2013年09月

2013年09月30日

メイシー・グレイ日記2 金幕のセクシー・アフロ編

20130922映画を見ていると、しばしばライブシーンで歌姫メイシー・グレイを見かける事があるわ。彼女のアルバムは持っているけど、ライブを見た事が無かった事に気付き2003年「メイシー・グレイ ライブ・イン・ラスベガス」をチェック。

大きなネオンサインやパートごとに円形のお立ち台が設置されたディスコテックなセットに、メンバーの衣装は差し色にピンク。70年代を意識した空間に巨大アフロのメイシー姐さんが現われれば、ステージは一気に華やかになりお客さんもヒートアップよ。

アルバムを聴く限りでは、姐さんの素晴らしいハスキーボイスで淡々と歌うイメージがあったのだけど、G、B、Key、Dr、PerにDJという今時な構成が意外だったわ。DJはスパイス的な音を出すのではなくリズムの要になっているし、ドーンとしたバンド演奏ではなく、各パートの"粋な部分"を楽しんでもらうといった音作りなの。それはきっとメイシーのスペシャルボイスがあってこそ成り立つんでしょうね。

魅力ある声を持つ人には、どんな大掛かりなものも必要ないという事が立証されたわ。彼女のテーマは"セクシー"で、絶えず客席に向かい「セクシーな人は踊って!」と連呼していたのが印象的よ。動きが鈍かった2階席の観客全員を総立ちにさせるという気合いは実にお見事で、以前ライブ中に2階席の観客にはっぱをかけた事を思い出したわ~。

どんな大きさのハコでも、そこで見ていてくれるお客様全員に楽しんで頂けるように八方に気を配るのは当然の事。なかなか難しい事だけど、最も大切な事だわ。そして、もうひとつの見どころは姐さんの出で立ちよ。白のスーツ、レッドのビスチェドレス、ゴールドのマーメイドラインのドレスのラインナップはどれも巨大アフロにバッチリはまっていて、楽しいパーティにお呼ばれした気分になるわ。

これだけの実力を持っている上に、人を楽しませる事を常に考える人だからこそ注目されるんでしょうね。寂しい秋の夜長は、メイシー姐さんとのパーティをお薦め!

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2013年09月28日

エイリアン日記 家族が揃って雛祭り・・・!編

20130921

最近はまってしまった「ガチャガチャ」…球体のプラスチックのケースから何が出るかはお楽しみ、なんて言っていたのは遠い昔のこと…この歳になってはまるとはなんたる不覚かしら!昔のガチャガチャは100円程度の価格帯で、中身もどぎつい着色の消しゴムなどのおもちゃが主流だったのよね。

しかし今回のガチャガチャは凄いわ!400円と高額ではあるけれど、中身はあのH.Rギーガーの「エイリアン」が再現されたものなのよ!!僅か5㎝ほどしかないフィギアのその精巧さと言ったら・・・これはファンでなくても一見の価値有りね。偶然このガチャガチャを発見してからというもの、通りがかる度にひとつ買い、ふたつ買い・・・。

このガチャシリーズは全部で5種類あり、エイリアンの赤ちゃん期にあたる第一形態「フェイスハガー」、幼虫期の第二形態「チェストバスター」、成長したエイリアンの立ち姿とおじぎをした形状の「ビックチャップ」シリーズ、そして"エイリアン"に登場した貨物船ノストロモ号オ船外活動用宇宙服姿の隊員というラインナップ。

最初は第二形態と「ビッグキャップ」2種をゲットし、販売機の前で大喜びしたわ。1週間後再チャレンジすると「ビッグキャップ」おじぎ版と宇宙服という好成績!残るは第一形態のみよ・・・。家に戻ってパーツを組み立ててみると、エイリアンの頭部は取り外し可能で、中から本編さながらの不気味な骨のようなものが出てくるし、口からはきちんと独特な形状のベロのようなものが飛び出しているのよ。

エイリアン独特の黒光りしたようなボディの色合いも美しく、つま先と爪には銀のマニキュアが・・・凝ってるわ!第2形態の「チェストバスター」は卵からかえって少し経った凶暴なは虫類というか幼虫が、歯をむき出しとぐろを巻いて今にも襲いかかってきそう。宇宙服はどこかクラシカルで、4体並ぶと物凄い迫力になるの。

しかし第一形態だけがまだ揃わないことにやきもきして、2週続けてガチャガチャに挑戦。しかし出てきたのは「ビックキャップ」の立ちエイリアンとお辞儀エイリアンばかり…この2種類だけで7体、更に「チェストバスター」が3体、宇宙服2体という結果になったわ。ガチャガチャ本体の中身も行く度に減っており、このままでは第一期の赤ちゃんに会えない・・・!と落ち込んでいたところ、見るに見かねたうちのスタッフが赤ちゃん単体をネットで発見してくれたの。

在庫1体だけのみの販売だったので速効購入し、翌日エイリアン一家は一堂に会することが出来たのよ!

半透明の卵から花のように生えた赤ちゃんは、それはそれは不気味で可愛らしい。しかし大家族になってしまったエイリアンの迫力は相当なものなので、メタリックな雛壇を作って「エイリアンおひな様」を作る事にしたわ。3月にはこれを飾ってお祝いをしなくては・・・これで婚期が遅れること間違いなし!

いや、ガチャガチャは根気がいりますなぁ・・・おあとがよろしいようで。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) サブカルチャー 

2013年09月27日

ストレス日記 解消するならおやつをくれ!編

20130920イライラすると甘いものが欲しい…家でじっと作業をしていると思わず何かを口にしてしまう、なんて事はしょっちゅうある事よね。

エンタメ系のお仕事でもよく見られるけれど、ずっと座ったまま仕事をする人はどこかふくよかな気が・・・。この栄養補給以外の目的でものを食べるという行為、原因のひとつはやはり「ストレス」だそうよ。

ストレスで食に走る人は、普段食物の摂取を積極的に制限しているケースが多いんですって。そんな人だからこそ、厳しい状況に直面する際自分に甘えが出て制限を緩めてしまうからなんだとか・・・。でもこの現象は人間だけに起こるものではなく、生物の進化の観点において道理に適っているそう。

