2014年07月

2014年07月31日

ダサいポスター日記1 日本版編

20140725いつもブログではオルタナティブポスターも含めとてもセンス溢れる秀作をご紹介してますが、今日はその反対…ダサダサな映画ポスターについてピックアップしてみましょうか。

洋画情報がメジャーなメディアで全くと言っていいほど扱いがなくなり、どんな作品がいつ公開かも、いわゆる地上波TVしか見てない方々にとっては無縁な世界になってしまってる状況で、洋画の収益が年ごとに悪くなってるってのは当たり前ですよね…情報が流れてないわけですから…つまり悪循環。

一方、ネット等でいち早く情報を入手してる人は、国内配給会社のリリースするインフォメーションなどに頼らず劇場に行くという二極化が国内の現状

そんな中で国内の映画配給各社は『いつ・どんな』を伝えるために国内ポスターに全ての情報をテキストとして入れる習慣がついてしまいました。

また、「ハリーポッター」的にサブタイトルをデカデカとタイトル同等に表記する悪しき習慣も当たり前の様に始まってしまいました。正式にサブタイトルがあるものはいいですが、困るのは勝手に安っぽいコピー文句が付いてしまう場合が殆ど。

それらが、作品の説明的にポスター構成されるものですから、既にオリジナルのデザインは消え、雑多な文字ばかりのダサい映画ポスターが出来上がるわけです。

例えば、この「猿の惑星」…どう見ても「タイタニック」的な色味と構図でもはや映画のポスターと言うよりは色味の多いスーパーのチラシレベルなデザインにまで落ちてます。マーベル新作「ガーディアンズofギャラクシー」も安易なコピーの使い回しで、隙あらば活字って感じのデザイン…両作品共にとても安っぽい作品に見えますよね。

配給側からするとすると情報を伝えてるつもりでしょうが、まったくの逆効果で、ただ情報を入れることだけに現場で満足してしまって、肝心の情報効果をリサーチしてないのが逆にわかります。

これらを現場で制作してるデザイナーに話を聞くと「とにかくタイトルをゴシックでドーンと」とか「文字が顔にかからなければOK」とかの発注でそれは酷いありさまと嘆いているのが現状との事。

海外の映画ポスターは表現としてデザイン的にここ数年でとても進化していますが、国内は邦画も含めダサいの極みを探っているかのようです…酷いデザインに高いチケット、バカっぽい邦題とかやる気あんのかよって感じですね。

と、本日はダメダメな国内映画関連の一端をお届けいたしました…(`ヘ´) プンプン。

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2014年07月30日

あの頃のPIXER日記 キレ味よかった編

20140723先日の「UP/カールじいさんの空飛ぶ家」に引き続きPIXERがキレ味鋭かった頃の2作品を振り返り…先ずは2004年の「Mr.インクレディブル」

以前は日本アニメが大好物で海外の作品はまったく興味がなかったのだけど、これを見てから触覚が動き出したわ…ストーリーが面白い…スーパーヒーローが世界の平和を守る勧善懲悪の単純なお話ではないの。

ヒーローを取り巻く厳しい現実、人間関係などがきっちり描かれていて考えさせられちゃう。正義の味方なら人助けは当然なのだけど、自殺を望む人間を助けた事で訴えられたり、そのせいで仕事を失い保険会社に勤務したけど顧客より利益を重んじる会社に嫌気が差してしまったり...人間臭さが良くでてるわ。

そして面白いのは、悪役がかつて彼に憧れて成長した少年という設定ね。歪んだ愛情が少年を悪の化身に変えてしまったというのも実に興味深いわ。

テーマは「家族愛」と思われるけど、様々な愛の要素が含まれているの。更に驚かされたのはキャラクターの表情と動き...実際の俳優さんでもこれだけの演技が出来る人っているのかしら~と思う程の表現力!そして髪の毛1本1本の動き、エンドロールのクレジットの出し方まで手を抜いていない!!…最近のマーベル系に通じるものがあるわね。

次は2007年「レミーのおいしいレストラン」…進化し続ける映像は、最早タブーの域まで行ったのではないかしら…人物の細やかな表情や細かいディテールは毎度の事ながら素晴らしいけど、特に驚かされたのは食べ物の質感!

とろっとした液体の粘着感、茹でる前のパスタの固さ、卵焼きのふんわり感…視覚的な表現だけで、味覚や食感をこれほどまでに表せてしまうというのはお見事と言うしかないわ!!ストーリーは、料理好きなネズミのレミーは仲間とはぐれ、偶然にも尊敬していた料理人の店に辿り着くの。そこでのろまな見習いシェフのリングイニと出会い、彼の料理の手伝いをする事に。

レミーの卓越した料理のセンスのお陰で店は予約で一杯、リングイニは時の人となるけど、彼に疑いを持つ料理長は真実を暴こうと執拗に追ってくるし、店の存続の運命を握る辛口評論家はやってくるし、従業員は辞めて行くし…窮地に立たされた2人の運命は!?…スピーディな展開なのだけど、小気味よいテンポで進行していくからどのシーンも見ごたえ十分。

端役の人物がスパイス的な役割を果たし、遊び心も満載。きっと"切れがいい"のはこんな風に細部にまで気が行き届いているからなのかもしれない。レミーはネズミであるけど、只残飯を食べればいいという父や他のネズミとは違い、食について独自の哲学が有るの。そんな彼の作った「ラタトゥーユ」が辛口評論家の冷たく閉ざされた心を、彼の信念が父親の心を動かしたのよ。

両作品ともに信念、親子愛、偏見と様々なテーマが盛り込まれていたけど、嫌味もなく、押しつけ感もなく、とてもナチュラルに心に入って来る脚本がお見事です。

元々、PIXERとディズニーは相性が悪く、ディズニー傘下になった事で企業文化の違いが落ち着いていたのだけど、どうも、近年計画全体にディズニー社の意向が最近強く繁栄されてるようで、発表される作品の傾向にキレ味が感じられなくて、「カーズ」系とかのシリーズに力を入れ始め、昔のようにあっと思わせる背景がなくなってきてる。

ここは是非PIXERに奮起してもらうべく、この2作品をピックアップしてみました。蘇れPIXER!!!

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2014年07月29日

カールじいさんの空飛ぶ家日記 冒頭に涙!編

20140720ピクサー2009年作品「UP/カールじいさんの空飛ぶ家」…当時予告編を見た時からずっと気になっていたのよね…なにせ主人公は、おじいちゃんとおデブの子供の大好きな設定なんですもの!



