから一押しだったので素直に嬉しいですね。

【主演女優】「アリスのままで」ジュリアン・ムーア…これも個人的にはリース・ウィザースプーンを応援していたので残念…風格負けか(笑)

【助演男優】「セッション」JKシモンズ…もうこれは予告編を見ただけでもその威圧感で決定でしょ…日本公開が待たれます。

【助演女優】「6才のボク」パトリシア・アークェット…これは作品との相性でマッチングの勝利。

【脚本】「バードマン」…この展開は過去にも同じような作品があったので新鮮味は感じなかったので「6才のボク」かなと予想しましたがハズレ。

【脚色】「イミテーション・ゲーム」…普通に納得

その他、編集で「セッション」が受賞したのは素晴らしいですね。美術・衣装・作曲の「ブダペスト・ホテル」も納得です。主題歌の「Selma」も心に響きます。ただ、唯一納得がいかないのが長編アニメの「ベイマックス」…元々ノミネートすらされなかった「The LEGO MOVIE」が誰もが認める今年のNo.1…であれば「ヒックとドラゴン2」しかない…が自他共の予想がディズニーに・・・流石にこれは同社の政治的な営業の動きを感じてしまうのでした。

地味ながら「博士と彼女のセオリー」や「セッション」がどこまで食い込めるかが見所だったのですが大健闘な結果ではないでしょうか。そんなアカデミーも終わって、夏にかけてはアカデミーとは無縁!?のマーベル実写系その他話題作が出番待ち…今年も楽しみな映画業界です!!それではアカデミー2015の見事なニールとアナ・ケンドリックのオープニング「Moving Picture」を見ながらワインでも…フフ。

ちなみに、このオープニングでジャックブラックが乱入しますが、何を言ってるかといいますと…『全ては金さ!!中国にこび売って作る映画はヒーローばっかり!!続編・リメイクにありがちな脚本・・・先週なんかSMだぜ、で、アホどもがスマホで映画さ・・』とかなりなブラックで会場大受けなんですね。是非ご堪能を!!、この時取り出したスマホは実はサムスン製なんですが、広告効果はあったとは思えませんね(小声で)


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV 

2015年02月23日

日本男児日記 OL顔負けのプライベート編

20150219「草食男子」なる言葉が定着して大分経つわ。その所以は男性の女性的な行動や生活に注目して名付けられた訳だけど、果たして最近の日本男児は具体的にどんな事に興味を持っているのかしら?

まずは「スイーツ」…元々男性もスイーツ好きが多いはずなんだけど、これまでの男性は可愛いパッケージを手にするのが照れ臭いとか、大きなパフェを頬張っている姿を女性に見られイメージが一変されたなどの苦い思い出から公言できなかったそうよ。

しかし、”草食系男子”はそんな事は気にしない。コンビニや店頭でケーキや甘味を堂々と購入し、お昼休みもおやつをペロリ、なんて当たり前。メーカー側も男子用のスイーツをどんどん企画し、その売れ行きはうなぎ登りなんだとか。そういえば最近、デザート・ビュッフェでカップルを見かける事が多くなったわね。

次は「化粧品」…これまた女性には不可欠なものであるけれど、今や男性化粧品の市場規模は300億円にものぼるそうよ。そう言われてみれば、周囲の企業の重役の方達は何かしら化粧品を使っていて、お肌がとにかく綺麗なの。男性は仕事上人前に出ることが殆どだし、企業のトップともなれば取材など受ける機会も多い。

そんな時に清潔且つ美しい印象を与えることこそビジネスにも繋がるというもの・・・いやあ、こちらも意識が高い。百貨店でも化粧水に日焼け止め、美容液に至るまで30種類以上の品揃えがあるというから面食らってしまったわ。お化粧なんて気持ち悪い、などという言葉はどこ吹く風なんでしょうね。そう言われてみればメンズエステもあちこちに増え、髭やすね毛を脱毛する若者も多いとか・・・もう止めて欲しい。

とどめは「お弁当」…草食に続いて「弁当男子」なる男性陣も珍しくなくなってきたわ。一番の理由は健康と節約だけど、もともと男性は料理には向いているので、始めたら楽しくなったという男子も少なくはないのだそう。

少し前にクッキングスクールに通っていた頃、男性が1人で習いに来ていたし、男性のみのクラスも予約で一杯だったのよね…彼らが料理を始めた動機は、自分でおいしいものを生み出す喜びや人に食べさせる喜びを感じたい、仕事の気分転換をしたいから、なんですって。これに関しては是非とも続けて頂きたいわね。

時代と共に男らしさ、女らしさという概念は変わりつつある。男性は外で戦い家を守るというのはもう時代遅れで、女性が外で戦い家を守るというのも十分あり得るお話だわ。でも今は女性も経済的に自立出来ているし、独身貴族のまま家を守るというスタイルも可能よ。ということはお料理を作り、男を磨いて逆玉の輿になる男性も増えるのかも・・・。個人的にはちょっぴり嫌だけれど、「俺についてこい!」という男性が現れないなら「私についていらっしゃい!」と言う日も近いのかしら・・・!?