例えば動物の多くは敵から逃げるなどのストレスがかかると、エネルギーが一気に消費され使いきったエネルギーを貯蔵する為に食欲が刺激される、というのと同じようよ。科学者によれば、ストレスを感じると脳内の「内因性オピオイド」の放出量を増加させ、「内在性カンナビノイト」システムを活性化させるそう。

どちらも神経伝達物質で、「オピオイド」はモルヒネのような中毒性があり食べることを止められなくなり、「カンナビノイド」は大麻に含まれる成分に似た物質で、脂質や糖分への欲求を刺激するという恐ろしいものよ。しかしながら脂質や糖分は脳の報酬系を刺激するので、体内のホルモンのストレス反応が解除されるということが立証されたわ。

失恋したらドカ食い、イライラしたらショッピングというのは自然な事だったのね。人間の体は本当によく出来ているもので、痛みや苦しみをシャットダウン出来るように体の中で色々な物質が働き続けている・・・本当にご苦労様です。

最近は以前ほど高脂質なものや甘いものを欲さなくなったので体には良いけれど、お仕事がスローペース気味になってきたせいかしら・・・と焦ってみたりして。でもおやつの摂りすぎにはご注意!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2013年09月26日

メタリカ日記2  怪物的剛音迫り来る怒り編

20130919以前彼らのドキュメント映画「メタリカの真実」を見た時、彼らが全神経をかけてレコーディングしていたアルバム「セイント・アンガー」…実はこのアルバムが一番好きなの。

お腹にズドンとくる音をお見舞いされた・・さすがと言うしか無い。映画の中で、ボーカルのジェイムスが精神的に追込まれながら己の内側に煮えたぎるものを吐き出していく様は、自分に重なる部分が多く見ているうちに辛くなってきたの。

1曲目の「フランティック」は自分の中にあるフランケンシュタイン的な部分を表現したとジェイムスは言っていたけど、迫り来る狂気が大きな音粒となって現れたわ。サビ後の"フランティッ、ティッ、ティッ、ティッ、ティッ、ティッ、タァ!"とリズムを刻む部分は久々の鳥肌もの。思いつきそうで思いつかないし、最後の"タァ!"はまさにジェイムス節。

彼は中音から低音にかけてが魅力的だけど、場面毎に様々な音を使い分け、リズムを歌で聴かせる事の出来る数少ないボーカリストだと思うわ。その他にも「サム・カインド・モンスター」、「シュート・ミー・アゲイン」等今回のテーマである"怒り"を様々な色合いで聴かせてくれた剛音軍団…たまりません。

しかしメタリカというバンドは改めて聴くと、ドラムとボーカルだけでも十分成り立っちゃうのね。中心部がこれだけしっかりしてるから最小限の音で聞き応え充分なのよ。

メロディーライン、リズム、哲学、姿勢、そして温度さえ伝わってくる音…どれをとっても真剣勝負!これじゃ、誰も敵うはずありません。長い間彼らが重厚で深い音を紡ぎ出せるのは、きっと心の奥底にある怒りを情熱の燃料にしているからなのかもね。

今は『あの映画は失策だったと・・』語るジェイムス。「メタリカの真実」…改めて語ろうかしら…フフ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 音楽 

2013年09月25日

Backjoy 日記 背筋はピン!アイディアもピン!・・・編

20130918家で長時間作業すると、気になるのが姿勢!以前ローテーブルを使ってDAWしていたら、背骨が見事なくらい曲がってしまい、接骨院やジムでもなかなか治らなかったの。

これから冷えてくるし、座り始めたら10時間は動かないし、また腰や背骨が痛くなったらどうしようと悩んでいたら、いいものを見つけたわ。その名も「Backjoy Posture+」!

一見自転車の保護椅子の様に見えるのだけど、これをお尻に敷いて座ってみるとピタッとお尻に張り付いて腰に負担がかからないの。しかも背筋がピンと張った状態で楽に動けるので楽ちんよ。

超軽量発泡素材のクローズド・セルが使われているので非常に軽く、汚れてもすぐ拭けるので衛生面も安心なの。色もピンクやグリーン、オレンジとポップな色遣いなので可愛いわ。

この商品は米国生まれで、医療機器として認可されているのよ。骨盤が後傾した状態でデスクワークを続けると、腰に負担がかかるだけでなく内臓が圧迫されるので非常に不健康よね。

でもこの「Back Joy」は骨盤が自然に本来の位置に収まり、腰や座骨の負担を軽減してくれるの。一番嬉しいのは背筋が伸びることで肺活量が上がり、眠気が軽減して集中力が高まるという点ね!体がたるみにくく、バストアップにも効果絶大と言うからいいこと尽くし。

休憩中はロデオのようにお尻をゆさゆささせて遊んだりして、ちょっと楽しいのよ。今の所猫もイタズラをしないし、ものを書く人にとっては必須アイテムになるかもね。サイズも何種類かあって体にフィットするものを選べるし、お値段は5000円なのでお手頃よ。いつまでも美しく、そして面白いものを生み出すためにはまずお尻から・・・かしらね。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ハイテク 

2013年09月22日

ターヤ日記6 色鮮やかに咲く歌姫編

20130917このブログではお馴染みの歌姫ターヤ・トゥルネン…最近彼女に一子が誕生したというニュースにビックリしたけれど、同時に彼女は素晴らしい作品も同時に産み落としていた・・・!

新譜「Colours in the Dark」は前作を"静"とするなら"動"という印象を受けたわ。よりロック色が濃くなり、ターヤの燃え立つような激しさが感じられるといった感じかしら。しかしながら多忙なツアーに出産、新譜発表と彼女のバイタリティーにはただただ驚かされるばかり・・・母は強し!を作品にもプライベートでも体現しているわ。

前作「ACT1」でソロ後からの集大成的なLIVEで魅了し、次はどんな作品で挑んで来るのかしらと楽しみだった「Colours in the Dark」…これまでターヤが常に表現してきた"闇"は全てを覆い尽くす恐ろしいものではなく、悲しみや優しさ、愛で溢れていたのよね。今作ではその部分が更に色濃く表現されている気がする。

普通に考えると闇ではなにも見えないけれど、その中に様々な色が存在する…それは人の生き様であったり、感情であったり、命であったり…アルバムのタイトルからそんな印象を受けたけれど、本編を聞いた後もその印象は変わらなかったわ。

