2012年09月

2012年09月29日

天才チェリスト日記 束縛と解放編

201209r71999年の隠れた名作「ヒラリー&ジャッキー」(邦題:「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」)



クラッシック愛好家やイギリス文化に精通している人には、“ジャクリーヌ・デュ・プレ”がどれほど天才だったかが実感として沸いてくるでしょうね。そうでない映画ファンにはデュ・プレって何者?と思うかも。



作品に触れる前に彼女の“伝説”をお話しするわ。



ジャッキーことジャクリーヌ・デュ・プレは今でもチェロ奏者として、あのチェロの神様“カザルス”と比較して深みには及ばないものの、総合的には上と言われるほど世界的な評価を得た女性で、英国では国民的ヒロインなのよ。



1945年にヒラリー(姉)とジャッキーは生まれ、英才教育を受けるの。その過程で特に群を抜いた感性と騒がれたのが妹のジャッキー。16才でプロデビューし、1965年の米国ツアーでは髪を振乱し『魂を揺さぶる情熱家』と大絶賛され、天才チェリストとして名声を得たの。でも、そこにのしかかる重圧も相まって情緒不安定に陥り、不幸にも20代後半に難病のせき髄硬化症を発症、42才の若さでこの世を去ったわ。



物語はこのデュ・プレの輝かしい実録を追ったものではなく、彼女の精神面をドラマ化した内容なの。それは見る人にとってはスキャンダラスに映り、本国イギリスでは一部上映拒否という事態も起こってしまい、彼女と共演した有名な演奏家達からも批判的な意見が多かったために過小評価されてしまったわ。



主人公はジャッキー(エミリー・ワトソン)と姉のヒラリー(レイチェル・グリフィス)、後にジャッキーの夫となる指揮者のダニエル。才能が開花したジャッキーを中心に家庭が動き始め、影的な存在となってしまったヒラリーは田舎へ戻り、養鶏場で夫と子供に囲まれながら普通の生活を送る道を選ぶの。そこへジャッキーが突然訪れる。姉に癒しを求めて・・そして、ヒラリーの家庭を共有してしまう。もちろん夫も・・。



デュ・プレへの思い入れ的な先入観無しにこの作品を見たけど、個人的にはとても感動できたわ。天才という称号は得てして、本人にとっては無用の長物以外何物でもないのよね。まして、病によってその賛美された部分を失う事は更なるプレシャー。自分からチェロを取ってしまったら何が残るのか? 演奏家としての自分が好かれているだけで、人間としての自分は生きる価値があるのか・・。凡人には到底理解できない混迷の極みがここにあるのよ・・。



後にヒラリーは、『もし、私が妹を夫と一緒にベットに行かせなかったら、彼女は滅茶苦茶になってしまったでしょう』とインタヴューで語っていたらしいの。この映画はヒラリーのこの言葉がすべてを物語っているのでしょうね。



その姉妹を演じたワトソンとグリフィス(この役で98年度のアカデミーにノミネートされる)の演技には鳥肌が立つほど情感が伝わってくる。特にワトソンは、デュ・プレが100年に一度の天才とすれば、同じく100年に何人も出ない逸材の女優と感じてしまったわ。



この作品の素晴らしさはもう一点、ジャッキーの演奏シーンに圧倒されること。俳優が楽器演奏を始めると、『これは嘘!』と冷めてしまうのだけど、それがないのよ。演奏中の空気感・臨場感が見事に伝わってくるのよね。ここだけでもエクセレント。 



これはあまりにも天才すぎた人間が受ける重圧、それを癒す姉の愛の傑作。ヒステリカルな状況は、ある意味人をピュアーにさせてしまう。自分を束縛するものが音楽であった時、それを解き放つのも音楽であり、それが人を歓喜させる。そして、愛で解き放てない欲求を感じた時、人は愛を束縛してしまう・・。生きるというのは何て複雑なメカニズムなのかしら。



邦題は「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」となっているけど、やはりこの映画は原題の通り「ヒラリー&ジャッキー」でないと駄目。極まった世界を知ることの出来る作品だけに、是非皆さんにオススメしたい一本よ。特に物作りをしている人にとっては、脳天一撃される事間違いなし。

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【リアルなジャクリーヌ・デュ・プレ】

1999年夏に発売されたアルバム“伝説のチェリスト、ジャクリーヌ・デュ・プレ”やエルガーのチェロ協奏曲の全曲演奏を収録したDVD等でほんとうのデュ・プレを堪能してもらえれば、更にその強烈なエナジーがあなたをとらえてしまうはず!

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2012年09月28日

アンドレア日記 赤い弦楽器編

20120923いつものようにお出迎えしてあげると、ママが赤い顔して帰って来た…また飲んでるニャと手荷物を見たら見慣れないケースを持ってるじゃニャいの。それなんだ~??って聞いたら、「あ~ヴァイオリン買っちゃった」って。

「飲んだ帰りにクロサワバイオリンが新しくできてて、ちょっと立ち寄ったら安くて高性能なエレクトリックヴァイオリンがあって試奏してみたらお値段以上の音がしたから気に入っちゃって・・」

え~試奏って言うけどヴァイオリン弾けるのかニャーと素朴な疑問を持ちつつも、ケースから出てきたのは何と赤色!派手過ぎるだろ!と口に出さずにツッコミながらもミーも触ってみたニャーよ。

何でもYAMAHAのサイレントヴァイオリンを買う予定があったとかで貯金してたみたいで無計画なようで計画的なお買い物らしいニャー。

エレクトリックヴァイオリンと言えばミーはJeanLucPontyが好きなのだけど、こんどママにおねだりして弾いてもらおうかな…間違っても葉加瀬太郎は弾かないでおくれニャー!