妻との思い出が詰まった家を立ち退かなくてはいけなくなった頑固じじいのカール…窮地に追い込まれた彼は、大量の風船を使って家を飛ばし夫婦で夢見た伝説の滝"パラダイス・フォール"に向かうの。たまたま家に紛れ込んでいたボーイスカウトのラッセル少年も同行することになり・・というお話。



冒頭、カール少年が愛する妻と知り合ってから妻を看取るまで、全く台詞なしでカール夫婦の結婚生活が描かれているのだけど、ここが実にお見事!キャラクターの細やかな表情や動きで、背景や時間経過が表現されているのよ。ピクサーの得意とする部分よね!迂闊にもその冒頭の部分でぼろぼろ泣いてしまったわ。



主人公のカールじいさんがラッセルのひたむきさに凝り固まった心を開いていくという展開は王道ながら良かったし、亡き妻への愛がとにかく全編通して痛いほど感じらて良かったわ。うちのスタッフ曰く、この作品は「ラブリーボーン」とテーマが同じかもとか・・思い出の家に執着し己を現世に"自縛"したじいさんが、家を手放すことでラッセルとの楽しい未来を手にし"解放"されるという部分よ。愛が基本なのよね。



確かに人間は新たな第一歩を踏み出す為、過去の遺物は捨て去るわよね。そういう意味合いでもこの映画は"アップ"なのかもしれないわね。

ところで、PIXERがディズニー社の傘下になってから、どうも勢いを失ってる感じがするのですが、気のせいでしょうか?「ブレイブ/メリダとおそろしの森」での主役キャラを勝手にディズニーっぽいテイストに変更をしはじめた頃から、どこかエッジが冴えなくなってきて、ジョブズの死後、どこか歪みがあるように感じます。

機会があればその辺の事情をよく知ってるスタッフからマーベルとディズニー、PIXERとディズニー、ルーカスフィルムとディズニーなどを検証してみましょうかね…フフ。

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2014年07月28日

引き寄せの法則日記 幸せになるために・・・編

20140724どこにでも「運の強い人」はいるもの。はたして自分はどうだろうか…そう考えた時にどんな答えを出すかで、運命の女神が微笑むか否か決まるわ。

自分は運が弱いしツイてない、そんな風に思い続けていたらいつまでたっても幸せになれないわよね。そんな人は、まずは自分が「幸せになる」と強く思い込むことが大事よ。

幸せな己を思い描くことでどんどん幸せを呼び込む・・・これこそが「引き寄せの法則」と言うのですって!逆に嫌なことばかりを考えていると、不幸を呼び込んでしまうのでご用心。

この法則を証明すべく、米である面白い実験が行われたわ。

道行く人達に自分が幸せか不幸か訊ねた後、新聞を渡して10秒以内に新聞に写真がいくつ載っているか答えさせ、正解者には20ドルの賞金をプレゼントするというものよ。これでポジティブに考え自分が幸運だと信じる人が、実際幸運になるか否か・・・。

結果は驚くべき事に、自分を幸運だと思っている人は不幸だと思っている人に比べ、賞金を獲得する人数が3倍も多かったそう。実は新聞に小さく答えが書かれており、そこに気付いたのは自らを幸運だと思っている人達が殆どだったんですって。

この事から、彼らは突然巡ってきたチャンスに対してオープンであり、それを進んで受け入れるタイプだということがわかったの…やはり自分が幸運だと考える人は、人生のあらゆる場面で幸せを見つける名人という訳ね。

いつまでも視線を落としていては何も見えてこないし、チャンスとも出会えない。自分がどん底だと思った時ほど、きちんとお化粧して外に出かけていかないといけないわ。まずは不幸をリセットし幸せな自分のイメージを描く、そうすれば素敵な殿方も引き寄せられる・・・かも!?

そうだQのパワーで運を呼び込むとしよう!

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2014年07月26日

スタートレック日記16 TNG編

20140722「スタートレック」TOSのTV放送後4作の劇場版公開を経て、遂にテレビ放送第2作目となったのが「The Next Generation=TNG」…時代はTOSの宇宙探査から約80年後という設定で、タイトルどおり、次世代の宇宙連邦とその名を受け継ぐ宇宙鑑U.S.Sエンタープライズ号(NCC-1701-D)の人類未踏星域への探査の物語。

TOSではSFというカテゴリーを超えて奥深い人間ドラマが展開し、創意工夫を施した異星人たちで彩られていたけれど、TNGでは更に人間ドラマが掘り下げられ、映像技術等の進歩により今なお愛され続ける独創的で印象深い異星人達が次々に登場しているわ。

TOSでは数少なかった女性士官も、今回は医療主任、カウンセラー、女性艦長と重要なポジションに就いているのが”未来的”で良い感じよ。

やはりTNGで重要なのが主役の艦長・・・前回は甘いマスクが魅力の若き獅子、といったタイプのカーク艦長だったけれど、今回はなんと禿げ頭がトレードマークのベテラン、ピカード艦長が登場。名優パトリック・スチュワート演じるピカードは知的で包容力が深く統率力抜群、芸術を嗜み紳士的という魅力的な人物なの。

回を重ねる毎に、その男気溢れる行動力と時折見せる少年のような一面に誰もが心を奪われてしまう。そしてTOSでのスポックのポジションに当たるのが、アンドロイドのデータ少佐よ。彼は機械でありながら人間らしくなりたいと切望し、猫を飼ったり冗談を言ったりしてクルーに溶け込んでいくの。

スポックもバルカン人特有の無表情と理論武装で人を寄せ付けなかったけれど、カークとマッコイの人間らしさに触れ徐々に変わって行くという共通項があるわ。逆に今作の副長ライカーは、艦長の良き右腕であり部下の信頼も厚く女たらしという点でカークに近い。後半その人物像を色濃く出すためか髭を生やすのだけど・・・個人的には苦手なタイプだわ。

そして、TOSで敵対していたクリンゴンが既に惑星連邦と同盟を組んでおり、保安部長にはクリンゴン人と地球人のハーフであるウォーフ中尉が登場。彼は様々な意味合いで重要な人物となっているの。各エピソードで異星人たちの個々の文化や慣習、そして地球人とのハーフであることで起こりうる差別や問題など現代社会においてもシンクロする部分が多く、それに傷つきつつも立ち向かっていくキャラクター達の姿は誇らしく映るわ・・・これが「スタートレック」の魅力ね。

TNGはTOSを凌ぐ壮大なスケールで描かれており、第1話と最終話がリンクしているという演出も秀逸ね。次のシリーズにも引き続き登場する強靱な敵"ボーグ"は後世にも語り継がれるであろう、前代未聞の斬新さ、そして美しさ。衣装もメイクもストーリーも全て人類未踏と言えるかもしれないわね!ストーリーについては改めて語らせて頂くので、又お付き合い下さい。カークとピカード、どちらが好き?という質問に、あなたはどちらと答えるかしら?私?私は即答で「ピカード!」ね(笑)