ターヤが集まった人々に説教をする予言者といった雰囲気のアートワークも秀逸で、黒づくめの彼女の周りを取り囲む色は毒々しいほどに強く美しい・・・彼女の歌を聴こうと耳をそばだてる観客といった具合よ。

1曲目の「Victim of Ritual」はボレロさながらに重々しくスタートし、ターヤの説法が静かに始まるの。中盤からはお得意の高音がディストーションバリバリの重厚な音圧と混じり合い、更に攻撃的な巻き舌がこれまた癖になりそう。まさに静と動が完璧に融合した1曲と言えるわね。

2曲目の「500 Letters」は彼女のボーカルから物語が紡がれ、そのどこかノスタルジックな雰囲気と微妙に心をくすぐる転調が粋で素晴らしい。これまでずっとお伝えしてきたけれど、彼女の歌唱法とヘヴィなサウンドとの相性は完璧だわ。その理由は多々あれど、最も重要な点はターヤ自身の中にある魂がロックであるということよ。

その部分を最も強く感じたのは6曲目の「Darkness」

この曲はピーター・ガブリエル「UP」の1曲目のカヴァーなのだけど、聞き比べると構成も掛かっているエフェクトもオリジナルにほぼ忠実なの。思い金属の楔を打ち込んだようなリズムに、反射する破片のようなボーカル、かと思えば時折訪れる凪の様な時間・・・これまた静と動が見事に共存した名曲と言えるわね。

しかし毎回どんなカヴァーを試みても、どっぷりとターヤ色になってしまうのはさすが・・・当たり前の事ではあるけれど、どんなキャンパスも塗り変えるその個性には脱帽ね。しかしながら、今作を聴き終える頃には1本の映画を見終えたような満腹感と寂寥感、そして何故か紫がかった赤色を思い浮かべてしまう。これはきっとターヤの説法が私の心の奥底を見透かした結果なのかも・・・。

さてさて、あなたの心の中にある色は一体何色なのか、試してみてはいかが?

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2013年09月20日

気質日記 劣等感を乗り越えて・・・編

20130916もっと明るくなりたい、リーダーシップを取りたい、もっと美人だったら・・・・人の悩みは尽きないものよ。容姿や教養は自分の努力次第で何とかなるけれど、「気質」は変えられないわ。

この部分は性格の核であり、生まれつき持っているものだから。自分の「気質」はどんなものなのか、と思ってる方にひとつ問題を。

もし同僚が入院したとしたら、来て欲しいだろうと思いお見舞いに行くかしら?それとも、迷惑かもしれないと思い行かないかしら?前者は自分の中に価値判断の基準がある"内向的"な人、後者は他人が価値判断の基準になる"外交的"な人なんだそうよ!

続いて2問目。パートナーが浮気をしたら、決着が付くまで話し合うかしら?それとも仕事や今後のことを考え適時に切り上げるかしら?結果、前者は"情緒不安定"、後者は"情緒安定"なんですって。

この2問の回答を組み合わすことで自分の気質がわかるの。外交的で情緒安定なら"リーダー的"、情緒不安定で内向的なら"変わり者"、外交的で情緒不安定なら"危険"、情緒安定で内向的なら"穏やか"、そしてどこにも属さない"平均的"といった5つの性格に分類されるのだそうよ。

因みに自分は外交安定型だったわ。とはいえこれらの性格に優劣がある訳では無いの。

専門家に寄れば、気質に関する部分で合わない人とは心からリラックスする事が出来ないので「自分はこういう人間だ」と開き直るのが一番良いそうよ。

もし人とうち解けられない暗い自分にコンプレックスを持っている人がいれば、明るく人と話しているイメージを持ち、その理想の為にどうしたらいいか具体案を考えると良いそう。それを声に出し、行動と言葉とイメージを組みあわせて感情をコントロールすることで理想に近づいていくんですって。

更にコンプレックスまみれの人がいれば、2週間近くずっとそれだけについて考え続けると良いらしいわ。そこまで考えると悩むことに飽きてくるので、さほど気にならなくなるそう。毒を以て、の如くコンプレックスを以てコンプレックスで制すという荒療治が一番という訳ね。

しかしながら、人の心というのは摩訶不思議なもの・・・お天気のようにコロコロ変わっていくけれど、考え方ひとつでいとも簡単にコントロールする事も出来るわ。まずは自分の気質を最大限に活かし、人生を楽しめるようにマインドコントロール、ね!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2013年09月18日

言ってはいけない言葉日記 草食量産の原因…!?編

20130914「良い子ね」そう幼い子供達に優しく話しかけるお母さんたち…一見建設的なように聞こえる言葉だけど、これらのいくつかが極めて有害なんですって!こうした言葉を受けて育った子供達は内面的な価値基準を信頼できず、楽をしようとする傾向が強くなるのだとか。

そういえば最近の子供達はどこか覇気が無いというか、流されやすい気がするのよね・・・もしかして言葉に原因があるとしたら、大変なことよ。避けるべき言葉には幾つかあり、

そのひとつは「よく出来たね」…この言葉を何度も繰り返すと、実際にさほど努力していなくても成し遂げたと思い込んでしまうので、「頑張ったのね」と声をかける方が良いそうよ…努力する事が結果よりも大事であり、更なるステップへ挑もうとする意識が芽生えるからだとか。

次に「絵が上手ね」…子供の作品に親の評価や判断を与えると、子供自身判断したり評価したりする機会を奪ってしまうからなの。「何を描いたか教えて」という言い方をする方が、描いた意図やスキルを共有したり創造性を高める事に繋がるからなんですって・・・なるほど!

