2013年02月
2013年02月28日
スタンリー・クラーク日記2 ロック編

で、振り返ってみればその中でも群を抜いてロックしてたのがやっぱりスタンリー・クラークよね。最新作「Toys of Men」でもそのパワーは健在!
そこでマニアなスタッフに聞いてこの1枚は何?って聞いたら即答で「Rocks Pebbles & Sand」って!!…早速ジャケット見たら確かにロック(岩)…タイトルもロックならジャケットもこれかって事で爆音音楽会よ!
1980年にリリースされた8枚目のアルバムで、メンバーがまた凄いのよね…ドラムはサイモンフィリップスでキーボードがチックコリアにもう一人のチョッパーマンベーシストのルイスジョンソン他多数。話に聞くとこの数年前に日本来日で思いっきりロックなLIVEを披露してくれたそうよ。
いきなり一曲はスタンリーがDaner Streetのサビで歌いまくってるではありませんか。Vocalとしては決してお上手ではないけどこの無邪気さがロックを感じるわよ。次曲はバイクのモーターサイクル音で地獄がテーマで世界観はHEAVY METALね…小気味の良いサイモンのスティックさばきが素晴らし過ぎる。タイトル曲の3曲目はベースソロが隙間無く散りばめられてベースマンの力量発揮。
そして4曲目「Underestimation」では…出ました!イントロからチックコリア先生とサイモンのキックとベースのユニゾン、勿論お歌はスタンリー(コーラスも)…超絶テクニックとホッとする彼の歌声は妙な清涼感があるのです。
と、5曲目「You/Me Together」ではなんと、Marcy Levyとデュエットではありませんか!それもコテコテLOVE SONGバラード…ストリングスアレンジもかけ上がりの定番で二人の世界…ここまで来ると本当に彼はロックアルバムを作りたかったのだなとわかります。
6曲目ではMrチョッパーことLouis Johnsonとチョッパー合戦…勿論ファンキービートですよ。ここまでのロックテイストからゲストをお迎えしてlet's partyって感じ。
さぁ~この後が大変…ラス曲は12分の組曲「The Story Of A Man And A Woman」…先のMarcy Levyとのメロウなデュエットからチックの叙情的なシンセソロとスタンリーとのかけ合いは全盛期のReturn To Foreverといったとこでしょうか。再び、デュエットでRock Will Never Die…一気に展開してサイモンの2バスからハードな世界へ。チックのムーグとサイモンのタムとスタンリーのベースが再びユニゾンで緊張させ解放コードへ…う~綺麗すぎる展開ですこと。
いや~トータルとしてお見事なアルバムでした。最近は配信等で楽曲バラ売り…リスナーの聞き方にも変化がありますが、アーティストの思惑通りの曲順でアルバムを聴くととても気持ちが良いですね。
70~80年代の本当の意味で音楽がクロスオーバーしていた時代の代表作でしょうね。で、チックコリアにスタンリー・クラーク・・あ、レニーホワイトは何してるのかなって調べてみたら、これまた凄い作品を最近リリースしてたのです!その驚いた新作は今週末に!
2013年02月27日
高橋葉介日記2 悪夢交渉人編

実はこの本、偶然古本屋さんで見つけて即買いしたのだけど、やはりタイトルの秀逸さにまず目を奪われる。今作は表題作の4編と短編7編で構成されていて、どれも深く頷きながら読み進むといった具合よ。「悪夢交渉人」とはその名の通りお金をもらって悪夢を回収するという大学生、夢継渉(ゆめつぐわたり)の物語。
姿の見えない化け物に夜な夜な襲われる女子大生、双子の妹を死に追いやったと自責の念にかられ悪夢に囚われる少女、自分が幽霊だと思い込み死霊の中に存在する学生、自分のコンプレックスから美しい継子を襲ってしまう継母…どれも悪夢に悩まされているのは女性ばかり。
彼女達は自分の深層心理にあるどす黒い感情を、夢の中で解放し苦しんでいるの。渉はそんな彼女達の悪夢の根源を探り当て浄化させる…でも値段交渉したりするなど、ドライなところが非常に良い。
相変わらずの高橋節ともいえる筆遣いは大胆で、登場する女性陣も美しいわ。他の短編は、妖しい露天商が様々なものを売りつける「露店」、ベビーシッターの仕事を受けた少女がはまるメビウスの輪「リ・プレイ」、家庭教師をする少女の家に現れる奇妙な女「お姉ちゃん」などなど、高橋氏のブラックファンタジー・ワールドが全開!特に気になったのは「露店」という作品で、妖しい露天商が通りかかる主人公の少年に色々な動物を売りつけていくのよ。最初は亀、そしてうさぎや子猫…買わなければ目の前で殺そうとするの。
優しい少年は驚いて毎回動物達を買うけれど、亀以外は皆短命だったわ。縁日でひよこやうさぎを買うとあっという間に死んでしまうという話を良く聞くけど、そのせいか露天商ってどこか異様な雰囲気があるのよね・・・そんな不気味な部分を見事に描きだしているわ。
やがて少年が成長すると露天商は人間の子供を買えと言ってくるの!少年が驚いて黙っていると、彼は持っていた金槌で赤ん坊を・・・!シーンが変わり大人になった少年が新妻を呼ぶ、すると彼女の額には金槌で殴られたような大きな痣があった…というテンポの良い纏め方になっていたわ。
常日頃から思うけど、短編は作るのが本当に難しい。短い時間で緩急をつけないといけないし、ピークまでとその後のリズムの取り方肝になってくるのよね。高橋氏はそういう意味合いでも有能なミュージシャンと言えるかしら。彼の作品未体験の方は、この短編集をオススメするわ。ありとあらゆるジャンルを楽しめると同時に彼の発するメタファーに魅了されること間違い無しよ!
2013年02月26日
スタンリー・キューブリック日記1 素晴らしき遺産編