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2012年09月27日

耳鳴り日記 パワー・プレイの代償編

img1978d980zikdzj長い間大音量の中で仕事をしていると、耳に違和感を持つようになるわ。知り合いのPAさんやミュージシャンも悩んでいる人は少なくない。



「メタリカ」の大黒柱であるドラマーのラーズ・ウルリッヒ氏も、長年耳鳴りに悩まされているそうよ。

彼は耳を保護しない状態で、35年間大音量の演奏を続けてきたのが原因なんですって。あの音量であれだけの本数のライブをこなすとなると、耳にかかる負担は想像を超えるわね。

 ウルリッヒ氏は、ステージを降りてからも耳の中から音が消えないという症状が続いているわ。最初はそれほど感じなかったものの1988年のツアーから悪化して、眠っているときも耳鳴りは起こっていたと言うから、軽くノイローゼになりそうよ。

聴覚専門の医師によると、耳の内耳にある渦巻き管(蝸牛)にある繊維状の細胞が大音量によりダメージを受けるのが原因なんだとか。医師はこの繊維状の細胞を芝に例え、『芝の上を歩けば芝は最初倒れても立ち上がるが、歩き続ければ倒れたままである。』と、耳鳴りを打ち消す事が出来ないと指摘しているわ。耳栓を嫌がるドラマーの気持ちは良く分かるけど、こんな厳しい代償を払うことになるのであれば耳栓は必須かもしれないわね。

電車の中、大音量で音楽を楽しむ青年に出会うと、心の中でつぶやく・・若者よ、一度失った聴力は二度と戻ってこないのよ、と。思いっきり音楽を楽しむためにも、耳を守ることを今一度真剣に考えないとね!職業病っていうのも辛いもの。


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2012年09月26日

秘密日記 神秘のシンクラヴィア編

201209231985年にプログレファンにはたまらない1枚のアルバムが出たわ。それはエディ・ジョブソンの2ndソロアルバム「Theme of Secrets」

エディ・ジョブソンはFrank ZappaやUK等でKey&Violinで参加、ルックスも貴公子的な風貌でマニアックでコアなファンも少なくなかったわ。



このアルバムが凄いのは、当時最先端のレコーディング&シークエンスシステムだったシンクラビアだけで制作されたいう事よ。何せ当時で億単位のデジタルマシンだったから、一体何ができて、どんな録音ができるのか未知数なんですもの・・。初めて聞いた時はその衝撃に打ちのめされたのを思い出したわ。



まったくノイズのないとこから幾何学的な音階が響きはじめ、やがて音圧の嵐へと展開していく。ドップラー効果をアート的な表現にしたらこうなるのかしら?って感じよ。やがて後半のメロディアスなテーマ楽曲へと、独特な世界観へ聞く者を誘うこのアルバム・・あまりに個性が強く、先進的だったので知ってる人も少ないと思うけど、ProTools等デジタル録音全盛期の今だからこそ改めて聞きなす価値のある作品だと思うわ。



以後エディはCMや映像系の音楽を数多く手がけるようになって、しばらくバンド活動は停止したようだけど、最近UKZというキング・クリムゾン的なアプローチのミニアルバム「Radiation」をリリースして昨年は日本にも来日。この「Theme of Secrets」からも何曲か演奏されて健在ぶりを示したわ。



当時、プライベート・ミュージックといレーベルからリリース後、廃盤で入手困難だったけど、最近リマスター版が出たので機会があったら是非聴いてみて!



【エディ・ジョブソン web】
http://www.eddiejobson.com/

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2012年09月25日

ゲーマー日記 おとなこども編

20120920最近、アプリでお気に入りのゲームを見つけたわ。ちょっと休憩のつもりでやり始めると、たちまちはまって寝る時間をのがしてしまうほどよ。

米疫病管理センターによれば、平均的なゲーマーの年齢は35歳で肥満。攻撃性があり内向的で落ち込みやすい傾向がある、と報告されているそうよ。ちょっぴり、当たっている気がする・・・。

昔はゲーム=10代というイメージが強かったけど、子供の時期にゲーマーになると運動不足や不健康の傾向が大人になっても継続してしまい悪化してしまう。これが年齢層をぐっと引き上げた原因に繋がるんですって。疫病管理センターでワシントン州に住む19歳から90歳の人を対象に調査したところ、ゲーマーの半数は18歳から49歳に及び、50歳以上は25%という結果に。しかも8歳から34歳のゲーマーのうち、12%近くに依存症の兆候がみられたというから恐ろしいわね。

特に女性ゲーマーはゲームをしない人と比べて精神的健康が優れない日が多く、つきあいの外出が少ない、落ち込み気味など前進的な健康問題が生じるという傾向が多く見られたそう。これに対し男性ゲーマーは肥満の傾向が強い・・・確かによく見かけるタイプかも。これらの調査から、女性にとってゲームはデジタルな自己治療のひとつで、文字通り気を紛らわせられているけど、男性は座り続ける事で運動不足を招き、肥満に繋がっているという解釈が出来るわね。

何でもそうだけど、集中するという行為は良いとして、度を超してしまうと精神的にも人間関係的にも孤立してしまう。それが更に進んでしまうと社会や人との関わりが億劫になり、世捨て人になりかねないわ。それで生活できる人は良いけれど、なかなかそんな状況にはならないわよね。社会のあちこちで見かける自己的な大人子供にならない為にも、まずはお友達とディナーにでも行ってこようかしら・・・くわばら、くわばら。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 自分探し 

2012年09月23日

KateBush日記2 言霊編

20120922昨日に引き続きKateの新作をご紹介。リリースは昨年の冬でタイトルは「雪のための50の言葉」…彼女のレーベル"Fish People"からの第二弾って事ね。