そして最もよく聞く「良い子ね」…この言葉は、子供達に用事を頼んだ後に使うと逆の効果をもたらすわ。頼まれたことをしたから「良い」と評価されたと思い、自発的に協力する意欲が失われるそうよ。その代わりに「お手伝いしてくれて嬉しい」など具体的な行動に対し評価する事で、自発的に「良い」行動を繰り返すようになるのだとか。

そしてどこでも耳にする「いい加減にしないと○○だよ!」「もし○○したら△△あげる」…前者は相手が望まなくても欲しい物を得る為に暴力や悪知恵を使えば良いと思わせ、後者は取引に歯止めが効かなくなるという最悪の状況に陥ってしまう。まずは気持ちを共有し、振る舞いに明確な線引きをさせて子供の気持ちを認める、きちんと手伝った事に対して感謝の言葉をのべやりがいを気付かせるといった方法が得策だそう。

言葉ひとつで神経質になりすぎるのも良くないけれど、こういった情報を頭の片隅に入れることで、親側が意識をするというのは大事な事かもね。子供の自主性を育む為には、自由にさせる部分と締める部分の舵取りが非常に難しい…世のお母さん、大変ですね。そういえば自分自身、我が家の3姉妹に毎日「良い子ね」と言い続けているのだけど、彼女達は皆遺憾なく自主性を発揮しております、はい。

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2013年09月16日

子連れ狼日記5 不滅の父と子シーズン3後編

20130912阿部頼母…別名"阿部怪異”…その醜悪なルックスは一見しただけで忘れられないし、利己主義でずる賢く、しかしユーモラスな行動は子供そのもの。

一刀と烈堂を陥れようと画策するも、最期は烈堂の策にはまり切腹する事になるの。毒薬を使って人を死に追い込んでおきながら自分の死を恐れ、自分が愛した女達に縋り、「死にたくなーい」と泣きわめく姿は実に人間らしい。

不思議なことに頼母の周囲にいる女性達は皆、醜悪な彼を愛しその命まで差し出したのよ・・・これってきっと頼母にとって女達はこの世で唯一信じられる存在であり、誠心誠意彼女達に愛を捧げてきたなのかも。そう思うと憎めないわ。

切腹の段で、頼母は時世の句を詠まず、泣きながら自分がよく口ずさむ"毒屋の子の歌"を歌い、切腹に立ち会った大名達は武士らしからぬその姿を冷笑したけれど、この姿がとにかく切ないなんてもんじゃない。一刀や烈堂の1本筋の通った武士道に憧れつつも、自分はそれが理解出来ない、でもずっと自由に楽しく生きていたい、そんなジレンマの中で生き続けた頼母の心の闇と光を求める悲鳴のような叫び…この役はやはり金田氏以外演じるのは不可能よ。

生に執着する頼母は暴れ、切腹の席は大名達の血の海と化したけれど、最期は元公儀介錯人である一刀の手にかかるの。頼母は「お前の手に掛かるとはな・・・」と呟くものの、これが頼母にとって救いであり、恐らく憧憬を抱く一刀の手に掛かったことが本望と言えるわ。この回の映像は、日本のエンターテインメント史上語り継ぐべき名シーンよ。

さて、頼母の死後、ようやく一刀と烈堂は様々な犠牲と試練を乗り越え八丁河原で対決するのだけど、父は愛する子に川を前に最後のメッセージを残す。

「人の命は波と同じで耐えることは無い、生まれ変わっても自分達は父と子なのだ・・・」と。

この時萬屋錦之介は疑うこと無き「拜一刀」その人なのだと改めて痛感したわ。この言葉を文字にしている今も涙が止まらないのよ。どれだけこの親子の絆が深いのか、命とはなんて強く儚いものなのか・・・自分の愛する人の命の灯が消えようとする時、そんな風に思えたらどんなに良いだろう。

竹阿弥が死の直前「死とは恐ろしいものではない・・・ほら、私の顔は笑ってますでしょう?」と大五郎に笑って見せた姿を自分自身いつまでも脳裏に焼き付けておきたいと思ったわ。

長い因縁という言葉では片付けられない死闘は幕を閉じたけれど、一刀の武士としての気高く誇り高い姿は、日本人が失ってしまったもの全てを体現している。この戦いは勝敗どうこうではなく、人間はどう生きるべきなのか、どうあるべきなのかという問題提起の様な気がするわ。

この世は全て表裏一体・・・拜一刀、柳生烈堂、この2人を通して生の反対側に位置する死についてもう一度ゆっくり考えてみたいものね。とにもかくにもこんな素晴らしい作品に出会えた事に深く感謝したい。よっ!萬屋!最高!!(完)

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2013年09月15日

子連れ狼日記4 不滅の父と子シーズン3前編

20130911「子連れ狼」…この作品が母国で産声をあげたというのは、日本人として本当に誇らしいこと。これまでシーズン1と2を簡単にご紹介してきたけれど、いよいよ怒濤のシーズン3をご紹介するわ。

遂に拜一刀親子は賞金稼ぎや柳生の刺客と戦い、数多の苦難を乗り越えて江戸へ。

ここから登場するキャラクターは特に色濃く、一刀親子を私利私欲で付け狙う人物達より、身分の違いを超え一刀の生き様に共感する者、一族を絶やしても忍びとしての宿命を受け入れる者など、それぞれに「武士道」を貫き尊ぶという姿勢が物語全体に緊張感と悲哀を漂わせていたわ。

敵方である、柳生烈堂の配下である"草"の底知れぬ悲しみが存分に描かれているのも素晴らしい。一刀と烈堂が運命の八丁河原で死闘に臨むまで、とにかく心の奥底にある熱いものを引っ張り出されるようなエピソードが続くの。

死闘を前に白装束を依頼する一刀親子に反発するも、最後は一刀の信念を尊重した心優しい反物屋の夫婦・・・一刀を愛し、守り、彼の腕の中で女として最期を迎えたお酉・・・自らの命を絶って大五郎に「死は怖くない」と訴えた下僕の竹阿弥・・・これでもか!というクオリティと演技力に震えが来る。

このシーズンで忘れていけないのは金田龍之介演じる「阿部頼母」!彼は将軍のお毒味役という毒薬のプロフェッショナルなのだけど、原作で劇画を担当する小島剛夕氏が金田氏をモデルに描いたというエピソードがあり、キャスティングとしてはこれ以上のものは無い!!!!!!というぐらいのシンクロぶりよ。

そして不思議なことに物語の中盤あたりから彼の強烈なキャラが加速し、烈堂がどんどん良い人物に見えてくるという怪現象が起こり始めたの。この主役2人を完全に食ってしまった阿部頼母…一体何者??  明日につづく・・「ねんねん さいころ 毒屋の子 すり鉢もてこい 毒作ろ・・
20130913


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2013年09月13日

愛しすぎた男日記 愛と狂気の狭間で・・・編

20130910パトリシア・ハイスミス著「愛しすぎた男」…10年ほど前、タイトルに惹かれて購入したものの読まずじまいだったのを思いだし、ページをパラパラ…1960年の作品とは思えない新鮮さに思わず一気読みよ。