映画やエンタメの世界で彼をご存じない方はまさかいらっしゃらないですよね。
他界されたのは1999年。
そんな彼の遺品展がロスのLACMA(Los Angles County Museum of Art)で開催中です。
もうこれは見るしかないでしょ!
今日は多くを語らずキューブリックワールドへ。
数多くの展示と映像によるエキジビションが今年の6月まで開催中ですので、もしLAに行かれる予定のある方は是非足を運ばれてはいかがでしょうか。
2013年02月25日
睡眠日記 多すぎても少なすぎてもダメ!編

これって健康的に問題があるサインなんですって!糖尿病、鬱病、甲状腺機能低下、閉塞型睡眠時無呼吸症の可能性が挙げられているわ。
これらの症状が出ていても病気として診断されない場合は「原発性過眠症」と診断されるんですって。
これは1日10時間以上の睡眠を摂っているにも関わらず、眠気に襲われるいくつかの疾患を包括的に表現した用語よ。最近、米エモリー大学の研究チームは、この疾患に苦しむ一部の患者の髄液に天然の睡眠薬の働きをする物質が含まれている事を突き止め、これが強い眠気に繋がるのではないかと発表したのよ。
過眠症は就職や家庭を持つなど若年の成長期に発症することが多いそう…プレッシャーの大きさが影響するのかしらね。
この物質を発見出来たのは、"ベットに入ると2日後に目が覚める"という眠り姫並みの恐ろしい眠気に悩む女性がキッカケだったそうよ。同大学の医師は刺激剤を使った標準的な療法が彼女に効かないと判断した後、髄液の中に"GABA"という人間の脳内に微妙に存在する抑制性神経伝達物質が過剰に活性化していることに気付いたの。
そこで鎮静剤の過剰投与効果を無くす"フルマゼル"という薬品を使い治療したところ、症状は改善されたそうよ。その後この誘眠物質が検出された患者32人に"フルマゼニル"を投与すると、度合いは異なるものの患者全員の覚醒レベルが回復!研究チーム曰く、これは生物学的メカニズムを発見したに過ぎず問題はどの病態に関係しているか、なんですってよ。
そう考えると人間の体って本当に奥深いわね。日本でも、昼も夜も眠そうにしているの若者を見ると「まったくだらしないわねえ。」と思っていたけど、中にはGABAが活性し過ぎて苦しんでいる人もいるのかも・・・。
自分自身、睡眠時間が短くても多くても頭痛が起きてしまうかので7時間睡眠がベストなのだけど、もし眠ったまま何日も目が覚めなかったら…と思うと怖いわよね。こうして頭痛にしても睡眠障害にしても「おサボり」と思われがちだった病気がメカニズムの一端に過ぎないとしたら、他にも色々解明されそうね。例えば過食…浪費・・・あら、これも生物学的な・・・ほほほ。
2013年02月24日
ミシェル・コロンビエ日記 おフランスのスーパーコンポーザー編

残念ながら2004年に他界されてしまってるけど、好きなアルバムと言えば、やっぱり1979年の「ミシェル・コロンビエ・フィーチャリング・ジャコ・パストリアス」。日本では当時”フランスフュージョン界のボス”なんて言われていたそうだけど、あまり詳しくは知らないの。
とにかくこのアルバム、ジャコのベースが素晴らしいのよ。ミシェルのピアノとジャコのベース…1曲から緊張感のあるポップなアレンジ。映画音楽を多く手がけているのか音楽からタイトル通りの絵が浮かんでくるの。切れ味のあるホーンセクション、一転、哀愁という漢字がここまで当てはまる楽曲は無いといってもいいくらいの「Spring」のストリングスとギター&ベースに心が洗われるわ。
ピカイチは3曲目の「Dreamland」…ベースでここまで世界観を表現できるのはやっぱりジャコならでは!もし彼が生きていたなら、どんな音を奏でていたのだろうと思うと残念だわ。周りにジャコ好きが多いので彼の音を耳にする機会が多かったのだけど、どの作品を聴いても嫌味無い主張をしているのがお見事。そして一聴瞭然よね!
ベース音ってそんなに前面に出てくる訳ではないから、余計にプレイヤーの個性が見えてしまうのが怖いわね。どうしてもギターやピアノのように自己完結できるパートに目が(耳が)いきがちだけど、ベースやドラム等のリズム隊がしっかりしてるから自由度が多くなってのにね。その逆は悲惨だけど・・。
と言うわけで劇伴音楽作家を目指してる皆さん…これは必聴のアルバムですよ…フフ。
2013年02月23日
アンナ日記 リアルな60年代と古着編