声は年齢と共に変化するもの…全盛期から2000年代に発表された『エアリアル』から更に6年を経てリリースされた「50 Words For Snow/雪のための50の言葉」は雪をモチーフに七つのお話が楽曲となってるの。若い頃のハリを期待してはいけないわ…その刺激的な響きは包み込むような優しさへと変化し、今回のテーマも自然体という言葉が見事に当てはまる作品になってる。

参加アーティストもエルトンジョン、スティーブガッド、アンディ・フェアウェザー・ロウ他、その自然体を表現するにたる面々となってるわ。

1曲目「Snowflake」…聞き慣れない声だけどケイト?と思ったら息子のアルバートの声だったのね!全体の方向性を暗示する楽曲だわ。2曲目「タホ湖」…波紋を感じさせるイントロにもの悲しく歌い始める彼女の声で物語を優しく語るのね。3曲目「Misty」…静かに朗々と流れる背景的なオケに段々と荒々しくなる声に鳥肌。4曲目「WildMan」…雪に残るモンスターの足跡、でもそれは・・語り的な展開でその世界観に引きずり込んでくれる。5曲目「ウィラー街で雪に閉じ込められて」…エルトンジョンとのデュエット楽曲…911NYテロにパリにロンドン、陰鬱的な情景を織り交ぜながら愛の賛歌となってるの。

そしてタイトル曲の6曲目「雪のための50の言葉」…エスキモーが雪を表現する50の言葉をdrifting(雪の吹きだまり)から最後のsnowまでkateが数字をカウントして英国の文化人スティーブンフライが単語を一つずつ読み上げるのよ。ガッドの催眠的なグルーブ感覚に不思議な高揚感が生まれてくるという素晴らしいセンスに驚かさせられたわ。ラスト7曲目「天使にかこまれて」…夏と対比しながら天使の存在と雪の感覚を重ね合わせながらしっとりと歌い上げてる。

全曲ピアノは彼女が弾いてるのだけど、そのタッチの優しさが雪そのもって感じでとても深い愛を感じる傑作よ。音楽の表現法は色々あれど、様々なエンターテインメントを経験し何かを超越した世界がここにあったわ!これぞ言霊よ!

【KATE BUSH official site】
http://www.katebush.com/

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2012年09月22日

KateBush日記1 録音現場端境期編

20120921プロのレコーディング現場では今はProToolsという環境が当たり前だけど、ほんの数十年前はアナログのマルチテープがスタンダードなのよね。

デジタル録音と言ってもやっと最近落ち着いてきたというのが現状で、アナログからデジタルへの移行期は結構大変だったとうちのスタッフもよく言ってるわ。

特に音質にこだわる当時のアーティストも戸惑いがあったのよね。その中でも極まってるのがKateBushと言っても過言ではない。19才で1978年に「嵐が丘」でデビュー後もそのこだわりは音楽・映像共に別世界だったわ。

スタッフによれば『ドリーミング』を録音中にチャンネルが足りなくなってスタジオの壁を壊してまでコンソールを追加で仕込んだそうよ。そして全盛期をちょっと過ぎた頃にデジタル化初期の時代にさしかかってリリースした『センシュアル・ワールド』『レッド・シューズ』は本人によるとデジタルの音質が嫌いだったけど妥協も必要だったと言うことで、本人的には未消化なままのリリースって事になるの。

その後は北米マーケット仕様にこれまた不満足なPVにされたりと、実質前線から退いた感のある彼女…数年前に『エアリアル』という二枚組アルバムを発表後に"Fish People"という自分のレーベルを設立しリリースした第一弾が何と『ディレクターズ・カット』というタイトル。デジタル移行期に納得出来ていなかったその二枚をセルフカヴァーという形で作り直したとも言ってもいいアルバムね。

今の彼女の声は当時の音域からかなり下がっているので当時のようなシルキーで鋭利な響きはないけど、時を重ねた重みのある響きは、悪く言えば老い、良く言えば濃縮された美声なのだけど、勿論後者よ!。当時の音源と声を使った楽曲と、完全なリアレンジヴァージョンに分かれるのだけど、ディレクターズ・カットというタイトルだけあって本当に自分の表現したかった世界観を遠慮なく繰り広げてるわ。

特に面白かった楽曲は「ディーパー・アンダースタンディング」。サビの部分をあえて人工ヴォイス処理をしてメロを変え楽曲のテーマを今の時代背景にマッチさせより深く描いてる…当時の声と今のKateの声がとても綺麗にブリッジしてるのよ!素晴らしい!

年を経て自分の作品を上書きするのってとても勇気がいると思うのよね…この行動力に賛辞を送りたいわ!

で、明日は昨年冬にリリースされた「雪のための50の言葉」をご紹介!

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2012年09月21日

エンターテインメント・ベーカリー日記 1軒で4度おいしい!編

20120916Twitterが御縁でお知り合いになったパン屋さんが、改装1周年という事でお祝いに行って来たわ。

こちらのパン屋さんは歴史ある商店街にあるのだけど、とにかくパンが美味しくて低価格。名物の具たっぷりカレーパンは、あっという間に売り切れてしまうわ。何しろ80年以上の歴史のあるパン屋さんですから!