で、お次はVOYことヴォイジャーかしら…「コーヒー、ブラックで」

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2014年07月25日

文化継承日記1 Royal Albert Hall編

20140719文化を次世代に繋ぐって言うのはとても簡単…でも実際に何をすれば良いのかはとても難しいのよ。

そんな難題をかの英国は昔から行ってるのでちょっとご紹介しましょうか。

日本で文化継承と言うと、大体お役所的な発想で非常に退屈でつまらない学校の課外授業的なプログラムばっかりで、結局なんの記憶にも残らず、単なるイベントとして終わってしまってるのが現実ね。

簡単に言ってしまえば『面白くない!』

音楽・美術・映像・舞台・・その他、子供や若い世代に『凄いなぁ~、格好いいなぁ~』的な何かを提供しないと全然継承にならないわよね。

では文化と言えば英国では日常的にどんなイベントがあるかと言えば、例えばコレ…あの有名なRoyal Albert Hallでのフルオーケストラの生サウンドによる映画上映…要は、映画のサウンドトラックを全編生演奏で聞かせてしまう企画…凄いですよね。

コーラス隊も含めるとそれはそれは人数だけでも大迫力です。この映像は「STAR TREK:Into Darkness」の最後のエンディングロールの部分ですが、この画像からでもその音の重厚さが伝わってきます…映画好きな少年が、その音楽をフルオーケストラで最高峰のホールで体験でき、『楽しい!凄い!』と単純な感激で大成功なんですよね。これがイギリス的文化継承と言えるでしょう。

イギリスにはフルオーケストラを録らせたら泣く子も黙るAbbey Roadスタジオもあり、Royal Albert Hall LIVEで何かを感じた子供はAbbey Roadでの音楽プログラムに参加(写真は3年前にLONDONエンジェルスタジオでのREC中に参加した子供達)もできますから、自然にクリエイティブマインドが育成できるようなシステムなっているのです…写真の子供達の目の輝きが凄いでしょ!

日本も、英国からこのような部分を多く真似て欲しいわけですが、文化交流名目の議員さんたちは公費を使って何を見に行ってるのでしょうか疑問ですね。

これ以外にも、色々楽しい文化継承プログラムが沢山あるので、時折ブログでピックアップしていきましょう。


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2014年07月24日

理想の仕事日記 夢破れたあと・・・編

20140717長い間夢見た仕事を手に入れた。しかし、その仕事が好きになれない…そんなジレンマを感じている人は少なくないはず。理想の仕事を得る為に学校に通い、資格も取得したのに、実際に仕事をしてみると自分に合っていなかったというのは有り得る事よね。

でもそこでやっと夢が叶ったからと無理をし続けると、ストレスで押し潰されてしまうのが関の山だわ。打ち砕かれた理想の仕事への夢を捨て去るのは本当に辛いし、立ち直りにも時間がかかるもの。若いならまだしも、ある程度の年齢での方向転換は致命傷になりかねないので、どうしたらそこに自分の居場所を作れるかという妥協点を探す最悪パターンに陥りやすい。

仕事は人生の殆どの時間を使って行うもの・・・だからこそ、精神的な充実や目的意識を満たしたいと思うし、その為にも慎重に選択しなくてはいけないわ。最近、日本の若者が「安定した仕事に就ければいい、やりたいことがわからない」などと発言しているのを聞くと、不思議で仕方ないのと同時に哀れみさえ感じてしまうのよね・・・。

もし理想の仕事に夢破れたら、どうするか?専門家曰く、まず1つの方法として、どこで間違えたのかしっかりと見極め、現在の仕事で時運をスキルを磨きながら次のステップを探すべきだそうよ。あまり早急に方向を定めようとすると精神的ダメージを引き摺ったまま次の仕事に向かう形になるので、1年から1年半ほど務めるのがベストらしいわ。そしてその間じっくりと、自分が特定の仕事に惹かれる理由についてよく考えるのが重要だとか・・・確かに納得のいく方法よね。

一番厄介なのは、無意識のうちに理想の仕事を夢見てしまうパターンよ。例えばスポーツ心理学の養成コースに入ってくる人の中に、自分の目的を果たせなかった元アスリートがいる場合もあるそう。彼らは投影された栄光に浸ることを夢見る可能性があり、選手達が抱える問題を聞いたり、能力向上の手助けをする仕事がより困難になってしまうの。

元アスリートだから選手の行動や気落ちが理解出来るというのではなく、これらの問題から健全な距離を保つことが出来なくなるからなんだとか。ボーカリストだった人がボイストレーナーになるというのも、これに近い状況にあるわね。教える才能があるなら別だけれど、個人的には理由を同じくして行うべきではないと思う。

転職はマイナス・・・というのはナンセンスで、次のステップに進む際、壊れた夢を資産として生かす事こそ武器になる。自分が身につけたスキルや他の業界の知識を、新たなる職場で強調すべきだと専門家も言っているわ。自分の才能は、目に見えるものと見えないものがあるに違いない。でも、その隠れた部分を見つける事こそが天賦なのかもしれないわね。

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2014年07月23日

蚊日記 夏のハンターから身を守れ!編

20140721

夏になると必ず現れるハンター・・・それは「蚊」よ!…ちょっと外出しただけで、いつも彼らに多額の血の寄付をしてしまう羽目になる。

どういう訳だか自分は蚊に刺される事が多く、秋になっても腕や足に刺された痕が残って困るわ。蚊には好む血液型があるとか、汗をかいてると寄ってこられやすいとか、様々な都市伝説があるようだけれど、科学的にはどんな事が解明されているのかしら?研究者達によると、ニンニクは蚊及びダニなどの虫を遠ざける効果があるそう。

全ての種類の蚊に効果があるわけではないけれど、汗や息を通して体から発散するのが良いらしいわ。更に高濃度のビタミンBやCを含む食品は、蚊が嫌う汗に変える効果があるのだとか。人間界ではガーリックの匂いをプンプンさせるとエチケットに反するけれど、それは蚊の世界でも同じだったのね…そんな訳ないか。

逆に、蚊を惹きつけてしまうものは何かしら?

まずはオランダのチーズ、リンバーガーや熟成チーズのものなんですって。チーズが含む細菌は足やくるぶしの皮膚上にいる細菌と似ており、ここは人間の体の部位で最も咬まれる部位であるので、蚊にはたまらないのだそう。更にビールを飲んだらご注意!例え少量であっても奴らは襲ってくるわ。

この件に関してはまだ詳しくわかってないのだけれど、ビールが汗と一緒にエタノールの分泌を増やす、もしくはアルコールで上昇した体温に惹かれてくるという仮説があるの。

次に御法度なのが食べ過ぎよ。蚊は標的を見つける際二酸化炭素の流れを追うそうなの。ぽっちゃりさんはより多くの二酸化炭素を排出する為ターゲットになりやすいそう。更に奴らは二酸化炭素だけでなく乳酸や尿酸、アンモニアの匂いを追うので、運動をした直後は要注意!