対訳は少し硬い感じがするけれど、ミステリーらしい、じわじわとした緊張感があってすぐに引き込まれていったわ。物語の主人公は、ニューヨーク郊外の紡績工場勤務の技術者デイヴィッド。彼は週末になると下宿を出て、恋人アナベルと過ごすために購入した郊外の一軒家へ訪れていたの。

しかし実際のアナベルは既に結婚していて、子供も生まればかり。それを知りつつもデイヴィットは仮想世界で彼女との甘い生活を楽しみ、その一方で現実の彼女への手紙を書き連ねて結婚しようと訴える。アナベルはデイヴィットの一方的な愛に困惑し、やがて妄想を現実にしようとする彼の狂気が悲劇のループを生みだしてしまった・・・というストーリーよ。

作品の発表時"ストーカー"という言葉は存在しなかっただろうけれど、こういった愛の形を題材にするなんて斬新。人間の偏執的な欲望というものはいつの世も変わらないもの・・・時として、自分の思い描く結果を得るため行動するというのは必要な事だけれど、相手のことを考えず独りよがりになってしまえば孤立してしまうわね。社会生活を営むためにはこの部分をよく理解すべきだけれど、最近ネットの普及なども影響して、そんな意識が希薄になっている気がする・・・怖いわ。

主人公ディヴィットは決して悪者では無いし、寡黙だけれど友人や下宿のお年寄りにも優しく接していたの。ただアナベルのことになると豹変し、彼女の夫や親に対しては異様な程の敵意をむき出しにするわ。結果彼は3つの悲劇を招いてしまったけれど、うち2つはデイヴィットが友人とコミュニケーションさえ取れていれば起こらなかったものよ。その後味の悪さと言ったら・・・!でも、この苦みが本編の魅力的な部分である事は否めない。

個人的にミステリー小説に不可欠だと思うのは、テンポ良い展開、見えそうで見えない犯人像、エッセンスとしてのロマンスなんだけど、この作品ではどの要素も見当たらないのよね。だからこそ魅惑的だと言えるわ!しかしながら、これもひとつの愛の形…人は恋をすれば誰でもストーカーになり得るんじゃないのかしらね。そうならないためにもまずは女子会で恋バナでも・・・ほほほ。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) ご本 

2013年09月12日

頑張れ!ベアーズ日記 等身大にど根性!編

201309091976年の映画「頑張れ!ベアーズ」…タイトルは知っていたものの、ストーリーは良く知らなかったので早速見てみたわ。

舞台はアメリカ西海岸の町…いくつかある少年野球リーグの中で「ベアーズ」は落ちこぼれチームなの。そこへアル中のもとプロ野球選手がコーチとしてやって来て、優勝決定を争うほどの最強チームに成長させるというものよ。

ストーリーを単純に説明するとそんな具合だけど、飲んだくれの元プロのコーチ、素人同然で問題だらけの子供達、彼らを取り巻く大人の事情とチーム団結への奮闘・・・どの要素も今まで見たことのあるドラマやスポーツ漫画で思い当たるものばかりだわ。という事は、この作品が殆どのプロトタイプになっているということなのね。

設定はお見事で、俳優陣も実にレベルが高い。飲んだくれのコーチ(ウォルター・マッソー)はもとプロでも2軍の選手で、今はプールの清掃で生計をたてているの。もとはコーチ料欲しさに引き受けたけれど、自分の中にある野球魂と子供達の心の内にある野球愛がリンクして本気モードになっていく様が実に自然で良いのよ。

子供達も黒人や言葉の通じないメキシコ人、口ばかり達者な太っちょ、内気で運動神経ゼロのいじめられっ子と難ものばかり。でも彼らが野球というひとつの目的に向かって、ひたむきに戦う姿にはジンときちゃうわね。安っぽいドラマなら、すぐに「みんな、頑張ろう!おーっ!」みたいな薄っぺらさになってしまうけれど、大人も子供もそれぞれが己と葛藤しつつも自分の道を切り開いていく過程がきちんと描かれているわ。

ここで忘れていけないのが、チームの紅一点でコーチの娘である実力もルックスもピカイチのアマンダね!最年少アカデミー女優のテイタム・オニールが演じているのだけど、おしゃまで勝ち気なアマンダは彼女にしか演じられない!父親のダメダメぶりを嫌いつつも心の中で愛し、チーム参加を引き受ける代わりにバレエの月謝を要求するという大人顔負けの交渉ぶりには思わず感心よ。

海外の子供は幼い頃から主張し、きちんと交渉もやってのけるのよね…これは本当に日本の教育にも組み込むべき事じゃないかしら。奮戦の結果、決勝戦でベアーズは強敵ヤンキースに敗れるけれど、ヤンキース側の様々な事情もきちんと描かれておりこれまたリアルで良いのよ。三文芝居ならベアーズの勝利にするのでしょうけれど、何も出来なかった彼らがこの短期間で完璧に仕上がると思えないし、各選手の能力も一気に開花するわけ無い、だからこの結果で良いのよね。

ラストでこの敗北によって悔しさを感じた彼らがトロフィーを投げつけ、監督のビールを飲み汚い言葉で相手に宣戦布告する様子はこれまた自然で爽快!今回ベアーズは負けたけれど勝ったわ。チームとしての結束、野球をしたいと思う気持ち、そして自分自身の弱さにね。この"等身大のど根性"は、生きて行くのに必要な栄養素かもしれないわね。自分自身の弱さに向き合ったら、是非この1本!カーン!