監督は「ガラスの墓標」のピエール・コラルニック、主演はヌーベルバーグを代表するアンナ・カリーナに作詞・作曲はセルジュ・ゲインスブール、音楽監督にミッシェル・コロンビエと期待せずにはいられないスタッフなの。
物語は広告代理店の社長セルジュが偶然撮影中に写ってしまった娘(アンナ)に一目ボレ。写真を大伸ばしにてパリの街中に貼出し彼女を探すのであった。一方アンナはイラストの仕事を見つけて忙しい毎日、でもその会社はセルジュの会社だった。メガネをかけたキュートなアンナが体験する恋と仕事の板挟み…というシンプルな設定よ。
田舎からパリにやって来たアンナのちょっと悲しい恋愛物語なんだけど、この映画の魅力は何と言ってもそのテイスト!!
アメリカン・ポップとは一味違うフレンチポップ、きっと67年にTV放映された時に影響されたクリエイターは沢山いると思うわ。フレンチポップ・カルチャーの原点ともいえるこの作品は当時のアメリカのポップスタイルに刺激されたカラーリングや素材感がとても今のトレンドとマッチするの!
66年当時のポップさが98年に突然ワープされノーマルなパリの風景までもがこのアンナのためにセットアップされてるような感覚に思えてしまうから不思議~。音楽もとてもセンスが良くって、メインのセルジュ・ゲンスブールの楽曲に磨きをかけたのがミッシェル・コロンビエ。メローなサウンドに心地よいリズムは色彩とマッチしてPOP本来の意味を感じさせてくれるのよ。
自分的には古着天国を堪能させて頂いたわ。色々な視点から映画を語れるとても面白い一本ね。
関係者によると日本での公開当時は、渋谷PARCO Part1の特設会場でアンナ・ショップが併設され、Tシャツや透明コート、プリーツスカート、ボーダー柄ソックスなどが販売されていたとか…う~行きたかった!
2013年02月22日
ケープドクルセイダー日記 ヒーローの最期編

表紙は、バットマンの執事であるアルフレッドが彼のマスクを持ち涙をこらえているというセンセーショナルなもの。とにかくビックリするけれど、バットマンの葬儀にキャットウーマンやトゥーフェイス、ジョーカーにゴードン警部、ディック、リドラーとオールスターが次々とやってくるの。
棺の中のバットマンことブルースはそんな彼らの語る思い出話を聞きつつ、自分の葬儀を見ているという設定よ。しかし、これほどの大物キャラクターの葬式って・・・実に斬新で、なかなか思いつくものじゃないわね!
絵柄もアメコミらしい大胆な線画であるけれど、ストーリーの展開が刺激的で色濃い印象よ。葬儀に訪れた参列者は次々とバットマンの思い出を語るのだけど、これが実に面白いの。キャットウーマンは犯罪や戦いから足を洗った後、ペットショップを開業していたわ。
そこに傷付いたバットマンが現れ、傷の手当てを求めるけど彼女はそれを拒否し拘束。やがて彼は出血多量でしに至ってしまう。それが彼女のバットマンに対する愛だと言うのよ!次は執事のアルフレッドの告白なんだけど、これが凄い。
自らメイクをしてジョーカーとなりバットマンの好敵手として登場、しかも友人の役者にリドラーになるよう指示するけど、バットマンにばれてしまったわ。これはすべて両親の敵を討たんとするバットマンの士気を上げさせるためだったのよ!
リドラーはいつものように悪事を働くけどやがて演技は本気になり、精神に異常を来してしまっていたの。彼の正体を知ったバットマンはやめるように促すと、リドラーは発砲…それからジョーカー、ロビン、スーパーマンまでがバットマンの死について語り出すのだけど、一体どれが真実なのかわからないわ。やがて、魂となって自分の葬儀を見ているバットマンの側に殺された彼の母が現れるの!
自分は死後の世界を信じないと言う彼に対し、母は天国にも地獄にも行かない、バットマンだったご褒美はまたバットマンになれることだ、と諭すのよ。
最終的に輪廻転生という形で幕を閉じるので納得がいくといえばいくけれど、それまでの各自の告白がストーリーにテンポを出していて面白い。これなら最終回にふさわしいかもね。
付録でこの物語のラフペンシル、下仕上げのリニア・ブレイクダウン、完成のフィニッシュド・ペンシルの3段階が掲載されているのだけど、ラフの段階で表情が出来上がっているのが凄いわ。鉛筆のままで十分!という神懸かったレベルなので、これを見るだけでも価値があるかも。
今作は4本のオムニバスになっているけど、この最終回が群を抜いているのは仕方ないわね。いや~、しかし日本だと余り思い切ったことは許されないだろうけど、最終回ならドーンとやって見せて欲しいわ!連載時のデビルマンの最終回くらいにね!
2013年02月21日
おうち日記1 ガラスの城は寒かった編