別の研究でわかったのは、蚊の人気血液ランキングはO型、A型、B型の順だということ…蚊の刺され具合で相手の血液型がわかる・・・話題に詰まったらこの情報を提供してはいかがかしら?

また奴らのお気に入りの色は黒、青、赤だそうなので、夏の間はこの色を多く使った洋服は避けるべきね。いずれにせよ美肌をキープする為、この憎き吸血鬼たちは近づけないように努力せねば!ブーン・・・プチッ。

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2014年07月21日

007日記2 Never Say Never Again編

20140718007最新作「スカーフォール」から遡ること29年…ショーン・コネリーがボンドを演じた最後の作品である1983年公開「ネバーセイ・ネバーアゲイン」を鑑賞。

原作の映画化権は買ったものの、権利関係のしがらみでオリジナル・シリーズとして含まれず、あくまでもスピン作品なインディペンデント作品として歴史に刻まれた本作。

そのアイディアの斬新さやエンターテインメント性はボンド作品として記憶に残る秀作と言えるわね。監督は「STAR WARS/帝国の逆襲」のアービン・カーシュナーよ。

ショーン・コネリーはハンサムでタフ、ウィットなジョークと美女を好むというシリアス且つコミカルなボンド像を確立したけれど、1971年公開「ダイヤモンドは永遠に」から12年を経た今作でもその魅力が溢れているわ。

物語は冷戦中、NATOの核ミサイルが犯罪組織スペクターに強奪されるの。この事件を解決すべく特命を受けたのが我らが007。丁度彼は、新任のMから怠惰になった体を鍛え直すよう治療施設に送られており、ここでスペクターの女殺し屋ファティマと遭遇。事件を追い地中海へ向かったボンドは、そこで大富豪ラルゴ、彼の愛人である美女ドミノと出会うのよ。ボンドはラルゴがスペクターのNo.1であり、ドミノの兄を己の陰謀のために殺害したことを暴き、遂にスペクターとボンドの戦いの火ぶたが切られたの。

とにかく面白いのは、ボンド・ガールが敵と味方に1人ずつ存在するということね。キム・ベイシンガー演じる悲劇のヒロイン、ドミノはその清楚な美しさが際立っていたけれど、ボンドを単タンゴを踊るシーン以外さほど印象に残らなかったわ。

しかしながら、バーバラ・カレラ演じるファティマの存在感は非常に大きく、まるで"悪の華"が咲きほこったような妖艶さ!モデルだけあって個性的で華やかな衣装の着こなしは抜群、しかも仕事においても、女としても非常に高いプライドを持つ悪女を見事に演じきっているわ。

最大の見所はボンドを追い詰めたファティマが落ちていた紙に「今までの女性の中で『ファティマが最高』と書け!」と命じるシーンね。ビニールのサルエルパンツにヒールで銃口を向け、理不尽な命令をする姿は格好良いなんてもんじゃない・・・痺れます!彼女ほどの美女でも、数々の浮き名を流した"ドン・ファン"ボンドは別格だったという事なのかしらね。

最終的に彼女はボンドのペン爆弾で爆発するという悲惨な最期を迎えたのに、どことなく潔さと爽快感を感じるのも魅力的よ。彼女の登場は靴に始まり、靴に終わる・・・これも心憎い演出だわ…「スカーフォール」にも体を鍛え直すボンド、ペン爆弾など今作の要素が盛り込まれているのも興味深い。

Blu-ray版では日本語吹替にフジテレビ版、テレビ朝日版が収録されているのだけど、やはりファティマは田島令子版がしっくりきて良いの。更に007テーマ曲使用が不可能な為、ラニ・ホールの歌う同タイトルのソフトなボーカル曲がオープニングとエンディングに流れるのも新たな切り口で面白い。

とにもかくにもオープニングから本編に入るまで007らしいフォーマットは皆無、度肝を抜かれる導入部分に良い意味で裏切られたのも見所のひとつかしら。しかもショーンのあの甘いマスクでウィンクして纏めたラストは、王道ながら文句無し。

こういった色男的所作や楚々と放つボンド・ジョークは彼だから成立するのだなと、王者の風格を堪能させてもらったわ。老いても新しきを以て去る・・・とでも言うべき心憎さよ…日本でも「ルパン3世」などの作品でボンドのような所作を真似たり、未だに悪役が猫を撫でて登場するスタイルは定番だし、影響力は計り知れないわね。さてさて、007はまだまだ続く・・・二度とゴメンだ、なんて言わないで下さいね。

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2014年07月19日

スタートレック日記15 TOS編

20140715「STAR TREK」シリーズ…最近の私のものづくり人生を大きく揺るがしたわ…これほどまでに魅せられたのは何よりもその作品が素晴らしいからなの。

私自身トレッキー歴は10年に満たず短いけれど、世界には少年時代から今作を楽しみ今は自分の子供と楽しむ人、自宅をセットそのものに改造したりしてしまう人等も少なくはないわ…今なお各地で定期的にファン・イベントが開催されていたりと、その熱は一向に醒めることはない。更にビックリなのはファンがファンドを絡めリアルキャストでスピンオフ作品「Renegades」を制作中という白熱振り!

「STAR TREK」が米のテレビドラマとして登場したのは1966年の事…最初のシリーズは「The Original Series=TOS」と呼ばれているわ。HD版でリリースされたBOXを入手して見たわよ!全話一気に…物語は23世紀の未来が舞台。地球人は幾つもの種族と惑星連邦を結成し、その惑星連邦を守護する宇宙艦隊が、最新鋭鑑U.S.Sエンタープライズ号で未知の惑星を探索に出航するというものよ。

SFというとどこか稚拙なイメージが強かった時代、人間の内面的な部分を深く掘り下げて描き他と一線を画しているわ。背景は宇宙であっても人間ドラマと言えるわね。登場人物も実に魅力的で、エンハンサムで女たらし、だが抜群のリーダーシップを持つ船長のカーク、常に論理的でクールなバルカン人の副長スポック、カークと親友の人情味あふれる医療主任マッコイ、キュートな黒人女性の通信士ウフーラなど、挙げたらキリのないほどどのキャラクターも存在感大。

この頃、黒人の女性がテレビに登場するというのが大変な時代だったけれど、製作者ジーン・ロッデンベリー氏のすべての人種が分け隔て無く生きる世界が実現するように、という思いを込め宇宙人、地球人の同盟という設定を考えたのだそうよ。各回で登場する宇宙人達も、感情を露わにしないバルカン人、常に暴力的なクリンゴン人をはじめ、たった1回しか登場していないのに絶大な支持を得た怪獣ゴーン、地底怪獣ホルタなどユニーク且つ悲哀溢れるキャラクターも目白押し。

とにかく驚かされるのが、最初の回から人間の驕りや欲などに焦点を当てて展開して行くストーリーね。回を重ねる毎に製作サイドの挑戦や工夫、楽しさなどが伝わってくるのが良いわ。今でこそ様々な情報や技術でリアルに表現出来るけれど、宇宙開発はおろか何も解明されていない時代に想像だけで創り上げるというのは、どれほど大変・・・いや、未知の部分だからこそ楽しかったことでしょう。

リアルタイムにTOSを見てた少年達がのちに宇宙飛行士や開発に携わる仕事をしているそうで、彼らは実際にカーク達と共に宇宙探索に出たという事になるわね・・・素敵だわ!今なおファンと共に生き続けている「STAR TREK」・・・エピソードに関しては改めてご紹介させて頂くわ。因みに私の最も好きなキャラクターはスポック…いざ、皆さんを宇宙の旅に誘わん…そして次回はTNGね…v( ̄^ ̄)長寿と繁栄を!