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2015年02月21日

ハンガー・ゲームズ日記2 炎に操られるのか操るのか・・・編

20150218そのセンセーショナルなストーリー、抜群のキャスティングと見所満載の映画「ハンガー・ゲームズ」…そして2013年続編「ハンガー・ゲームズ2/キャッチングファイアー」

原作は3部作からなるこのシリーズ、映画は全4作品でリリース…続編は前作からの着地であり次作へのジャンプ台ともいうべき難しい回にも関わらず、これまた”どストライク”なキャスティングとストーリー展開で心を掴まれたわ。

物語は「ハンガー・ゲームズ」で優勝したカットニスとピーターは、各地区で演説をするために凱旋ツアーに出るの。家族や恋人とすぐ引き離され意気消沈するカットニス、そしてそんな彼女をそっと見守るピーター…お互いを守るためにも偽りの恋人達を演じる彼らだったけれど、ピーターの思いは日毎強くなっていったわ。

そんな中、演説中カットニスは与えられた台本を無視し、亡くなった戦友に対し本心を語ってしまう。その気持ちが民衆に波紋のように広がって行き、いつしかカットニスは政府の脅威へと変わっていったの。やがて恋人は半殺しにされかけ、自分の取った行動で民衆が反政府的な行動を取り殺される姿を見て、遂にカットニスは大統領に対し反逆を誓ったわ。しかし大統領はカットニスを公に抹殺すべく、歴代の勝者を集めて「ハンガー・ゲームズ」を開催するの。絶望するカットニスは一体どう出るのか・・・というストーリーよ。

さてここでキーマンにもなる『ゲームメイカー』ヘブンズビー役に、故フィリップ・シーモア・ホフマンが!更にトリッキーな対戦相手でありどこか謎めく少女ジョアンナに、映画「サッカーパンチ」でロケット役を務めたジェナ・マローンと、前作に続いて神懸かりなキャスティング。

とにもかくにも抜きん出ているのは、カットニスを演じるジェニファー・ローレンス…悲運な運命に翻弄される少女の”陰”の”悲”の部分を、実に見事に演じきっているのが驚異的なの。理不尽な抑圧に耐え、諦め、流されつつも大事な人を守ろうとする意志の強さが一貫している。

しかしラストシーンでそんな彼女が見せた表情の推移は、静かに燃えゆく炎がやがて大火に変わる事を暗示していたわ。このシーンは歴史に残るワンシーンと言えるわね!

今回も衣装とメイクはアヴァンギャルド且つクラシカルで素敵なの。特にカットニスがパレードの時に身に着けていた黒いドレスやTV出演時のウエディングドレスはメッセージが込められてるという理由もあるけれど、別格の美しさ。やはり洋服は造形の素晴らしさもさることながら、身につける側のメッセージがないとね。

メインキャラクターはドン!と据え置く一方で、ゲームの出場者に筋肉質男や尖った歯を持つ女などコミカルなサブキャラが登場するというコントラストも素晴らしい。深読みしすぎかもしれないけれど、最高齢の出場者マグスが途中脱落しているのが腑に落ちないのよ。もしかして彼女は・・・などなど、2作目で早くも期待度が高まる「ハンガー・ゲームズ」。

昨年末に北米で公開され記録的な興行収益を出した次作「ハンガー・ゲームズ3/モッキングジェイ(前編)」…なんとか故フィリップのミステリアスな仮面の下の本心と、ジェナのトリッキーさで覆われた優しさの部分をじっくり堪能したいものだわ。さて、ゲームはまだまだ続くわよ!

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2015年02月20日

クリムゾン・ピーク日記1 ゴシック美本道編

20150216「パシフィック・リム」「パンズ・ラビリンス」等で確固たるポジションを築いたギレルモ・デル・トロ監督…それは主人公の独特の存在感を際立たせるキレのある描写でファンの心を掴みました…そんな監督の新作ゴシック・ホラー「クリムゾン・ピーク」の予告編が先週公開されたのでご紹介。

主役は「ソー」「アヴェンジャーズ」のロキ役お馴染みのトム様ことトム・ヒドルストンとミア・ヴァシコウスカ…お話は19世紀…ミア・ヴァシコウスカ演じる気鋭の作家は家族が悲劇にみまわれ感情的に不安定な日々…彼女に片思いの幼なじみのアランに優しいくされるも、彼女はトム・ヒドルストン演じるトーマスと結婚。

生活と仕事の拠点を彼の実家でもあるイギリス、カンブリアに移すのですが、そのお屋敷に嫉妬深い姉のルシールが何かと横恋慕的な行動・・・そして不気味なお屋敷に隠された姉弟の秘密を核に呪われたお屋敷でホラーな展開に・・・。

スプラッタ系のホラーではなく、ゴシック美を背景に過去の因縁と心の隙間に入り込む悪夢をギレルモ・デル・トロ的表現で見せてくれます。映像美的に期待大な「クリムゾン・ピーク」北米では今年の10月公開…楽しみでなりません!!

give me darkness.…フフ。


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2015年02月19日

アバター日記 あらためて3Dを振り返る編

201502172009年の映画産業で衝撃的だったのは「アバター」…それは内容よりもその表現方法だったですね。3D元年とも呼ばれてハードメーカー中心についに映画は全て3Dへ移行するかの如くの勢いでした。

それはAV評論家まで遂に正真正銘の3D時代だと声高でしたが、2015年の今、3Dはどうなってるのか…もう皆さまおわかりですよね。それは1ジャンルとして存在するだけのものになってしまっています。メーカーも今は3Dから4Kへと戦略転換し何も無かったように過ぎ去ってしまいました。

結局3D映画は「アバター」に始まって「アバター」で終わったって事ですよね。「アバター」以降は安易な後から3Dが粗製濫造され当初は液晶シャッター搭載の3Dグラスも今ではイベントで使われる簡易タイプなグラスになって、すっかり3Dもあるよ〜な展開です。

元々「アバター」はキャメロン監督が3Dを念頭に置いて企画した作品だけに随所に奥行きを意識させるカットが散りばめられ…これが立体だぁ〜的なアレンジになってたのが肝でした…キャメロン曰く『この映画を理想の映像に仕上げる為に機材の進化を待っていた』との事…素晴らしい発想です。

が、その後スタジオ側はビジネスとして客単価を上げられるので収益が大きくなるとの皮算用で3D前提の企画がドンドン出てきたのですが2012年頃からハッキリとした数字が出はじめました…モルガンスタンレーの資料よれば2013年には3D上映を望むお客さんは10人中3人程度で7割の人が割増料金を払ってまで3Dを見ようとは思わないとの結果が出てしまっているのですね。