タワー内の一室でデザイナーハウスなんですが、何が大変って・・寒い。何せこのガラスと天井高ですからこの時期良く冷えるのです。ペアーガラスではないので外気の寒さが直なんですね。
暖房を入れてもそう簡単に温まりませんし、床暖も効き目薄。幸い、夏はとても涼しいので快適なんですが冬はブルブル。
天井が7m程度あるので音楽を作る環境としてはその素晴らしい響きで文句なしなのですが、唯一の弱点でした。まぁ~きっとガラスの城は寒いと予想はできましたけど想定外…猫達は縦の動きができるようになったのでストレスも減って良い感じなんですが・・。
フランスでお城に住んでる知り合いが「お城は寒いのよ・・」ってよく言ってたけどこんな感じかしら・・。ここは賃貸なので次の更新時にどうしようか検討中だけど、なかなか全てを満足させてくれる物件探しは難しいわ・・。
2013年02月20日
GH3日記1 機材強化月間編

このカメラはミラーレス一眼ってジャンルの物で、その名の通り光学的なミラーが無くてファインダー内に写るのは電子処理された映像って事になるわね。あまりこの辺は詳しくないのでまたまたうちのスタッフのウケウリでお届けするわよ(汗;)
このカメラの特徴は何と言っても動画に重きを置いた設計になってて、一つ前のGH2では素晴らしい評価を得たカメラだったのね。その後継機のGH3は更に強化されて昨年末に発売となったわ。
一眼レフで動画と言えばエポックメイキングだったキヤノンの5DM2があってPV撮影では随分お世話になったわ。でも色々短所もあって個人所有はためらっていたのだけど、このGH3は価格的なバランスも含めゴーサインを出したわよ!お値段はレンズも含め約20万と決してお安い部類ではないのだけど、この値段でこれだけ出来れば全然お安いと感じたのね。
細かいスペックはきっと皆さまの方が詳しいと思うのでここでは割愛するけど、フルの35mmと比較してもまったくノープロブレム。加えてこの機動性と扱いの良さはとっさのクリエイティビティに火を付けてくれるわね。
スタッフはREDのEPICやその他4Kカメラもいじってるけど、「付属レンズ一本でここまでできれば十分」って・・。マイクロフォーサーズと言う新しい規格なのでレンズや周辺機器もそんなに豊富じゃないけど、これからどんどん増えていくでしょうね。
実はもう一台購入予定のカメラがあって、それはBlackmagic Cinema Camera。これは名称の通り映画撮影を前提に最近開発されたかめらなのだけど、何と、マイクロフォーサーズのレンズが使えるようになったのでその次号機を入手する予定よ。
アーティストも自ら色々な機材の基礎知識を持って望めば色々な表現がエンジニアとコミュニケーションできると思うのね。だからこそ個人でも手の届く価格になってきたハイエンドな機材を手元に置いておくのがこれからは重要感じるので今後もドンドン拡充して行くわよ!
あ、写真はアンドレをGH3でパシャってみたわ…いかがかしら…フフ
2013年02月19日
ビヨンセ日記1 気合い入魂編

いやぁ~昨年のマドンナのショーアップにも驚いたけど、今年のビヨンセは直球ど真ん中って感じだったわよね。マドンナと違って絶対的な生の歌唱力のビヨンセですから予想はしてたけど、軽く凌駕されてしまったわ。
オープニングのシルエットからどうよ!ってスタイルのウォーキング…そしてあの気合いの入った歌いっぷり。思うに、数日前の大統領イベントで口パクが事件並みに報道されて頭にきたビヨンセが「歌ってやるわよ!よくお聞き!」と言わんばかりの熱唱には驚いたわ!
よっぽど口パク報道がお冠だったようで、その事をインタビューで聞かれたら、その場で国家を歌ったビヨンセだから一気にハーフタイムショウで鬱憤を晴らしたって感じね。
振り付けも凄かったけど、お衣装も素晴らしい…このデザインに決定するまでに100着以上テストしたそうよ!。後日談としては動物愛護協会からクレームが付いたそうだけど、まぁ世の中には色んな人がいるしね。
このステージ後にワールドツアーの発表があって、実はそのプロモーションビデオがまた凄いのね。このパワフルな一連の流れで、チケットは売り出し10秒で完売したって言うからビックリ。
歌姫としての引退説も出てるけど、このままのビヨンセパワーで押し切って欲しいわ!
【ビヨンセ「Mrs. Carter Show World Tour」O2用PV】
タトゥー日記 曖昧な善悪編