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2013年09月11日

ジノ・ヴァネリ日記1 生々しいリズム編

20130908今ではリズム系は打ち込みが当り前のような感覚だけど、どうしても打込みではグルーヴ感を表現しにくくて困るのよね。

これは職業としてのドラマーにも死活問題よ。中途半端な実力だったら打込みの方が上なんて声も現場ではよく耳にする。

確かにサンプリング音源も良くなってるし、解像度も向上して一昔前と比較したら格段にマシンも腕前を上げてるわ。人間では決して真似できないリズムも叩けるし・・。

そんなシーケンサー全盛を迎える前のアルバムを聞くと生のリズムが非常に新鮮に聞こえるの。例えば、メローな旋律とタイトなリズムで魅了したジノ・ヴァネリ。全盛期の彼のアルバムはリズムが強力なのよ。特に「The Gist Of The Gemini」「Brother to Brother」「Nightwalker」の3枚がお気に入りよ。

ドラムは手数の多いパワフルながら歌と同期した素晴らしい間合い。マシンには絶対に再現できな職人芸…人間の持つ感覚はまだまだマシンでは到底追いつく事のできないレベルをまざまざと感じるわ。決してマシンを否定する訳ではないのですけど、リズムの感覚を狭いの領域に押し込めて、音楽そのものをつまらなくしたのも事実。

あるレコーディング現場で驚きの事実に遭遇したのよ。若いアレンジャーが打込みの世界しか知らなくて生音のリズム録りの経験がなく、何をすればいいのかわからなくてパニックに…こんな時代になったのかと唖然だったわね。

音楽の原盤製作費が削られ、安くて、ある程度の制作レベルならOKという今、このような人達の登場もうなずけるわ。だからこそ、生音の大事さを広めないといけないと痛感した次第よ!

あ、せっかくジノ・ヴァネリの名盤を紹介しようと思ったらすっかり別のお話になっちゃったわ。素敵なアルバムですから是非お聞き下さいね~。また改めてご紹介いたしますよ!

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2013年09月10日

スタートレック日記8 原点回帰編

20130907最新作「スタートレック/イントゥーダークネス」が絶好調なので、やはりこの新しい流れを作った前作「スタートレック」を振り返らないとダメよね…と言っても世界中のトレッキーと呼ばれる人達のようにこの世界に詳しくないのでスタッフのウケウリでお届けするわ。



1966年TVシリーズがスタートして以来、40年以上の歴史があり、過去劇場用として10作品のリリース歴があるのが「STAR TREK」なんです。故ロッテンベリーが生み出した世界観を色々な人達が引き継ぎ構築された神話的な物語で、実は最初のTVシリーズ終了後からブレイクし数年後に映画化され、後に「新スタートレック」、スピンオフした「Deep Space 9」「ヴォイジャー」等、大好評を得、その間にも劇場用と制作され近年では時代をさかのぼった「エンタープライズ」がありました。

残念ながら近年の「エンタープライズ」は脚本的な部分やスタッフの問題もあって数字を出せず第四シーズンで打切りとなり、企画はあるもののコンスタントだった映画も一端白紙に戻されていました。そこで、プロデューサー陣を刷新して新規スタート。TV界で新機軸を打出していたJJエイブラムスを監督(実質的な制作総指揮)として企画が始まりました。



この時点では、新しいスタートレック映画はいつを描くかは全く未定だったのですが、エイブラムスはあえて原点に立ち返ったようです。



歴史がある作品はその長さと比例するように多岐に渡る物語が存在しています。その整合性を崩す事は勿論出来ません。してしまえば熱狂的なトレッキーから怒りをかってしまうからです。そこで、リサーチチームが編成されトレッキー達の知識を借りながら綿密な脚本を練っていく訳なんですね。多分、今回のエイブラムスも同様の手法をとった事でしょう。そして原点に戻った本作では、最初のTVシリーズの主人公を元に、あの性格だったらきっと若い時にこんな行動を取るだろうと仮定しながら脚本を仕上げる、リ・イマジネーション方式で物語を組み立てたとの事です。



さて、リ・イマジネーションされた「スタートレック」…これはまさしくMr.スポックとカークの黎明期をハイテンポで描いた作品で、過去の映画とはテイストが明らかに違います。と言うのも、過去の映画はTVシリーズ終了後にその後を映画化のパターンだったので、俳優陣が高齢の域に入っている事で、どうしてもスローな展開が多く、まして2時間内に起承転結させないといけないという制作上のジレンマがありました。それを感じてか、トレッキー達は映画はお祭りイベントのようなもので本流ではないと優しく見守ってくれました。



ですが、今回はフレッシュ、採れたてモギタテの俳優陣ですから新鮮さ満載となりました。元々最初のTVシリーズの根底にあった楽天主義とテクノロジーへの希望を更にブラッシュアップした感じです。カークとスポックは一見、相反する性格のようですが、本質的には同じなので、人間の二面性を極端にデフォルメしたキャラクターになっていて、若返った事でそれがより強調されています。そして、過去のスタートレックと橋渡し役でレナードニモイ分するMr.スポックが登場します。



物語ですから、強敵(本作はロミュラン人)もいるのですが、カークとスポックを語る上での存在なので単純なバトル系ではなく、全ての情景がカークとスポックの対比の背景と言っていいでしょう。



必ずPRコメントとして、「スタートレックを知らない方でも楽しめます・・」とありますが、やはり多少の予備知識があった方がより楽しむ事ができますね…本作は、2作目の映画「カーンの逆襲」にある『コバヤシ丸』の話”を知らないと理解しにくい場面も多く、ヴァルカン人の特質や初代艦長パイクの謎、全身緑の女性、スールーのフェンシング等、あらゆる場面に埋込んであるので何も知らないとツボを押されても効かない=もったえないみたいな。



ヴィジュアル的にはILMが過去の映画シリーズの特殊効果だけを再編集して今回に活かした事もあって、それは素晴らしい仕上がりになっています。「2001年宇宙の旅」的に光りのディテールによる感情表現の演出が印象的で広い空間の描写に成功していますし、ヴィジュアル技術の進化で一層スタートレックの世界観を体感出来る事で新たなファン層を獲得しましたね。迷ったら原点に返る…リスクも多いですが今回は良い感じに再スタートできています。時代と共にある「スタートレック」の新たなる歴史の始まりとなりました。



以上、スタッフからの受売りでした…PIPOKO的にはスポックの髪型が昔からお気に入り! 実は一度試した事があるのよ・・フフ…v( ̄^ ̄)長寿と繁栄を。

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2013年09月07日

マン・オブ・スティール日記1 リスペクト&ビルドな快作!編

20130906今夏は「パシフィック・リム」「スタートレック/イントゥーダークネス」等、本当に待ちに待った映画の公開が目白押し!そしてザック・スナイダー監督の「マン・オブ・スティール」も楽しみで仕方なかった1本よ。

ブログでも「300」「ウォッチマン」「ガフールの伝説」をはじめとする彼の作品を紹介してきたけれど、その類い希なる感性には毎回ノックアウトされっぱなし。そんなスナイダー氏が「スーパーマン」に挑むのだから、どんなに濃度の濃い作品が生まれるだろう・・・と去年から期待に胸膨らませていたのよね。そして、やってくれました、見事にスーパーマンの苦悩と葛藤を見せてくれたわよ!