この流れから今では3D仕様もあるよ的な存在になってしまった訳です…北米では3DよりもリアルIMAX(日本国内のIMAXとは別物)のような大スクリーンやDolbyATMOSみたいに音にこだわる方向にシフトしてるのが現状。

やはり3Dは「アバター」の為にあった技術革新で、そこから派生した技術は2Dへとフィードバックされてますし映画業界にエポック的な軌跡を残した事は間違いありません

肝心の「アバター」のお話は…時は22世紀、人類が希少鉱物を確保するために惑星パンドラに前線基地設けて、神秘的な先住民を駆除しようと、遺伝子操作で彼らそっくりのアバターを作り、意識は人間が遠隔的にリンクさせながら情報収集にあたるのだが・・・。

テーマは自然とのつながり、人間同士の共鳴感や、神話的な命の継続性等をシンプルにまとめ、圧倒的なヴィジュアルで見る側をひきこむ。面白いのは過去のキャメロン作品を自分でオマージュするかのように演出してるとこ。やっぱりキャメロン作品の原点は、女性の愛に後押しされる力強さかしら…前半はちょっとロマンチックな展開もあってD系ファンタジーなの?と思いきや、中盤からのダイナミックなヴィジュアル展開にただ圧倒されっぱなしで2Dでも十分満足を得られた作品でした。

あれから6年が経過して今では個人でも4K撮影が簡単にできる時代…でも機材が進化しても感性が劣化してたら何の意味もなさないからご注意あそばせ…フフ。

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2015年02月18日

キューティ・コップ日記1 過激な女編

20150215今年のアカデミー賞も間もなく発表ですが、実はその中で最も気になってるのが「ワイルド」で最優秀主演女優賞にノミネートされてるリース・ウィザースプーン。

国内では過小評価されている素晴らしい女優で、もし今回もアカデミーにノミネートされていなければ絶対に公開されなかったであろう「ワイルド」なんですが、今日は更に彼女の次回作「Hot Pursuit」をご紹介致しましょう…話題の「ワイルド」はシリアスなロードムービーなドラマなんですが、これもテキサスを横断するロード・ムービーなんですね。

やはり彼女の真骨頂はコメディ…大出世作となった1999年大傑作「ELECTION」で見事に米文化を凝縮したような女子高校生を演じ、一般的には「キューティ・ブロンド」でブレイク。

特徴は何と言っても目鼻の表現なんですが、これが全開するのがコメディ系作品なんですよ…この「Hot Pursuit」は直訳すると「ホットなお勤め」ですからちょっと色艶的なニュアンスもあります…その艶の部分はソフィア・ベルガラが演じるわけですね。

さて、どんなお話かと言いますとリース・ウィザースプーン演じる婦人警官が、ソフィア・ベルガラ演じる麻薬組織のボスの未亡人を証人保護プログラムでテキサスを横断して法廷まで保護同行するのです…これだけでほぼどんな内容か一気に想像できます。

真面目で小柄で全く色気の無い警官が、正反対でお色気ムンムンを未亡人と一緒に旅をするのですから、それだけで笑いが込み上げてきます。勿論証人保護同行がすんなりいくわけも無く、麻薬組織に命を狙われ、困った事に麻薬組織から買収されてる身内の警官からも追われるハメに。

予告編でもその女性二人の凸凹ぶりが北米での大ヒットを予感させます…できれば日本でも公開してほしいですが、女性コメディ系は配給各社が力を入れてないのでメリッサ・マッカーシー作品同様にスルーされる可能性大かも。ちなみに「ゴーストバスターズ」のリメイク版も女性陣が中心ですから、国内配給も是非この分野の宣伝戦略を強化して欲しいものです…市場環境を育てる事も重要ですよ。


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV 

2015年02月17日

ゴージャス・スネーク日記 金運は蛇行せず!?編

20150204蛇・・というと夜中に口笛を吹くとやって来るとか、悪魔の使いとか結構ダークなイメージよね。どういう訳か自分は幼い頃から蛇に惹かれてしまうの。

頭から尻尾まで波打つその姿、色、どれをとっても神秘的だわ。それに金運アップという縁起物でもあるしね。昔から動物へ行くと必ずは虫類館へ猛ダッシュして、大蛇を見ては満足していたの。でも飼いたいと思ったことはないわよ・・・念の為。

ここ数年、蛇のアクセサリーを集め始めたのだけれど、特に目を奪われたのは「ケネス・ジェイ・レーン」のスネークバングルとリングね。蛇のアクセサリーは男性的なデザインが多いから、女性が身につけるには仰々しい感じがして気後れしてしまうし、ファッションを選んでしまう。でもそこは、さすがケネス!見事にフェミニンでゴージャスな作品に仕上げているわ。ケネスはイチゴやリンゴなどの可愛いモチーフが代表格だけど、芋虫や蜂などの嫌われ者をキュートなアイテムにしてしまうから素晴らしい。

蛇の部分は全部スワロフスキーで出来ており、光が当たるとキラキラして眩しいわ。バングルの蛇は大胆で雄々しい感じだけど、リングはこぢんまりしていても蛇らしいウェーブが実にキュート。一見、どこかの家の紋章のように見えるのもユニークよ。

この二つのアイテムを同時に身につけると、かなり屈強なイメージになること間違いなし。大事なデートよりもここぞ!というプレゼンの時に威力を発揮しそうよ。くれぐれも金運だけは蛇行せず、一直線に上昇でお願いしたいわ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ファッション 

2015年02月16日

三島由紀夫日記4 「禁色」の究極退廃的美学編

20150214数ある三島作品の中で最高傑作を挙げるとすれば、迷わず「禁色」と答えるわ…文庫本で580ページという大作で、昭和26年に連載されてからというもの、そのセンセーショナルな内容から文壇界では”否定的な口吻というより理解の埒外”という感想が飛び交う程の問題作品だったそうよ。

確かにこの時代にこんな作品を発表するなんてサイバー的とでもいうべきか・・・しかし時代が追いついてからというもの、今作は三島文学の金字塔的作品であるとようやく世間が認めたわ。

個人的に彼の作品に惹かれる理由は、読者に対してどこまでも挑戦的であるということ、レントゲンを通す以上に人間の内部を見ていること、そして何より想像を超越するエンタテイメントであるからなのだけど「禁色」に於いては麻薬のような中毒性があり、何度読んでも新たな発見と愉しさが湧き上がってくるから・・・やめられない!