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2014年07月18日

キックスターター日記5 ハイスペックマニア編

20140716日本文化が深く関わってるキックスタータープロジェクトが既に公募金額をクリアーして制作が始まってる一つをピックアップ…昨年9月末でファンディングは成功してて現在は制作真っ只中のハズ。

それはあのジブリ作品「もののけ姫」を実写化する企画…作品そのものを実写するのでは無くて、物語のベースとして「もののけ姫」の舞台の600年後を描く作品「ウルフガール」らしいの。

既にキックスターター成功なのでプロジェクトは進行してるのだけど、そのプレゼンテーション映像や、関係スタッフの紹介など、本当に素晴らしいプロジェクトにビックリ。

昨年紹介したSTAR TREK「Renegades」同様にコアなファンがその世界観に共感して、自分達で更にそれを深掘りしていくこのアクティブな動きは刺激されるわ。もし、これが国内ならネガティブな事ばかり周辺から言われ、結局何もできないまま終わっていくケースが殆どでしょ。

日本語も流ちょうな日系女性プロデューサーらが先頭に立っていますが、この段階でプロデューサー、パペットデザイナー、アートワークデザイナー、モデルメイカー、コスチュームデザイナー、VFXアーティスト、コンポーザー、グラフィックデザイナー等々を揃えるのはファンと言うよりプロレベルですね。

肩書だけプロの国内制作でも完全に負けてます。

思い立ったら自ら動き、同士を集めてプロジェクト化を試みる…日本人が一番苦手な部分を海外の方々が日本のコンテンツをベースにプロスペックな作品にしていしまうって、ちょっと悔しいですよね。

何事もお上的な日本人は何か上から降って来るのが伝統なのか、率先してやってこう!って言う雰囲気はないですよね。起業に関しても同様ですが、自分も含め今後はドンドン周辺を巻き込んで企画実行していきますわよ!!


【キックスターター/ウルフガール】
http://kck.st/1a7bBlf


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2014年07月17日

ぬいぐるみ日記 我が子とともに世界へ・・・編

20140714

うちには生まれてからずっと一緒のパートナー、ぬいぐるみの「うさ子」がいる…いい大人がぬいぐるみ?なんて思われるかもしれないけれど、幼少時代、大病をして余命僅かという時から支えてくれた「うさ子」は苦楽を共にした大事な家族なの。

意外にも世界中にはこうしてぬいぐるみに支えられている人が多く、最近ではぬいぐるみ専門の旅行代理店が話題になっているというから驚き!こちらの代理店では、毎日宅配便でツアー客が到着するの。そして浅草や東京タワーなど東京の名所を廻ったり、客の希望する昼食を摂ることが可能だそう。

客であるぬいぐるみは公共機関を使って運ばれ、ツアーの様子を写真に収め、FBやTwitterなどで持ち主にリアルタイムで配信。1回のツアーで6~7体のぬいぐるみが参加するけれど、毎回ほぼ満員・・・海外メディアで取りあげられた影響もあり、欧米からの参加も2割に上るんですって。ある参加者は車椅子で遠方に行けない事もあり、大好きなぬいぐるみを自分の代わりに旅させ、大変励まされたと喜んでいるそう。そう言えば映画「アメリ」にもそれに似た一場面があったわ!

高齢な海外の男性が、少年時代を過ごした日本を再度訪れたいとその当時から大事にしているテディ・ベアを送ってきたり、妻の育児の息抜きにとツアーに申し込んできた男性もいるのだとか。それぞれが自分の分身としてぬいぐるみ達を旅させ、世界観を共有する・・・なんだかホカホカしてくる話よね。

このツアーは、参加者の気持ちに寄り添うことをモットーとし、名前や性別、乗り物酔いの有無までもきちんと確認するという徹底ぶり。今後はツアー先を増やしたり、企業訪問、体験ツアーも企画されるそうだから楽しみね。

更にぬいぐるみイベントは旅行だけでなく"お泊まり会"も話題を呼んでいるそうよ!

米国の図書館では、抽選で当選した15人の子供達のぬいぐるみを図書館にお泊まりさせ、お話会や書庫の探検、本の補修などする様子を写真に収め、手作りアルバムにして一緒に子供達に返すというイベントを行っているの。翌日アルバムを見た子供達はぬいぐるみの様子を見て喜び、中にはぬいぐるみが読んでいた本を借りたいと、後日図書館に訪れた親子もいるそう。

図書館は本を読んだり勉強する場所であるけれど、こうしてぬいぐるみ達の世界を垣間見れるなんて、本当に夢があって素敵だわ。こちらのお泊まり会も大人気で、日本でも22館が実施しているそうよ。もしぬいぐるみが歩いたり話したりしてくれたら・・・幼い頃誰もが思ったことだけれど、こういったツアーでその夢が実現したという訳ね。

そして今、彼らは自分の代わりに夢も叶えてくれている…写真やSNSで見るぬいぐるみ達の顔は明るく、そして可愛らしいけれど、それは持ち主自身の顔そのものでもあるわ・・・素晴らしい!うさ子を参加させたいとは思うけれど、お腹の綿が心配なので「キャプテン・アメリカ」の敵キャラで男梅こと「レッド・スカル」を代理で参加させることにしようっと・・・先ずは家の屋上から!。

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2014年07月16日

限界日記 体の声を聞こう・・・!編

20140713仕事に趣味、更に子育て…私の友人は多忙な人が多く、ランチに誘うのにもひと苦労よ。

仕事を始めたばかりの頃は覚える事が多く時間を費やしてしまうけれど、慣れてくると更なるステップアップを目指し仕事量は増えていく一方。そのうち、上司に認められたい、責任あるポジションに就きたいと欲も出てくれば、寝る間を惜しんで仕事、なんていう状態に陥ってしまうわね。

