2012年11月03日

新古典未来映画日記 デッカードはレプリカントだった!?編

20121107リドリー・スコットがつい最近とんでもない発言をしたのよ…それは「ブレードランナー」のデッカードはレプリカントだったと…これは大事件よね!…って事でSF映画金字塔「ブレードランナー最終版」

こんな作品が1982年に公開されていたなんて、恐ろしいったらありゃしない。しかし本作で描かれている近未来世界のビジュアルは、今迄見てきたアニメ作品や絵画、映画等で登場したものにそっくり!いかにこの作品のイメージが強烈に様々なクリエーターの脳に焼き付いてしまったかが良く分かるわね。

未来というには物凄く退廃的で、クリーンな物が一切無し、人間臭さが匂い立つような現実味がたまらないわ。ヴァンゲリスの紡ぎ出す音が更に物語を奥深いものにしていて鳥肌ものよ!物語は近未来の地球…宇宙開拓前線ではレプリカントと呼ばれる人造人間が奴隷として過酷な業務を行っていたの。

彼らは人間と替わらぬ風貌を持ち感情を持たなかったけど、やがて感情が芽生え人間に反旗を翻す者も現われたわ。反乱を起こすレプリカントを処刑する為、ブレードランナーという専任の捜査官が行動を開始したの。殺人を犯した最新型レプリカント男女6人を追うブレードランナーのデッカード。しかし彼はそのうちの1人、自分がレプリカントである事を知らなかった美しい女性レイチェルと恋に落ちてしまう。やがて激しい戦いの末、レプリカント達の真の目的を知ったデッカードは虚無感を抱き、レイチェルとの未来に賭ける・・のか?

というストーリーなんだけど、監督のリドリー・スコットは劇場版のラストの2人の逃避行シーンに納得が行かず、1992年の再編集された最終版ではラストが別の解釈が出来る終わり方になってるの。ピポ子もこちらの結末に一票!とにかくすべてが素晴らしすぎるけど、レプリカントのリーダーを演じたルトガー・ハウアーは美しさ、狂気、悲哀を見事に表現しているわ!獣のように叫び、自らの手に痛みを与えるシーンや窓からデッカートの姿を見つけてひょいと頭を引っ込めて屋内に戻るシーンは驚異としか言いようが無い。

レイチェルや他の女性レプリカントのヘアメイクやコスチュームも独特で、劇中でダリル・ハンナが人形をモチーフにしたと思われる伝説のエアスプレーのアイメイクは、今見ても斬新で美しいわ。期限がある事で輝く生命…存在することに執着を覚えた時から、子供のようにがむしゃらになる人間の浅ましさ、切なさ、そんなものがこの無機質な世界で堪能出来た気がする。あぁ、もう書き切れないくらい魅力的だぁ!

噂ではリドリーで続編の話が進んでるらしいけど、個人的にはこのままで続編は無しよ・・にして欲しいな…フフ。

pipopipotv at 00:00│Comments(0) 映画&TV 

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