内容は簡単に言ってしまうと、醜く老いた著名な作家、檜俊輔が絶世の美青年”悠一”を使って自分を欺いた女性に報復しようと企むのだけど、悠一が己のセクシャルに開眼してからは周囲は彼に惑わされ、俊輔自身も彼の虜になっていたことに気付くの。

老いていく自分の醜悪さに嫌気を感じつつ美を求め続ける老作家、美青年を愛するあまり子供の様な振る舞いをする元侯爵とその妻、夫の本質に気付きつつも母性で強く成長していく美青年の新妻…登場人物は誰も彼も、美しき悠一の愛情を得ようと片端になってしまった。その原因であるアドニスは徐々に自己愛に目覚め、結果的には本当の意味で自由を手に入れたわ。この作品のテーマは「老いと美への執着」であり「美が導き出す解放」なのではないかと思う。

三島作品の殆どは美に対して呪いのような執念を感じるのだけど、それは彼自身の追い求めてきた人生のテーマになぞらえているからなのかも。本編を読み進めていくと、性別に関係なく美しい人は美しい、でもそれは時間という条件がついているからこそ成立するものであり、美しさは汚れていく過程で更に研ぎ澄まされていくのだと気付かされるわ。

「禁色」に登場する女性は必ず酷な目に遭うのだけれど、最終的に自分の行くべき方向を見極められる精神的に"自立した”アマゾネスばかりなのよね。これはもしや女性に対する三島風エールなのか・・・それとも償いなのか。作者の思想をふまえた上で更に想像、いや妄想は膨らんでいくわ。

魅力的な女性陣の中で最も注目したいのは、悠一の美しさに一目惚れした元公爵夫人ね。彼女は聡明で美しいけれど、公爵家の威厳を保つために夫と共謀して美人局をしていたの。常に商品として自分を磨きポーカーフェイスを保っていたけれど、悠一に恋してからはそんな偽りの自分を保てなくなってしまったわ。やがて夫が悠一と関係を結んでいる事を知りショックを受けるけれど、裕一が窮地に立たされた際には、最も頼もしい友人として救いの手を差し伸べるという男前な一面を持ちあわせているのよ。

悠一と肉体的には結ばれずとも、精神的には最も強く結ばれた相手と言えるわ。彼女もまた悠一の美によって己を解放できたひとりなのよ。本当はひとりずつ解説していきたいところだけど、彼女ひとりとってもその背景が複雑・・・機会があればじっくりお話したいわ。ページ数が多い分、今作は特に登場人物達の心の推移が丁寧に描かれている上、複雑に絡み合って面白い。読む度にどの人物に自分をシンクロさせるかで楽しみ方が変わってくる、まるでロールプレイングゲームよ。

三島氏はキャラクターを息づかせる天才ではあるけれど、実話ベースと言って良いほどの細密な描写に全員モデルがいるのではないか、という考えは拭い去れない。今でこそ同性愛に対してオープンになってきたけれど、この時代に自身のセクシャルを露呈し、果敢に世の中に挑んだ作者の覚悟とパワーにはただただ敬服するばかり・・・。やはり作品とは己を削って生み出すものなのだと思い知らされたわ。この作品に初めて触れた初代腐女子達は、果たして何をインプットしたのかしらね・・・そして次の世代は何をアウトプットするのかしら・・・。

因みに上記の写真は海外版の表紙なのだけれど、見事に内容を表現しているのでこちらをチョイスしたわ。作品同様表紙もそれにふさわしいものを用意して欲しいものよね・・・これは禁書ではないのだから。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ご本 

2015年02月14日

アンヴィル日記 愛なくして語れない実話編

20150212a今年もアカデミー発表が間近になってきましたが本来なら当時アカデミーにノミネートされて当然の作品…それは2008年「アンヴィル/夢を諦めきれない男たち」よ…アカデミーの規定でエントリー不可だったのだけど、もしノミネートされてたら間違いなく受賞したでしょうね。

舞台は1984年西武球場でのロックフェス…ホワイトスネイク、スコーピオンズ、ボンジョビらと共に若き頃のANVILが・・・一転、給食配達をするボーカルのリップス、建築現場で掘削するドラムのロブの今の姿に。彼らは大好きな音楽を続ける為なら苦ではないと、笑顔でがむしゃらに働いていたわ。

休暇を取って欧州ツアーをするも・・・実入りは無し、ギャラを支払わないツアー先のハコの主人に「ギャラをよこせ!」と鷲づかみ・・・ついてないことばかりでも新曲作りを続けていたANVIL…何故今まで売れなかったか原点に帰り、それが一番重要である「音」だと言うことに気づくのよ!

そこでデビュー時のエンジニア&プロデュースだったクリス・ダンガリーディズにデモテープを送るの…そして、意気込みのある音に、アルバム制作費を込み込みで200万を提示してエンジニア&プロデュースを引き受けるのだけど(ちなみに、クリスを起用して200万の制作費はバカ安な値段)今のANVILにとって200万は大金!