最適な状態というのは人によってまちまちだけど、殆どの人達が限界に達しているのは間違いない。仕事を評価してもらうのは嬉しいし、能力を買われて新たな要求をされればノーとは言えないものよね。そうこうしているうちに不眠症、対人関係の悪化、体調不良などを引き起こし、最悪職を失うという最悪の結果も・・・これでは本末転倒よ。

人間は最悪の状態に陥って、ようやく自分の限界に気付くもの。経験者によると過大な負担と警告に気付くには訓練と計画が必要だそうよ。まず就労時間を決め、以前より家族といる時間を増やし、仕事が多すぎる時がいつなのかはっきりわかるようにしたの。

疲労感や肩の張りなど体に初期兆候が出ると睡眠とレクリエーションの時間を増やし、その結果2度昇進するという華々しい結果に。かくいう自分も若い頃は寝る間を惜しんで働いて体を壊し、どこが自分の限界なのか理解しないままここまで来てしまったのよね。特に自宅で仕事をする人はリセットポイントを見極め、生活のオンオフをしっかりつけないと大変な事になるわ。

専門家曰く、多くの仕事と活動を管理できる人間の能力は遺伝と初期の経験で形成されるそうよ。親からストレスや過大な負担に敏感になる傾向を受け継いでる人もいれば、若いうちに過不足無い逆境で回復力を身につける人もいる。又利他主義の人は仕事や活動に意義を見出し、ネガティブな人は多くの仕事を与えられると緊張するなど、性格も大きく影響してくるんですって。

どこで自分の限界を見極めるか?過大な負担の初期症状に、ちょっとした病気、痛みの頻発、怒りやすいといった感情的兆候が挙げられたわ。更に同僚に対しぶっきらぼう、同僚の言葉を遮って話す、強迫観念を抱く、認知面では作業記憶と集中力が妨げられるそう。

お恥ずかしいことに、自分自身この症状全て経験済みなので納得したわ。最悪の場合、リラックスしようとしれば仕事が先延ばしになり、結局は全て辞める事が一番の解決策だという結論に達しかねないけれど、まずはもう一度自分の「好きなこと」、「大事な人」を思い浮かべてみるのが大事な事なのかも…健康あっての仕事、楽しみあっての人生・・・まずはそこからね。と、その前にMJの「スムーズ・クリミナル」傾斜限界でも挑戦してみようかしら(*_*;)

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2014年07月15日

ルーシー日記2 ベッソン的カーチェイス編

20140712米で間もなく公開される話題のリュック・ベッソン監督、スカーレット・ヨハンソン主演の超聴覚爆裂アクション「ルーシー」のカーチェイスの場面映像がリリースされてるのでご紹介。

ベッソンと言えば、パリ狭い街中のカーチェイスを撮らせたらピカイチなんですけど、今回もその才能を存分に発揮してるようですね

車を運転したことがないルーシーが超感覚で運転席をダッシュして敵を追っかけるのですが、ベッソン的カーチェイスですよ。

無表情なスカーレット・ヨハンソンはちょっと「キャプテンアメリカ2」ブラック・ウィドウとだぶる部分も多いですが、映像的に電波をを探るVFXはとてもセンスが良いですね。

このような場面は勿論合成ですけど、役者として撮影時は合成を前提として演じるので、近年の役者は今までとちょっと違った才能が必要になってきてます。特に何でも後付ができる今は、グリーンバックが細かく設置されて自分見失ってしまう役者も多いのです。

そんな中でスカーレット・ヨハンソンは同世代の女優のなかでもちょっと抜きに出たかもしれません。声だけの出演でもその存在感を出せる彼女は、正にこの作品とのマッチングは完璧ですね。この後に公開のSFスリラー「Under The Skin」も素晴らしいとの評判ですし。

リュック・ベッソンの新しい女殺し屋「ルーシー」楽しみです。


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(1) 映画&TV 

2014年07月14日

妖怪・幽霊日記1 江戸を彩る夏のあやかし編

20140711「江戸妖怪大図鑑」…なんとも興味をそそられるタイトルではありませんか…7/1から表参道の太田記念美術館で開催されている展覧会なのだけれど、平日にも関わらず沢山の人が訪れていたわ。

会期は9/25までで、期間中「化け物」「幽霊」「妖術使い」という3つのカテゴリーに分けるそう。

今回は初回の「化け物」編よ…作品を傷めないために落とされた照明の中に、ぼんやりと浮かぶあやかし達は迫力満点!・・・目を剥き、大口を開け、じいっとこちらを見つめているわ。1700年代から1800年代に描かれた錦絵 (浮世絵の多色刷り木版画)を集めたもので、天保の改革以降幕末にかけて、不安な世相を暗示したり風刺しているものも多いの。

この当時の化け物は、鬼、土蜘蛛、天狗、河童、化け猫が代表格で、必ず武者とセットになっているのよ。まず目についたのは、歌川国芳作「梅初春 五拾三次」と「源頼光公館 土蜘蛛妖怪之図」ね。前者は立ち姿の役者を背景に手ぬぐいをまいて踊る猫や、猫顔のアップ、行燈シルエットの猫などが描かれ実にポップな印象。

後者は四天王が頼光の屋敷で囲碁を打ち宿直している背後で、巻物の模様のように描かれた妖怪達が忍び寄り、どこか現代的なの。どちらも今でいうところのポスターの様な構成で、インパクト大ね。その隣には恐怖に目を奪われてしまう、歌川芳艶作「土蜘蛛」がど迫力で鎮座よ。

中央に大胆に描かれた土蜘蛛は、その体に小さな蜘蛛を模様のように施した上、生々しい蛇たちを触手のように巻き付けているの。緑の目は何かに飢えたように冴え渡り、その形相は蜘蛛というより異形の怪物そのもの。今までこれほど怖い蜘蛛を見たことがあるかしら・・・夢に出そうよ。

構図で面白いものとしては、これまた国芳作「鵺 大尾」と勝川春章作「羅生門」ね。前者は頼政の鵺退治を描いたもので、中央に大きく暴れる鵺、そして肝心の頼政は画面右下に顔も見えないほど小さく描かれているの。この対比で鵺の巨大ぶりが理解出来るけれどなんとも大胆だわ。

一方「羅生門」は劇画タッチの上に、この時代には珍しい縦絵の構図。更に上部のベタフラッシュの様なラインが、鬼が高いところから渡辺綱に襲いかかるという緊迫感を表現しているわ。現代的といえば、特に秀でていたのは、月岡芳年の作品ね。しなやかな細身のラインはどこか色っぽく、真っ黒な僧侶のあやかしをコントラストを変えて描き、レイヤーの様に塗りわけているのも現代の手法を暗示しているよう。

特に驚かされたのは、「不知やぶ八幡実怪」という、水戸黄門が下総国の八幡藪という禁足地で妖怪に出会うという作品なの。あやかしのボスはどこから見てもゼウスそのものだし、右手に登場する2番手あやかしはホビット、左手の黒髪のあやかし美女は西洋の女神といった具合。