個人的には試合よりもハーフタイムショウのビヨンセのパフォーマンスが気になって地上波の録画を見たのだけど、殆どカットで地上波なんてこんなもんかって思ってたけど、実は別の所にビックリしたのね…ビヨンセが電気を使いすぎて後半停電した事じゃないわよ。
それは49ersチームで要のQBをつとめるコリン・キャパニックのタトゥー!!
その極太の腕っ節には凄い模様が・・詳しい人に聞いたら「単なるタトゥーじゃなくて、聖書の文言が引用されてる…」って。二の腕にドーンと刻まれた十字架と聖書の言葉…こりゃーたまげた。
何でも、このタトゥー…当の米国内でも議論の的になって、ある人は「会社組織でいえばCEOに相当する権威と責任を持つNFLチームのQBが囚人みたいな様でいいのか?」なんて揶揄するコラムニストも。
でも、文言は聖書ですからね~。やっぱり殆どの意見が選手に肯定的…因みに彼の母は「この子をタトゥーなんかで判断するんですか?他の選手はタトゥーを入れてないから手本になるっていうんですか?入れてないという選手にも、お世辞にも良いとは言えない評判の選手もいるじゃないですか。この子にそうやってレッテルを貼るんですか?イライラしますね。仕方ないですけど」ってコメントしているのよね。
日本だと入れ墨は怖い筋の方々がベースにあるので、その価値観は欧米と違うけど時代はドンドン変化してるし難しい問題よね。
でも、この試合は本当に凄かったわ…もしあれで49ersが逆転優勝してたら神の奇跡って事になるのかしら・・。
2013年02月18日
ショコラ日記 甘くはない村八分編

タイトルから察するにラブロマンスかと思いきや、ヨーロッパの歴史や慣習、そんな陰鬱な部分が重厚に描かれているので、これがまた非常に興味深いわ。因習に凝り固まったフランスの小さな村に、突如現れた美しい母と娘…冒頭、吹雪の中をグレースケールで描かれた様な村に赤いマントを羽織った2人が登場するのだけど、このシーンこそがストーリーを隠喩していたと言えるわね。
物語の主人公は美しき母ヴィアンヌ。彼女はこの小さな村に訪れるなり、娘と共にチョコレートの店を開店したいと申し出るの。村の権力者であり因習の権化ともいうべきレノ伯爵は、彼女に村の規律やミサへの参加などを伝えるけれど、ヴィアンヌはそれを拒否。最初は遠巻きに彼女達を見ていた村人達は、やがてヴィアンヌの作る美味しいショコラに魅せられ心を開いていくのよ。
孫に会えず孤立する老女アルマンド、何十年も恋に悩む老人、夫の暴力から逃れた妻…皆がヴィアンヌの店に集い、いつしか彼女のショコラをきっかけに問題に向き合っていくようになるの。そんな最中川辺に海賊の一団が訪れ、よそ者を快く思わない伯爵はや村人達は彼らに対し徹底的な村八分体制を取るのだけど、ヴィアンヌだけは彼らを受け入れ、やがて彼女達も村八分に。命の危機にさらされ、理解者の1人である老女のアルマンドの死をきっかけに、傷付いたヴィアンヌは新たな土地へ移ろうとするのだけれど、彼女のショコラは最後に彼女自身を救うことになるの。
甘いものを食べると、人間って幸せな気分になるわよね。それはきっと気分転換という現象が苦痛を癒やし、新たな発想へ導いてくれるからなのかも。ここで登場するショコラはヴィアンヌそのもの…人の痛みを理解し、どんな理不尽さにも屈せず自分らしく生きる、そして美しく、まさに女性として理想中の理想!でもやはり注目すべきは役者陣ね。
ジュディ・デンチは、偏屈のレッテルを貼られ病と死に怯えながらも自分の人生を楽しむ事を忘れない大胆で可憐な老女アルマンドを演じ、作品全体をビシッと締めてくれていたわ。さすが大御所の貫禄よ!そしてアルフレッド・モリーナ演じるレノ伯爵も見逃せない。四角四面で融通が利かない伯爵がヴィアンヌのショコラを口にした瞬間、たがが外れたようにショーウィンドーのショコラを食べ尽くすシーンはこの作品の最大の見せ場ね。ここで彼は因習という自縛から解放されたのだけど、これがとにかく圧巻!
その他にも、この時代に沿ったヴィアンヌの"自己表現"であるカラフルなカーディガンと靴の配色は素敵で、ちょっと真似をしてみたいわ。サーモンピンクとグレーの組合せは非常に粋だったわ。
ラストシーンの銅像カットはちょっと勿体ない感があったけれど、見所満載で程よい満腹感。もしかすると映画「ヒューゴ」は今作から多大な影響を受けているのかもという気がしてきたわよ。日本でもまだ村八分はあるけれど、諸外国の様に歴史や民族、宗教など入り組んだ重さとは全く異なるわ。でも人間社会では大小関わらず存在する出来事であるので、自分がどう関わっていくのか幸せなのかをまず考えたいわね。さて、考える前にまずお茶でもいれましょうか・・・。
2013年02月17日
クオリティ日記 インパクト編