リップスは稼ぎの良いテレアポのバイトに挑むも、自分が実直な性格であることに気付いてしまい断念・・・これがドキュメントよね。ヘビメタ系は破壊的で攻撃性が強いと思われるけど本人たちはとても繊細。

資金のめどが立ちイギリスのクリスの元でレコーディングがスタート・・・でも、リップス、ロブはぶつかり合ってしまうの。そのやりとりを見ていて号泣したわ。現場でぶつかるのは当たり前だしだけど、彼らのやりとりを見ていていかに信頼し合い運命を共にする覚悟が出来ているのかが見えたから・・・。

魂のこもった原盤が完成したけど、ここから先が大変…そして日本が彼らにとって重要なキーワードになっていくのよ。

一時、華やかなステージに立っていた彼らがこうして働く姿を見せてくれている・・・本当なら見せたくないだろうけど、ガバシ氏だからこそそんなメンバーの自然体をとらえられたんでしょうね。日本なら30代過ぎてもこんな活動をしていると「食べていけないんだから、いい加減夢を見るのはやめたら・・・」と家族や周囲から言われ、はみ出しもののレッテルが貼られるのが常。

そのうち本人もそのプレッシャーに押され、世間の流れに乗らなくてはいけないと思うわ。でも彼らは自分たちの信念を貫いているから、家族も応援してくれるし、反対する家族も大事にしている。だから今回のように50代にして再び脚光を浴びるという現象が起こるべくして起きたんだわ!

リップス、ロブの2人は恋人、家族、兄弟を超えた縁で結ばれている!何だか凄く羨ましい・・・人間としてそれだけ深く関わり合えるのだから。家族関係以外にも音楽ビジネスにおいてのやり取りがリアルに見えて興味深いシーンが沢山あったわ。80年代からメジャーリリースにこだわっていたANVIL・・・でも"リスナーに音を届ける"という原点に気づき行動したしたことが彼らの望む方向へと進めたのよ。

日本のプロモーターからの出演依頼、サンダンス映画祭でオーディエンスからの評価と彼らは時間をかけてゆっくり成功を手に入れたの。今回の成功で何が嬉しかったかという問いに、リップスは「音楽以外の仕事をしなくてすむのが嬉しい」!!!この言葉・・・この言葉の重み!何も言うことはない!!全編通して思ったのは、彼らの顔が本当に美しいという事。どんな状況だろうとも今より悪くはならない、なったとしてもそれは運命。

だからこそ今、大好きな音楽をやり続け、自分の作品を作り残そうという意志が全身から出ているからなのでしょうね。これって悟りの境地に近いと思うわ…音楽ファンだけでなく、世の中で戦う誰しもがこの作品を見た日から意識が変わるでしょう。

20150212b監督は脚本家としてスピルバーグ作品「ターミナル」で成功をおさめたサーシャ・ガヴァシ…彼は元ANVILのローディで15歳の頃から共にツアーに回っていたのよ…20年後にANVILとコンタクト、きっとそれは"必然的"な再会だったのね・・メンバーは現在もバンドを続け、自分たちの音楽と家族に誇りを持って生きていたわ。

ありのままの生き様を見せてくれたANVILに今更ながら有難うと言いたい!!…そして彼らの内面を見事に映し出したガバシ監督有り難う!!大きな大きな愛をたっぷり受け取りましたよ…「アンヴィル」を見ずして映画を、音楽を、生き方を語るべからず!・・・と、クレジットロールを見ながら感動に浸っていたらスクリーンが上がり・・・ぎゃああっ!!…実は当時試写で見たのだけど上映終了後に生ANVIL登場!!勿論楽曲は「Metal On Metal」

予想はしていたものの興奮は一気にMAXへ…前席のお父さんは子供を押し出し、観客の殆どがステージに押し寄せたの…演奏後も"Keep On Rock!!の歓声が止まず、スタッフもあたふたあたふた・・・そして想定外のアンコールへ!!素晴らしい一時でした。

"好きだからこそ貫く”・・・その姿勢が人を動かし心をも動かす。これがすべての原点なのだと気付かされたわよ…今まで見たドキュメンタリー作品の中で最高・・・1度しか無い人生・・・後悔したくないなら是非ご覧あれ!!

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2015年02月13日

稲垣晋日記 一期一会な出会い編

20150211先日ご紹介した「ボーン・リュック」…背中に脊髄、サイドには手骨というどこかギーガーを彷彿とさせる秀逸なデザインで、10年以上もの間大事に使っているリュックなの。実はこの作品を身につけていた時、奇跡とも呼べる出来事が・・・!

あれは丁度仕事帰りで、普段訪れる事の無い住宅街を通って駅に向かって歩いていたのよ。すると自転車に乗ったムードのあるご夫婦が近寄っていらしたので道を聞かれるのかと思いきや、お洒落なキャップを被ったご主人がひと言「そのリュックはどこで買ったんですか?」いつも聞かれる事なので、購入したファッションビルの名前を挙げ、もう10数年前なので販売店は無い旨も伝えたのよ。

すると予想もしなかった答えが返ってきたの。

「そのリュック、僕が作ったんです。」…この世に神は存在する、そう確信した瞬間だったわ。道端で大絶叫し、この作品がどれほど素晴らしいかを伝えるべく言葉を紡ぎ出すものの、感情が溢れ出て止まらず・・・。お洒落なご主人こと、デザイナーの名前は稲垣晋さん。

奥様と散歩中リュックの存在に気付いて、声をかけようか否かと悩んでいる彼に奥様が「せっかくだから声をかけたら」と促し、現状に至ったのだそう。奥様がこれまたお洒落で、ピン留めと個性的なグラスがお似合いの日本人離れしたセンスの良さ・・・このお二人に出会えた事は偶然では無く必然だったとしか言い様が無いのよ!もしもこの道を歩いていなかったら、このリュックを背負っていなかったら、こんな奇跡は起こらなかったわ。