初期のアメコミ映画は、原色でベタ塗りされてきた様な映像と単純なストーリー展開でコミックらしい部分を強調してきたのよね。でも近年「バットマン」3部作や「アイアンマン」をはじめとする作品等に見られるように、ストーリーを掘り下げ、奥行きのある人物描写をすることでテーマをずっしりと伝えているわ。

そういった制作陣のオリジナルを守りつつリスペクト&ビルド的な試みからアメコミ映画は著しい変革を遂げ、今やその地位は不動のものに。そしてその最新作である「マン・オブ・スティール」、単に「スーパーマン」の物語では無く"鋼鉄の男"と表現した所以は、本編を見終わったあとにじわじわと伝わって来るわ。スナイダー氏が描くスーパーマンは空を飛び人助けをするヒーローではなく、故郷や同胞、家族愛を尊び、己の宿命に翻弄されながらも生命をかけて未来を切り開いていく、本当に強くて優しいヒューマンよ。

ボロボロにもなるし、感情的に怒ったり泣いたりもする・・・そんなヒーローらしからぬ人間臭いところがリアルに描かれ、見ている側がよりシンクロ出来るの。物語はスーパーマンの故郷クリプトン星が崩壊の危機を迎え、彼の両親がクリプトン星の全てのを息子に託して地球に送り込むのよ。スーパーマンは地球の養父母にクラークと名付けられ大事に育てられるけど、その特殊な能力に気づきやがて自身の使命を知ることに。

そんな時、クリプトン星で父と対立していたゾッド将軍が彼を追って地球へ到着するの。彼はクラークの持つクリプトン星再興のためのデータを奪おうと、地球を混乱の渦に。ゾッドを阻止すべく、スーパーマンは遂に立ち上がる・・・!という内容よ。

スーパーマンを演じるヘンリー・カビルは、全身から漲る誠実さとそのルックスで、スーパーヒーローを演じるべくして生まれたような役者。「プレミアム・ラッシュ」でヒールを演じたマイケル・シャノンのゾッド将軍は見事はまってるし、特に素晴らしかったのはスーパーマンの母を演じたアィエレット・ゾラーね。

スナイダー作品ではお馴染みの"強い女性"が常に登場するけれど、その存在感と描写が実に素晴らしい。見所は日本の漫画からインスパイアされた、スピード感溢れるアクションシーンや鉄をモチーフにした特殊効果など様々ではあるけれど、個人的にはスーパーマンが自我に目覚めたシーンで、ハンス・ジマーと12人ドラマーのオーケストレーションがシンクロする様は鳥肌ものよ。

もうひとつ忘れてはいけないのが、物語の世界観を深める通信機などの小道具と衣装ね。とにかくデザインが秀逸で、無駄の無い未来らしさと美しさ…なによりそれらを違和感無く着こなす役者の力量に天晴れ!としか言いようがないわ。故郷を愛し守ろうとしたスーパーマンとゾッド将軍…この2人の考え方は異なれど思いは同じ。そこから生じた亀裂は計り知れないけれど、それぞれの愛は深かったわ。

果たして自分が今自分の故郷に対してそこまでの愛情を持てているのか、自分が存在する事で何が出来るのか、そんな風に考えたことがあっただろうか・・・と自問自答してしまった。たかがアメコミ映画と侮ることなかれ!脆い鎧を身につけていたとしても、鋼鉄の様な強い意志を持って生きて行かねば・・・そう強く感じた快作よ!

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2013年09月06日

ファンメイド日記 素晴らしきファン達編

20130905国内公開中の「Man of Steel」も好評で早速続編のnewsが流れてきてるけど余計な一報も届いたわね…次作ではついにスーパーマンvsバットマンになるようで期待大なのだけど、そのバットマンはクリスチャン・ベールではなくベン・アフレックに決定とか。

この発表にファンの方々は公式クレームをスタジオ側に提出…そしてご丁寧に「ベン・アフレックお断り」のTシャツまで出回り始めたわよ。

いや~あちらのファンは積極的でこの世界観に自分達を同期させてるのが凄いわ…と感心してたら今度はファンメイドの「アベンジャーズ VS.ジャスティス・リーグ」の予告編を作った人がいて6分41秒の長編…映像は過去の映画からいかにもそれらしく対決してる風を思わせる編集になってるのに拍手ね。

本編の質とファンの質は同等ね…ファンタステック!!


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2013年09月05日

スタートレック日記7 カプラ!!編

20130904現在公開中の「スタートレック/イントゥーダークネス」も気合いの入ったパラマウントの20億円相当の広告宣伝で国内で大ヒット中でめでたしめでたし!

うちのスタッフもTVシリーズの元関係者と言う事もあって、これは乾杯せねば!で、持ち出してきたのがファンの方ならよくご存じのボーグのマグカップ!

本来ならクリンゴンのカップでブラッドワインでカプラ!としたいとこですが、ボーグのマグカップってとこがシュール(抵抗は無意味だ)でしょ。ディテールもなかなかで使うと同化されそう。

このボーグカップ…飲むのが難しくて一気に飲もうとするとサイドから溢れ出る驚異のカップ…まぁ~元々観賞用のグッズでしょうからこれで飲むなってツッコまれそうですが(汗;)

ちなみに、公開日から三日間の累計動員数は285,531人とアクセル全開…作品の満足度も宮崎アニメの「風立ちぬ」を押さえてNo.1とのこと。

そろそろ公開から二週間以上たったので、多少のネタばれもいいかなと思いまして、近々マニアならではのこの作品の見所をブログにアップ致しますのでお楽しみに~カークとスポックの怪しい過去も振り返りつつ…フフ。

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2013年09月04日

スティーヴ・ヴァイ日記 壮大にして繊細なるアート編

201309032007年発売スティーヴ・ヴァイ「サウンド・セオリーズ vol.1,2」…このフルオーケストラと競演した彼の2枚組超大作アルバムを聴いて、最初に発した一言は『ああ、やっぱりそうだったのか』

初めてヴァイのギターを耳にした時あまりにもトリッキーで独特な旋律に驚かされたけど、その陰に"壮大な物語"が見えていたから今回の競演は自然な流れに感じたわ。

大好きなファースト「Flex-Able」を始めとするヴァイの歴代アルバムからドラマティックな作品がセレクトされているから、ある意味完成形を見せつけられた感じね。もしかしたら、ヴァイは過去の作品を制作している際、頭の中でオーケストラをフル稼働させて作曲していたのではないだろうか・・そう確信したわ!

