2012年11月09日

バットマン・ノエル日記 Xmasに病む…編

20121113アメコミを集め始めたものの、一体何から買ったら良いかわからない…高額な上に立ち読みはおろか一般的な書店に置いていないので「ジャケ買い」から始めるしかないのよね。

この間大好きな「バットマン」のXmasバージョンともいうべき「バットマン・ノエル」をの表紙に一目惚れし購入したの!

拳を握りしめ怒りを露わにするバットマンの背後には天使の彫像、そして降りゆく雪…音や温度や息づかいまでを感じさせる絵画にただうっとりよ。今にも動き出しそう!中を開けると更にビックリなんだけど、いわゆる日本の漫画のコマ割りとは大きく異なり、物語の進行に従い大胆に画面が構成されているわ。

驚異的なデッサン力だけでも十二分に表現されているので凝ったコマ割りはないものの、どのページもただただ溜息が出るばかり。音にすると重厚なオーケストラサウンドとったところかしらね。

物語は「クリスマス・キャロル」バットマン版で、テーマは本作と同じ「人は誰かを救うことによって自らをも救うことが出来るという互助精神の重要さ」を描いているわ。クリスマス・キャロルのストーリーは、クリスマスの夜、守銭奴のスクルージという男のもとにかつての共同経営者だったマーレイという男の幽霊が現れ、これから3人の幽霊が現れるのでこれまでの生き方を変えるように忠告するの。

3人の幽霊は次々とスクルージに過去、現在、未来を見せ、彼が悲惨な最期を遂げる事を暗示すると彼は今までの態度を改め人に優しくするようになったというものよ。今作のスクルージはバットマン、3人の幽霊にあたる人物はキャットウーマン、スーパーマン、ジョーカーという面々なのだけど、バットマンはいつものように颯爽と戦うのではなく、風邪もひくしミスを犯すし半殺しになるし人間臭くて良いところ無し。でもアクシデントの中で色々な事に気付いていくの。

とにかくどのページも開けばキャラクター達が動き出しそうだけど、キャットウーマンが登場する部分は別格の美しさ!彼女が身につけているラバー素材のボディスーツの質感たるや絵画レベルを超越しているわ。歯に至るまでの細かい描写はまるでさっきまでそこに彼らが存在していたかの様なリアリティー。

人間の骨や筋肉、それに伴う皮膚の動きなどがきちんと感じられるように描かれているからこそなせる技なのかもしれないわ。デッサン力って本当に大事なのね。

驚いたことに子供向けに企画された作品で、しかも作画については陰影をソフトにするように心がけたのだそう…この重さ、この作画で子供向けとは・・・これを読んで育った子供は一体どんな大人になるのだろう…ちょっぴり羨ましい。さて、皆さんもXmasプレゼントにいかがかしら?勿論、大人向けでね!

pipopipotv at 00:00│Comments(6) ご本 

この記事へのコメント

1. Posted by HBriver   2012年11月09日 00:16
面白そうですね。あ、AMAZONカードの残高、300円だw
2. Posted by ピポ子   2012年11月09日 00:28
こんばんは!HBさん!
先ほどはUst参加有難うございましたm(_ _)m
余裕があれば是非!
超超超お薦めよ!!
3. Posted by ソウルマン   2012年11月09日 00:59
人は誰かを救うことによって自分をも救える。
っていいですねー。
ソウルマンも自分のライブやる時もこうありたいですね。
4. Posted by ペインターマスター   2012年11月09日 03:39
最近の日本の絵はペターとしてて重みがないのが残念です。
5. Posted by ピポ子   2012年11月09日 20:36
5 連投有難う!(*^_^*)

> 人は誰かを救うことによって自分をも救える。
> っていいですねー。
> ソウルマンも自分のライブやる時もこうありたいですね。

その気持ちがお客様に伝わっているはずですわ!
継続して行きましょう!!!
6. Posted by ピポ子   2012年11月09日 20:39
初めまして!

> 最近の日本の絵はペターとしてて重みがないのが残念です。

私も同感です!しかし・・・このバットマン、まるで抜け出てきそうなほど立体的!
こうありたいものですね。

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