勿論あの大ヒット映画「キャプテン・アメリカ」のジョークバージョンなんだけど、このセンスの良さに脱帽。
ジャマイカの方々にはもしかしたら失礼なのかもしれないけど、このルーズ感がたまらなく素敵。
色味もちゃんとジャマイカンカラーで完璧よね!いったいどうやって敵を倒すのかが見たくなるくらい素晴らしいわ。
本家のクオリティも高ければこのようなジョーク版のクオリティもハイレベル。
どうしましょう・・脳内BGMはボム・マーリーがww
アンドレア日記 猫強化月間編

丁度新しいのが届いてママがセッティング…レコーダーも新しくなって色々チェックしてたら、ニャンと2月は猫の月って事で「アニマルプラネットチャンネル」で24時間猫特集を放送してたニャー。
新しいレコーダーはHDDの容量も増えて沢山録画できるから24時間分全部入れたニャー!おかげで毎日世界中の仲間の猫達を見る事ができて幸せなのだニャ。
ミーのお気に入りは生まれたての子猫が主役のもふもふ番組で、画面にすりよって一緒にもふもふするのが好きなんだニャー!いつもはTVに爪立てるとママが怒るのだけど、猫番組の時だけはOKで楽しいニャーよ。
今月はアニマルプラネットから目が離せないニャーね(=^..^=)
2013年02月16日
イルサンジェー日記 110年経ってもいい女!編

「イルサンジェー」はフランスの本店の他、海外では日本の銀座ブティックのみ。職人がひとつひとつ手で作りあげた作品は、シンプルで且つ美しいの。普段は直ぐ完売してしまう初代創作の『トゥシェフ』は、バレンタインに合わせて少し多めに空輸されたそうで、このショコラを目的にやって来た自分としては万々歳よ!
何せこの作品は110年もの間同じ製法で作られ続けているという逸品で、どうしても味わってみたかったの。シーリングワックスの様な上部のデザインがその歴史を物語っているよう。その他にも2代目創作の白くて可愛いルックスの『ガレ』、クルクルとしたデザインの『キャラメル・ムレ』、3代目創作の2本線が印象的な『キャラメル・ラクテ』の4つを入手したわ。
こんな小さなショコラをたった4つ・・・?と思ったあなた、甘い、甘いわ。この4つのお値段は、見た目ほど甘くは無いのよ…フフ。
銀座ブティックはバレンタインにも関わらず普段と同様落ち着いた雰囲気で、赤と黒のコンセプトカラーを身に纏った店長からイルサンジェーのカードと包みを渡された瞬間、仕事を忘れ急いで帰路に着いたわ。
ゆっくり美味しい珈琲を淹れたた後は、念願の試食会・・・まずは110年前のショコラ『トゥシェフ』から…現代のショコラは滑らかな舌触りと甘さが主流だけど、意外とざらざらとした食感の後に甘みがスーッとやって来たわ。
今でこそ甘いものは簡単に手に入るけど、戦争中など嗜好品が贅沢とされてきた時代にも必死で人々を幸せな気分にしたいと思う職人の心意気を感じさせる一品。その思いが、こうやって現代に受け継がれているというのが素晴らしい事よね。
『ガレ』はアーモンドプラリネとブラックチョコレートをミックスし、メレンゲでコーティングされているのだけど、口に含んだ瞬間にメレンゲが消え、後には爽やかな甘さが残ったの。そしてキャラメル好きのピポ子が最後に挑んだ『キャラメル・ムレ』と『キャラメル・ラクテ』…前者はミルクチョコレートの中にクリーミーなキャラメルを入れたガナッシュ、後者はカカオ成分40%のミルクチョコレートに軽やかなキャラメル風味のガナッシュなのだけど、これまた大人のキャラメル風味と言うべきか、最初はこってり最後はサッパリとした風味なのよ。
初代から3代目までの作品を味わったけれど、驚くべき事はどれも後味が爽快!自分がずっと食べてきたショコラは艶々していて食べ終わった後は暫く甘さが残るものばかりだったわ。仕事で疲れた時には良いかもと思うけど、甘さが名残惜しそうに残るとちょっと興ざめしてしまう…けばけばしい美人というべきか。
でも「イルサンジェー」はシンプルなルックスからは考えられない情熱を瞬時に感じさせ、すっと去って行く…まさに大人のいい女!って風情かしらね。ショコラひとつでここまで考えさせられてしまうというのはバレンタインの影響だけではないわ。ここにもものづくりに対する哲学を感じさせられたから・・・。
次回ブティックに訪れるとき、自分もこのショコラに向き合える様ないい女になっていたいものよね。
【イルサンジェーweb】
http://www.hirsinger.jp
2013年02月15日
SEX日記 上篠敦士というブランド編