パンのラインナップもさることながら、店長のコトリさんがとにかく魅力的な方なのよ。音楽や機材、語学にアートとそのエンターテインメントに対する取り組みは半端じゃないの。先日も敬愛するアーティストに会いたいと思い立ったらすぐ単身イタリアへ飛び、本人に話をしてきたという行動派。

日々のパン屋の業務をこなしつつ、興味のある事に対して積極的に取り組む姿に男気すら感じるわ。1周年という事で知り合いを囲んでのパーティだったのだけど、おいしいパンピザを焼いて下さったり、店内ライブ用にミキサーを買い込んでいたり、とにかくいつ寝てるのか!?と思うほどの準備万端振り。

アーティストのお友達が集まり、彼女の為に素敵な絵やコトリの編みぐるみやケーキをプレゼントしたり、弾き語りを披露したり、楽器を演奏したり、これまた素敵な弟さんが機材のオペレートをしたりとほかほか温かいパーティとなりました。素敵な人の周りには素敵な人が集まるものなのね・・・お陰でピポ子もホカホカになったわ。コトリさん曰く、パン屋さんはパン屋さんでも、ライブや映像などを含めたエンターテインメントなお店にしていきたいそう。

こんなパン屋さん、他に見たことが無い!というアート空間になるのは間違いないわね。今後は更なる進化を遂げ、1軒で2度、いや4度も5度もおいしいお店になっていくでしょうね。今度はパンを囲んでライブをやらせてもらおうっと。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 社長漫遊記 

2012年09月20日

Within Temptation日記1 ゴシック・メタルの雄編

kikjgg「Black Symphony」・・このタイトルに惹かれて"Within Temptation"というシンフォニック・メタル・バンドのDVDを鑑賞。彼らはオランダで不動の地位を持つチームで、このDVDでは母国で最も大規模なホールで行われたライブ映像を収めたものなのよ。
 
ボーカルのシャロン嬢は黒髪のオリエンタルな美女で、Sarah Brightmanの様に巫女的な雰囲気を持ちあわせているわ。今年4月に3児の母になったというから、歌の表現がどう変わっていくか楽しみよ。
 
ゴシックメタルというと、荘厳なシンフォニックのオケを背景にオペラティックな女性ボーカルと荒々しい男性ボーカルの組み合わせというのが主流のようだけど、作品の多くはシャロン嬢の透き通るようなボーカルのみで構成されており、ゲストに男性ボーカルを交えるというパターンなの。
 
2008年に行われた今回のライブ映像はとにかく豪華で・・・フルオーケストラに映画「薔薇の名前」に出てくる修道士の様な姿のコーラス隊・・さながら年に1度のクラシックの大音楽会というステージ構成ね。背後の大型スクリーンにはH.R.ギーガーの有名な作品、Li嬢と思われる映像がドーンと鎮座しており荘厳で妖しく美しい雰囲気に包まれていたわ。
 
シャロン嬢の歌声は線が細く残らないけど聴いているうちに母性を感じる"癒し系"で、曲も印象が薄いけど完成度がとにかく高い。どちらかといえば彼らはライブバンドと言って良いのかもしれないわ。ゲストボーカルは男性2人が登場したのだけど、MCで「オランダNo.1のグランター・ジョージ!」と紹介されたジョージ・オーストワーク氏は日本人と見まごうほどの容姿。
 
グランターというのは、日本で以前"デス声"と呼ばれていた際限なく低音を響かせる発声の事で"GROWL"と呼ばれているの。ただ、やり方を間違えるとたちまち声が出なくなってしまうという恐ろしい奏法よ。日本でも以前デスメタル系アーティストがこの発声を用いていたけど喉のコンディションをキープするのが困難で定着はしなかったわ。
 
しかしジョージ氏はキング・オブ・グランター!オーケストラとバンドの音圧に負けることなくステージ上を華麗に舞いながらGROWLしていたわ!パフォーマンスも常に気を抜くことなく指先まで気を配り、どのシーンを抜いても完璧な佇まいなのよ。
 
シャロン嬢との掛け合いでは目を剥き口を開け表情筋の全てをフル活動させ・・ちょっと笑える表情なんだけどそれを通り越し感動!この人こそプロだわね。ヨーロッパでは歴史的にもこういった暗く荘厳な世界観が存在するし、聴く側も受け入れやすい。
 
日本で難しいと思われるボーカルスタイルも体力的にも技術的にも可能だし、何よりも小さい頃からこういった重厚な生音に触れる機会を得て、どんどん耳が肥えてくる・・そして次世代の素晴らしいアーティストが育っていくのよね。
 
日本のボーカロイドを否定する気は無いけれど、技術だけ向上しPC内での音しか知らなかったら次世代に何を伝えられるのだろう・・音楽業界が低迷してると嘆く前に、再度背景にあるものを考え直さなくてはね。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(1) 音楽 

2012年09月19日

天才日記 才能を生み出す方法編

20120915

天才が出現する時代や場所は集中する・・・そんな話を聞いた事はない?

紀元前440年から380年のアテネを例に挙げると、プラトン、ソクラテス、ヘロドトスにトゥキディデスというような西洋文明の礎を築いた天才達が同じ場所に殆ど同時に存在していたそうよ。1440年から1490年のイタリアのフィレンツェにおいては僅か半世紀の間にダヴィンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリなどの歴史的な芸術家を排出しているわ。

こういった天才が集中するという現象は何故起こったのか・・・最近、ある統計学者が興味深い論文を発表したの。

創造性が集中した理由の一つは、何かしらの"メタ・アイディア"が存在し、それが他のアイディアを広めることに役立っていたからではないかという意見があるわ。"メタ・アイディア"とは特許制度、公共図書館、万人向けの教育を指すんですって。つまり多種多様な人達が集まってアイディアを交換し合い、その中でまたレベルアップしていったという流れなのかもしれないわね。

でも何より大事なのは教育。エリザベス女王時代のイギリスにおいては、中流階級男性の教育の強化によりシェイクスピアが無料でラテン語を学べたというエピソードがあるの。きちんとした教育を受けられる環境が、天才を生み出す可能性を高めるのは当然ね。