オーケストラの人達からすれば、楽譜を見るなり『なんじゃこりゃ』と思う所は沢山あったろうなと思わせるくらい無茶・・というかチャレンジしている箇所が見受けられるけど、前衛的になりすぎないのが凄い所よ。しかもこれだけの重厚な音圧を受けながらもその圧倒的存在感を放つヴァイは"ギター・オブ・ゴッド"と呼ぶべきか…1枚目ではギターリストとして、2枚目では作曲家としてその力を存分に発揮しているわ。

更に驚くべき事に、ミックス作業に2年半という時間を費やしたというのだから、今回の取り組みへの意気込みを感じるわね。楽譜の美しさを讃え、音を自在に操り攻め込んでくる彼に敵は無し!聴く者を異世界へ引きずり込むこの旋律は最早音楽という枠を超え、アートと言うべきか…観客の歓声が全てを物語っているわ。

このライブDVDもあるみたいだから、次の機会に是非紹介させて頂くわね。ギターのインストはちょっと苦手という方には特にオススメよ!!

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2013年09月03日

100ー001日記 お洒落にヘルシーに…編

20130902このところ串揚げに凝り始め、銀座「100-001(ヒャクゼロゼロイチ)」という変わった店名の串揚げ屋さんに行って来たわ。

店の正面に白いカバーの掛かったカウンター席があり、奥にテーブル席というちょっと内装も変わったところよ。客層は女性とカップルが殆どで、デートにも非常に適した雰囲気ね。

まずは梨の果実酒を注文して、前菜の時雨煮とジャガイモのすり流しを頂いたの。このひと手間にただならぬ予感…その予感は的中したわ。まず車海老とアスパラが登場し、その衣のサクサク感とあっさりぶりにビックリ。使用している油は"JUNKO OIL"というもので、バージンエクストラ大豆油ともいうべきヘルシーで希少なものなんだそうよ。

これなら何本でも・・・と思っていたら茶碗蒸しが。このタイミングで茶碗蒸しとは面白いと思って口にすると、これが実においしいの…今まで食した茶碗蒸しの中で1番よ!よくよく味わってみるとコンソメが使われており、かまぼこの代わりにモッツァレラチーズが入っていたりとかなりの洋風アレンジ。これはお替わりしたいくらいね。

続いて蓮根と牛ヒレの串とややパンチが効いてきた後に、水蛸のカルパッチョでクールダウン。お供に山梨の白ワインを注文すると、ちょっぴり頭痛の気配がしてきたのでお酒は中断したわ。その後もヤングコーンと鮎という素敵ラインナップが続き、平貝を海苔で包んだ磯辺揚げがお目見え。

どれもソースやお塩などの調味料は必要が無く、串だけで十分頂ける、さり気ない味わいなの。特に美味しかった串は、程よい塩気の小芋としっかりとした味付けの角煮ね。どちらもありそうでないシリーズだわ。他にもスパムとパン揚げなどユニークな串が勢揃いしていたけれど、これも次回のお楽しみに。

締めには茗荷の入ったおそばを頂いて、その出汁の旨さにまたびっくりよ。器もシンプルながらお洒落で、お料理のバイプレーヤーとして光っていたわ。そして最後に驚いたのはデザート!安納芋の串とバニラアイスが仲良く登場よ。デザート串というのは理解出来るけれど、安納芋の天然の甘さにバニラのサッパリとした甘さがミックスして感無量!揚げることで口の中に2つの質感が混じり合うのが凄いわ。

こちらのお店もリピート店になることは間違いなしだけど、次はどんな衝撃を与えてくれるのか楽しみ。店名の「100-001」というのは、100以上の無限のアイディアと基本の1が常に向き合っていると解釈すべきなのかしらね。さてさて、次回のデザートはわらび餅にしてみようかな・・・揚がってたりして。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) ごはんですよ! 

2013年09月02日

Twitter日記 50tweetで性格分析!?編

20130901毎日のように来るEメールのDM…でも、そこから契約に至る確率は限りなく低いわ。自分が出向いたことのあるショップや興味のあるDMなら目を通し行ってみようという気になるけれど、それ以外ではなかなか心が動かないものよ。

欲しい人の所へ欲しい情報を届ける・・これはどのビジネスでも大いに悩む所であるわね。しかし、そんなマーケティング業界に朗報が・・・!

IBMの研究チームが開発した「ツイート分析ソフトウェア」を使えば、ツイートで使われた言葉からその人の性格判断が出来るんですって。チームの中心人物であるヘイバー博士曰く、企業が従来行ってきた人口統計や購買習慣のデータは最早意味を持たず、心理学を使って顧客の性格や価値を分析する方が良い結果を生むとのこと・・・確かにそうかもね。

近代心理学によると、人間の性格は外向性、協調性、情緒不安定、経験への開放性という5つの要素で成り立っているんですって。最近の調査で外向的な人はコーラを好み、協調性のある人はペプシを好むという結果が出たと言うから面白いわ。

このソフトウェアは、Twitterに投稿されたツイートから個人の性格に結びつく言葉を選別するという優れものよ。3ヶ月の間9000万人のTwitterユーザーのツイートを分析した結果、約50ツイートでおおまかな性格分析が可能、200ツイートあれば更に高レベルな分析が可能だということがわかったの!

確かにTwitterはどんなに繕ったツイートしても、言葉の端々から本心や性格が滲み出てくるものね。同じ周波数の人が自然と集まってくるし、嘘をつけば違和感が生じてくるから不思議よ。長くツイートしていくうちにその人自身の生活や哲学、様々なものが見えてくるというのも魅力のひとつではあるわね。

そこに目を付けた研究チームもなかなかだけど、50ツイートを発した瞬間に未知の自分と対峙することになったら・・・ちょっと怖いわね。このソフトウェア、マーケティング業界に旋風を巻き起こすツールとなるのか、乞うご期待!・・・買っちゃおうかしら。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し