藤井冬威という青年が、自分の音楽を確立すべく日本の音楽業界に斬り込んでいく…簡単に言ってしまえばそんなストーリーなのだけど、インディーズ、メジャーという立ち位置がくっきりと別れていた時代、各々の仕事や生活スタイル、モチベーションなどが細やかに描かれた希有な作品だったの。
ストーリーはさることながら登場人物が実に魅力的で、漫画というよりは動的なイラストがストーリーを紡いでいくといった様な、前代未聞の作風に圧倒されたわ。そんな作品を世に送り出した上篠敦士氏のもうひとつの金字塔的作品「SEX」。
タイトルは衝撃的だけど、映画好き音楽好きの上篠カラーが全面に出ているの。連載当時諸事情で続編がなかなか発刊せず、ファンがやきもきして10年以上待ち続けたというエピソードがあったそうだけど、「待っても絶対読みたい!」と思わせるほどの堂々たる作品というべきかしら。
物語は美しく陽気な高校生カホ、その幼なじみの青年ユキ、彼らと行動を共にする謎の青年ナツの3人が沖縄、福生を舞台に破天荒に生きる様を描いているわ。でもこのストーリーを説明しろと言われたら、ちょっと悩んでしまう・・・核になるテーマは?と聞かれても即答できないし、感覚に訴えてくるとしか言い様が無いのよね。いつもなら否定的に捉えてしまう内容ではあるけれど、その部分を上回る構図力、作画力が右脳に直接インプットされてしまいその魅力に囚われてしまう。
上篠氏の作品は、人物以外の風景や背景だけで時間を表現してくるのが凄い。どのコマを切り取ってもポストカードのように完成されている。まるで時間を切り取ったよう・・・かといって動きが瞬間冷凍されているのではなく、絶えず空気も温度も流れているという「絶対的な線画」がそこにある。今作は舞台が福生だの、殺し屋だの、米軍基地だの、美女スナイパーなど、一見陳腐になりそうな要素が並んでいるけれど、実にスタイリッシュで読み終えた後の爽快感はなんと言うべきか。
そして見所の一つはなんといっても衣装ね。それぞれのキャラクターにピッタリとリンクしたデザインは、本屋に積んであるファッション誌を見るよりも楽しい。そのキャラが普段からどんな事を思いそんな生活をしているのか、その部分をしっかりとファッションで表現出来るというのも素晴らしいわね。
特に女性靴のこだわりは必見。何度読んでも飽きることはないし、暫くするとまた読みたくなるというリターン機能付きの上篠作品…高級ブランドの服に心ときめかせ購入、着こなしてそのうちクローゼットへ、また最近久しぶりに着てみたけどやっぱり形も色も綺麗だと認識、という一連の流れに近いかも。まさにこれが「上篠ブランド」に魅せられたということなのね・・・!最近文庫版も発売されたという事なので、興味ある方は是非魅せられてください。
2013年02月14日
フォーカス日記1 個性爆発!70年代編

そんな嘆きを聞きつけたか、iPodがある曲を自動選曲…それは1973年のFOCUSというオランダのバンドのLIVE「Live at The Rainbow」。これは知る人ぞ知る名盤で、それがiTunes StoreでDLできるようになり結構なDL数らしいのよ。
当然、忘れていたかのように印税が彼らに降り込まれたんでしょうね。そして最近復活したのよ!しかもヴォーカルのテイスは肩にカエルを乗せて・・ううむ、個性的。
主要メンバーはボーカル&キーボードのテイス・ヴァン・レールにギターのヤン・アッカーマン。リアルタイムに聴いていたスタッフによると、ヤン・アッカーマンは当時のミュージックライフのギター部門でジミー・ペイジより得票数が多かった時もある程の人気者だったらしいわ。
初めてこのLIVEアルバムを聴いた時に、どこかで聴いたことのあるようなリフやメロディ、楽曲構成にギターテクにピン!…なるほど、この方々が元祖だったのね。ジェフベック等も彼の奏法にかなり影響を受けたらしいわよ。
特に特徴的なのはそのヴォーカルスタイル。歌といっても発声に近い表現でかなり前衛的。どこまで息が続くのかオーディエンスと勝負してるような楽曲なの よ。声も楽器のひとつであり、調理法を工夫するとこんなにもユーモラスで大胆な味付けになるんだと驚かされたわ。1度聴いたらとにかく忘れられないヨーデルXロック…絶対思いつかないわ!
適度にポップでさりげなくもの凄いギターテク、どこか哀愁を感じるヨーロピアンな旋律。無修正LIVE収録だからこそ感じる当時の空気感。この時代のアー ティストはきっと個性のぶつけ合いをしていたのでしょうね。それが評価されようがしまいが、オリジナリティを持たないものは去れ!と言わんばかりのジェネレーション!素晴らしい!
それに面白い現象として、往年のアーティストがiTunes Storeによって再燃焼するのはデジタル時代の恩恵ではないかしら。
今ではヤン・アッカーマンもソロツアーしたりFocusも10枚目になる新譜をリリースしたりとか、往年のアーティストが燻し銀の音を披露してくれるのはとても嬉しい事よね。あぁ~負けてらんない!
2013年02月13日
寛容日記 聖母と鬼婆のはざまにて…編