でもその背景には、王室の支援やパトロンの支援があったからなのよ。しかしながらきちんと学べても多くの失敗はつきもので、シェイクスピアもいくつかの失敗作を残したけど、この失敗が許容されたからこそ名作が生まれたわ。どんな才能があってもそれをとことん試す土壌がなければ、秘めた力を発揮できないわよね。その為の支援を続ける人達がいたということも重要な要因よ。

しかし高い志を持つ人達が集まればそのエリアのレベルも上がるし、それに加えて更なる飛躍には戦略が必要、それを実行するための体力も必要・・・という流れが出来るのは当然のこと。あとは今までの歴史から学びただ意欲的に突き進んでいくしか無いのよね。

現代でも故スティーブ・ジョブスのような天才は存在するけど、彼だって様々な失敗からこれだけの作品を生み出したことは間違いないもの。誰もが才能を持っている訳だから、それを開花させる努力と環境を自分で作って行くしか無いのよね。さ、皆さん、面白い企画があるのでミーティングしませんか?うふふふふ・・・。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2012年09月18日

Glazz日記 スペインの道化師編

hghys昨年"Bassment Party"で共演したスペインのプログレバンド「GLAZZ」

B,G,Drのシンプルな編成ながらその表現力とパフォーマンスは日本の観客を魅了したわ。今日は彼らがプレゼントしてくれたセカンドアルバム「Cirquelectric」をご紹介するわね。

全員ステージを降りると太陽のように明るくて楽しいけれど、演奏中は常にアイコンタクトを取りながら、ただ音を紡ぎ出すことのみに集中・・しかも全員イケメンよ!GLAZZの曲は殆どがインストなので、歌詞の意味合いを考えるというより音でその世界を感じ取るという楽しみ方が出来るの。このアルバムの舞台は"サーカス"で、そこに登場する道化師のコミカルさ、ナイフ投げの緊張感、ショウの終わった後のもの悲しさなどが次々に展開していき全く飽きさせないわ。

冒頭でサーカス小屋の主人が観客に挨拶をしているシーンから始まるのだけど、独特の低音の聞いたベースにおもちゃめいた高音がつらつらと流れ出して、楽しいけれどどこかもの悲しいサーカスの雰囲気が溢れだしているのよ。どこか乾いたような、それでいて人間臭さが滲み出るような音・・やはりこれは日本人では絶対に出せないものね。

諸外国のアーティストは、その国々の風土や文化によって全く発する音が変わるから本当に面白いわ。日本は常に平和だからあまりガツン!とした音が出てこないというのも頷けるわよね。お気に入りは『Desde El Lejano Oriente』という曲なんだけど、意味を調べたら『極東から』なんだとか。

確かにオリエンタルなアプローチが強いのだけど、見事に自分達のサウンドに融合させていてネオ・オリエンタルとでも言うべき不思議な調べを生み出していたの。

LIVEではDrのJaviとBのNeloの鉄壁のリズム隊にGのJoseが自由に表情を付けていき、計算された隙を心地良く聴かせるといった風情。小気味よさの中に重さを、滑稽さの中に哀愁をと細やかな線から大胆な線を自由に描き出すのだから、ただただ脱帽よ。

他の日本公演の日に観客として彼らをじっくり体感したけど、あっと言う間に自分達の世界を作り上げ気難しい日本のプログレマニアを唸らせていたわ。今も世界のどこかでサーカスの幕を開けているGLAZZ一団・・再来年には再来日をすると言っていたJoseの笑顔が待ち遠しくてたまらないのは、ピポ子だけではないかもね!

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2012年09月17日

クルージング日記 おうち発TOKYOベイ編

20120914夏休みの思い出といえば、花火に海にかき氷・・・今年は花火は楽しめたけど残り2つはまだ、という事でクルージングへ。

うちのマンションは1階に桟橋があり、そこから船に乗ってクルージングが出来るという贅沢な環境にも関わらず今まで一度も利用した事が無かったの。

当日はお天気も良くて、絶好の海日和。日焼け止めを何重にも厚塗りして臨んだわよ!クルーザーは2階建てになっていて、上部からの見晴らしは良いけれど、海の香りと波しぶきを感じたかったのでずっと1階にいることにしたわ。

老舗の倉庫や巨大な重機が見えてきたかと思えばあっと言う間にお台場へ。フジテレビやレインボーブリッジを眺めつつ、豊洲のタワーマンション街が登場と、巻物のように景色が展開して行ったわ。さんさんと照りつける太陽に、大きな筆で大胆に描いたような白い雲・・・普段見慣れている景色も船上からでは一味も二味も印象が変わって楽しいの。

途中、松本零士氏デザインの浅草とお台場を循環する船「ヒミコ」にも出会ったりして興奮。クルーザーの内部はちょっとしたパーティが出来る設備も整っているので、30人くらいの仲間を集めて夜のクルージング・パーティというのも楽しそう。

ちょっとしたお出かけだったけど、一気に夏を満喫した気分になれたわ。今度は船上ライブというのも視野に入れて良いかも・・・ふふふ、セレブなジャズ・ライブでもやっちゃおうかしら。


pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 社長漫遊記 

2012年09月15日

スカンク・アナンシー日記 元祖ダイソン系ボーカル編

20120909圧倒的な存在感をもつボーカル、スキン嬢率いるバンド「スカンク・アナンシー」。ファーストアルバム「Stoosh」ではラウドに、1999年発表の「POST ORGASMIC CHILL」では一変、繊細な部分をたっぷりと見せてくれた彼らが11年振りにアルバムを発表すると聞き、今からとても楽しみ。

以前下記な感じでファーストアルバムの紹介をさせてもらったけど、1995年に発表された「Paranoid&Sunburnt」は脂の乗り切った彼らの存分な攻撃性、グルーブが怒濤のように押し寄せてくるわ。アートワークもお見事で、戦闘服に身を包んだスキン嬢が立つ姿は物凄い説得力があるの。ヘヴィな楽曲は要所にドンッ!と重たいものを打ち付けてくるから心地良い訳だけど、彼らは小気味良い呼吸の後にザーッと高温の鉄を一気に流し込んでくるような潔さがあるから癖になるわ。

このアルバムで特にそれを体感できるのは4曲目の「Little Baby Swatikka」・・・なにやら意味深なタイトルであるけど、このサビの導入部分は自然に頭を振ってしまう格好良さ!どの曲も甲乙つけがたく、LIVEに足を運びたくなるラインナップね。そしてSAがすっかり落ち着いてしまってから10年後、2009年に発表された「Smashes and Trashes」では以前の高温が完全復活よ!

PVでブレードランナーのようなメイクを施したスキンが叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。試行錯誤したSAが原点回帰と言うべきかしらね。最近ある海外の音楽番組で10年以上前のSAライブを見たのだけど、ひとつ凄い発見をしたわ!

スキン嬢はラウドなボーカルと思いきや、パワーで押すタイプでは無かったのよ。よくよく見てみると彼女は非常に大きな口を開けて歌うけど、音を押し出すのではなく一旦体内に音を吸い込んで発するという特殊な歌唱法を用いていたわ。敢えて名付けるとしたら"ダイソン系ボーカル"ね!吸引力があるボーカルというのは他に類を見ないし、彼女は色々な意味で希有な存在である事は間違いないわね。

こうしてスキンの意外な部分に気付くに従い、彼女の女らしい部分というのが少しずつ見え隠れしてくるから不思議だわ。さてさて、最新アルバムはドーンと吸い込んじゃって下さい!楽しみ!
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【2007/04/30掲載BLOG】

imgf8ed7877zik9zj人間生きてりゃ頭に来る事があるわよね。

ピポ子は毎日頭に来る事ばかりよ!!そんな時に聴きたいと思うアルバムは「スカンク・アナンシー」!!

ボーカル・スキン嬢の歌声は・・そうねえ・・人間を超えた野生の叫びというか、生き物の「源」というべきか・・彼女から発せられる音はとても破壊的でセクシーなの。

彼等がリハをしてる時離れたスタジオにいたインシンクのメンバーがスキン嬢の声が聞こえてびっくりしたという逸話がある位パワフルだそうよ!すごいわねえええ!!「stoosh」というアルバムの1曲目「Yes It's F○○king Political」を初めて聴いた時はあまりの衝撃で棒立ちよ!ピポ子がお気に入りのミュージシャンはとても少ないけれど、彼女は人を驚かす事にかけても天才的と言えるわ!

残念ながらバンドは解散してしまったそうだけど、スキン嬢はガールフレンドを連れてロックフェスに現れたりしてプライベートでもお騒がせみたい。でもきっと彼女は野生の獣の如く自由にそして雄々しく歌い続けていくに違いないわ。う~恰好良いぜ!姉さん!!


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2012年09月14日

象のテーブル日記 辛さと温かさに魅せられて・・・編

20120910こう毎日暑いと、やっぱり食べたくなるのは辛いお料理。どこかで本格的なタイ料理を食べたいな・・・と思い立ち、未踏の地、中野新橋にあるタイレストラン「象のテーブル」へ行って来たわ。

この日は商店街で丁度お祭りが開催されていたので、どことなく南国気分に拍車がかかった感じよ。店に入るとタイ人のお客さんの率も高く、期待大。接客してくれたマダムも現地の方なんだけどとても温かい人柄で、全体的にアットホームな雰囲気で居心地が良いの。

クーラーが若干効き過ぎかな・・・と思ったのも束の間、出てくるお料理がホットなので丁度良いと言うことに気付いたわ。肝心のお料理はどれも美味しく、辛さもベスト、そしてお腹を満たすボリュームと言うこと無しよ。都心のタイレストランは量的に物足りないなと思う事が多いのだけど、このお店はお腹いっぱい楽しめるのが良いわ。意外と男性客の割合が高いというのも頷ける。

まずはタイ風春雨サラダ「ヤムウンセン」でピリ辛ツルツルの春雨を楽しんだ後、本格的な「トムヤムクン」で一気にヒートアップ。最近は日本人向けに辛さを抑えたものばかり出されることが多かったけど、こちらのお店は魚介類と野菜の旨みタップリでしかもその旨みを活かす辛さなの。これは癖になるわ。メインは鶏肉とバジル炒めの「ガイバットガバオ」と半熟卵の乗ったタイ米ご飯「カオスワイ」がドーンと登場よ。これだけでもお腹いっぱいになってしまいそうだけど、不思議なものであっと言う間にペロリ。どのお料理も気取ったレストランというより、温かい家庭の香りのするお料理ばかり・・・何だか実家気分でより食欲も増進中という事かしら。

一緒に頂いたココナッツのお酒はほんのり甘くて、どのメニューとも相性バッチリよ。なかなかこのエリアに足を踏み入れる事は無いけど、またこの温かくて美味しいお料理とマダムの笑顔を楽しみに訪れたいわ。帰り道、満腹にも関わらずお囃子に誘われ、焼き鳥を食したピポ子でありました・・・行け!デブ街道!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) ごはんですよ! 

2012年09月13日

BARAKA日記 プログレ・サムライ編

img7fb3367bzikbzj日本の重鎮ベーシストであり、プロベーシストの会「Bassment Party」の副会長である依知川氏が率いる「BARAKA」のLIVE!

今年結成15年という歴史を持つ「BARAKA」は国内だけでなく海外での活動も長く、諸外国のフェスティバルにも参加しているの。音楽のスタイルは日本で はまだ一般的とは言い難い3ピースのプログレ・・活動当初は依知川氏がボーカルも兼ねていたのだけど、今では完全インストとなったの。とても素晴らしい歌 声だったので個人的には残念なのだけど、"音のみでイメージを伝えたい"という彼らの哲学は見事貫徹されているわ。

今回10枚目のアルバムを制作中との事なのだけど、当初から組曲方式になっていて、6枚目の作品では炎、水、空をテーマに一大叙事詩が展開しているの。アメ リカツアーで体験した、夕日が海にゆっくり沈む光景を描いた曲"Atlantic"では、太陽の熱さからさざ波までが克明に表現されていて、まるで自分が 海岸に立っているよう・・。

依知川氏の繊細で且つ大胆なベース、平石氏のどっしりとしたドラム、高見氏のどこまでも自由でパワフルなギターが描き出す世界は、大自然の息吹そのもので美 しく力強い。まず白いキャンバスを観客に差し出し、そこから幾重にも重なる線を紡ぎ、大胆に彩色し、じっくりと仕上げて見せてくれる、そんな感じよ。あれ よあれよという間に聴き手の脳にイメージを送り込み、私達は個々の絵を仕上げていく事になる・・きっとこれが音楽の原点なのかもしれないわね。

最近のわかりやすい音楽を聴く若い人達はどこか想像力が欠如している気がするので、こういった音楽に触れあう事で技術的な事だけでなく表現するという事を感じて欲しいなぁ・・などと老婆心ながら思ってしまったわ。超ベテランのサムライ達は、音を武器に更に世界に斬り込んでいこうとしている・・次世代を継ぐべ き私達はまだまだ追いつけそうにないけど、頑張らねば!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(2) 音楽 

2012年09月12日

トラウマ日記 上書きされる恐怖!?編

20120902戦場でPSTD(心的外傷語ストレス障害)に苦しむ兵士は250,000人にのぼるそう。そりゃそうよね、命を危険にさらし常に緊張感の中にいるのだもの・・・当然のことだわ。

米国国防総省では多額の助成金を投じ、PSTD治療薬の開発を進めてきたのだけど、抗うつ剤、行動療法と言った従来型のものは失敗に終わったんですって。でも最近D-サイクロセリン(DCS)が有効であるという研究結果が報告されたそうよ!

このDCSは恐怖記憶を消去を促進するもので、1960年代から存在する薬なの。主な使用方法としては、曝露療法(疑似体験療法)の前に使われていたそう。曝露療法とはトラウマによる恐怖を無効化する為、安全な環境で再度トラウマ的体験をするというものなの。心は過去の出来事を思い出す度その記憶を上書きしていくので、患者が心的外傷の記憶を恐ろしくないものに書き換える事で症状を改善できるという仕組みなんだそうよ。

どんな辛いことがあってもそのうち時間が解決するという理屈は、確かにその通りだなと頷けるわ。

専門家によると、DCSは恐怖体験を司る脳の領域の小脳扁桃にあるレセプターと結合し、患者がトラウマ体験を再体験している間に恐怖をブロックしているから、恐怖の出所を消去しているのだそうよ。でもまだまだ人体研究では結果が出ないケースもあり、戦場で即使用という訳にはいかないみたい。人体のメカニズムは同じであっても人の心や感じ方はそれぞれ・・・いくら薬の力を借りたとしてもその状況や気持ちで上がりも落ちもするわ。

さすがに日本では戦地に赴くケースは少ないけど、仕事や人間関係、その他のことで恐怖を感じる事は少なくないわね。生きるという修行を行いつつ、痛みや恐怖を払拭するシステムを生み出そうとする人類・・・これは神の御業なのか、それとも進化なのか。

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 自分探し 

2012年09月11日

アンドレア日記 シャカシャカ編

20120907ピンポーン! 今日も宅急便のお姉さんが朝からお届け物のデリバリー!…いつものようにママのお買い物かと思ったら、ミーを見ながらニコニコしてるから不気味だニャーと感じつつ開封したら、なんとミー達のおもちゃじゃないの!

それもドイツ製のシャカシャカトンネルだニャーよ。両サイドと真ん中に入口があって中を通とシャカシャカと音がするからシャカシャカトンネルって呼ばれてるらしいニャ。

早速、ミーが頭を突っ込んで検分だニャー!

聞いたら、お知り合いの映画監督が引越で猫と一緒に暮らせなくって不要になったから家が譲り受けたらしいニャ。きっとその監督さんは猫と暮らせなくって寂しいと思うけど、思い出のおもちゃはミー達が遊んでしっかりと引き継ぐニャーよ!

でも、真夏にケモケモは暑いからもう少し涼しくなったら思いっ切り遊ぶニャー(=^..^=)!

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) アンドレア 

2012年09月10日

アンプルール日記 シミよ、さらば!編

20120912日焼け止めを塗っていても、襲いかかる日差しの魔の手から逃れるのは困難だわ。シミのようなものが見えてきたし、そろそろピーリングか・・・と思っていたところに紹介されたのが、アンプルールの「ラグジュアリーホワイト」シリーズよ。

これまでもシミ対策にSKⅡを始めとする化粧品を使ってきたけど、継続しないと効果が出づらいからお財布と相談しないといけないのよね・・・。今回ご紹介頂いた「ラグジュアリー」シリーズもそれほどお財布に優しくはないけれど、短期間に効果を出すという点ではお得かも。

この化粧品は皮膚科医が開発し、ハイドロキノンというシミの元やメラニンの生成を抑える効果が非常に高い成分が配合されているのが特徴。ハイドロキノンの効果は、一般的な美白成分の約100倍に値するそうよ。美容皮膚科ではシミの特効薬として使われているのだとか。このところ漢方薬で肌は落ち着いてきたものの、焼けてしまった部分の改善やニキビ跡のシミは気になるところ・・・。内部と外部からの徹底したケアは継続していかないといけないわ。

このシリーズ、基本はクレンジング、洗顔、化粧水、昼と夜用のシミの集中ケアなの。

一番懸念していたクレンジングの洗顔後は、申し分無しのモチモチ感。クレンジングミルクなので、お肌に負担が少なくまつげエクステにも優しい。洗顔料もクリームタイプで突っ張らないし、シミのスポット集中ケアの美容液もべたつかず翌朝もふっくらしている感じよ。

夏場はクーラーによる乾燥が怖いけど、パックをすると汗をかいてしまい効果的ではないわ。かといってべたつく乳液をつけるのも汗のもと。でも「ラグジュアリー」はどのケアも程よいしっとり感があり、翌日もその感触が続くのよね。シミは乾燥にも大きく影響してくるから、薄くなってきたのもこの潤いのお陰なのかも。使い始めてまだ一ヶ月だけど、最近鏡を見るのが楽しくなってきたわよ。トライアルセットもあるので、気になる方はシミ非常警報がなり始める前にいかが?

【アンプルールweb】
http://www.ampleur.jp

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) コスメ 

2012年09月08日

ディクテーター身元不明でニューヨーク日記 親愛なるキム・ジョンイルに捧ぐ編

20120908日本でも9/7から公開の「ディクテーター身元不明でニューヨーク」を試写してきたので早速レヴューよ。

物語は北アフリカのワディヤ共和国の危険な独裁者アラジーン将軍が国際社会から核疑惑を持たれ弁明の為にNYへ向かうのだけど、元々このアラジーン将軍は危ないことでは世界一で気に入らない奴はすぐ処刑というデンジャラスナな将軍様。

母国で暗殺ターゲットになるのも日常で影武者も多数…NY弁明の訪問も影武者が同行するのだが、ある策略で本物の将軍様が拉致され何とか逃げ出したのだが、影武者の将軍様が母国の民主主義化を宣言してるからさぁ大変…自分が本物だと騒いでみても既にトレードマークの髭も剃られてしまい相手にされない…そんな彼を政治難民と勘違いした活動家の女性が保護…将軍職奪回大作戦が決行されるのだった・・。

主役の将軍様を演じるのはサシャ・バロン・コーエンはHBOのエミー賞常連のコメディ番組のホストとして有名で知る人ぞ知るエンタテイナーでこの作品でも脚本と制作も手掛けているのよ。そんな彼が独裁の視点から民主国家の矛盾点を知的な下品さ全開で描いてるのよね。

映画の冒頭に、「親愛なるキム・ジョンイルに捧ぐ」というクレジットが出た段階で爆笑ものだったのだけど、よくここまでやり通したって感じで、一見すると女性には不快に思えるかも場面も世界観の差異というテーマの演出力で上手く仕上がってるのよね。

よく定番コメディで田舎物が大都会に出てきてその行動で笑いを取りながら恋話を織り交ぜてく映画はよくあるけど、結局は都会に馴染んでいく…でもこの主人公は決して馴染まないとこが素敵!勿論将軍様だからあたりまえなんだけど、都会文化を下に見るという視点での文化の尊厳も何気に表現してるのね。


脇を固める俳優陣も素晴らしいから是非webでご覧になってね!確か今年のアカデミー受賞式典ではサシャが「キム・ジョンイルの骨だ~」って言いながらレッドカーペットに小麦粉振りまいて話題になったけど、その意味がやっと分かったわ!今日から公開で笑いのネタ的な事とかあまり詳しくは書けないけど、とにかく面白過ぎるわよ!

【公式web】
http://www.dictator-movie.jp

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(0) 映画&TV 

2012年09月07日

噂のキーボード日記 新種林檎!?編

20120906一見するとAppleの新しいMacbookかしらと勘違いしてしまうほどしっくりハマってるのが新しいロジクールのUltrathin Keyboard Coverよ。

iPadをテキスト入力で使いこなすにはやっぱり外部キーボードが必要だと思って、色々試してみたのだけど純正も含めてどれも一長一短でやっぱAirに勝るものは無いなと感じていたのよね。

数ヶ月前に北米でこのキーボードの記事を見て、早く国内でも発売にならないかなと待っていたら予約開始のお知らせ…早速注文…一ヶ月後に届いたわ。

このキーボードの凄いのは磁石でくっ付いて、重ねるとiPadと綺麗に一体化してアルミの部分も同様のテイストで新種の林檎体験ができるのがいいのよね。磁石からは外して白い溝にはめ込むと(ここも磁力接着)ちっちゃなNotebookの出来上がりって感じ。キーは17ミリピッチで押し返しもあるのでとても打ちやすくて、配列はUSA仕様だからデザイン的にもすっきりしていていいわ!!

iPadなので日本語変換機能は今一だけど、長文はATOKpadを使っているので特にストレスは感じないわ。勿論airの方が便利だけどバッテリーやコンパクトさを考慮するとテキスト入力を主体に考えればこちらの方が自分的はベストね。

最新のiPad対応だけど、iPad2も差してみたけど大丈夫よ…初代iPadはダメね。iPadのキーボードをお探しの方には是非お勧めしたい商品よ。あ、キーボードのバッテリーは一回の充電で日に二時間使って半年持つとのこと…さて今日はどこのカフェに行こうかしら(^_^)

pipopipotv at 00:00|PermalinkComments(4) ハイテク