嬉しいという気持ちを通り越し、狂乱レベルに達する程興奮冷めやらず。晋さんは誰もが一度は手にしたことのある「シン&カンパニー」のデザイナーでありCEOなの。アンプをモチーフにしたロックテイストの強い小物や、独自でリデザインされた鉄腕アトムシリーズなどをはじめとするファッションを世に多く送り出し、国内外のアーティスト達にも高く評価されている、日本を代表するデザイナーのひとりよ。

自分も幼少時代お小遣いを貯めて彼の作品を集めていたのだけど、その日本らしからぬ尖ったデザインとセンスは今も他に追随を許さぬ勢いがあるわ。そんなアーティストと出会えたのは感慨深かったけれど、晋さんがご自身の作品と十数年ぶりに対面して「あぁ、やっぱり可愛いなあ・・・大事にしてくれてありがとう、やっぱり自信作。」と成長した我が子に接する様に言葉をかけていたことが、何よりも感慨深かった。

自分のすべてを絞り出して生みだした作品は自分の子供、いやそれ以上の存在よ。自分の手から離れて行くときの気持ちはきっと愛しさと誇らしさでいっぱい・・・だからこそこんな言葉が出てくるのだと思う。アーティストは自分の感性や細胞をフル活動させ作品に投影しているわ。

時を越えてそれが又次の世代に影響をもたらしたりもするのだけど、そこには自身の生き様が刻まれているのよ。そんな生き様を見せてくれた晋さんには本当に感謝したい。残念ながら現在「シン&カンパニー」は解散してしまったけれど、彼のスピリットを受け継ぐ作品達は日本だけで無く世界にも羽ばたいていったわ。改めて彼の子供達をご紹介しますので、お楽しみに!

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2015年02月12日

ボーン・リュック日記 前代未聞のネイキッド・デザイン編

20150210本に機材に資料にペン…以前スタジオと家の往復をしていた頃は、ありとあらゆるものを持ち歩いていたわ。今ではタブレットやiPhoneだけで十分だからさほど大きな鞄は必要ないけれど、この当時は必ずと言って良いほどリュックを使っていたの。

中でも特に気に入っていたのは、人間の骨をモチーフにしたデザインのものよ。あるファッションビルで偶然見かけ一目惚れ…どことなくギーガーっぽいクールなデザインが際立ち、その存在感の大きさに周囲のアイテムが霞んだわ。

高額にも関わらず迷わず購入し、使い始めてもう十数年・・・たまにクリーニングに出したりして、大事に大事に使っているの。あちこちに小物入れがついているので背負ったまま細々としたものを出せるし、収納するスペースがとにかく大きいのが良い。これはきっと、この卓越されたデザインを街中で見せてやろうというクリエーターの意気込みなのかも・・・。

背負うと背中の部分に一直線に大きな背骨が伸び、両サイドには手の骨がだらりと垂れるというバランスがお見事。クールでありながら遊び心満載で、個性が強い割にはどんな洋服とも相性が良いの。フェミニンなワンピースにメタリックなショートブーツ、そしてこのボーン・リュックという組み合わせはなかなかのものよ。

非常に主張する作品だからこそその息遣いに応えるべく、背負う人の一番好むファッションをぶつける事が格好いいわ。バランスを考えてどこかを”引く”のではなく、どんどん”足して”いくことこそがこのリュックの魅力を引き出していくの。この挑戦的ともいえる秀逸なデザインは、身につける人間の根底に潜むパワーすらも引き出してくれるような気がする。

残念ながらこのリュックは入手不可能な作品となってしまったので、今後も大切に使って行くつもりよ。一生を通して身につけるものは数に限りがあるもの。だからこそ、これぞ!というものをセレクトしたいものよね。今作もそのうちのひとつであることには間違いない。これからも性別や年齢を超えて、己の生き様を反映させられるようなファッションを表現していきたいものだわ。

そして、このリュックの作者(デザイナー)を明日ご紹介するわ…それも運命的な出会いを(; ̄O ̄)

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2015年02月11日

MISA HARADA日記1 出会い編

20150213aいつもよりワンランク上の自分を演出する素敵なアイテムといえば…「帽子」ね。

日本人帽子クリエイターの中でも崇拝者の多い「MISA HARADA」。このブログでも以前ピックアップしたけれど、以前彼女が来日するタイミングが合い、伊勢丹新宿本店に駆けつけたことを思い出したわ。

当時、伊勢丹でシーズン毎の新作が展示されており、この日設けられた特設会場でも、普段なかなか見ることの出来ないコレクションが一同に介していたわ。この時はAWの渋めの色が際立つ限定品も出展され、シックなMISAワールドが展開。

お気に入りのレパード柄のハンチング”PALMA"を被り芸術品の数々を見つめていると、全身を黒で統一した女性が自分に語りかけ・・・と思ったら、なんとミサさんご本人!!凄くスレンダーで笑顔が素敵な、しかも想像した通りの良い声をお持ちの美女だったわ。これがミサさんとの初対面の思い出よ。

20150213bその時は思わず「帽子の被り方を教えてくさい!」という言葉がポロリと出てしまったの。するとやや斜めになっていたツバを正面に近い方向に向け「こんな感 じは?」と、提案して下さったわ。やはり作った本人は帽子と被る人間の最も美しい接点を理解しているのだなぁと痛感。彼女の作品をずっと追い続けていたか らかもしれないけれど、なんだか初めてお会いする気がしない・・・なんとも不思議な感覚だったわ。

初日ということもあり、あまりミサさん を独り占めしては迷惑になるので再び作品を鑑賞していると、女性達が次々と訪れ試着を始めたわ。ある女性が自分の帽子を見て「あ、お揃いですね。」と声を かけて下さったので、ついつい興奮して被り心地の良さや合わせやすさを語ってしまったの。その女性は凄く似合っていたし、何より笑顔がキュートだった。不 思議なもので、MISA作品は身につける人をよりフェミニンに且つ知的さを引き出してくれる気がする。きっとそれは作品に投影されたMISAさんの生き様 が反映されているからなのかも・・・。

こうして作り手がファンと密に触れ合い、お互いの表情を見つつ作品を嫁がせていくというのは、最も 理想的だし大切な事だわ。ここまでの地位を築きながらも、そのスタンスを守り続けるミサさんはやはりプロフェッショナル!彼女の自叙伝も出版されて大分経 つけれど、改めて読んでみたいものだわ。イギリスと日本の架け橋の1人であるミサさん・・・”ミューズ・オブ・ハット”と銘打って、今後の活躍にますます 期待よ!

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2015年02月10日

三島由紀夫日記3 永すぎた春編

20150209三島作品の中でも異質と呼べる作品のひとつ「永すぎた春」…個人的に彼の作品に惹かれる理由は、その文面から宵闇のような色合いと重厚でどろっとした味わいを楽しめるからなのだけど、今作はやわらかな日差しとちょっぴり塩気の効いたお菓子を頂いたときの様な爽やかさを感じるの。

毎回三島氏のレンジの広さには驚かされるけれど、一般的な題材ながら程よいアクがあって読み応えは十分よ。

人物描写が見事で、行を追う毎に映像が見えてくるわ。今回はタイトルからもわかるように、これから結婚をする若い2人が主人公なのよ。美しくて賢い古本屋の娘、百子と裕福な家庭の法学部の学生、郁雄は家柄の違いを乗越えて結婚する日を指折り数えてたの。

結婚するまでは清い関係を保とうとする彼らの前に現れた、悩ましい年上の女性やプレーボーイの青年。その上百子の兄の婚約者の母や、誇り高く口うるさい郁雄の母の騒動が続いて、2人は破談の危機に・・・。世間知らずの2人は様々な困難に立ち向かいながら成長していく、というストーリーなのだけど、この”渡る世間”的なソープディッシュが実にテンポ良く、あっという間に引き込まれていってしまう。

世間知らずの2人が結婚までの期間を楽しんでいる間、それをからかいたがる人間は少なくないわ。そんな欲の隙間に生まれた闇にのまれるか否かは当の本人達次第・・・しかし、郁雄だけがのまれかけてしまった。登場する女性陣は実に強烈、各々の存在がガッチリ確立されており魅力的なので仕方が無いかもしれないけれど・・・。

郁雄が惑わされた女性は感性が鋭くビジュアルも個性的で、百子とは全く正反対のタイプ。彼女の部屋が”郁雄が存在する事で完成される絵の具の乾かない絵"と表現され、いかに郁雄が彼女のアクセサリー的な存在かということがわかる。郁雄自身もその空間で"自分が愛玩される花瓶か何かに変貌してゆく無気力な快感"を味わったというから、この比喩から妖艶な女性に翻弄される若い青年の悦びが読み取れるわ。

そして勉強に集中してなかなか会えない婚約者の事を思い、気分を紛らわそうと仕事をする百子が「あの人は勉強、私は仕事…これで釣り合いが取れる。でもこんな対抗意識が強くて良い奥さんになれるだろうか」と思う場面では、彼女の芯の強さを垣間が見えたのと同時にこの考え方が自分に酷似しているのでゾッとしたわ。

この物語の背景は昭和30年代、女性の奥ゆかしさが尊ばれていた時代にも関わらず男性と対等でありたいと思う心意気は爽快ね。しかし若い2人の成長を最も促したのは、百子の兄の婚約者の母親よ。彼女の存在があったからこそ彼らは生きる事の厳しさと哀しさを知る事が出来たのよ。

母親は幼い頃から貧しく、自分の娘が老舗の本屋に嫁ぐと知り喜ぶもその幸福に嫉妬し百子の恵まれた境遇に嫉妬するという、外面も内面も”真の貧乏”なの。温室育ちの若者たちにはかなりの試練となったけれど、彼女のまき散らす毒が若い2人の予防接種になったことは間違いない。悪女ではあるけれど、個人的にはこの母親が最も人間臭くて気に入っているの。更に彼女と相反する位置に立つ郁雄の母親も興味深く、主役の2人よりもバイプレイヤーの女性達の存在感には圧倒よ。

巧みな三島節により中核の2人とそれぞれのキャラクターのバランスは完璧…フルコース料理でそれぞれのお皿を楽しんだあと、満腹感に微睡むといった感覚に酷似しているわ。こんなありふれたテーマでもセンセーショナルに描いてしまうのはさすが!よ。

どんなカップルも多難を乗り越え結婚というゴールを迎えるわけだけど、それはほんの始まりに過ぎないもの…本当の春を感じるのは永い時間をかけてからなのかもしれないわね。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ご本 

2015年02月09日

スリッパの法則日記 ダメ会社の法則編

20150208「スリッパの法則」ってご存じかしら??

靴からスリッパに履き替える会社は成長しづらい…それが「スリッパの法則」

ファンドマネージャーの藤野英人氏が、自身の膨大な経験から生み出した法則なんですって。雪国でもないのに靴を脱ぐのは内輪感覚が強すぎるという表れであり、強いては身内を守ろうとする体制に繋がるからだとか・・なんともユニークな発想よね。

彼によれば、会社が伸びない理由の1つは『事業に本腰を入れることが出来ない』…社長自身が過去の成功にしがみつき、業界団体やロータリークラブなどに力を入れ、大事な従業員のトイレが薄汚れているのに社長室は豪華など、肝心の企業の源泉になる部分を中心に考えられていない。

理由の2つめは『環境に対応出来ない』…過去の成功に囚われている社長は人の話を聞かないし、PCを使いこなすことも出来ない。業績不振を景気や政府の責任にし、役員を多数並べて肩書きがものをいう閉鎖的な業界に属している・・こういった状況から、本来外に向けて行われる筈のビジネスが内へ向き、やがては衰退していくという図式が完成という訳よ。

過去関わった会社を思い返したけど、この法則は見事に当てはまっているわ。

特にトップが古い体制を重んじ新しい発想を取り入れようとしない企業は、今の時代自滅の一途を辿っているものね…ふふ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2015年02月07日

ヘルプ日記 魂に嘘をつくなかれ・・・編

20150206巨匠レイ・チャールズの伝記的映画「Ray」は公民権運動が謳われ始めた時代を描いたものだけど、時を同じくして人種差別に果敢に挑んだ南部の女性達の物語と言えば2011年「ヘルプ」だわ。

アカデミー作品賞にノミネート、オクタヴィア・スペンサー嬢が助演女優賞に輝くなど名実ともに注目された、いやされるべき1作ね。

物語は事実に基づいて書かれた小説がベースになっており、「Ray」同様当時の人種差別をリアルに描いているの。舞台はミシシッピ州。大学を卒業しライターを志す少女スキーターは、恋人も作らず仕事一辺倒。周囲の友人達は結婚出産を済ませ、家事や子育ては黒人のメイド達に任せっきりという優雅な状況なの。

ようやく地元新聞の家庭欄の記事を担当できるようになったスキーターは友人エリザベスのメイド、エイビリーンに手伝いを頼むことに。日頃からの友人たちの黒人メイドに対する態度に疑問を持っていた彼女は、エイビリーンとメイド仲間のミリーに取材を申込みメイド達の本音と真実を本にしようとするけれど、メイド達は報復を恐れて協力を拒むの。

やがて白人奥方達の一方的な見解から、ミリーや他の黒人メイドも職を失ったり逮捕されたりという事件が勃発。遂にエイビリーンや他の黒人達もスキーターの取材に応じ、出版にこぎ着けたけれど新たな波乱が・・・というストーリーよ。私達は表面的な人種差別しか知らないけれど、こうして事実に基づいた作品を見ることでいかに黒人が過酷な人生を送ってきたのか理解する事が出来るわ。

職業の選択肢はおろか病気になるからという理由で室内のお手洗いを使うことも許可されない。言いたいことを発言しようものなら職を失い罰を受ける、そして命を狙われる…そんな日常があるなんて想像すら出来なかった。本編でスキナーは裕福であるけれど、当時女性が仕事で自立するというのはあり得ないことで、メイド達同様異端者扱い。

しかし自分の考えをしっかり持ち正直だったからこそ、メイド達と通じ合えることが出来たの。それと相反する所に位置するのが、奥様連合のリーダー的存在ヒリー。彼女は自分の考えを相手に押しつけ常に自分のペースで進めていくわ。でも最後は己の内面に弱いお嬢様気質によって崩壊していく・・・その様に、小気味良さより哀れみを感じてしまった。

女優陣の好演ぶりはただただ圧巻だけど、一番印象に残ったのは、アリソン・ジャネイ演じるスキーターの母親よ…娘が結婚しないことに危惧感を感じ、ヘアスタイルから服、立ち居振る舞いにも口うるさいの。ただ、家族同然に娘を育ててくれたメイドを自分の地位を守るために解雇してしまったことを悔やみ、娘にそのことを指摘されていかに自分が流されて生きてきたかを思い知るわ。

スキーターが投げた波紋は方々に広がって行ったけれど、愛する家族に勇気をもたらしたのは最も大きな功績ね…後半ヒリーが母親に直談判しに来た際、いつもならやり過ごす母が彼女に毅然とした物言いをするシーンは圧巻よ。そして成功した娘をNYへ送りだそうとする気概に、見ているこちらが誇らしさすら感じてしまう。

人間正直に生きるというのは非常に難しい事よ。

うまくやり過ごすというのが生き上手、というのが世の常なれど、何か問題に対峙したときに自分がどう行動するべきなのか・・・それが生き様であり、自分の存在する意味がそこにあると思うのよね。やり過ごしても真の解決にはならないし、自分の魂に嘘をつくことだけはせず生きて行きたいものだわ。そう思えるのは、スキーターの投げた波紋が今なお広がっているから・・・なのかもしれないわね!


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2015年02月06日

イミテーション日記 50セントで夢を買え!?編

20150207アフリカ系アメリカ人の方々は首から重そうなネックレスや大きなピアスを付けるけど、それは単にファッションと言うだけではないわ。成功者の証として本物のジュエリーを身につけているのよね。

でも数年前から、その成功者の代表でもあるブラックミュージシャンに異変が・・

不況期を堺に彼らのシンボルであるジュエリーが、イミテーションに変わってきているんですって。有名なラッパーが手がけるアクセサリーも値崩れを起こし始め憧れの象徴はその意味合いを失いつつあるのよ。

でも逆に貧しい若者達には手が届くようになり「いつか本物を手にしてやる!」という励みになるだろうから悪いことばかりではなさそうね。

しかし、日本人がルーズなファッションにジャラジャラとジュエリーをコーディネイトしているのを見ると、何だか滑稽な感じがするわ…全員がそうではないと思うけど、彼らの人種的な歴史やその意味合いを理解せず上辺の格好良さだけ真似てしまっている気がするのよ。

例え貧しかったとしても、努力して勝利や成功を勝ち取った人の強さには敵わない。日本は表面立って大きな差別もないし平和だわ・・それはそれでとっても素晴らしいことではあるけど、何かを大きく変えたり生み出すパワーは不足しているかもね。今こそ、アメリカン・ドリームならぬジャパニーズ・ドリームを花開かせるときなのだろうか・・。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ファッション