まぁ、納得よね。でもある調査によれば、寛容さにもマイナス面がある事が明らかにされたの!傷つけられた立場からすれば、怒りや恨みで心を解き放つ方が良い場合もあり、簡単に傷つけた相手を許してしまうと相手がまた同じ事を繰り返す可能性があるからだそうよ…これも納得ね。
それに本当に人許すって時間がかかることだし、直ぐに許すのは、どこか自分の中にわだかまりが出来そうで嫌だわ。米フロリダ大学では、この"寛容さのプラスマイナス面"を研究していて、2010年には135組の新婚カップルを対象に1週間の間毎日「あなたの配偶者はあなたの嫌がることをしたか?またそれをあなたは許したか?」という調査をしたんですって。
その結果、すぐ相手を許した人の方がその後の調査で"嫌なことをされた"と回答する率が6.5倍も高かったそう。これはかなりのわだかまりを貯蓄したとみなしていいかしらね。また別の研究で、いつもやられっぱなしの人が自分にどれだけ寛容か調べたところ、良い配偶者を持つ人は自分を良く思い、良い配偶者を持たない人は自分を良く思っていなかったの!
やはりパートナーの影響はかなり大きいということなのね。自分を傷つけた相手を許しても、その人との関係を継続する必要は無いし、自分を負の世界へ追いやる人と関わりを持たずにいる方が良い・・・でも世の中それでは成り立たないし、人間社会で生きて行くのは難しいわ。
では、どうするか。専門家によれば、まず自分が傷付いた理由を明確にするのが一番だそう。相手の言動か、我慢の限界だったのか・・・でも大抵相手には悪気は無いけど、自分の過去の経験から必要以上に動揺してしまったというケースも結構多いわね。
相手の立場に立ち、なぜそんなことを言うのか客観視してみることも大事だし、一番有効なのは相手に自分がなぜ傷付いたかを説明すること!相手にきちんと伝えるのも難しいけれど、せっかく人間として生まれて来たのだから、このコミュニケーション・ツールを最大限に使うべきなのかもしれない。
とはいえ・・・なかなか実行に移せないシャイな私。このままでは聖母の顔をした鬼婆になりかねないかもね。うふふふふふ。
2013年02月12日
ホラー日記 ポスター編

リメイク系の作品はオリジナルからの訴求性があるからよっぽどの事が無い限り想像がつくけど新規ホラーは難しいわ。そんな中で先週北米で公開されてめでたくTOPスタートをきった「Mama」のポスターデザインに惹かれたのよね。
とても寂しそうにママの手を握りしめる少女・・でもママは枯れてる。これを見ただけで是非本編をって欲求がフツフツと…早速AppleTVで予告編を見たのだけど、何と制作総指揮はギレルモ・デル・トロではありませんか!
物語は両親が惨殺された後、行方不明となった幼い姉妹…でも一体どうして、人里離れた森の小屋で大人の助けもなく二人だけで5年間も生き延びていくことができたのか・・きっと、ホラーな要素はあるものポスターやPLOTからはとても愛を感じる事ができるるの。
そして、もう一枚は昨年日本でも公開された「ムカデ人間2/The Human Centipede 2」
その発想の奇抜さにマニアックなファンが急増してる作品で、前作「ムカデ人間」ではマッドな医者が複数の人間の肛門と口を繋いでムカデ創造を実行すると言う何とも見たいような見たくないようなお話だったのだけど、この新作のポスターもよく出来てるのよね…遠目ではムカデのようなんだけどよく見ると人間のパーツが繋ぎ合わさってる・・ゾゾ!
世界各国で上映禁止になるほどキモイ作品らしくて、さすがに見てないのだけど、勇気を振り絞って見てみようかしら(汗;;;)
新作映画とのファーストコンタクトになるポスターは絶対に手を抜いてはいけないわよ…見る側の想像をいかに引き出すことができるかで大きく評価が変わってくる。中にはポスターが素晴らしくて本編がつまらないなんて事もあるけど、たいていポスターの出来と比例して本編も面白いものが多いしね。
と、こんなホラーな事を書いてたら「ムカデ人間3」リリースのお知らせが・・いったいどうなるこの作品・・キャー(>_<)