この作品が100年以上も昔に描かれたなんて信じられないモダンさよ。その他にも河童の4コマ漫画風や、薬と病気を擬人化した合戦、ウルトラQの如くシルエットであやかしをデザイン的に配列した作品など、そのアイディアと着眼点にはただただ驚かされるばかり!この時点で、日本のデザインの様々なアイディアが出尽くしてしまったのではないか・・・と思う程だわ。

どの作品も生命力に溢れ、これぞ、エンターテインメント!と言わしめる逸品ばかり。まだまだ紹介したりないけれど、是非皆さんの目で確かめて頂きたいわ。蒸し暑い梅雨、頭も体もクールにしたいのならお薦めよ!ヒュ~・・・どろろろ~ん。

【太田記念美術館】
http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/H26070809-edoyokaidaizukan.html

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) アート 

2014年07月12日

バニシング IN 60”日記 インディペンデント神話編

201407101974年映画作品「バニシング IN 60”」…このタイトルにピンときた方は、かなりの映画通ね。

単なるカーアクションでは収まらない凄い作品なんだけど、当然これが日本で上映されていた頃は生まれていないので、見たのは最近なんですよ。

ピックアップしようと思ってつい忘れてしまい、最近BSで放送されてたのをまた見たの。

実はスタッフがエンタメ業界に入って間もない頃に配給会社から試写状が届いて、初めて見に行った試写作品だったとの事…と言う事でいつものウケウリを交えて考察を。

近年のアクション映画は日常的な場面も含めてVFX的に合成されるのが殆どでしょうから、それを実写でリアルに撮影なんて、今は誰が許さないって、保険会社から絶対OK出ませんね。特にVFXは物理計算がPCレベルでとんでもないレベルですからリアリスティックで手抜きをしない限りわかりませんし。

そんな特殊効果も無い時代に一人の元スタントマンは考えました…『究極のカーアクションを40分間ノンストップで俺がやってやる!』と…それがこの「バニシング IN 60”」なんですね。

主演・監督・脚本・制作・スタントの5役を元々スタント出身H・B・ハリッキーがやり抜けてしまいました…メジャー俳優はナッシング…Starクレジットは只一つ「エレノア」??…そう作品の主役は当時北米で爆発的な人気となったフォード社の「マスタングマッハ1」で物語中名付けられた名が「エレノア」なんです。

物語は表の顔は車の保険調査員…でも、裏の顔は高級車を60秒以内に盗むプロの集団のリーダーがオファーを受けて期間内に難しい車種多数を納品するというシンプルな筋書き…スケジュール通りのハズが、唯一ムスタングマッハ1「エレノア」だけが条件をクリアできず難儀なリーダー…所有者リストから最後の1台をゲットするが警察にバレ、そこから怒濤の伝説となったカーチェイスが始まるのです。

映画として素晴らしいのが、近年インディペンデントな作品の先駆けと言っても良いぐらい自前で意気込みが感じられるのよね。脚本的にも驚きなのが、後にモキュメンタリーとして脚光を浴びる「スパイナルタップ」のクリストファー・ゲスト監督よりも先に、この方式を部分的に取り入れてるのが凄い。

とにかく後半はノンストップなカーチェスだけで、こざかしい演出や特殊効果は一切無し…この記録は今でも破られていないのがまた驚き。ビックリしたのが途中の高速道路のチェイスで本当に事故ってしまってそのシーンがそのまま使われてるのよ…やがてエレノアはボロボロになりながら多数のパトカーに追われながらある結末を迎えるのだけど、1974年作品と言えどもここは内緒にしておくわ。

擬人化されたエレノア(女)とドライバー(男)の物語なのだけど、ここで当時劇場版を見たスタッフが一言…「違う!違う!これじゃない!」って…何事かと聞いてみたら、『サウンドトラックが全部差し替えられてる!これじゃせっかくの画の流れが滅茶苦茶になる!』って。

調べてみたら、当時のサントラがパッケージ時、権利関係でNGになり今風の刑事アクション的なBGMになっていたのよ。

オリジナルはPhilip Kachaturianと言うカントリーブルースシンガーの楽曲がふんだんに使用されていて、その歌詞の内容と映像がリンクしてたのが鳥肌ものだったとの事。画面は派手なチェイスなのにサウンドはカントリーブルースが朗々と流れてその温度差と現場音の編集が伝説になったのだと…なるほどなんかBGMがクリアーだなと感じたのはそのせいだったのね。

で、オリジナルはないのかYouTubeで検索したら、いらしたのよ、同じ気持ちで伝説を残せとばかりに当時地上波でオンエアーされた画像をアップしてくれてる方が…素晴らし過ぎる!

その中で2場面をピックアップ…最初はリーダーの彼女が何か不吉な予感にかられ想いを描写してる「Lois Lane Blues」…確かにこの歌詞が無いとこの作品の魅力は半減するほどのインパクト…今聞いたらメロトロンらしき音まで聞こえるし!

もう一つはボロボロのエレノアが逃げるラスト近い場面の「Big Twon Big City」…前の歌が女心とするとこれは、笑いながら苦しみを耐え忍ぶ男心じゃないですか…辛いけど責務を全うしてお家(彼女の元)に帰りたい・・て、素敵なLoveSongなのに画面は物凄いことに・・・。

この作品が伝説化したのは、このサウンドトラックあってこその世界だったのだなと気付いたの!

残念な事にこれを全部一人で創り上げたH・B・ハリッキーはこの続編を撮影中にスタントの事故で他界…このオリジナルが更に高見に祀られる感じね…そしてH・B・ハリッキーが残した数々のシークエンスは後に色々な作品でリスペクトされ、あ、これがオリジナルだったんだと・・。

映画の面白さってこれだ!と実感した作品でしたよ。皆さまも機会があれば再発版を見た後に、このオリジナルを重ねてご覧になることをオススメ!H・B・ハリッキーよ永遠に!

そうそう、2000年にリメイクされたN・ケイジ主演「60セカンズ」はダメダメな作品ですからお間違えのないよう…フフ。



pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV 

2014年07月11日

NIGHTWISH日記4 #8スタート編

20140709早いもので前作「Imaginaerum」が映画(日本未公開)と共にリリースされて3年…その間のWorldTour中にVocalのアネッタが突然脱退…地元でのワールドプレミアLIVEでは代役のフロール嬢が参加し事なきを得たNIGHTWISH…日本公演も昨年実現して束の間の休養後に遂に始動の一報が映像と共に届いたわよ。

どうやら歌姫はそのままフロール嬢が引き継ぐ感じで最初のmeetingの様子が「Episode1: The Cabin」 としてドキュメントを定期的にファンの皆さまへお届けとの事。

今回は純粋に音楽アルバムだけの計画らしいので、早ければ来年早々ぐらいにはリリースね。

ターヤ~アネッタ~フロールと歌姫が変わり、代役だったフロール初のNIGHTWISHスタジオアルバム…何しろ、ここだけの話、リーダーのTuomasは(株)NIGHTWISHのCEO的なポジションで全てを取り仕切るので、ちょっとした亀裂(特にVocal)でケンカ別れにつながるのですが、スタジオワークでのフロール嬢は無事に乗り切れるか…ちょっと心配。

でも、フロール嬢は見た目が女子プロレスラーかよ的な体格ですから心も頑丈かもしれません・・とか。フロールは前任者アネッタと違い元々シンフォニックバンドでブイブイいわせてた存在ですから、新作はターヤ的なアプローチが帰ってくることが予想されますね。

でも、近年はこのようにキックオフmeetingの段階から情報公開して皆で楽しむという手法が楽しいですよね。では次のEpisode2をお楽しみに!


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(7) 音楽 

2014年07月10日

デザイン日記1 東京ミッドタウン・デザインハブ編

20140708

ちょっと東京六本木ミッドタウンでのMeeting帰りに見かけた「日本のグラフィックデザイン2014」(8/3まで開催中)…東京ミッドタウン・デザインハブ第46回企画展で無料だったので拝見。

『Graphic Design In Japan』という毎年出版されるデザイン誌で、日本グラフィックデザイナー協会(会員約3,000名を擁するアジア最大級のデザイン団体)が出版してるのだけど、そこの2014年版を記念して掲載中の約300点を実物とモニタで展示してるらしいのよ。

「身近な雑貨から、書籍、商品パッケージ、シンボル・ロゴ、ポスター、ウェブサイト、映像、展覧会やショップの空間デザインに至るまで、世界でも評価の高い日本のグラフィックデザインの現在を、ぜひご覧ください。」との事で訪れたのだけど、これが結構なボリュームでとても良い感じ。

元々、ミッドタウンは文化的なデザインを多く取り入れた街づくりがテーマなので、このような展示と相性がいいわ。個人的には六本木ヒルズより、ミッドタウンの方が好きね。

近年はデザイン戦略とまで言われるほど、日本でもデザインの重要性があらためて認識されてて、食品やファッション、建築、インテリア・・その他、デザイナーという肩書きがやっとリアルになってきた感じよ。

でも、雑誌やポスターなど宣伝の現場ではインクの量をケチったりして、質が下がってるのも現実。デザインの本当の重要性はこのように現実なのかアートなのかの難しい端境期なのかもしれないわね。

ちょっとその辺のデザイン領域についても今後ブログで語ってみようかしら…フフ。

【日本のグラフィックデザイン2014web】
http://designhub.jp

pipopipotv at 02:05|PermalinkComments(0) アート 

2014年07月09日

嫉妬日記 プラスへの起爆剤編

20140706FBやTwitter等のSNSをチェックしていて、他人の楽しそうな様子や自分で成し遂げられなかったことを見せつけられたりすると、ちょっと落ち込むわよね…それがやがて嫉妬に変わる、という経験は誰にでもあるもの。

ミシガン大学在籍の研究者が人間の感情について調査を行ったところ、FBユーザーは「FBを使えば使うほど自分の人生に満足していない」という事が判明したそうよ。

確かに隣の芝生は青く、自分の現状と比較してしまうのは仕方ないことだけど、その結果"凄まじい嫉妬"がサイト上に生じてしまうという事もわかったわ。

嫉妬というのは往々にして負の感情と捉えてしまうけれど、研究者達はこの感情が必ずしも悪いものではなく、正しく対処すれば良い面もがあると語っているのよ。嫉妬には「良性」と「悪性」の2種類が有り、前者は他人の成功に動機づけられ見習おうと努力し、後者は相手を打ちのめし自分を良く見せたいと思うのだそう。

「良性の嫉妬」は称賛の気持ちが強く表れる為仕事や勉強に精を出すという行動に結びつき、嫉妬による痛みや不満といった感情が高まらない。むしろ前向きな行動へ導くきっかけとなるから、どんどん感じて良いかもしれないわ。

職場でもこの嫉妬を上手く利用して、本人の目を正しい方向へ向けさせたり、その人にとって重要な部分に時間と注意を集中させたりと、自分の価値観を測る事に役立てている所もあるというから驚きよ。

でもどちらかと言えば、人間誰しも「悪性」の嫉妬の方が強いわよね。この感情から身を守るには、まず自分自身が達成したことを評価するように心がけるようにすること、が一番の解決策だそう。まず自分の力を認める事で他人との比較がきついものにならなくなる…という訳ね。

人間誰しも自分を冷静に評価するのは難しい。でも自己肯定する事で自信を取り戻し、上昇志向へと導く・・・どこか自分を洗脳しているようにも思えるけれど、最終的に自分を認めるのも、自分を奮い立たせるのも自分でしかないものね。

さて、今日も料理がうまく出来たとか、素敵な恋人とデート中とか、そんな書き込みを見てしまっても、仕事をする自分を褒めて頑張ろう・・・ううう。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2014年07月08日

All is By My Side日記1 蘇るジミヘン編

20140707ジミ・ヘンドリックス…既に平成生まれの方々には馴染みがないかもしれませんが、昭和生まれの我々にはあまりに強烈でアグレッシブで神がかった歌&ギタリストなんですよ。

彼の伝記映画はTV映画としてはHBO他でリリースされてるのですが、内容はどちらかと言うと、ドラッグ依存症から死に至る部分にフォーカスしたものが多く、ジミヘンがジミヘンとして形成されて行く様子はなかったのですね。

そして、北米で9月に上映される「All Is By My Side」はそんなジミヘン前日譚とでも言いましょうか、彼のメジャー前の物語を映画化した作品なんです。

監督はアカデミーで最優秀脚色賞を「12 Years a slave」で受賞したジョン・リドリーですから予告編を見る限り期待してもいいかもしれません。

で、スチール見てもらえばおわかりの通り、まぁ〜そっくりですよね…ジミヘンを演じるのはHIPHOP系アーティストのアンドレ3000なんですが、当時のファッションスタイルの着こなしが完璧ですよね。これは流石にミュージシャンならではです!

でも、ここで困った大問題が発生する事に映画通の皆さんは気付いたはず!

そう、これはジミヘンのメジャー前のドラマなので、数多くのヒット楽曲は流れないって事です…だってまだリリースされてませんからね時系列的に・・。この作品を試写で見た人の情報では「ジミヘンの音楽映画なのに知ってる曲が一曲も流れてこない〜〜」との悲痛な叫びが。

と、まだ本編を見てませんので何とも言えませんが、ジミヘン通だったらきっと脳内に「Foxy Lady」になるでしょうからそれで良しと致しましょう…(*_*;)

因みに、日本公開は未定です。


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV